都市伝説・・・奇憚・・・blog
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近所に昭和初期まで使用されていた廃坑があった
2019.08.13 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
344:本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月)11:16:01ID:PUECVADG0
父の実家の近くに,昭和初期まで使用されていた廃坑がありました。
山のトンネルにトロッコ用の線路があって、辿って行くとそんなに奥まで入らない所で行き止まりになっていました。
夏に肝試し目的に懐中電灯片手に子供達で廃坑に向かったのですが、近づくにつれてカーン、カーンと音が大きく鳴っていて、私は怖くなり従兄弟に
「もう帰ろう、何か音が鳴っている」
と訴えたけど、私ともう一人の子以外には聞こえなかった様子。
あまりにも怖くて音が聞こえた私たち二人はその場から逃げ帰って、親に話しました。
廃坑へ向かったのは男の子達だったので、親達はしょーがねーなー時期に帰ってくるだろうという感じだったんですが、祖母の
「お盆だからねぇ・・・」
と言う言葉がとても怖かった。
1時間近く経っても戻ってこないので、親達が迎えに行ったのですが帰ってきた従兄弟達は興奮気味に
「今日はすごい奥の方まで行けた!」
「それにしても、あんなトロッコあったっけ?」
などと話していました。
今では記憶はあいまいですが、トンネルは行き止まりまで行っても10mも無かったと思うし、トロッコなんて見たことも無かった。
今でも親戚の集まりがあるとその話が出るのですが、従兄弟もなんであの時あんなに奥まで入れたのを不思議に思わなかったんだろう?と言っています。本当に私は行かなくて良かった。
それと祖父の話では、トンネルの入り口付近にトロッコが出てくるのを知らせる警報機が昔あったそうで、カーンカーンと言う音はその音じゃないか、と驚かされました。あの時は姿形も無かったんだけどなぁ。
引用元:実話恐怖体験談 四談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1156734282/344
.
父の実家の近くに,昭和初期まで使用されていた廃坑がありました。
山のトンネルにトロッコ用の線路があって、辿って行くとそんなに奥まで入らない所で行き止まりになっていました。
夏に肝試し目的に懐中電灯片手に子供達で廃坑に向かったのですが、近づくにつれてカーン、カーンと音が大きく鳴っていて、私は怖くなり従兄弟に
「もう帰ろう、何か音が鳴っている」
と訴えたけど、私ともう一人の子以外には聞こえなかった様子。
あまりにも怖くて音が聞こえた私たち二人はその場から逃げ帰って、親に話しました。
廃坑へ向かったのは男の子達だったので、親達はしょーがねーなー時期に帰ってくるだろうという感じだったんですが、祖母の
「お盆だからねぇ・・・」
と言う言葉がとても怖かった。
1時間近く経っても戻ってこないので、親達が迎えに行ったのですが帰ってきた従兄弟達は興奮気味に
「今日はすごい奥の方まで行けた!」
「それにしても、あんなトロッコあったっけ?」
などと話していました。
今では記憶はあいまいですが、トンネルは行き止まりまで行っても10mも無かったと思うし、トロッコなんて見たことも無かった。
今でも親戚の集まりがあるとその話が出るのですが、従兄弟もなんであの時あんなに奥まで入れたのを不思議に思わなかったんだろう?と言っています。本当に私は行かなくて良かった。
それと祖父の話では、トンネルの入り口付近にトロッコが出てくるのを知らせる警報機が昔あったそうで、カーンカーンと言う音はその音じゃないか、と驚かされました。あの時は姿形も無かったんだけどなぁ。
引用元:実話恐怖体験談 四談目
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1156734282/344
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―修理中のラジオ― <喜一じいちゃんシリーズ>
2019.08.13 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
810:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)17:15:14ID:o5rrNflS0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物
を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
修理が終われば購入を考えているのだろうか、その客は毎日の様に店に現れ「修理中」の紙が貼られたラジオをいつも眺めていた。
茶の間から店を覗くと時折彼と目が合う、するとにこりと笑いかけてくれる愛想の良い客だった。
そんな客とは正反対に彼がお金にならない客と判断してか、全く接客をしなければ黙々と帳簿を付ける無愛想な親父をみて喜一はあきれたのをよく覚えている。
【修理中のラジオ】
「喜一、ちょっくら出てくる店頼むぞ」
