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アシュラさん(両面スクナ異聞)
2010.10.02 (Sat) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト
106 1 2006/05/12(金) 15:13:55 ID:J5L31GUs0
今年の3月の終わりごろだったかな。
俺はいつもの様に、更新を楽しみにしながら洒落怖まとめサイトを見ていた。
その時、俺の叔父さん(オカルト好き)が家に遊びに来てて、一緒になって
「へぇ~こんな面白い話がたくさんあるんだ」
と楽しく見ていた。
丁度、投票ランキングを見ていた時。
「ちょっと、とめて」
画面を下にスクロールさせる俺に、叔父さんが言った。
「この、リョウメンスクナっての開いてくれる?」
俺は言われるがまま、カーソルを持って行き、クリックした。
「あぁ、これね、去年ちょっとは話題に上った話で、最後なんかちょっとスレがパロディ化して…」
「ちょっと黙ってて」
いつもは優しい叔父さんが、珍しく険しい表情で言った。黙って真剣な表情でリョウメンスクナの話を読んでいる。10~15分は経っただろうか。叔父さんがようやく口を開いた。
「似てる…」
「えっ、何と??」
「今日は孝明(←俺の親父で叔父さんの弟、一部偽名)と良子さん(←母、偽名っす)は旅行で帰ってこないんだろ?」
「うん、まぁ」
「じゃあ、酒でも飲んで何かつまみながら話すか。あの2人がいたら、また変な話(オカルト系)ばっかりして、ってうるさいからな」
そう言うと叔父さんは、瓶ビールとチーズを勝手に冷蔵庫を開けて持ってきて、話し始めた。
「俺の実家が神社なのは知ってるだろう?(出雲大社系、西日本で場所は勘弁して)
それでな、地鎮祭とか時々頼まれるわけじゃない?
その時の俺ん家の(神社の)決まり事としてな、その土地に骨や死体があった場合、の地鎮祭のやり方があるわけね。
他の神社もやってるかどうかは知らないよ?まぁ詳細は省くけど、とにかく慎重に対処せにゃいかんわけよ。
割と近代の骨や死体なら、まだ良いんだよ。
いや、良くはないんだがw、問題なのは古すぎる骨とか、即身仏の類ね。
遺跡などの多い地域は、古代の骨は結構出るし、即身仏もごくごく、たま~に出たりする。
完全な保存状態のはまずないけどね。
そこで、俺の親父の話なんだけど、終戦からちょっと経ったくらいの頃ね。
とある豪商から、
「土地を整地してたら変なもんが出てきて、気持ち悪いから来てくれ」
って言われたのね。それで行ってみると、その豪商の家の大きな蔵に通された。
丁度、棺桶サイズの木箱が置いてあって、蓋が開いてたんだって。
「こんなもんが出てきてなぁ。気色悪いったらありゃせん」
豪商の言葉を耳にしながら、親父は木箱の中を覗いたんだ。
「アシュラさんやないか!!」
親父は叫んだらしい。
中に横たわっていたものは、まさしく阿修羅像の様な、干からびたミイラだったらしい。
まず、通常の人間のミイラを思い浮かべて欲しい。
その顔の左右両脇に、別の人間の切断した首2つを縫い付ける。
そして左右の脇腹に、これまた切断された別の人間の右腕2本、左腕2本を縫い付けてある。
そんなおぞましい(造られた)ミイラだったらしいんだ」
「「まだあったんか…こんな腐れ外法が…」
親父は真っ青になりながらも、急いで木箱の蓋を閉めたんだ。
そして、
「見世物にしたらどうか?」
と言う豪商の提案を激怒しながら一喝し、強欲な豪商がどうしても譲らないと言い張るので、
「俺が金払ってでも引き取る」
と言い、結局大枚はたいて買い上げたんだ。
そして
「あの腐れ朝鮮人がっ!!」
と叫んだらしい」
「??…どう言う事??」
あまりに恐ろしく現実離れした話に聞き入っていた俺は、ようやく質問する事ができた。
もう瓶のビールはあと4分の1ほどしか残っておらず、俺は代わりを冷蔵庫から持ってきた。
「ん、ありがとう…そうそう、それでな、さっきのリョウメンスクナって話に物部天獄って出てきたろ?
