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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.06 (Thu) Category : 

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夜行列車

2017.01.11 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

624本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)18:57:07ID:4Tl6yMHd0
流れを無視して逝きます

以前・・・と言っても10年以上前の話ですが、現役バリバリの鉄チャンだった頃の実体験です
北海道の北東地域、オホーツク海に面した街、網走から夜行列車に乗って札幌へ向かう途中でした

ご存じの方も多いでしょうが、タコ部屋と称する強制労働従事者により敷設された石北本線という路線がありその中でも常呂地域と紋別地域を結び山を越える常紋峠という難所がありました

ここはとにかく陰惨な話には事欠かない凄いところでして、日中はそこで撮影したのですが人気のない山の中で常に視線を感じるという思い出すのも嫌な場所でした
ちなみに私は霊感と呼ばれる感覚が一切ありません



625本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:03:45ID:4Tl6yMHd0
夜行列車は留辺蘂という駅で若干停車した後、峠に向かってゆっくりと高度を上げていきます
常紋峠のクライマックスに挑む直前、最後の駅である金華駅に着いたとき、なぜだか列車が停車しました

ダイヤ通りで有れば通過な筈だが・・・と思っていたら程なく発車、たまたま通りかかった車掌氏に事情を聞くと走行中ブレーキ系統に異常が出たと警告表示が付いたので運転士が停車させて点検したとのこと

ブレーキのテストを行ったら問題無かったので発車したと答えた、しかし、この時の車掌氏、決してこっちを見ずその上、何かに脅えている様子がはっきりと分かってしまった

この時点でマズイ!と思ったんだけど、顔には出さず静かに荷物をまとめて自分の寝台に潜り込みました

その時は寝台を確保していたのですが私を含めて3人しか乗客が居なかったのです、怖いという感情が押し寄せてきて毛布を隣の寝台から拝借し2重に被って寝てしまう努力をしました



628本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:07:58ID:4Tl6yMHd0
やがて列車は速度を落とし、長い編成はカーブに沿って右へ左へ曲がっていきます
エンジンの音が轟きジョイントを越えるリズムはゆっくりになっていきました
ややあってまもなく峠の頂上か?と言うところまで来て列車が急激に減速
急ブレーキに近い状態で止まるのではないか?と思ったほどです

しかし列車は止まらず先頭の運転士が警笛をバンバン鳴らしながら列車は加速を再開しました
その時は咄嗟に
「あぁエゾシカでも飛び出したか」
と思ったのですが、歩くような速度で坂道を上りきり頂上のトンネルへ突入したのです
その道ではつとに有名なオカルト現象頻発トンネルの常紋トンネルへ・・・・・



629本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:11:27ID:4Tl6yMHd0
トンネルに突入した後もなぜか運転士は警笛を鳴らし続けていました
トンネルの中までエゾシカが?と思っていたのですが、やがて只ならぬ気配に気が付きました
寝台車の中が急激に生臭い・・・と言うか汗くさいというか、何とも言えない臭いで充満してきました

そして・・・・今でも忘れられない音・・・・
ガシャともグシャとも付かない割れた陶器を布袋に入れて床に落とすような・・・・・
そんな音が寝台車の通路を通過していきました



630本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:13:04ID:4Tl6yMHd0
やめればいいものを・・・そう思っても後の祭り
警笛が響き渡り列車のエンジンが唸っている状態
ふと毛布から頭を出してカーテンを少しだけめくって廊下を覗いてみました

なんであんな事をしたんだろう?
本当に今でも後悔しています
なんであのまま毛布を被っていなかったんだろう

そんな光景が



631本当にあった怖い名無し2006/06/04(日)19:17:29ID:4Tl6yMHd0
そんな光景が眼前にありました
廊下に点々と水がこぼれていた、と言うよりハッキリ足跡状態になって続いてました
寝台車の構造をご存じの方なら分かると思いますが寝台の中からは廊下の隅まで見る事ができません

