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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.12 (Wed) Category : 

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お前らなんで車止めないんだ!

2021.03.17 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

698:1/2:2007/06/02(土)22:34:40ID:drnyzWA40
オカ板住人だからこれくらい怖くないかもだけど・・・

10年ほど前、県外に転勤になった友達んちに遊びに行った時の話。
久しぶりに会う友達とその友達と俺で三人で飲んでた。酒も尽きて、暇を弄ばせた俺たちは誰からかドライブに行こう、と話になった。
野郎三人の女ッ気もないドライブも長続きする訳でなく、地元で有名らしい心霊スポットへと足を向けた。
そこでは別段、恐怖体験がある訳でもなく、後部座席に座っていた連れの連れが
「本当にやばいんはここじゃない。道一本はずれた所がやばいんだって」
と言い出し、その"本当にやばい"所に向かう事にした。

そこは本道とは外れたバイパスの様になってる一本道。ただ、旧道のためか車一台通るのがやっとのあぜ道だった。
入り口に着くと、どこは土嚢で封鎖されており、車では進入できない。しかし、そこは酒の勢いと若さもあり、三人で土嚢を除けて入っていった。

車一台通れるという噂は本当で、ほとんど獣道に近い。しかし、心霊的な怖い体験をすることなく、出口に差し掛かった。
が、今度は出口にはガードレールが造られており、こればかりは流石にどうする事もできず、なんとか車をUターンさせ、元来た道を引き返した。



699:本当にあった怖い名無し:2007/06/02(土)22:38:15ID:pC1Y2WYC0
wkwk



702:2/2:2007/06/02(土)22:55:19ID:drnyzWA40
それで引き返していると、不意に後ろからパッシングしてくる車がある。最初は無視していたものの、あまりにしつこくパッシング・クラクションを鳴らす、が続いた為、離合できる場所を見つけて車をとめた。
すると、その後ろの車も自分たちの車の後ろに停めて降りてくる。
最初は893かと思っていたものの、車は軽トラ。おりてきたのは普通のおっさんだった。

おっさんは開口一発
「お前ら、なんでこっちが合図してやりよんのに車停めんのじゃ」
と怒鳴り散らしてくる。訳もわからずに生返事していると
「お前ら、窓全開に開けとったろ?その窓から女が入り込みよったん気付かんかったか?」

ひょえ~、っとなりながらも、おっさんに礼を言い、おっさんを見送った後、車に乗り込んだ時に、後部座席に座っていた友人の友人が車から降りてきてない事に気付いた。
そして、そいつが一言ぼそっと漏らした。

「おまえら、気付けや!この道一本道やぞ?出口からもこの道に入れる訳ないやん!俺ら一台も車とすれ違うてないやん!俺らの後ろからパッシングできる車がおるわけないやん!!」

その話を聞いた運転手はシューマッハよりも早く山を降りましたとさ。




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?166
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1179548777/698-702






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「お前あそこに行ったんか!?」の類

2021.03.08 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

65:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)22:48:26.09ID:MxE0TJes0
今からかなり前の話なんだが、けじめをつけるために話す


その時は冬休みで、俺の家族は婆ちゃんの家に行ってたんだ
名前は伏せるけど結構な山奥で尚且つ雪国だから、近くの山でソリとかで遊べるんだ
だから、暇なときはいつもそうして遊んでた
それが婆ちゃん家に行く楽しみでもあったんだ

俺は婆ちゃん家に行くと決まって遊んでた友達がいた
小6と小4の兄弟で、上が俺と同い年なんだ

小6の方をA、その弟をA弟とする



66:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)22:48:59.03ID:MxE0TJes0
その日は晴れてたし夕方まで遊びまくるぞーって意気込んでた
でも朝からずっとソリで遊んでると飽きてくるわけだ
それで俺たちは昼食の後、かまくら作ろうって平地を探して少し奥まで入ったんだ

今思えば馬鹿だったと思う
朝晴れてたところで午後からどうなるか分からないし、家の近くで作れば良かったんだ
でも、当時の俺たちは秘密基地みたいなのに憧れてたんだと思う