時代的にも違う人物とは思うが、親父の生きてた時代に、金成羅って在日朝鮮人がいたらしいんだ。
天魁教ってカルト教団作って、細々と活動してたらしい。
こいつがとんでもないヤツで、「教団の教え」とか偽って信者たちと乱交したり、大金巻き上げたりするわで、まぁ小物っちゃ小物だったらしけどね。
それでも、こいつの先代か先々代の教祖が本物だったらしく、色んな呪法のかけ方とか書いて残してた、経典があったらしい。
その中に、「人工的に即身仏を作り出し、呪いの道具とする」方法みたいのがあって、それがさっきのアシュラさんってわけなんだ。
親父が何でそんなに詳しいかと言うと、親父の妹がこのカルト教に感化されてしまって、連れ戻すのに苦労した時期があったらしいんだ。それで金成羅ともゴタゴタがあったわけね」
「う~ん、でもそんな教団も教祖も聞いた事ないよなぁ」
「そうだろう。でも本当に小さなチンケな教団だったらしいよ。信者もほとんどが在日朝鮮人とか中国人だったらしい。
そのくせ、やってる呪法とかが危険な物ばかりだったと。
大体ね、どの宗教や邪教の秘術とか呪いを見てもね、リョウメンスクナやアシュラさんみたいな(生命を冒涜するような呪法・呪物)ってのはないんだよね。
悪魔教でさ、赤子とかを捧げるのはあるらしいけど、それは一応太古や中世からの伝統であって、このスクナとかアシュラの類は、完全に
『個人で勝手に考えた思いつき』
の様な気がするんだよね。狂ってると言うか。
逆にそういう素人考えが、凄まじい怨念を発する、危険なものを造り上げたんだろうね」
「うーん…それで、そのアシュラさんはどうなったの?」
「親父もホント頑固で昔気質な所があってさ、アシュラさん引き取った後、「朝鮮近海の海に捨ててやる!!」とか言い出したらしくてさ。
その頃金成羅は消息不明だったらしく、ほとんど腹いせだよね。
朝鮮半島に持ち込むにしても検問や入管でそんなミイラ通るわけないし、それで少しでも近くの海に…って。
今思えば親父もちょっと狂ってたのかもなぁ。それで知り合いの漁師に頼んで船出してもらったらしいんだけど、そのアシュラさん積んだ船が、今のk州の西方沖で沈んだらしいんだ。あぁ、もちろん親父は船には乗ってなかったよ。それが今から約50年ほど前かなぁ」
「で、分からずじまいと…他にもどこかにそんなミイラがある可能性ってあるの?」
「分からんねぇ…親父もアシュラさんの件以来、そういう情報には神経を尖らせていたらしかったけど、 とうとう新たなそういう造られたミイラの情報は入ってこなかったらしいよ」
「で、これは完全に俺の推測と言うか妄想に近いかもしれないけど、去年の春ごろ、k州の西方沖で大地震があって、F県を始めK州各地にも被害が出ただろう?」
「あぁあれは怖かったなぁ…CDラックとか滅茶苦茶になって」
「あと最近、K州発の韓国行きの高速船や、K州西方沖を走る高速船に、クジラのような生物がぶつかる、ってニュースが多いだろう?怪我人も多数出て」
「あったねぇ。あまりにもぶつかる数が多すぎるよね」
「アシュラさんが沈んでる、K州西方沖と何か関係があるのかな…なんてな」
「まさか。ハハハ」
「まさか、ね。あと日本神話にもさ、天津神、国津神ってのが出てきてさ、天津神が朝鮮半島か中国大陸からやってきた騎馬民族で、国津神が日本列島の先住民。
戦に天津神が勝利して、朝廷が出来た…(あくまでも一説)と言う神話もあるし、7世紀に起きた白村江の戦いや、秀吉の朝鮮出兵、さらに近年に起きた戦争、と、日本と朝鮮の怨恨みたいなものは、深くて根強くあるのかもしれないね」
これで大体話の内容は終わりです。