親父は喜一の返事も聞かずにさっさと出かけて行き喜一は否応無しに店へとかり出された。
大きなあくびをしながら店へと出ると思わずあくびが止まる、「彼」がいたのだ。
喜一に気づき
「やぁ…こんにちは」
と彼の方から挨拶してきた痩せた優しそうなおじさんだ。
喜一も軽く挨拶をすると彼はまた骨董を眺め出した特別する事も話す事も無い喜一はボケっと人間観察をしていると喜一の視線に気づいたのか彼の方から話しかけてきた
「ここはいいね、いい骨董屋だ、品もキレイに監理されている」
そう言われると骨董屋と言う職に誇りなんて持ってはいなかったが悪い気はしない、喜一は気恥ずかしくも礼を言うと何だか彼と親しくなれた気がした。
そんな彼がいつからか
「あれは何だろう…?」
と店の外を指さす様になった。
「あれ?」
店の外はただの寂れた商店街通り、この時間は人も歩いていないのに彼は何に反応したのだろう?首をひねらすと彼は
「いや、いいんだ田舎町は初めてだからかな、すぐ何でも珍しがってしまうんだ」
と言うだけだった。喜一もその時は気にもしなかったが
「また、あれが来ているね」
「あれはずっとあの形なのかな?」
「あれはどうして少しづつ近づくのだろう」
などと彼の発言は日に日に喜一の好奇心をふくらませて行った。
喜一が
「どこどこ?」
と店を飛び出すたびにアレは消えてしまうらしく喜一は一度も目にする事は出来なかった。
811:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)17:16:32ID:o5rrNflS0
彼を見る様になって1ヶ月ほど経とうとする頃久々に店番をしていた喜一の前に彼が現れた。
所が様子が変だ、番台にいる喜一の前に立ち下を向いたまま動かない…
何事か?と思った喜一も緊迫した空気に飲まれ動けずにいると、ゆっくり顔を上げた彼が
「ねぇ…あれが見えるかい?」
喜一の顔をじっと見て冷や汗をかき必死な顔で言うのだいつもの様に外を指さすわけではなく。
その瞬間喜一は急に恐ろしくなった、アレが解らないし見えない喜一は正直に頭を横に振ると、逃げるように去って行った彼はその日を最後に謎を残したまま現れなくなった。
それから数日後。
はたきがけを手伝わされた喜一は、あのラジオの埃を取り払うとふと彼を思いだし店の外を眺めた。
外は何でもない商店街の風景…小さな子どもが縄跳びをしている……
「アレは何だったんだろう…」
独り言の様にぽつりと言うと親父が帳簿に視線を落としたまま答えた
「あぁ……迎えか?」
親父はアレを知っていた
「迎え?何の?」
驚いた喜一を見て今度は親父が驚いた顔をした
「四十九日だよ…おめぇあいつが人間に見えたのか?」
そう言うと親父はラジオの前に立ち
「迎えが来て助かった、あのまま憑き物にでもなられたら祓い代もバカにならんからな」
と言うとラジオに貼ってあった「修理中」の紙をビッと剥がしクシャクシャと丸めて捨ててしまった。
修理中のラジオの「修理」の意味と客では無かった「彼」と四十九日かけて迎えに来る「アレ」の正体がようやくわかった喜一はふと思う
「あのとき自分は何に恐ろしくなったのだろう?」
と。
814:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)20:28:18ID:6SNX8xX+0
ラジオが49日?意味わからない
教えて
816:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)22:04:58ID:achVV1vK0
つまり幽霊がラジオを見てたんで修理中ってことにしといたって事だ。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part48
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1225451301/810-816
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物
を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
修理が終われば購入を考えているのだろうか、その客は毎日の様に店に現れ「修理中」の紙が貼られたラジオをいつも眺めていた。
茶の間から店を覗くと時折彼と目が合う、するとにこりと笑いかけてくれる愛想の良い客だった。
そんな客とは正反対に彼がお金にならない客と判断してか、全く接客をしなければ黙々と帳簿を付ける無愛想な親父をみて喜一はあきれたのをよく覚えている。
【修理中のラジオ】
「喜一、ちょっくら出てくる店頼むぞ」
親父は喜一の返事も聞かずにさっさと出かけて行き喜一は否応無しに店へとかり出された。
大きなあくびをしながら店へと出ると思わずあくびが止まる、「彼」がいたのだ。
喜一に気づき
「やぁ…こんにちは」
と彼の方から挨拶してきた痩せた優しそうなおじさんだ。
喜一も軽く挨拶をすると彼はまた骨董を眺め出した特別する事も話す事も無い喜一はボケっと人間観察をしていると喜一の視線に気づいたのか彼の方から話しかけてきた
「ここはいいね、いい骨董屋だ、品もキレイに監理されている」
そう言われると骨董屋と言う職に誇りなんて持ってはいなかったが悪い気はしない、喜一は気恥ずかしくも礼を言うと何だか彼と親しくなれた気がした。
そんな彼がいつからか