しかし、廊下の頭上、窓の上の部分に小さな鏡が付いているのですが
そこに写っていたのは「黒い陰」でした



632本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:21:26ID:4Tl6yMHd0
その黒い陰が廊下の奥の方へすーっと消えていったんですけどやはりガシャともグシャともつかぬ音が響いてました
そして、その陰が廊下の隅へいったとき列車はトンネルを抜けたのですがその黒い陰が何故か振り返ったように思えたのです、まるでトンネルを振り返るように・・・・です

本当に怖い状態になると人間身動きがとれなくなると言うのを実感しました
やがてその黒い陰がすーっと消えたのです、なんて言うのかな、フォトショップとかで画像の透明度を変更して背景が陰越しに見えるというか、そんな感じ



633本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:24:24ID:4Tl6yMHd0
やがてほぼ消えると思った瞬間、凄い速度で・・・窓の外を流れる景色と同じ様な速度で廊下を駆け抜け・・・
と言うより横に吹っ飛んで消えたんですけど、自分の目の前を通り抜けるとき、なぜだか・・・
本当になぜだか知りませんが、その陰の顔がこっちを見たような気がしたのです

と言うのも、まさに感覚的な物ですが、目と目があったような気がしたんです
なんて言うのか、そう、恨みのこもったような眼差しを感じました
それで何かもう心底怖くなって石のように固まってました



634本当にあった怖い名無しsage2006/06/04(日)19:27:42ID:4Tl6yMHd0
しばらくして我に返ったときは車掌さんが廊下から声を掛けたときです、
「お客さん・・・・見ましたか?」
でした
大丈夫ですか?ではなく見ましたか?と声を掛けられました

車掌氏は慣れた手つきで廊下の水を拭き取ってました、それって・・・・そこまで言ってから声が出なくなりました
ふき取ったティッシュがほんのり赤かったのを見たからです

車掌氏はどこか遠いところを見るようにボソッと
「金華で臨停するときは100%出るんですよ」
と言って車掌室へ消えていきました
その顔は青ざめきっていて、まるで人形のようでした



638本当にあった怖い名無し2006/06/04(日)19:31:19ID:4Tl6yMHd0
峠を越えた列車は速度を上げて坂道を下っていきますが、いつの間にか警笛は鳴らなくなっていました

ただ、なんかいつもより速いなぁ・・・と思っていたのですが、それよりも動悸が収まらず寝台の中で小刻みに震えていました

やがて列車は遠軽と言う駅に到着しました、なんか喉が無性に渇いたので駅のホームの自販機で缶コーヒーを買ったのですがちょうどそこへ運転を終え交代した運転士さんが通りかかりました

「峠の上でシカでもいたんですか?」
と声を掛けたんですが
運転士は力無く笑って
「いや、シカではなかったです」
とだけ言って詰め所に入ってしまいました

現場の運行スタッフも嫌がる常紋の恐さを体験した夜のことです
これは誓って実話です

終わり


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?131
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1148819216/624-638




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拍手[3回]

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ー毒男の怖い話とか音楽とか雑談とかー <毒男シリーズ>

2017.01.11 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1:毒男◆B.DOLL/gBI[]2017/01/09(月)21:15:36.156ID:wL0kuuJ60.net
|A-) 怖い話は探しながら人がいる限りゆっくりと
   怖い話書ける人、貼れる人はどうぞー
   レスがなくなったらさるさんくらったか寝たか人いなくなったと思ってね



8:毒男◆B.DOLL/gBI[]2017/01/09(月)21:19:47.371ID:wL0kuuJ60.net
小学4年生くらいのことなんだけど、親戚が水泳教室を開いていて、そこの夏季合宿みたいなのに参加させてもらった。
海辺の民宿に泊まって、海で泳いだり魚を釣ったり山登ったりする。
小学生が十数人と、あとは引率の先生が男女あわせて4人くらいいた。
俺は同年代のいとこがいたせいで、すぐに他の生徒ともうちとけ、1週間毎日楽しく過ごした。