今年の3月の終わりごろだったかな。
俺はいつもの様に、更新を楽しみにしながら洒落怖まとめサイトを見ていた。
その時、俺の叔父さん(オカルト好き)が家に遊びに来てて、一緒になって
「へぇ~こんな面白い話がたくさんあるんだ」
と楽しく見ていた。
丁度、投票ランキングを見ていた時。
「ちょっと、とめて」
画面を下にスクロールさせる俺に、叔父さんが言った。
「この、リョウメンスクナっての開いてくれる?」
俺は言われるがまま、カーソルを持って行き、クリックした。
「あぁ、これね、去年ちょっとは話題に上った話で、最後なんかちょっとスレがパロディ化して…」
「ちょっと黙ってて」
いつもは優しい叔父さんが、珍しく険しい表情で言った。黙って真剣な表情でリョウメンスクナの話を読んでいる。10~15分は経っただろうか。叔父さんがようやく口を開いた。
「似てる…」
「えっ、何と??」
「今日は孝明(←俺の親父で叔父さんの弟、一部偽名)と良子さん(←母、偽名っす)は旅行で帰ってこないんだろ?」
「うん、まぁ」
「じゃあ、酒でも飲んで何かつまみながら話すか。あの2人がいたら、また変な話(オカルト系)ばっかりして、ってうるさいからな」
そう言うと叔父さんは、瓶ビールとチーズを勝手に冷蔵庫を開けて持ってきて、話し始めた。
「俺の実家が神社なのは知ってるだろう?(出雲大社系、西日本で場所は勘弁して)
それでな、地鎮祭とか時々頼まれるわけじゃない?
その時の俺ん家の(神社の)決まり事としてな、その土地に骨や死体があった場合、の地鎮祭のやり方があるわけね。
他の神社もやってるかどうかは知らないよ?まぁ詳細は省くけど、とにかく慎重に対処せにゃいかんわけよ。
割と近代の骨や死体なら、まだ良いんだよ。
いや、良くはないんだがw、問題なのは古すぎる骨とか、即身仏の類ね。
遺跡などの多い地域は、古代の骨は結構出るし、即身仏もごくごく、たま~に出たりする。
完全な保存状態のはまずないけどね。
そこで、俺の親父の話なんだけど、終戦からちょっと経ったくらいの頃ね。
とある豪商から、
「土地を整地してたら変なもんが出てきて、気持ち悪いから来てくれ」
って言われたのね。それで行ってみると、その豪商の家の大きな蔵に通された。
丁度、棺桶サイズの木箱が置いてあって、蓋が開いてたんだって。
「こんなもんが出てきてなぁ。気色悪いったらありゃせん」
豪商の言葉を耳にしながら、親父は木箱の中を覗いたんだ。
「アシュラさんやないか!!」
親父は叫んだらしい。
中に横たわっていたものは、まさしく阿修羅像の様な、干からびたミイラだったらしい。
まず、通常の人間のミイラを思い浮かべて欲しい。
その顔の左右両脇に、別の人間の切断した首2つを縫い付ける。
そして左右の脇腹に、これまた切断された別の人間の右腕2本、左腕2本を縫い付けてある。
そんなおぞましい(造られた)ミイラだったらしいんだ」
「「まだあったんか…こんな腐れ外法が…」
親父は真っ青になりながらも、急いで木箱の蓋を閉めたんだ。
そして、
「見世物にしたらどうか?」
と言う豪商の提案を激怒しながら一喝し、強欲な豪商がどうしても譲らないと言い張るので、
「俺が金払ってでも引き取る」
と言い、結局大枚はたいて買い上げたんだ。
そして
「あの腐れ朝鮮人がっ!!」
と叫んだらしい」
「??…どう言う事??」
あまりに恐ろしく現実離れした話に聞き入っていた俺は、ようやく質問する事ができた。
もう瓶のビールはあと4分の1ほどしか残っておらず、俺は代わりを冷蔵庫から持ってきた。
「ん、ありがとう…そうそう、それでな、さっきのリョウメンスクナって話に物部天獄って出てきたろ?