それで、作り始めて少ししたら案の定雲行きが怪しくなってきた



67:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)22:49:34.86ID:MxE0TJes0
俺とA弟は帰ろうと言った
でも、Aがかまくらがもうちょっとで出来そうだからって帰ろうとしなかった
放っておくわけにも行かず手伝っていたんだが、いよいよ雪がちらつき始めた

さすがにAもヤバイって思ったんだろうな
やっと帰る気になってくれた

でも、もう遅かった
途中で吹雪はじめてしまった



68:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)22:50:07.47ID:MxE0TJes0
いくら雪国で育ったと言ってもまだ子供だったから、パニックでどうしようもなかった

そんな中、明かりを見つけた
山小屋だった


俺たちは無我夢中で入ったんだけど、
今思えばそんな所に山小屋なんてなかったはずなんだよな

でも、そんなこと気づかずに俺は中に入って安心してた
寒かったけど外よりはましだったから3人でくっついて、これからどうするか話してた

悩んだけど、帰るに帰れない状況だから吹雪が止むのを待つことにした

そうと決まると、好奇心旺盛なAが小屋の中を探索し始めた
その間、俺とA弟はくっついて座ってた



69:65:2013/12/24(火)22:51:49.34ID:MxE0TJes0
そしたら、突然Aが扉があると言って駆け戻ってきた

入ったときは吹雪で全体が見えなかったし、他に部屋があってもおかしくはない
俺とA弟はAに続いてその場所を見に行った

そこには確かに扉はあったんだけど、棚が前に置かれていて3分の1しか見えていなかった
普通に考えたら怪しい
でも、Aは開けようと言い出した

この時は俺もA弟も何故か楽しくなってきていて、3人で棚を動かすことにした

棚の中の置き物とかを出せば、案外軽くてすぐに動かせた

今考えればこの行動は正しかったのかは分からないが、好奇心には逆らえなかった


Aを先頭に、扉を開けた



70:65:2013/12/24(火)22:52:42.88ID:MxE0TJes0
そこには、鏡台が一つ置いてあった
さすがに俺はゾッとした
それまでに怖い話は読んだり見たりしてたから、なんとなく嫌な感じがした

でも、Aはそんなこと気にしない
興味津々といったふうに鏡台に近づいていった

俺とA弟は入口で突っ立っていた

その部屋はそんなに広くなくて、奥に鏡台が一つあるだけ。
鏡の背は壁にぴったりとつけられていた
俺は霊感とか無かったけど、殺風景な中の鏡台っていうのがすごく不気味で嫌だった



71:65:2013/12/24(火)22:53:21.05ID:MxE0TJes0
A弟は帰りたいと呟いていた
俺も同感だったが、外は吹雪。どうしようもない

少しして、Aが突然血相を変えて走ってきた
「帰るぞ!」
と叫んで部屋から飛び出す
俺たちはわけがわからなかった

Aは鏡台の部屋から出るなり扉を閉めると、棚を扉の前に置いた
そして開かないように棚にたくさんの物を置いていく

その全てが、まるで狂っているかのようで怖かった

目は血走っていたし、かなり息が荒かった
俺は吹雪による寒さとは違う何かを感じた
ようは、悪寒ってやつだ
それはA弟も同じみたいで、兄を見ながらガクブルしていた

その時、たぶんAは既に手遅れだった

完全に発狂していた



72:65:2013/12/24(火)22:53:54.42ID:MxE0TJes0
再び、
「帰るぞ!」
と叫ぶ
でも今は吹雪で帰れるわけがない
俺とA弟は必死で止めた
でも、Aは外へ飛び出した

吹雪の中で早く来いと叫んでいる

俺はもう何がなんだか分からなくなり、Aに従うことにした
この時はまだ、いつものAだと思っていた
ただ、混乱しているだけだと自分に言い聞かせた

俺はA弟の手を取ると、Aを追って走った
吹雪でわけがわからないけど、ただひたすらAを追った

ひたすら走って、前方に明かりを発見した
一足先に着いていたAはガンガン家の扉を叩いていた

追いついて見ると、そこは婆ちゃん家だった
助かった…って俺とA弟はわんわん泣いた

でも、Aだけは血走った目で扉をガンガン叩いていた



73:65:2013/12/24(火)22:54:28.24ID:MxE0TJes0
すぐに婆ちゃんと俺の両親が出てきた
俺たちを見て両親は安堵の表情を浮かべて、それからAの両親へ電話をしに行った

