都市伝説・・・奇憚・・・blog
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手を繋いだ親子連れ
2016.11.08 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
221:本当にあった怖い名無し:2006/03/21(火)23:33:45ID:osRc1zgW0
あるゲームソフトの企画会社の社長から聞いた話です。
その会社は渋谷のマンションに事務所を構えています。
築三十年の古い七階建てマンションの六、七階が事務所兼自宅になっています。
マンションには東と南に二つ階段があります。そのうちの東側の階段での話です。
階段を三階から二階、一回と降りていく途中、あたりが急に真っ暗になることがあるそうです。
はい、昼間でもです。
その階段には窓はないのですが、電灯が消えていたとしても、普段、一階から外の自然光が入ってきているのですが。
ある日のこと、そこの女子社員がその東側の階段を下りていくと、ちょうどその三階から二階のあたりで、下から上がってくる妙な親子連れに会ったそうです。
二十年位前の服装というか、ずいぶん古ぼけた格好で、父親らしい四十代の男性と、息子らしい小学五年生くらいの男の子が、手をつないで階段を上がってきたそうなんです。
二人並んで上がってくるので、彼女は避けなければと思ったのですが、二人は構わずに階段を上がってくると、彼女にぶつかりました。
いえ、ぶつかったと思ったのですが、その二人はするりと彼女の体を突き抜けていったそうです。
「えっ!」
と後ろを振り向くと、ちゃんと後ろに親子連れが立っています。
そして、無表情に彼女の方を向いたまま、すっと消えていってしまったそうです。
223:本当にあった怖い名無し:2006/03/21(火)23:34:30ID:osRc1zgW0
後日、そうした分野に詳しい方とともにその現場の写真を撮ったそうです。
目撃した女子社員が、
「大体このあたりです」
と、二階と三階の間の階段を指差して。
出来上がった写真を見て、みんな唖然としたそうです。
多少、女子社員の指差した場所が実際よりずれていたのでしょうか。
まるで、それを訂正するかのように、彼女の手が白い光の球に包まれ、そこから一本の光の筋が出ていました。
その光の指した方向が正しい場所だったのです。
後で見せてもらった私も、本当に背筋が凍りついてしまいました。
どうして東側の階段の、その場所でそんなことが起こるのか、いまだにわからないそうです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?124
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1142760831/221-223
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あるゲームソフトの企画会社の社長から聞いた話です。
その会社は渋谷のマンションに事務所を構えています。
築三十年の古い七階建てマンションの六、七階が事務所兼自宅になっています。
マンションには東と南に二つ階段があります。そのうちの東側の階段での話です。
階段を三階から二階、一回と降りていく途中、あたりが急に真っ暗になることがあるそうです。
はい、昼間でもです。
その階段には窓はないのですが、電灯が消えていたとしても、普段、一階から外の自然光が入ってきているのですが。
ある日のこと、そこの女子社員がその東側の階段を下りていくと、ちょうどその三階から二階のあたりで、下から上がってくる妙な親子連れに会ったそうです。
二十年位前の服装というか、ずいぶん古ぼけた格好で、父親らしい四十代の男性と、息子らしい小学五年生くらいの男の子が、手をつないで階段を上がってきたそうなんです。
二人並んで上がってくるので、彼女は避けなければと思ったのですが、二人は構わずに階段を上がってくると、彼女にぶつかりました。
いえ、ぶつかったと思ったのですが、その二人はするりと彼女の体を突き抜けていったそうです。
「えっ!」
と後ろを振り向くと、ちゃんと後ろに親子連れが立っています。
そして、無表情に彼女の方を向いたまま、すっと消えていってしまったそうです。
223:本当にあった怖い名無し:2006/03/21(火)23:34:30ID:osRc1zgW0
後日、そうした分野に詳しい方とともにその現場の写真を撮ったそうです。
目撃した女子社員が、
「大体このあたりです」
と、二階と三階の間の階段を指差して。
出来上がった写真を見て、みんな唖然としたそうです。
多少、女子社員の指差した場所が実際よりずれていたのでしょうか。
まるで、それを訂正するかのように、彼女の手が白い光の球に包まれ、そこから一本の光の筋が出ていました。
その光の指した方向が正しい場所だったのです。
後で見せてもらった私も、本当に背筋が凍りついてしまいました。
どうして東側の階段の、その場所でそんなことが起こるのか、いまだにわからないそうです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話しを集めてみない?124
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1142760831/221-223
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携帯電話がない!