時代的にも違う人物とは思うが、親父の生きてた時代に、金成羅って在日朝鮮人がいたらしいんだ。
天魁教ってカルト教団作って、細々と活動してたらしい。
こいつがとんでもないヤツで、「教団の教え」とか偽って信者たちと乱交したり、大金巻き上げたりするわで、まぁ小物っちゃ小物だったらしけどね。
それでも、こいつの先代か先々代の教祖が本物だったらしく、色んな呪法のかけ方とか書いて残してた、経典があったらしい。
その中に、「人工的に即身仏を作り出し、呪いの道具とする」方法みたいのがあって、それがさっきのアシュラさんってわけなんだ。
親父が何でそんなに詳しいかと言うと、親父の妹がこのカルト教に感化されてしまって、連れ戻すのに苦労した時期があったらしいんだ。それで金成羅ともゴタゴタがあったわけね」
「う~ん、でもそんな教団も教祖も聞いた事ないよなぁ」
「そうだろう。でも本当に小さなチンケな教団だったらしいよ。信者もほとんどが在日朝鮮人とか中国人だったらしい。
そのくせ、やってる呪法とかが危険な物ばかりだったと。
大体ね、どの宗教や邪教の秘術とか呪いを見てもね、リョウメンスクナやアシュラさんみたいな(生命を冒涜するような呪法・呪物)ってのはないんだよね。
悪魔教でさ、赤子とかを捧げるのはあるらしいけど、それは一応太古や中世からの伝統であって、このスクナとかアシュラの類は、完全に
『個人で勝手に考えた思いつき』
の様な気がするんだよね。狂ってると言うか。
逆にそういう素人考えが、凄まじい怨念を発する、危険なものを造り上げたんだろうね」
「うーん…それで、そのアシュラさんはどうなったの?」
「親父もホント頑固で昔気質な所があってさ、アシュラさん引き取った後、「朝鮮近海の海に捨ててやる!!」とか言い出したらしくてさ。
その頃金成羅は消息不明だったらしく、ほとんど腹いせだよね。
朝鮮半島に持ち込むにしても検問や入管でそんなミイラ通るわけないし、それで少しでも近くの海に…って。
今思えば親父もちょっと狂ってたのかもなぁ。それで知り合いの漁師に頼んで船出してもらったらしいんだけど、そのアシュラさん積んだ船が、今のk州の西方沖で沈んだらしいんだ。あぁ、もちろん親父は船には乗ってなかったよ。それが今から約50年ほど前かなぁ」
「で、分からずじまいと…他にもどこかにそんなミイラがある可能性ってあるの?」
「分からんねぇ…親父もアシュラさんの件以来、そういう情報には神経を尖らせていたらしかったけど、 とうとう新たなそういう造られたミイラの情報は入ってこなかったらしいよ」
「で、これは完全に俺の推測と言うか妄想に近いかもしれないけど、去年の春ごろ、k州の西方沖で大地震があって、F県を始めK州各地にも被害が出ただろう?」
「あぁあれは怖かったなぁ…CDラックとか滅茶苦茶になって」
「あと最近、K州発の韓国行きの高速船や、K州西方沖を走る高速船に、クジラのような生物がぶつかる、ってニュースが多いだろう?怪我人も多数出て」
「あったねぇ。あまりにもぶつかる数が多すぎるよね」
「アシュラさんが沈んでる、K州西方沖と何か関係があるのかな…なんてな」
「まさか。ハハハ」
「まさか、ね。あと日本神話にもさ、天津神、国津神ってのが出てきてさ、天津神が朝鮮半島か中国大陸からやってきた騎馬民族で、国津神が日本列島の先住民。
戦に天津神が勝利して、朝廷が出来た…(あくまでも一説)と言う神話もあるし、7世紀に起きた白村江の戦いや、秀吉の朝鮮出兵、さらに近年に起きた戦争、と、日本と朝鮮の怨恨みたいなものは、深くて根強くあるのかもしれないね」
これで大体話の内容は終わりです。
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両面スクナ
2010.09.29 (Wed) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト
452 452 sage 2005/09/21(水) 16:10:58 ID:GJUzoiep0
俺、建築関係の仕事やってんだけれども、先日、岩手県のとある古いお寺を解体することになったんだわ。
今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「~、ちょっと来て」
と。
俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。
俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」
木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。
表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。相当昔の字と言う事は分ったけど、凡字の様な物も見えたけど、もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない。
かろうじて読み取れたのは、
「大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」
的な事が書いてあったんだ。
木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、業者さんも
「明日、昔の住職に聞いてみる」
と言ってたんで、その日は木箱を近くのプレハブに置いておく事にしたんだわ。
んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、
業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」
俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、
俺「あの~、昨日の木箱の事ですけど」
監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人(留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?そいつが勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」
嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5~6人の人だかり。
例のバイト中国人2人が放心状態でプレハブの前に座っている。
監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」
単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間のミイラらしき物が入っていた。
ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。
多分ああいう奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・
監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」
中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。
ID変わっちゃったけど452です。いきなりブラックアウトして電源落ちたんでビビッた・・・
俺だってオカ板覗くらいだから、こういう事には興味しんしんなので、真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視でした。
しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、この人は割と明るくて派手めの人なんで、もしかしたら何か聞けるかも?と思い今日の晩(夜遅くだけど)飲みに行くアポとれました。何か分ったら明日にでも書きますわ。
すんません。直前になって何か
「やはり直接会って話すのは・・・」
とか言われたんで、元住職の息子さんに
「じゃあ電話でなら・・・」
「話せるとこまでですけど」
と言う条件の元、話が聞けました。
時間にして30分くらい結構話してもらったんですけどね。
なかなか話し好きなオジサンでした。要点を主にかいつまんで書きます。
息子「ごめんねぇ。オヤジに念押されちゃって。本当は電話もヤバイんだけど」
俺「いえ、こっちこそ無理言いまして。アレって結局何なんですか??」
息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形の人間です」
俺「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」
息子「そうです。生まれて数年は、岩手のとある部落で暮らしてたみたいだけど、生活に窮した親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」
俺「そうですか・・・でもなぜあんなミイラの様な状態に??」
息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」
俺「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?」
息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」
俺「正直に言えば・・・話したいです」
息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団がいてね。教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・」
俺「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」
息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね」
俺「そうですか・・・」
スマソ。またいきなりPCの電源切れて遅くなりました・・・
息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ」
俺「外法ですか?」
息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」
俺「・・・具体的にどんな?」
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
俺「物部天獄。偽名ですよね?」
息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を大枚はたいて買ったわけよ。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」
俺「・・・それで?」
息子「君、コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊な漢字だけど」
俺「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」
息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね」
俺「ええ、まぁちょっと・・・それで?」
息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドクを人間でやったんだよ」
俺「人間を密室に入れて??ウソでしょう」
息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、100%全部信じてるわけじゃないから・・・もう止める?」
俺「すみません!・・・続けてください」
息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か知らないけど、地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」
俺「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」
息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねばならない期間、と言ったら大体想像つくよね」
俺「あんまり想像したくないですけどね・・・」
息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしいんだ。他の奇形に刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだわけ。奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)に天獄は惹かれたんじゃないかな」
俺「なるほど・・・」
息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから、すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を施され、即身仏に。この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」
俺「リョウメンスクナって何ですか?」
詳しい説明は無かったが、神話の時代に近いほどの大昔に、リョウメンスクナと言う、2つの顔、4本の手をもつ怪物がいた、と言う伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたと、言っていた。
俺「そうですか・・・」
息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)としてね。他人を呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも知れない、とんでもない呪仏を作った、と少なくとも天獄は信じてたわけ」
俺「その呪いの対象は?」
息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」
俺「日本そのものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・」
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・」
俺「そんなものどこで手に入れて・・・!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう?古代の遺跡や墓が発掘された時、発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしいからね・・・そういう所から主に盗ってきたらしいよ」
俺「にわかには信じがたい話ですよね・・・」
息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、
これだけあるんだよ」
1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)