部屋に入ると既に7時を過ぎていた
かまくらを作り始めたのは昼食を食べてすぐだったし、2時間もかかっていないはずだった
それなのに、なぜこんな時間なのだろう

俺とA弟は顔を見合わせた
Aはじっと座っていた

10分もしないうちにA両親がやってきた
A母は2人を抱きしめて泣いていた

俺は婆ちゃんと両親に事情を聞かれた
全て話すと婆ちゃんの顔からサッと血の気が引いた



74:65:2013/12/24(火)22:55:00.87ID:MxE0TJes0
婆ちゃんはAに
「何を見た?」
と詰め寄った
俺を含め他の面々は全く理解できなかったけど、婆ちゃんの雰囲気から只事じゃないのは分かった

婆「引き出しの中に何を見た?」
A「分からない。…けど、変な動物みたいだった」

そこで、Aは暴れだした
ごめんなさい、ごめんなさいと叫んでた
俺とA弟は2人で俺の部屋で寝るように言われた



75:65:2013/12/24(火)22:56:28.58ID:MxE0TJes0
翌日、俺とA弟が起きるとAと婆ちゃんの姿がなかった
Aの両親の姿もなくて、A弟は俺の家でしばらく過ごすことになる、と俺の両親に言われた

次の日の午後、婆ちゃんが帰ってきて俺たちを車に乗せた
車は知らない人が運転していた

それから3時間くらい乗っていたら、知らない寺の前におろされた

運転手は寺の住職の息子だと言った
俺たちは本堂の中へ通された

そこには住職が待っていた
住職は俺たちを座らせると、Aのことだ、と語り始めた



76:65:2013/12/24(火)22:57:03.04ID:MxE0TJes0
Aは×××に取り憑かれているらしい
(×××の部分は聞き取れなかった)
引き出しの中で動物を見たと言っていたのは、たぶんこれのこと
ちなみにそれは死骸だったらしい
それは、死骸が綺麗なほど危険度が低い
でも、Aが見たのはかなり喰いちぎられていたらしく、住職には手に負えないと言われた

俺とA弟は絶望した

なんでそんなものがあるのかというと、あの山小屋は昔民家だったそうだ
そしてそこには両親と娘一人という、3人の家族が住んでいたらしい
しかしその家族は謎の死を遂げた
(一斉に別々の方法で死んでいたらしい)

その後、近所の家の住人が病気にかかったり大きな怪我をしたりしたため、徐々に周りが引っ越していきあの家だけが残ったのだそうだ



77:65:2013/12/24(火)22:57:38.04ID:MxE0TJes0
しかし、近隣の集落にまで何かが起こってはいけないと、そこに住んでいた人々はある人物にお祓いを頼んだ
その人物が、この寺の住職の先祖だった

先祖がその家に行くとすぐに理由が分かったそうだ
やはり×××が憑いていた
×××ってのはその集落の辺りに伝わるものらしい
憑いた原因はその家が呼び出したから。
詳しいことは教えてもらえなかった

先祖は考えた末、鏡を置いてそこに小動物の死骸を生贄として捧げて×××を祀ることで大人しくしてもらうことにした
なんで鏡なのかというと、先祖から伝わる方法なんだそうだ

しかし、それを俺たちが破壊した
死骸が喰いちぎられていたのはそれに×××が怒ったから。


俺たちは泣きながら、ごめんなさいと謝った



78:65:2013/12/24(火)22:59:50.15ID:MxE0TJes0
住職はAの元へと案内すると言った

その道中で、住職は一つ不可解なことがあると言った
それは、あの山小屋と俺の婆ちゃん家は数キロ離れているということだった
もうその時点で本当に恐ろしくて仕方がなかった
でも、責任があるからAがどうなったかをきちんと見ろ、と言われたからついて行った

