都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆気がつけば1億PV☆☆
黒板の怪談
2026.10.26 (Mon) | Category : 都市伝説・定番
C太の通っていた学校には、黒板にまつわる怪談があった。
それは、何年も前から使われていない教室の黒板で、夜になるとそこに文字が浮かび上がるという噂である。
ある日の夜、C太は友達のB介、A子の3人で、噂が本当か嘘かをたしかめようと、夜の学校にしのびこんだ。
探検気分で3階の空き教室に向かい、本当なら何が書かれているのかドキドキしながら、黒板に懐中電灯の光を向けてみた。
しかし、黒板にはなにも書かれていない。
黒板消しで綺麗に拭かれた、落書き一つない黒板が光の中に照らされる。
「やっぱりただの噂か」
と、少し期待してただけに残念な気持ちになったC太たちは、「もう帰ろうよ」というA子の言葉にうなずき、教室から出ようとした。
その時、黒板にチョークで文字が書かれる音がした。
え、と足を止めたC太たちが振り返ると、そこには誰もいない。
けれど、今さっきの音にまさかと思いながら、懐中電灯の光を向けてみると、
おいで
黒板には、さっきまでは無かったはずの文字が、赤いチョークで書かれていた。
信じられないものを見て、
「嫌だ、早くいこうよ」
と怯えるA子に急かされ、C太もその場から逃げ出そうとした。
ところがその時、B介だけが黒板の前へ歩いていき、そこから動かなくなった。
「B介、どうしたんだよ」
「ふざけないで、早く逃げようよ」
C太たちがいくら声をかけても返事もせず、B介は黒板を見つめたままじっとしている。
そして、黒板のチョークを手に取ると、一心不乱に文字を書き始めた。
何度も何度も、狂ったように、なにやら同じ文字を書き殴る。
「もうやめて」
と泣きながら叫ぶA子の声も聞こえない様子で書き続ける友人の姿に、C太は震えて立ちつくしていた。
しかし、すぐに我に返り、
「これは本当にヤバい」
と思ったC太はA子の腕を引き、そのまま後も見ずに学校から飛び出し、家まで逃げ帰った。
B介を教室に残したまま。
翌日、B介は学校に来なかった。
先生の話では、昨夜から家に帰らず、捜索願が出されたという。
B介のことが気になったC太とA子は、最後に彼の姿を見た空き教室に行ってみた。
恐る恐る足を踏み入れた教室に、やはりB介の姿はない。
かわりに、黒板には一面に、狂ったように書き殴られた文字だけが残されていた。
「つれてって」
それから10年たった今も、B介の行方はわかっていない。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
それは、何年も前から使われていない教室の黒板で、夜になるとそこに文字が浮かび上がるという噂である。
ある日の夜、C太は友達のB介、A子の3人で、噂が本当か嘘かをたしかめようと、夜の学校にしのびこんだ。
探検気分で3階の空き教室に向かい、本当なら何が書かれているのかドキドキしながら、黒板に懐中電灯の光を向けてみた。
しかし、黒板にはなにも書かれていない。
黒板消しで綺麗に拭かれた、落書き一つない黒板が光の中に照らされる。
「やっぱりただの噂か」
と、少し期待してただけに残念な気持ちになったC太たちは、「もう帰ろうよ」というA子の言葉にうなずき、教室から出ようとした。
その時、黒板にチョークで文字が書かれる音がした。
え、と足を止めたC太たちが振り返ると、そこには誰もいない。
けれど、今さっきの音にまさかと思いながら、懐中電灯の光を向けてみると、
おいで
黒板には、さっきまでは無かったはずの文字が、赤いチョークで書かれていた。
信じられないものを見て、
「嫌だ、早くいこうよ」
と怯えるA子に急かされ、C太もその場から逃げ出そうとした。
ところがその時、B介だけが黒板の前へ歩いていき、そこから動かなくなった。
「B介、どうしたんだよ」
「ふざけないで、早く逃げようよ」
C太たちがいくら声をかけても返事もせず、B介は黒板を見つめたままじっとしている。
そして、黒板のチョークを手に取ると、一心不乱に文字を書き始めた。
何度も何度も、狂ったように、なにやら同じ文字を書き殴る。
「もうやめて」
と泣きながら叫ぶA子の声も聞こえない様子で書き続ける友人の姿に、C太は震えて立ちつくしていた。
しかし、すぐに我に返り、
「これは本当にヤバい」
と思ったC太はA子の腕を引き、そのまま後も見ずに学校から飛び出し、家まで逃げ帰った。
B介を教室に残したまま。
翌日、B介は学校に来なかった。
先生の話では、昨夜から家に帰らず、捜索願が出されたという。
B介のことが気になったC太とA子は、最後に彼の姿を見た空き教室に行ってみた。
恐る恐る足を踏み入れた教室に、やはりB介の姿はない。
かわりに、黒板には一面に、狂ったように書き殴られた文字だけが残されていた。
「つれてって」
それから10年たった今も、B介の行方はわかっていない。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
PR
カレンダー
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析


この記事にコメントする