2016.11.08 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
230:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/07/24(日)23:09:54.12ID:Lfnq8jJI0
人生初の不思議な経験したから書かせてください
たいしたことないし、文書も下手なんだけど
この土日で彼氏と隣県に旅行にいったんだ
朝9時に駅で待ち合わせして、コンビニから
「着いたよー」
って電話して普通に合流して電車に乗ったんだけど写真を撮ろうとしてカバンを探したら携帯がない
コンビニまではあったはずってことで、駅と、コンビニと、駅最寄の交番にも連絡したけど届いてない
時間置いて連絡してもなくて、もう誰かに盗まれたんだ!って私が落ち込んでずっとそんなだから彼氏とも険悪になって微妙な旅行だったんだけど
今日になって家に帰ったら、ベッドの上になくした携帯があった
家に忘れたのかって思うけど、駅のコンビニで電話してるし履歴を見たらちゃんと待ち合わせの電話かけてたし、駅は家から1時間はかかる
誰かが家に進入して携帯を置いたっていうのも無理あるし本当にたいしたことないのに、発信履歴をみてたら何かすごく怖い体験したような気がして今泣きそうになってるなにこれ…
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part99
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1467343230/230
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人生初の不思議な経験したから書かせてください
たいしたことないし、文書も下手なんだけど
この土日で彼氏と隣県に旅行にいったんだ
朝9時に駅で待ち合わせして、コンビニから
「着いたよー」
って電話して普通に合流して電車に乗ったんだけど写真を撮ろうとしてカバンを探したら携帯がない
コンビニまではあったはずってことで、駅と、コンビニと、駅最寄の交番にも連絡したけど届いてない
時間置いて連絡してもなくて、もう誰かに盗まれたんだ!って私が落ち込んでずっとそんなだから彼氏とも険悪になって微妙な旅行だったんだけど
今日になって家に帰ったら、ベッドの上になくした携帯があった
家に忘れたのかって思うけど、駅のコンビニで電話してるし履歴を見たらちゃんと待ち合わせの電話かけてたし、駅は家から1時間はかかる
誰かが家に進入して携帯を置いたっていうのも無理あるし本当にたいしたことないのに、発信履歴をみてたら何かすごく怖い体験したような気がして今泣きそうになってるなにこれ…
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part99
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1467343230/230
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―本の蟲ー <土佐弁混じりの友人シリーズ>
2016.11.08 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
100:⑦⑦⑦:2016/10/27(Thu)21:57:59
年末、図書館にて年明けに提出するレポートの追い込みに入っていた。
ギリギリまで現地調査ばかり行ってて、肝心の文章にまとめてなかった。
私の課題は四国の風土、郷土史に関するモノで、この1年間いろんな所に行った。
そのどれも、オカルトチックな場所で、先日も故・宜保愛子先生が霊視したとかいう大きな池に行ってきたばかりでした。
元来ビビリ性の私が好き好んでそんな所に行ったりはしないのですが、研究室の相方や助教授が画策して心霊スポットばかり行き先に選ぶ。
そんな話。
101:⑦⑦⑦:2016/10/27(Thu)21:59:49