1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)
1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)
1916(大正5)年:函館の大火事
1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)
1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)
1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)
そして、1923年(大正12年)9月1日、関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名
俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」
俺「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって・・・」
俺「なんて書いてあったんですか??」
日 本 滅 ブ ベ シ
俺「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
俺「・・・偶然ですよね?」
息子「・・・偶然だろうね」
俺「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を言われてましたが、あれは??」
息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、私もオヤジの後継いで坊主になる予定だったんだよ。その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」
俺「そうですか・・・今リョウメンスクナはどこに??」
息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね」
俺「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、なぜここまで詳しく教えてくれたんですか?」
息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね」
俺「・・・」
息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」
俺「・・・ありがとうございました」
以上が電話で話した、かいつまんだ内容です・・・はっきり言って全ては信じてません。
何か気分悪くなったので今日は落ちますね。連投・長文スマソ。
俺、建築関係の仕事やってんだけれども、先日、岩手県のとある古いお寺を解体することになったんだわ。
今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「~、ちょっと来て」
と。
俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。
俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」
木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。
表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。相当昔の字と言う事は分ったけど、凡字の様な物も見えたけど、もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない。
かろうじて読み取れたのは、
「大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」
的な事が書いてあったんだ。
木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、業者さんも
「明日、昔の住職に聞いてみる」
と言ってたんで、その日は木箱を近くのプレハブに置いておく事にしたんだわ。
んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、
業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」
俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、
俺「あの~、昨日の木箱の事ですけど」
監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人(留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?そいつが勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」
嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5~6人の人だかり。
例のバイト中国人2人が放心状態でプレハブの前に座っている。
監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」
単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間のミイラらしき物が入っていた。
ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。
多分ああいう奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・
監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」
中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。
ID変わっちゃったけど452です。いきなりブラックアウトして電源落ちたんでビビッた・・・
俺だってオカ板覗くらいだから、こういう事には興味しんしんなので、真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視でした。
しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、この人は割と明るくて派手めの人なんで、もしかしたら何か聞けるかも?と思い今日の晩(夜遅くだけど)飲みに行くアポとれました。何か分ったら明日にでも書きますわ。
すんません。直前になって何か
「やはり直接会って話すのは・・・」
とか言われたんで、元住職の息子さんに
「じゃあ電話でなら・・・」
「話せるとこまでですけど」
と言う条件の元、話が聞けました。
時間にして30分くらい結構話してもらったんですけどね。
なかなか話し好きなオジサンでした。要点を主にかいつまんで書きます。
息子「ごめんねぇ。オヤジに念押されちゃって。本当は電話もヤバイんだけど」
俺「いえ、こっちこそ無理言いまして。アレって結局何なんですか??」
息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形の人間です」
俺「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」
息子「そうです。生まれて数年は、岩手のとある部落で暮らしてたみたいだけど、生活に窮した親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」
