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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.07 (Fri) Category : 

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ただの夢ではなかった

2017.01.07 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

266本当にあった怖い名無しsageNew!2006/06/01(木)17:12:40ID:c1vjU/bS0
これは、私の従兄(以下K)が実際に体験した話です。

3年前のことだ。
Kは不思議な夢を見た。
いつの間にか、真っ暗闇にKは居たそうだ。
遠くの方でかすかにゴリゴリとかボキボキとか、変な音がする。
その音は決して気持ちの良い音、とは言えない。

Kは、何か嫌な予感がしてその音がする方へ走っていく。
次第に音が大きくなっていくのが分かった。
そして、いつの間にかすぐ横で、何かがぼうっと光っているのに気付いた。
そちらを見ると、着物を着た女の子がこちらに背を向けて座っている。
どうやら、音はその子が発しているようだ。

Kはその女の子の前に回り込んで何をしているのか見ようとした。
しかし、その光景を見た瞬間、Kは何とも言えない感覚に襲われたそうだ。
口が異常に大きな、こけしのような女の子が、Kの妹を足の方から喰っているのだ。
女の子が口を動かす度にゴキゴキ音がする。

妹はすでに気を失っているようだ。
あまりの惨さにKは座り込みそうになったが、妹を助けなければ、と思い、その女の子を蹴り飛ばし、妹を抱き上げ必死に名前を呼んだ。
しかし、妹は気がつかない。

後ろの方で、女の子はうめいている。
とにかく、今のうちに逃げてしまおう、と思い、Kは妹を抱えて走り出した。



267本当にあった怖い名無しsageNew!2006/06/01(木)17:13:39ID:c1vjU/bS0
少し走ると、前方にドアがぼうっと浮かび上がってきた。
Kは
「あそこまで行けば助かる!」
と思い、必死になって走り続けた。
そして、後少しで辿り着く、というところで、背後に女の子の気配を感じた。

このままでは追いつかれてしまう、と思うがドアはもう目の前。
手を伸ばしてドアノブを回し、まさにドアの向こうへ行こうとした瞬間、服を引っ張られ、Kは後ろに倒れてしまった。
目の前には女の子の顔。

その子はKの耳元で
「許さない許さない許さない喰ってやるお前も喰ってやる!」
と、かすれ声で呟いた後、Kの耳に喰い付き、そのまま引きちぎった。
痛みと恐怖に悲鳴をあげ、その女の子を殴り飛ばし、妹を再び抱え、ドアを通った後、勢いよく閉めた。
その瞬間目が覚めた。

あまりの気味の悪さに息が切れ、汗でびっしょりになっているが、そこから抜け出したことに安著の溜め息をついた。
しかし、その瞬間
「今度は皆喰ってやる」
と耳元で聞こえたそうだ。
驚いて振り向いたが誰も居なかった。

それから、あの夢は見ていないそうだが、ただの気味の悪い夢ではなかったらしい。
現に、妹さんはこの3年間で2度も事故に合い、2度共足を骨折している。
それから、Kは右耳(ちぎられた方)があの日以来聞こえにくくなったそうだ。
もう二度と見たくはないし、そう祈っているとKは言っていた。

長文すいませんでした。


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?131
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148819216/266-267




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お母さんが・・・

2017.01.07 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

305:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:00:13
私の身に起こった事を聞いてください。
私は趣味といえるほどの散歩好きで毎日散歩を欠かす事がありません。
特に旅行先などで知らない道を散歩するのが何より楽しいのです。

その体験をしたのも旅行先での散歩の途中でした。
夕食後、ちょっと旅館の近所をぶらつこうと思い、でかけました。

少し歩くと大きな川があり幅10m程の河川敷の川よりが遊歩道になっていたのでそこを歩こうと決めました。
遊歩道から川面までは高さ3mほどの法面になっており、自然に生えた木や雑草で川の流れを見る事は出来ませんでした。

30分くらい歩いたでしょうか。
辺りもだいぶ暗くなりそろそろ戻ろうかと思っていたところへ小さな人影が見えました。

近づいてみると小学校低学年くらいの女の子が一人で泣いています。
迷子かと思い声をかけてみると川の方を指さして
「お母さんが・・・」
と言います。
お母さんがどうしたのと聞いても顔も上げず
「お母さんが・・・」
と言うだけです。
そのあたりの川は特に草木が多く鬱蒼としており川は全く見えません。
もしかして身投げかと思い茂みをかき分けて入ってみました。

「おーい、誰かいますか」
と声をかけてみましたが返事はありません。
すると河川敷の方で
「どうしました?」
と声をかけられたので、見ると女の子の横に初老の夫婦が立っていてこちらを見ていました。

「このあたりに人がいるみたいなんです!」
「そりゃ大変だ。どっちみちもう暗いし川の中へ入るのは危ないから警察を呼びましょう」
と110番してくれました。



306:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:02:20
しばらくするとパトカーや救急車がやってきて7,8人の警官が照明を使い川の中を探しました。
女の子はその様子をじっと見ていて、不安なのか私の手を握ってきたので小さな手をぎゅっと握りかえしてあげました。

「いたぞ!」
探し始めて10分もたたないうちに一人の警官が声を上げました。
他の警官や救急隊員もそちらへ向かいます。
それはちょうど私の正面の茂みのあたりでした。