離れみたいなところにAはいると言われた
近づくにつれて悲鳴と引っ掻くような音が聞こえてきた

ぎゃぁぁぁあ!
とか
がりがり
とかいう感じ。

A弟はずっと泣いてた

離れの戸を開けると、しめ縄みたいなやつの長いやつで囲まれた隅にAがいた

昔の面影はなかった



79:65:2013/12/24(火)23:00:34.90ID:MxE0TJes0
俺はそこで気を失った
本当にヘタレだと思うけど、怖かったんだ


目が覚めると本堂に戻っていて、近くに住職がいた
婆ちゃんも、俺とAの両親もいた
なんか、すごく真面目な顔をしてたのを覚えている

俺と一緒にA弟も目を覚ました
すると、住職の前に座るように言われた


Aはもう帰れないらしい
そして、それを見ていた俺たちの身にも何が起こるか分からないそうだ

両親は泣いていた



80:65:2013/12/24(火)23:01:09.88ID:MxE0TJes0
それから俺たちは会うことはなかった

俺はすぐに自分の家に帰ったし、A一家は引越した
Aがどうなったかは俺には分からない


ここまで聞いてくれてありがとう
俺、これからA弟に会ってくる

はじめに書いた通り、全部けじめのためなんだ
これから会うっていうのは、A弟と寺に呼ばれたから行ってくるんだ
たぶん、Aの話なんだと思う
もし書き込みできたらまた報告に来ようと思う

質問があったらまとめておいてくれるとありがたい



81:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)23:03:53.14ID:KuQ+cuUX0
いつの話?



82:本当にあった怖い名無し:2013/12/24(火)23:12:11.28ID:7l7it3+J0
わざわざクリスマスに行かんでも…



85:本当にあった怖い名無し:2013/12/25(水)07:38:41.62ID:Fe5l0qHJi
俺の田舎もかなりのド田舎で、親戚達もそれぞれ別の田舎に住んでたけど、そういう楽しい経験、した事も聞いた事もない



96:65:2013/12/26(木)23:42:16.01ID:qOZ7zQGa0
結論から話すと、俺は無事
Aは残念ながらダメだったそうだ
A弟はやっぱり泣いてた
変わらないな、とか思った


あの日俺たちが寺から帰った後、Aは1日中叫んでいたらしい
もう会えないのが分かったのかなー、って俺は思った
そんなわけないんだけどね

それで、Aは一週間耐えたらしい
住職もお経?(というか祓う言葉)を唱えたり、息子に協力してもらったりしてどうにか助けようとした
でも、ダメだった
それだけ、Aに憑いてたやつは凶悪だったんだな



97:65:2013/12/26(木)23:42:48.65ID:qOZ7zQGa0
なんで何年も経った今、そんな話をされたのかというと、


今回俺たちが話を聞いたのはあの住職の息子からなんだ
あの住職はもう亡くなったらしい
でも、普通の死に方じゃなかったんだって。
やっぱり、Aを祓おうとしたからかな
住職が取り憑かれたんだろう
それで、息子以外は住職の奥さんも息子の嫁も子供もやられたそうだ
この寺はもう息子一人になったから、最後に俺たちを呼んだらしい
そして、真実を話した



98:65:2013/12/26(木)23:43:41.97ID:qOZ7zQGa0
俺たちはこれを聞いたことで、それに憑かれるかもしれないと言われた
でも、真実を知ってほしかった、と。

俺とA弟はもう仕方ないって思ってたから、諦めた
息子は泣きながら謝ってた

これはあの日の責任だからな
勝手に立ち入ってしまったこと、Aを止められなかったこと
Aが死んだのは、俺たちのせいでもあるから

A弟は結婚していい奥さんもらって、子供も1人いる
自分はどうなってもいいから、家族は守りたいって言ってた

Aの両親と俺の両親は健在

俺の婆ちゃんは少し前に亡くなった
普通に病気だった

俺も一応嫁がいる
子供はいないけどな

正直、憑かれるのは怖いけど周りには迷惑かけないようにしようと思う
ここに書いたのは、お前らにこんな目に遭ってほしくないからだ
好奇心が皆を泣かせることになってしまうってことがある
お前ら、あんまり怪しい場所には不用意に入るなよ



99:65:2013/12/26(木)23:48:34.19ID:qOZ7zQGa0
聞いてくれてありがとう
これで名無しに戻るわ

その前に質問あったら答える



100:本当にあった怖い名無し:2013/12/26(木)23:50:03.29ID:OjNWIj8B0
Aがとりつかれた後に>>99はなにか心霊現象に遭遇した?