「あれは何だろう…?」
と店の外を指さす様になった。
「あれ?」
店の外はただの寂れた商店街通り、この時間は人も歩いていないのに彼は何に反応したのだろう?首をひねらすと彼は
「いや、いいんだ田舎町は初めてだからかな、すぐ何でも珍しがってしまうんだ」
と言うだけだった。喜一もその時は気にもしなかったが
「また、あれが来ているね」
「あれはずっとあの形なのかな?」
「あれはどうして少しづつ近づくのだろう」
などと彼の発言は日に日に喜一の好奇心をふくらませて行った。
喜一が
「どこどこ?」
と店を飛び出すたびにアレは消えてしまうらしく喜一は一度も目にする事は出来なかった。
811:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)17:16:32ID:o5rrNflS0
彼を見る様になって1ヶ月ほど経とうとする頃久々に店番をしていた喜一の前に彼が現れた。
所が様子が変だ、番台にいる喜一の前に立ち下を向いたまま動かない…
何事か?と思った喜一も緊迫した空気に飲まれ動けずにいると、ゆっくり顔を上げた彼が
「ねぇ…あれが見えるかい?」
喜一の顔をじっと見て冷や汗をかき必死な顔で言うのだいつもの様に外を指さすわけではなく。
その瞬間喜一は急に恐ろしくなった、アレが解らないし見えない喜一は正直に頭を横に振ると、逃げるように去って行った彼はその日を最後に謎を残したまま現れなくなった。
それから数日後。
はたきがけを手伝わされた喜一は、あのラジオの埃を取り払うとふと彼を思いだし店の外を眺めた。
外は何でもない商店街の風景…小さな子どもが縄跳びをしている……
「アレは何だったんだろう…」
独り言の様にぽつりと言うと親父が帳簿に視線を落としたまま答えた
「あぁ……迎えか?」
親父はアレを知っていた
「迎え?何の?」
驚いた喜一を見て今度は親父が驚いた顔をした
「四十九日だよ…おめぇあいつが人間に見えたのか?」
そう言うと親父はラジオの前に立ち
「迎えが来て助かった、あのまま憑き物にでもなられたら祓い代もバカにならんからな」
と言うとラジオに貼ってあった「修理中」の紙をビッと剥がしクシャクシャと丸めて捨ててしまった。
修理中のラジオの「修理」の意味と客では無かった「彼」と四十九日かけて迎えに来る「アレ」の正体がようやくわかった喜一はふと思う
「あのとき自分は何に恐ろしくなったのだろう?」
と。
814:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)20:28:18ID:6SNX8xX+0
ラジオが49日?意味わからない
教えて
816:本当にあった怖い名無し:2008/12/06(土)22:04:58ID:achVV1vK0
つまり幽霊がラジオを見てたんで修理中ってことにしといたって事だ。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part48
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1225451301/810-816
子供の頃にあった虫の知らせ
2019.08.12 (Mon) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:29:51.49ID:kDUnTV1j0>>4
自分が8歳の時に、両親が離婚。
自分は母と母方の家で暮らすことに。
2:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:33:18.63ID:kDUnTV1j0
離婚が今イチどういうことが理解できず、今度いつ(父方の)おばあちゃんに会えるのかと(母方の)おばあちゃんに聞き、とても怒られた。
あぁもう(父方の)おばあちゃんには会えないんだとその時、理解した。
3:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:35:31.79ID:kDUnTV1j0
それから月日が経ち、高校受験に向けて塾に入った。
夜に外に出られると言うのは、中学生の自分にとってはとてもワクワクするものだった。
5:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:37:24.05ID:kDUnTV1j0
月一くらいのペースで塾をサボっては、商業施設が固まっている場所に行き、ゲーセンやらマックで夜遊びを満喫した。
7:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:42:23.36ID:kDUnTV1j0
離婚前の父方の家と、その後暮らした母方の家はあまり離れておらず、自転車で行ける距離だった。
ただ、母方の祖母の反応もあって、両親の離婚後、そちらには近付くことはなかった。
8:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:44:44.46ID:kDUnTV1j0
ある日、いつものように塾に向かう途中、今日は塾サボろっかなーと思い、いつもの商業施設に向かおうとした。
9:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:47:02.13ID:kDUnTV1j0