俺「そうですか・・・でもなぜあんなミイラの様な状態に??」
息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」
俺「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?」
息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」
俺「正直に言えば・・・話したいです」
息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団がいてね。教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・」
俺「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」
息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね」
俺「そうですか・・・」
スマソ。またいきなりPCの電源切れて遅くなりました・・・
息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ」
俺「外法ですか?」
息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」
俺「・・・具体的にどんな?」
息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、今教団が存続してるとしても、今現在の教祖とはまったく繋がりないだろうし、名前言うけどさ・・・物部天獄(もののべてんごく)。これが教祖の名前ね」
俺「物部天獄。偽名ですよね?」
息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を大枚はたいて買ったわけよ。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」
俺「・・・それで?」
息子「君、コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊な漢字だけど」
俺「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」
息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね」
俺「ええ、まぁちょっと・・・それで?」
息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドクを人間でやったんだよ」
俺「人間を密室に入れて??ウソでしょう」
息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、100%全部信じてるわけじゃないから・・・もう止める?」
俺「すみません!・・・続けてください」
息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か知らないけど、地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」
俺「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」
息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねばならない期間、と言ったら大体想像つくよね」
俺「あんまり想像したくないですけどね・・・」
息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしいんだ。他の奇形に刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだわけ。奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)に天獄は惹かれたんじゃないかな」
俺「なるほど・・・」
息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから、すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を施され、即身仏に。この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」
俺「リョウメンスクナって何ですか?」
詳しい説明は無かったが、神話の時代に近いほどの大昔に、リョウメンスクナと言う、2つの顔、4本の手をもつ怪物がいた、と言う伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたと、言っていた。
俺「そうですか・・・」
息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)としてね。他人を呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも知れない、とんでもない呪仏を作った、と少なくとも天獄は信じてたわけ」
俺「その呪いの対象は?」
息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」
俺「日本そのものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」
息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・」
俺「何です?」
息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・」
俺「そんなものどこで手に入れて・・・!?」
息子「君もTVや新聞とかで見たことあるだろう?古代の遺跡や墓が発掘された時、発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしいからね・・・そういう所から主に盗ってきたらしいよ」
俺「にわかには信じがたい話ですよね・・・」
息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、
これだけあるんだよ」
1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)
1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)
1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)
1916(大正5)年:函館の大火事
1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)
1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)
1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)
そして、1923年(大正12年)9月1日、関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名
俺「それが何か?」
息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」