その最終日前日のことだったと思う。
運悪く台風が近づいてきているということで、海でも泳げず俺たちは部屋でくさっていた。
みんなは部屋で喋ったりお菓子食べたりテレビ見たりしてたが、俺は目の前の海を、民宿の2階の窓からぼんやりと眺めてた。
強風で物凄い高さの波がバッコンバッコンやって来るグレーの海。

なんだあれ?
思わず声が出たのかもしれない。
気がつくと後ろにKちゃんもやってきて一緒に窓の外を見ていた。
2つ上の6年生で、虫取りが上手な奴だったと記憶している。
「え、あれ…」
Kちゃんも浜辺のそれに気がついたらしく、目が大きく見開いている。

荒れ狂う海のすぐそばを、白いモノが歩いてくる。
歩いてくる?というか移動してくる。
男か女かも分からない。
俺は近眼なんで良く見えない。
服とか着てるようには見えないんだけど、全身真っ白だ。
真っ白のウェットスーツ?そんなものあるのか?
動きはまるでドジョウ掬いをしているような感じで、両手を頭の上で高速で動かしている。



15:毒男◆B.DOLL/gBI[]2017/01/09(月)21:20:47.951ID:wL0kuuJ60.net
俺の真後ろで突然やかんが沸騰した。
ピーーーーーーーー!
いや、ちがう。

Kちゃんの叫び声だった。
引率の先生が飛んできた。
Kちゃんは何回もやかんが沸騰したような音を出して畳をザリザリとはだしの足でこすって、窓から離れようとしていた。

その後引率の先生と他の先生とがKちゃんを病院に連れて行ったような気がする。
その日はみんな怖くなって布団をくっつけあって寝た。
Kちゃんは戻ってこなかった。

数年後親戚の集まりでいとこと会ったので、その夏の事を聞いてみた。
いとこは何故か露骨に嫌な顔をした。
Kちゃんはストレス性のなんとかで(脳がどうとか言ってたかな)その後すぐに水泳教室をやめたらしい。
水泳教室自体も、夏季合宿の類を中止したそうだ。
Kちゃんは何を見たと言っていた?俺が聞きたいのはこれだけなんだが、どうしても聞きだせなかった。

俺は、その夏季合宿の後すぐ眼鏡をかけるようになった。
でも今でも、その夏季合宿の時に眼鏡をかけていたら…と思う。
Kちゃんは一緒に森を探索したときに、木に擬態しているような虫も真っ先に見つけるほど目が良かった。
Kちゃんはきっと、その浜辺で踊っていたモノ(踊っていたとしか言い様がない)を、はっきりと見てしまったに違いないんだ。

(続きは『続きを読む』をクリック)


 









拍手[2回]

東京のはずなのに

2017.01.11 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

119:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)14:54:52.63ID:aSaLuB1A0.net
三年前、霊感の無さに定評のある俺が東京で体験したありえない話。長め。

空手の試合の帰り、ボロ負けして痛みを我慢しながらチャリこいでた。
試合会場が微妙な距離で、携帯でマップを見ながら帰ってたんだが、大通り沿いから住宅街に入る道が若干近道になると気付いてそっちに行くことにした。



120:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)14:56:05.75ID:aSaLuB1A0.net
最初はなんの変哲もないただの住宅街だったんだけど、途中から舗装されていない道になり、いつの間にか道の両脇に木が生い茂る怪しげな道を走っていた。
もう日も落ちてて早く帰りたかったし、携帯のマップも正確な道を示してたからうわーやめたらよかったと思いながらも進んだ



121:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)14:56:43.63ID:aSaLuB1A0.net
左ひざを痛めてたんだが、走ってるうちに痛みが酷くなってきたから一旦止まってもんでみた。
が、なんか濡れてる。携帯のライトで確認したらびびった。
血がズボンを濡らしていた。

怪我といっても打撲のはずなんだが。生い茂った木で切ったかもと思ったんだが、長ズボンだし何かが当たった感触も無かった。



122:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)14:59:31.98ID:aSaLuB1A0.net
そこで初めて違和感に気がついた。
その道は街灯も無く、ほとんどまっすぐの道はチャリのライトなしでは暗すぎる。
携帯でマップを確認したが、普通に住宅街を走っていることになってる。