ウチの大学のウリは無駄に大きい図書館で、一般の誰でも入れるのだが、いつもガラガラだった。
私がPCを高速でタイプしている向かい側で助教授の泉先生が分厚い本を読んでいる。
冬休み中の図書館の鍵は泉先生が管理していた。
相方・・・私の彼女も、隣で本を読んだりして初めは静かにしていたが、すぐに飽きたのか私と先生にちょっかいをかけ始める。
小動物の様なウザさだ。
ノーリアクションの先生に相方は
「あははー先生は本の虫ですねぇ」
と言った。
すると泉先生は
「居るよ?」
と本から視線を上げ
「本当に居るよ、本の蟲は」
と言う。
「まぁ生き物じゃないから『在る』と言う方が正しいか・・・」
と栞を挟んで読書を中断する。
「図書館に寄贈される本の中には、タイトルも内容も書かれていない白紙の本が入っていて、殆どの人がそれに気付かないんだ。どんなに管理の厳しい図書館でも必ず1冊は入っているらしい。もちろん、わざと入れてるんだけど・・・」
先生は周りの本棚を見渡し
「これだけたくさんの本があるんだから、本から思念や言霊が染み出してきてもおかしくはない。それを『本の蟲』っていうんだけど、そいつらは精神衛生上、人体にあまり宜しくない働きをする。知恵熱だとか焦燥感とか。時には命に係わる・・・それらを集める為に白紙の本を置いておくらしい」
そう言うと先生は背を向け本棚に向かい何かを探し始めた。
102:⑦⑦⑦:2016/10/27(Thu)22:03:30
「始めは白紙のその本なんだけど、ずっと置いておくと『本の蟲』がたくさん集まって来て遂には白紙じゃなくなるんだ。文字の書かれた本になる」
また与太話を・・・と思っていると
「ああ、『在った』」
先生は振り向いて
「在ったよ、本の蟲の」
そう言うと、1冊の本を持って来た。
ハードカバーでタイトルは書かれてない。
かなり古いのか紙面は茶黄色く変色している。
先生は相方に手渡し人差し指を立て
「どう?面白そうだよ?」
と言った。
受け取った彼女は訝しがりながらも嬉々として読み始める。
黙って静かに読みふけっている。
おかげで私の作業ははかどったし、先生も静かに読書が出来た。
夕方になり作業も殆ど終わったので
「そろそろ帰るよ?」
と訊くが返事がない。
どれだけ集中してるんだろう、覗き込んでみると私はギョッとする。
彼女は延々と白紙のページを繰っていた。
ただ、まるでそこに文字が書いてるかのように目線は白紙を追っている。
「せ、先生!?」
慌てて訊く。
「ああ、そろそろ良いか」
と言うと泉先生は彼女の前までやって来て目の前で
「パンッ!」
と猫だましをした。
彼女は我に返る。
先生は本をひょいと取り上げると
「もう閉館だよ、帰りなさい」
と言った。
相方が
「まだ読み終わってないのでまた来ます」
と言うと
「ああ、また来るのは構わないが君、図書館では静かにしなさい。張り紙にも書いてあるだろう・・・どうしてかわかるかい?」
当たり前のことを訊く。
「周りの人がビックリするからですか?」
「いや、それもあるけど『本の蟲』がビックリして目を覚ますからだ」
後日、相方が続きを読むために図書館に行ったが、件の本は見つからなかったそうだ。
泉先生に訊くと
「やだな、只の暗示だよ、暗示。『おもしろい本だよ〜』ってサ」
とあっけらかんに答えた。
が、どうも腑に落ちなかった。
彼女が読んでいた白紙の本は何だったのか。
当の本人が内容については話したがらなかったが
「ウチが暗示なんかかかるか!・・・アレは・・・」
としきりに悔しそうにしてたのが印象的でした。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございましたいわゆる『土佐弁混じりの友人』シリーズの1編ですね。関連記事を掲載しておきます)
年末、図書館にて年明けに提出するレポートの追い込みに入っていた。
ギリギリまで現地調査ばかり行ってて、肝心の文章にまとめてなかった。
私の課題は四国の風土、郷土史に関するモノで、この1年間いろんな所に行った。
そのどれも、オカルトチックな場所で、先日も故・宜保愛子先生が霊視したとかいう大きな池に行ってきたばかりでした。