101:65:2013/12/26(木)23:54:05.23ID:qOZ7zQGa0
ないよ
でもそれらしいことは何回かあったな
霊感ないからなんとも言えないけど



102:本当にあった怖い名無し:2013/12/27(金)00:34:35.19ID:OJx0FmFj0
普通じゃないってどんな亡くなりかたしたんだろう?



103:本当にあった怖い名無し:2013/12/27(金)00:37:11.12ID:bleH8/Sl0
自分で全部歯を叩き折ってから海岸に行って窒息するまでヤドカリをのどに詰め込んだとかだろう



107:本当にあった怖い名無し:2013/12/27(金)07:09:42.20ID:Q5dujt1h0
65に質問
結局×××ってなんだったの?当然聞いたよね?
それと、そんな危険な廃屋を鏡と生贄程度でずっと放置していたのは何故?
いつ誰が入り込むか分からないよね?

もしそんな廃屋が存在するなら、寺と近隣の村の協力の元、全力で立ち入り禁止にすると思うんだけどさ



108:本当にあった怖い名無し:2013/12/27(金)07:12:57.77ID:x1bN0utk0
      マ   マ               
    ジ        ジ          マ
  レ マ           レ           ジ
ス      ジ          ス           レ
の          レ          ノ           ス
  嵐            ス        ア          の
 マ  マ              ノ      ラ     嵐 
ジ     ジ マ           ア     シ  マ    
レ       レ ジ           ラ    ジ     
 ス        ス   レ         シ レ       
   ノ        の     ス      ス          
    ア       嵐       ノ    の      
      ラ   ママ        ア   嵐    
        シジ   ジ       ラママ  
       レ  マ    レ     ジ    ジ
     ス     ジ     ス レ        レ
    の       レ    ス          ス
   嵐  マ       ス の          ノ
  マ     ジ       嵐       ア
  ジ  マ      レ    マ   ラ 
   レ    ジ     ス   ジシ 
     ス     レ   ノ   レ
       の     ス  ア  ス
         嵐    ノ  ラ  の 
           マ   ア  シ 嵐
              ジ ラ   ママ
                レ シ  ジジ
                  ス レレ
                    嵐      


          
109:本当にあった怖い名無し:2013/12/27(金)12:09:12.53ID:9HPMkKJu0
マジレスというか釣られてやってるんだろ




引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?318
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1386340824/65-109






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見えてるんだろ

2021.03.07 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

652:647:2007/06/02(土)16:01:11ID:ndC234M50
俺はバイク乗りなんだけど、3年くらい前に体験したやつをまとめてみた。

バイクと車は同じ道を走っているが、若干違うのはわかると思う。
タイヤの数とかエンジンの排気量とかではなく、身体がむきだしであること、その分音や空気をダイレクトで感じられること。
かっこつけたがりのバイク乗り達は「風を感じる」なんていうが風以外のモノを感じることも多くある。

バイクに乗りたての頃、俺はフルフェイスのヘルメットを着けていたんだけど、音がこもって気持ちが悪く、一度死角から飛び込んできた車に事故をもらってからは、オープン型のヘルメットか耳が外に出るダックテールっていうタイプのヘルメットを着けている。

風切り音だけでなく、周りを走る車のエンジン音やら排気音なんかを感じられるようになったので、ずいぶんと気が楽になった。
でも、それだけに余計なモノを見るようになったのかもしれない。

深夜に都内から俺の住んでいる県に向かって走っていたときのこと。
片側三車線の大きな環状道路(っつーか環八)を走っていると信号待ちの先の中央分離帯に人影が見えた。時間は2時くらいだろうか。
この時間になると、さすがに時々タクシーやトラックとすれ違うか併走するか程度で、ほとんど車通りはない。

街灯はあるけれど、広い道路なのでさほど明るくもない。
人影が見えたのは、そこは中央分離帯をまたぐ歩行者横断歩道があって、黄色の常夜灯がそのゾーンを照らしていたからだ。