その商業施設が並んでいる場所と、父方の家はけっこう近い。
何故かその日は、ちょっとだけ父方の家を見に行こうと思った。
家の前を通って、そのまま通り過ぎる。
それだけ。
10:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:49:41.04ID:kDUnTV1j0
商業施設の場所へ続く道から右へと曲がり、父方の家へ向かっていく。
まあまあの田舎道なので、家もまだらで一定間隔にある街灯しか光源が無い。
11:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:51:19.66ID:kDUnTV1j0
まあ、そんな変わってないだろうなとかもし誰か外に出てたら、反対側を向いて通り過ぎようとか考えながら自転車をこぐ。
13:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:53:45.92ID:kDUnTV1j0
父方の家が見えてきた。
なんだろう、家の門辺りが、やけに明るい。
しばらくしない間に街灯でも立ったのかな。
そして明かりを見ながら、家の前に着く。
14:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:00:19.75ID:kDUnTV1j0
それを見た瞬間全身の血が凍り付いた様な感覚になった。
父方の祖母の名が書かれた故○○○○儀葬儀式場と書かれた看板と門燈あった。
15:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:03:46.08ID:kDUnTV1j0
あまりのことと恐怖感で頭が真っ白になり、とにかく全力で自転車を漕いで、その場から離れた。
その日は、なかなか寝付けなかった。
16:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:07:02.60ID:kDUnTV1j0
ただそれから、いつもの日常を過ごすうちにそのことも忘れていき、都会の大学に進学が決まり、家を離れることとなった。
17:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:10:52.65ID:kDUnTV1j0
そして出発の2日前、ふとあの日のことを思い出した。
8歳までしか暮らせなかったが、それでもそれまで面倒をみてくれたので報告を兼ねて墓参りにでも行こうと父方の墓のある寺に向かった。
18:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:15:48.59ID:kDUnTV1j0
この辺りは変わらないななんて大人になったつもりで思いながら、寺に着いた。
お寺さんに墓の場所を教えてもらい墓を目指す。
すこし前を男性が歩いている。
19:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:20:23.09ID:kDUnTV1j0
父だった。
顔を合わせた瞬間、向こうもだがこちらも心底驚いた。
10年ぶりの再会。
ただ半ばパニックになっていたので話すことは支離滅裂だったと思う。
父は最初こそ同じように混乱していたが大学が決まったこと、今日はその報告にきたことを話すと、涙目になりながらうんうん、と自分の話を聞いていた。
20:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:22:43.92ID:kDUnTV1j0
そして、ふたりで墓の掃除をして線香を炊き、花を添えた。
お互い気まずさが抜けないのかほとんど無言。
21:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:24:46.30ID:kDUnTV1j0
そして手を合わせながら、おばあちゃんも大分前に亡くなってなという父。
あの事を話していいものかと悩んだが結局しまっておく事にした。
22:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:29:29.45ID:kDUnTV1j0
その後、飯でも食うかと誘われ内心は居心地の悪さを感じていた、でもそれは父も同じで、こうして再会したんだからせっかくだと食事に行った。
そうして話しているうちに、お互い緊張が解けてきたのか話せるようになっていった。
母の事、妹の事、将来の事。
23:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:36:10.54ID:kDUnTV1j0
その後、頑張れよ、元気でね。と交わして別れた。
それから父とは一度も会っていない。
ただ、塾をサボって祖母の葬式を見た事。
その事を思い出し、墓参りに行き、父と再会し僅かながらも一緒の時間を過ごした事。
オカルトはあまり信じないがいずれも祖母が自分を呼んだからなのではないかと今でも思っている。
以上です。
24:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)22:16:38.03ID:pI6Z9CIJ0
虫の知らせはそういう意味じゃないと思う