残念ながら間に合わなかったようで担架で運ばれたのはビニールシートにくるまれた遺体でした。
それが私達の前を運ばれていく時私の手を握る小さな手にぎゅっと力が入ったのを感じました。
私はその子が気の毒で見れませんでした。
ただ泣いていました。
涙を抑える事が出来ませんでした。

警官の一人が事情を聞かせて欲しいというのであった事を全て話しました。
話し終えると怪訝な顔をして間違いないか聞き返してきます。
それほど混み合った話でもないのに妙だなと思いながら間違いありませんと言いました。
しばらく考えた後警官が口を開きました。

「おかしな事がいくつかあります。まず先ほど発見された遺体は死後1週間以上はたっています。おそらくもっと上流で亡くなりここまで流されたのでしょう。」
「そんな馬鹿な事はない。もしそうだとしたらここに母親がいるのがこの子にわかるわけないじゃないか!」
と言いながら私は手の中にあった小さなぬくもりがいつの間にか消えているのを感じました。
「もうひとつのおかしな事はそれです。その女の子を誰も見ていないんですよ。」

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)



 




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池の側で缶蹴りしていたらS君とはぐれた

2017.01.06 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

沈められたもの

ある戦国武将の支配下にあった城跡には雑木林があり、そこには池があった。
自殺の名所としても知られている、大きな池だ。

小学校時代、その地域で生まれ育ったUさんは、よく友達数人と一緒に雑木林や池の近くで遊んでいた。
自殺の名所といっても、遊び盛りの子供達にとって、身近にある大きな池は格好の遊び場だったのだ。

Uさんが小学四年生だったの時の正月。
隣町に住む親戚のS君が遊びに来たので、Uさんは
「友達と城跡まで遊びに行こう」
と彼を誘った。
S君もすぐに行ってみたいと同意し、ふたりは一緒に池に向かう事にした。

「池に近付いたら駄目だよ。多分、昨日の寒さで凍ってると思うけど……」
家を出る際、Uさんの母親が呼び止めたが、彼らは二つ返事で家を出た。
行きがてらにUさんの友達数人を誘い、駆け足で城跡まで向かう。

母親の言葉通り、池は見事に凍っていた。
しかし、あまり分厚く凍っているようではなく、氷上で遊ぶのは危険だと思った彼らは池を諦め、雑木林で缶蹴りをする事にした。
S君は初めて遊ぶ友人ばかりでまだ全員の名前を覚えきれていなかったので、まずは隠れる側になった。
じゃんけんでUさんの友人の一人が鬼になり、他の子供達はそれぞれ思い思いの場所へと隠れる。

UさんとS君も、それぞれ別の場所に隠れ、缶蹴りの遊びは始まった。
始まってしばらくは空き缶を蹴ったり、蹴られたりという状態が続いていたが、やがて鬼に捕まる子が増えてきた。
Uさんも見つかってしまい、これで全員が捕まっただろうと、彼らはまた新しく鬼を決めようとした。

しかし、そこでUさんはある事に気付いた。
「あれ? S君がいない……」
Uさんの言葉に、他の子供達もそういえば、と気付いた。
S君だけがまだ見つかっていないのだ。
まだ隠れていると思ったUさんと友人達は、大声でS君の名前を呼び、出てくるように呼びかけた。

ところが、いくら呼びかけても返事は無く、S君が何処かから出てくる様子も無い。
不審に思った子供達は、みなで雑木林を探し回ってみたが、一向に見つからない。
缶蹴りに飽きて家に帰ったんじゃないかと思ったUさんは家に戻る事にしたが、S君は家にもいなかった。

Uさんは泣きそうになりながら母親にS君とはぐれた事を話し、大人達と一緒に再び城跡へS君を探しに出かけた。
30分ほど探しまわっただろうか。
S君はあの池の淵で倒れているところを発見された。
幸い怪我を負ってる様子は無く、寒さのために少し頭がふらふらするというくらい。
安心した大人達が、どうして池の前に倒れていたのかとS君に尋ねると、S君は奇妙な話を始めた。

「林の中に隠れていたら、首に縄を巻きつけた男の人に声をかけられたんだ。その人に腕をひかれて、池に連れて来られたんだけど、怖くなったから逃げた。男の人は、そのまま池の中に入っていっちゃった……」
S君の言葉に、その場にいた誰もが首を傾げた。
変質者がS君を連れ去ろうとしたのなら解る。しかし、水中に消えたというのはどういう事だろう。
池には氷が張っているし、そもそもこの寒い中、池に入れる筈が無い。

それでも、
「池の中に入っていった」
と言い張るS君に押され、大人達は池を調べてみる事にした。
Uさんも興味本意でついていったところ、少し氷が薄くなっている部分が目に留まった。
氷を割らないよう慎重にその部分を覗き込むと、池の中が透けて見える。
そこにUさんは見てしまった。氷の下に漂う、虚ろな死人の顔を。

Uさんの悲鳴で大人達も死体を発見し、すぐさま110番に通報した。
警察の捜査が始まって死体は引き揚げられ、その死体が一週間前から行方不明になっていた男性で、何者かに絞殺された後で池に沈められたらしい事が分かった。
その男性の首にはロープが巻きつけられており、顔も服装も、全部がS君を池に連れて来た男と一致した。

「きっと、誰かに見つけてほしかったんだろう」
大人達はS君にそう話して彼を慰めた。
彼はその言葉を受け入れたようだったが、後になって、Uさんだけに真相を語ってくれた。


「あの人、僕を殺そうとしたんだよ。だって『一緒に行こう』って言ってたんだから……」



(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)


 




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