内回り側にはマンションがあるので、深夜だからといって歩行者がいることもおかしくはない。ただその人影が気になったのはこちらの信号が赤ということ、つまり歩行者信号は青のはずなのに中央分離帯に立ち止まっているからだった。



653:647:2007/06/02(土)16:09:27ID:ndC234M50
携帯電話で話しているのかもしれないし、気にはなったが信号も変わりそうだったので、意識を外すと俺はアクセルに手をかけて発進準備をした。ほどなく信号が青になりバイクを発進させる。

交差点を越えて横断歩道を越えるときも、視界の片隅に人影はあってなんとなくそちらをみた。人影はおっさんだった。
青っぽい服というか、パジャマ?かなんかを来たおっさんだった。

中型バイクとはいえ、出足はいい。通り過ぎるときには40キロくらいは軽くでていたはずだ。そのとき俺が走っていたのは一番左車線。おっさんが立っていた中央分離帯からは一番離れていたのでさすがに顔までは見えなかった。

でも俺は「あ、おっさんだな」と思ったのだ。

今思えば。このあたりからちょっとおかしかったんだと思う。


「こんな深夜に薄着でよく寒くねえなあ」
走りながら俺はそんなことを考えていた。2月の深夜。
俺は防寒装備でモコモコに着ぶくれていたし、手袋も二重だった。

それからふと気づく。なんで「薄着」だなんて思ったんだろう。
時速60キロくらいで無人の道路を走りながら、俺は視界の右端にとらえた「おっさん」の姿を思い返してみていた。

薄着、そうだった。確かに薄着だと思ったんだ。おっさんの着ていた服はパジャマかなにかのように薄く感じた。この時期の歩行者は皆一様に着ぶくれている。特に上半身が着ぶくれているのでシルエットとしては下半身との間に大きな差がある。
なのに、さっき見た「おっさん」は全体的にえらい細く感じたのだ。
だから俺は「薄着」だと思ったのだ。



654:647:2007/06/02(土)16:19:20ID:ndC234M50
そんな風に自分の中で思考をまとめながら走っていると再び赤信号にひっかかった。対向車線にはトラックが止まっている。
こんな時間で、すれ違う車も少なくなってくると、普段は鬱陶しいトラックのエンジン音や高い位置についたライトも少し頼もしい。

信号を見上げながらアクセルを少しだけあけてグリップヒーターの熱を維持しながら、自分が吐き出す白い息を見ていると
その先の中央分離帯にまた人影がみえた。

最初、俺は
「あれ?工事案内の看板かな」
と思った。
なぜならその中央分離帯には横断歩道があるわけではないからだ。
だから、そんな中央分離帯に人がいるわけがない。
横断歩道のない道路を無理矢理渡ろうとしたが、対向車線側の往来が激しくて中央分離帯で立ち往生するバカは時々いるがこんな深夜のがらがらの道路で立ち往生するわけもない。

それに結構距離があって、おまけに明かりが乏しいにも関わらずしっかり「人がいる」とわかったのだ。
近くに光源があるようにも見えない。だから余計にオジギ人か誘導灯を振る看板かなと思ったのだ。


信号が変わって走り出す。相変わらず左車線を走る俺の視界の右端で人影はどんどん近づいてきた。
そして頭の中がハテナだらけで一杯になってそれから全身に寒気がはしった。アクセルをねじる手に力が入って一気に速度を上げて、人影の横を通り過ぎる。さっきのハテナだらけの頭の中は、今度は
「やめてくれよ…なんなんだよ…」
というようなつぶやきで一杯になっていた。

人影はさっきの「おっさん」だったのだ。



655:647:2007/06/02(土)16:36:56ID:ndC234M50
深夜、無人の道路をバイクで走っているわけで、横断歩道のあった交差点から、さっきの信号まではそこそこの距離がある。
1キロ以上は離れているはずだ。当たり前だが人間の足でこんな短時間に移動できる距離じゃない。

同一人物ではないかもしれないし、たまたま同じような格好をしたおっさんがいただけかもしれないが、なんとなくそういう偶然を否定する感覚が、俺の中にあった。

霊感とかそういうものではないと思うが、たとえば通勤の駅で朝乗り合わせた人と、同じ日の帰りの電車でまた乗り合わせたときに
「あれ?今朝の人だ」
と思うような確信感に近いかもしれない。
すれ違う時間こそ一瞬だが、通り過ぎるまで視界の片隅には見えているわけで、少なくとも数秒は見ていることになる。
だから見間違いではない。