でもまぁなんとなくほっこりしたよ
25:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)05:06:36.72ID:yOcWbpEB0
父方実家に何となくだが様子を見に行ってみようと思えたこと、
そしてその日が祖母の通夜だったこと、
それは偶然ではないと思う。
虫の知らせ、、と言えばそれにあたる心の作用だよね。
ともあれいい話だったよ。
26:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)09:36:10.72ID:g8krbT1L0
シンクロニシティってやつだな
世の中には常識では説明のつかない巡り合わせの力というものがあってその意味を読み解くことによって本当の世界の真実というものが見えてくる
27:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)12:04:31.56ID:U0/fz6RB0
大学生が書いた文章なのかと思うと怖い
涼しくなったありがとう
29:本当にあった怖い名無し 2018/08/02(木)16:28:43.64ID:Qg1G9lcU0
「子供の頃にあった虫の知らせ」というか「祖母にまつわる不思議な話」だな
■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
引用元:子供の頃にあった虫の知らせ
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1532932191/
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自分が8歳の時に、両親が離婚。
自分は母と母方の家で暮らすことに。
2:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:33:18.63ID:kDUnTV1j0
離婚が今イチどういうことが理解できず、今度いつ(父方の)おばあちゃんに会えるのかと(母方の)おばあちゃんに聞き、とても怒られた。
あぁもう(父方の)おばあちゃんには会えないんだとその時、理解した。
3:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:35:31.79ID:kDUnTV1j0
それから月日が経ち、高校受験に向けて塾に入った。
夜に外に出られると言うのは、中学生の自分にとってはとてもワクワクするものだった。
5:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:37:24.05ID:kDUnTV1j0
月一くらいのペースで塾をサボっては、商業施設が固まっている場所に行き、ゲーセンやらマックで夜遊びを満喫した。
7:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:42:23.36ID:kDUnTV1j0
離婚前の父方の家と、その後暮らした母方の家はあまり離れておらず、自転車で行ける距離だった。
ただ、母方の祖母の反応もあって、両親の離婚後、そちらには近付くことはなかった。
8:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:44:44.46ID:kDUnTV1j0
ある日、いつものように塾に向かう途中、今日は塾サボろっかなーと思い、いつもの商業施設に向かおうとした。
9:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:47:02.13ID:kDUnTV1j0
その商業施設が並んでいる場所と、父方の家はけっこう近い。
何故かその日は、ちょっとだけ父方の家を見に行こうと思った。
家の前を通って、そのまま通り過ぎる。
それだけ。
10:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:49:41.04ID:kDUnTV1j0
商業施設の場所へ続く道から右へと曲がり、父方の家へ向かっていく。
まあまあの田舎道なので、家もまだらで一定間隔にある街灯しか光源が無い。
11:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:51:19.66ID:kDUnTV1j0
まあ、そんな変わってないだろうなとかもし誰か外に出てたら、反対側を向いて通り過ぎようとか考えながら自転車をこぐ。
13:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)15:53:45.92ID:kDUnTV1j0
父方の家が見えてきた。
なんだろう、家の門辺りが、やけに明るい。
しばらくしない間に街灯でも立ったのかな。
そして明かりを見ながら、家の前に着く。
14:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:00:19.75ID:kDUnTV1j0
それを見た瞬間全身の血が凍り付いた様な感覚になった。
父方の祖母の名が書かれた故○○○○儀葬儀式場と書かれた看板と門燈あった。
15:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:03:46.08ID:kDUnTV1j0
あまりのことと恐怖感で頭が真っ白になり、とにかく全力で自転車を漕いで、その場から離れた。
その日は、なかなか寝付けなかった。
16:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:07:02.60ID:kDUnTV1j0
ただそれから、いつもの日常を過ごすうちにそのことも忘れていき、都会の大学に進学が決まり、家を離れることとなった。
17:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:10:52.65ID:kDUnTV1j0
そして出発の2日前、ふとあの日のことを思い出した。
8歳までしか暮らせなかったが、それでもそれまで面倒をみてくれたので報告を兼ねて墓参りにでも行こうと父方の墓のある寺に向かった。
18:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:15:48.59ID:kDUnTV1j0
この辺りは変わらないななんて大人になったつもりで思いながら、寺に着いた。
お寺さんに墓の場所を教えてもらい墓を目指す。
すこし前を男性が歩いている。
19:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:20:23.09ID:kDUnTV1j0
父だった。
顔を合わせた瞬間、向こうもだがこちらも心底驚いた。
10年ぶりの再会。
ただ半ばパニックになっていたので話すことは支離滅裂だったと思う。
父は最初こそ同じように混乱していたが大学が決まったこと、今日はその報告にきたことを話すと、涙目になりながらうんうん、と自分の話を聞いていた。
20:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:22:43.92ID:kDUnTV1j0
そして、ふたりで墓の掃除をして線香を炊き、花を添えた。
お互い気まずさが抜けないのかほとんど無言。
21:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:24:46.30ID:kDUnTV1j0
そして手を合わせながら、おばあちゃんも大分前に亡くなってなという父。
あの事を話していいものかと悩んだが結局しまっておく事にした。
22:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:29:29.45ID:kDUnTV1j0
その後、飯でも食うかと誘われ内心は居心地の悪さを感じていた、でもそれは父も同じで、こうして再会したんだからせっかくだと食事に行った。
そうして話しているうちに、お互い緊張が解けてきたのか話せるようになっていった。
母の事、妹の事、将来の事。
23:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)16:36:10.54ID:kDUnTV1j0
その後、頑張れよ、元気でね。と交わして別れた。
それから父とは一度も会っていない。
ただ、塾をサボって祖母の葬式を見た事。
その事を思い出し、墓参りに行き、父と再会し僅かながらも一緒の時間を過ごした事。
オカルトはあまり信じないがいずれも祖母が自分を呼んだからなのではないかと今でも思っている。
以上です。
24:本当にあった怖い名無し 2018/07/30(月)22:16:38.03ID:pI6Z9CIJ0
虫の知らせはそういう意味じゃないと思う
でもまぁなんとなくほっこりしたよ
25:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)05:06:36.72ID:yOcWbpEB0
父方実家に何となくだが様子を見に行ってみようと思えたこと、
そしてその日が祖母の通夜だったこと、
それは偶然ではないと思う。
虫の知らせ、、と言えばそれにあたる心の作用だよね。
ともあれいい話だったよ。
26:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)09:36:10.72ID:g8krbT1L0
シンクロニシティってやつだな
世の中には常識では説明のつかない巡り合わせの力というものがあってその意味を読み解くことによって本当の世界の真実というものが見えてくる
27:本当にあった怖い名無し 2018/07/31(火)12:04:31.56ID:U0/fz6RB0
大学生が書いた文章なのかと思うと怖い
涼しくなったありがとう
29:本当にあった怖い名無し 2018/08/02(木)16:28:43.64ID:Qg1G9lcU0
「子供の頃にあった虫の知らせ」というか「祖母にまつわる不思議な話」だな
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引用元:子供の頃にあった虫の知らせ
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1532932191/
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