俺「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」
息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害、関東大震災の日ね。この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」
俺「死んだ?」
息子「自殺、と聞いたけどね。純粋な日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・」
俺「どうやって死んだんですか?」
息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字で遺書があって・・・」
俺「なんて書いてあったんですか??」
日 本 滅 ブ ベ シ
俺「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」
息子「そうだね」
俺「・・・偶然ですよね?」
息子「・・・偶然だろうね」
俺「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」
息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」
俺「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」
息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」
俺「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を言われてましたが、あれは??」
息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、私もオヤジの後継いで坊主になる予定だったんだよ。その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」
俺「そうですか・・・今リョウメンスクナはどこに??」
息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね」
俺「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、なぜここまで詳しく教えてくれたんですか?」
息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね」
俺「・・・」
息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」
俺「・・・ありがとうございました」
以上が電話で話した、かいつまんだ内容です・・・はっきり言って全ては信じてません。
何か気分悪くなったので今日は落ちますね。連投・長文スマソ。
ちょうちんび(くねくね異聞(2))
2010.09.28 (Tue) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト
661 名前:661 投稿日:03/07/14 16:23
この前久しぶりに会った地元(秋田)の女の子にあって、ここで読んだくねくねの話したんだけど、その女の子も昔同じようなもの見たってびっくりしてた。
その子は今年21才なんだけど、9才のとき、田舎のおじいちゃんが亡くなったそうで葬式に行ったんだって。
葬式の日はばあちゃん家に泊まって、次の日の昼過ぎごろの帰り道の話。
その帰り道その女の子(以後Sちゃん)はずっと窓の外見てたんだけど、ふと前の方を見ると遠くの田んぼで白いなにかが揺れてるのが見えた。
Sちゃんは気になってずっと見てたんだけどそれはやっぱり何か分からなくて、お母さんに
「あれ何?」
って聞いてみた。
両親もしばらくそれを見ていて、お父さんが
「かかしが陽炎でゆれて見えるんじゃないの?」
とか言ってたらしい。
Sちゃんとお母さんはずっとそれを見てたらしいんだけど、Sちゃんはそれが近付くにつれ、無性に怖くなり泣き出したそうだ。
そしてお父さんに
「あれが怖いからこの道は嫌だ」
って駄々をこねたらしい。
両親は笑いながら
「大丈夫、かかしだよ。」
って言ってそのまま車を走らせていた。
Sちゃんは怖かったので座席につっぷして白いゆれるものを見ないようにしてたんだけど、お母さんが
「いやだ・・・・何あれ・・・?」
って言ったので、気になってまた窓から外を覗いた。
さっきまですごく遠くにあった白いものは大分近くまで来ていて、結構はっきり見えたらしい。
Sちゃんはギャーと叫んで泣き出し、両親も得体の知れない何かが怖くなり急いで車を走らせたそうだ。
その白い何かはここでもでてる通り手足の長い人のようなものだったらしい。
それはやっぱりくねくね動いていたんだけど、なんかぶれているような感じで、そこにないような感覚、まるで幻のようだったと言っていた。
Sちゃんはそれからしばらくふさぎ込んだらしくて、心配したお母さんが田舎のばあちゃんに白いものについて聞いてみたんだけど、おばあちゃん曰く、
「ちょうちんびかものう」
と言っていたそうだ。
それからSちゃんの家ではその白いものは「ちょうちんび」で決定していたらしい。
今でも思い出すとゾッとするって言ってた。ちなみに気が狂った人はいない。
この前久しぶりに会った地元(秋田)の女の子にあって、ここで読んだくねくねの話したんだけど、その女の子も昔同じようなもの見たってびっくりしてた。
その子は今年21才なんだけど、9才のとき、田舎のおじいちゃんが亡くなったそうで葬式に行ったんだって。
葬式の日はばあちゃん家に泊まって、次の日の昼過ぎごろの帰り道の話。
その帰り道その女の子(以後Sちゃん)はずっと窓の外見てたんだけど、ふと前の方を見ると遠くの田んぼで白いなにかが揺れてるのが見えた。
Sちゃんは気になってずっと見てたんだけどそれはやっぱり何か分からなくて、お母さんに
「あれ何?」
って聞いてみた。
両親もしばらくそれを見ていて、お父さんが
「かかしが陽炎でゆれて見えるんじゃないの?」
とか言ってたらしい。
Sちゃんとお母さんはずっとそれを見てたらしいんだけど、Sちゃんはそれが近付くにつれ、無性に怖くなり泣き出したそうだ。
そしてお父さんに
「あれが怖いからこの道は嫌だ」
って駄々をこねたらしい。
両親は笑いながら
「大丈夫、かかしだよ。」
って言ってそのまま車を走らせていた。
Sちゃんは怖かったので座席につっぷして白いゆれるものを見ないようにしてたんだけど、お母さんが
「いやだ・・・・何あれ・・・?」
って言ったので、気になってまた窓から外を覗いた。
さっきまですごく遠くにあった白いものは大分近くまで来ていて、結構はっきり見えたらしい。
Sちゃんはギャーと叫んで泣き出し、両親も得体の知れない何かが怖くなり急いで車を走らせたそうだ。
その白い何かはここでもでてる通り手足の長い人のようなものだったらしい。
それはやっぱりくねくね動いていたんだけど、なんかぶれているような感じで、そこにないような感覚、まるで幻のようだったと言っていた。
Sちゃんはそれからしばらくふさぎ込んだらしくて、心配したお母さんが田舎のばあちゃんに白いものについて聞いてみたんだけど、おばあちゃん曰く、
「ちょうちんびかものう」
と言っていたそうだ。
それからSちゃんの家ではその白いものは「ちょうちんび」で決定していたらしい。
今でも思い出すとゾッとするって言ってた。ちなみに気が狂った人はいない。
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