時間が時間だったこともあって、空気の冷たさとは違う寒さに背筋が凍るような感覚だった。むかむかとするような圧迫感を胃袋に感じながら、俺は右のミラーをちらとのぞき込んだ。

おっさんはいなかった。

安心していいのかよくないのかわからなかった。というか
「多分いないだろうな」
と思ってミラーを覗き込んだのでやっぱりか、という確信に変わった。

ライダー仲間から時々も聞かされていた「通りすがりに見る」というヤツなんだと思った。
霊感は無いと思うが、オカルト系には人並み以上に興味があるので
「ついに俺も見ちゃったか」
となんとも言えない気分だった。



656:647:2007/06/02(土)17:00:18ID:ndC234M50
おっさんの横を通り過ぎるときこそ法定速度をはみ出していたが速度を戻しつつ、俺は頭の中で「やだなー」を繰り返しながら走り続けていた。やがて道路は分岐にさしかかり県境の大きな橋へ向かう道へと入る。
普段なら一段と車も少なくなってくるのだが今日は先導にトラックと乗用車がいたので、俺は怖さも手伝ってかなんとなく車間を詰めておこうと思い、トラックの後ろにつけて伴走状態でその道を走り続けた。

しばらく走っていると、なんとなく後味こそ悪かったものの人に話すネタが出来たなあなんて思い始めていた。
が、そんなお気楽な考えは、橋の方へ向かう分岐に来たときにあっさりなくなった。またいたのだ。「おっさん」が。

三度目ともなると絶対に見間違いなわけはなかった。
しかも今度は街灯がある。先導車両の明かりもだ。
おっさんは左折する分岐の曲がり角のところに立っていた。
俺はもう
「うわーうわー」
と小声に出しながら運転を続けていた。

このまま橋を渡るには、おっさんの真横を通らなければならない。
道を変える為に車線変更をしようかどうかと迷っていると先導のトラックが左ウインカーを出したので、なんとなく
「このままトラックについて行けば大丈夫だ」
と思い俺もそのままウインカーをだした。



657:647(終):2007/06/02(土)17:04:07ID:ndC234M50
キープレフトの原則を無視して俺はなるべく右寄りに走った。
トラックの右リアタイヤが真っ正面にくるくらいだ。
もちろん気休めに過ぎない。左側をなるべく見ないようにした。
分岐のカーブの手前でトラックが減速する。
おっさんの横を通り過ぎるタイミングで、トラックのエンジンが再加速のために轟音をあげた。

何事もなかった。実際何事もなく、俺は無事に橋を渡って家に着くことができたのだが、家に帰って布団に潜り込んでもなおしばらくの間震えが止まらなかった。

おっさんの横を通り過ぎた後、一気に速度をあげて法定速度をあっさり無視した速度で残りの道を走ってきたことで身体が冷え込んでいたこともあったが、原因はそれだけじゃなかった。

目の前で吹き上がったトラックの排気音。その轟音の中でもしっかり聞こえてしまったのだ。おっさんが明らかに俺に対していった

「 見 え て る ん だ ろ 」
という声が。
怒鳴り声ではなかった。ただ左側から確かにそう聞こえた。
グルアアアーというようなトラックの排気音の中でも、しっかり聞こえたのだ。
他にも何か聞こえた気がするが、それは聞き取れなかった。
いや、意図的に聞き取らないようにしたのかもしれない。
なぜなら俺はその直後に大絶叫しながら思い切り速度をあげてトラックを追い抜いて一気に走り去ったからだ。

あれ以来、夜中に同じルートで帰ることはしなくなったが翌朝もその後も特に変わったことはなかった。
ただ声を聞いてから自分でも驚くほどの絶叫をあげながら走ったせいか、しばらく喉が痛かった。



658:647:2007/06/02(土)17:05:56ID:ndC234M50
予想より長くなってしまったorz
しかも怖くなくてすまんです…o....rz





引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?166
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1179548777/652-658






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