元来ビビリ性の私が好き好んでそんな所に行ったりはしないのですが、研究室の相方や助教授が画策して心霊スポットばかり行き先に選ぶ。
そんな話。
101:⑦⑦⑦:2016/10/27(Thu)21:59:49
ウチの大学のウリは無駄に大きい図書館で、一般の誰でも入れるのだが、いつもガラガラだった。
私がPCを高速でタイプしている向かい側で助教授の泉先生が分厚い本を読んでいる。
冬休み中の図書館の鍵は泉先生が管理していた。
相方・・・私の彼女も、隣で本を読んだりして初めは静かにしていたが、すぐに飽きたのか私と先生にちょっかいをかけ始める。
小動物の様なウザさだ。
ノーリアクションの先生に相方は
「あははー先生は本の虫ですねぇ」
と言った。
すると泉先生は
「居るよ?」
と本から視線を上げ
「本当に居るよ、本の蟲は」
と言う。
「まぁ生き物じゃないから『在る』と言う方が正しいか・・・」
と栞を挟んで読書を中断する。
「図書館に寄贈される本の中には、タイトルも内容も書かれていない白紙の本が入っていて、殆どの人がそれに気付かないんだ。どんなに管理の厳しい図書館でも必ず1冊は入っているらしい。もちろん、わざと入れてるんだけど・・・」
先生は周りの本棚を見渡し
「これだけたくさんの本があるんだから、本から思念や言霊が染み出してきてもおかしくはない。それを『本の蟲』っていうんだけど、そいつらは精神衛生上、人体にあまり宜しくない働きをする。知恵熱だとか焦燥感とか。時には命に係わる・・・それらを集める為に白紙の本を置いておくらしい」
そう言うと先生は背を向け本棚に向かい何かを探し始めた。
102:⑦⑦⑦:2016/10/27(Thu)22:03:30
「始めは白紙のその本なんだけど、ずっと置いておくと『本の蟲』がたくさん集まって来て遂には白紙じゃなくなるんだ。文字の書かれた本になる」
また与太話を・・・と思っていると
「ああ、『在った』」
先生は振り向いて
「在ったよ、本の蟲の」
そう言うと、1冊の本を持って来た。
ハードカバーでタイトルは書かれてない。
かなり古いのか紙面は茶黄色く変色している。
先生は相方に手渡し人差し指を立て
「どう?面白そうだよ?」
と言った。
受け取った彼女は訝しがりながらも嬉々として読み始める。
黙って静かに読みふけっている。
おかげで私の作業ははかどったし、先生も静かに読書が出来た。
夕方になり作業も殆ど終わったので
「そろそろ帰るよ?」
と訊くが返事がない。
どれだけ集中してるんだろう、覗き込んでみると私はギョッとする。
彼女は延々と白紙のページを繰っていた。
ただ、まるでそこに文字が書いてるかのように目線は白紙を追っている。
「せ、先生!?」
慌てて訊く。
「ああ、そろそろ良いか」
と言うと泉先生は彼女の前までやって来て目の前で
「パンッ!」
と猫だましをした。
彼女は我に返る。
先生は本をひょいと取り上げると
「もう閉館だよ、帰りなさい」
と言った。
相方が
「まだ読み終わってないのでまた来ます」
と言うと
「ああ、また来るのは構わないが君、図書館では静かにしなさい。張り紙にも書いてあるだろう・・・どうしてかわかるかい?」
当たり前のことを訊く。
「周りの人がビックリするからですか?」
「いや、それもあるけど『本の蟲』がビックリして目を覚ますからだ」
後日、相方が続きを読むために図書館に行ったが、件の本は見つからなかったそうだ。
泉先生に訊くと
「やだな、只の暗示だよ、暗示。『おもしろい本だよ〜』ってサ」
とあっけらかんに答えた。
が、どうも腑に落ちなかった。
彼女が読んでいた白紙の本は何だったのか。
当の本人が内容については話したがらなかったが
「ウチが暗示なんかかかるか!・・・アレは・・・」
としきりに悔しそうにしてたのが印象的でした。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございましたいわゆる『土佐弁混じりの友人』シリーズの1編ですね。関連記事を掲載しておきます)
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