でもマップって建物の形もわかるようになってるじゃん。
道沿いにはほとんど絶え間なく建物があるはず。
でも改めて見渡せばほとんど森といってもいいくらいの密集した木々。
急に鳥肌が立った。



123:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)15:01:50.50ID:aSaLuB1A0.net
すぐさま引き返したんだけど、曲がった覚えのない道をいくら走っても元の道にはもどらない。
足も痛いし汗だくになって必死にチャリをこいだんだが、とにかく大通りに出ない。

携帯のマップではもうとっくに大通りを過ぎて学校かなんかの校庭を爆走していることになっていた。
テンパりまくって泣きそうになりながら進むと急に開けた道に出た。

化け物のようにデカイ木が目の前にあった。
もう完全に東京じゃない。
天下の新宿まで電車で30分弱だぞ?もう視界がクラクラした。



124:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)15:04:46.82ID:aSaLuB1A0.net
ズキズキする足を照らして見ると相変わらず血が出続けてる。
頭も痛くなってきて汗が噴き出す。
鳥肌も、、、もう全身が粟立つってこのことかと思う程にザワザワしてる。

化け物の木を絶望して見上げていると人の歩く音が聞こえた。
心底不気味だったけど、もう恐怖で気が狂いそうだったから音の方向に叫んだ。
助けて!ここはどこなんだ!
足音が止んだ。
俺は助けてと叫びながら足音の方に進んだけど、誰もいない。

急に真後ろから足音がした気がした。振り向くと人影が立っていた。
これが本当に人の影。顔も何もシルエットとしか認識できない。もう何が何だかわからなかった。



125:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)15:07:08.30ID:aSaLuB1A0.net
背丈は同じくらいだったけど、頭と指が異様に細くて長い。
変な呼吸音と地鳴りのように低い鳴き声みたいな音を出していた。
とにかく何より、その影を認識した瞬間頭痛と足の傷の痛みが増した気がして敵意を感じた。

もう混乱しすぎてプツッと何かが切れた。
正直あんまり覚えてないけど俺は絶叫しながら攻撃した。
全身全霊で2、3回突きを入れた気がする。両拳に柔らかい(毛皮っぽい?)感触が残った。足が痛かった。

気がつくと知らない街の公園に立っていた。
公園というか広場というか、、、住宅街にぽっかり空いた空き地みたいなところだった。
当たり前にある街灯や明かりのついた家をを見た瞬間に安心して気を失いそうになった。



126:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)15:08:54.68ID:aSaLuB1A0.net
チャリがない。携帯はある。
マップは化け物の木に居た場所で指していた位置と同じ位置を指していた。
つまり正常に動いていた。

足の出血が尋常じゃなく、血のシミがすでに足首まで広がっていた。
救急車は自分で呼んだと思う。
通行人かもしれないけどもう覚えてない。
左ひざの傷は引っ掻き傷のように2本の線状になっていて、医者にはなんでこんなになるまで放っておいたのかちょっと怒られた。

壊死しかかっていたらしい。
言うまでもなく長時間放っておいた訳じゃない。
傷の範囲は小さいけど深かったようで、治るのに大分かかった。
3年経った今でも時々痛む。

都心に近い心霊とかそういうのと縁遠い土地柄やおれの普段からの大袈裟な性格も相まって信じてくれる人はいないが本当の話。
2度と怪しげな小道には入らないと誓った。
あ、チャリは今も見つかってない。長くてごめんね。



127:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/01/09(月)15:50:36.09ID:rwtsFIrz0.net
無事に帰れて良かったよ。足お大事に



129:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)16:33:59.99ID:Xzmu5NHv0.net
>>125
気づいた時にいた公園は結局どこだったか今でもわからないの?



132:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/01/09(月)18:09:33.82ID:aSaLuB1A0.net
>>129
大体の位置はわかるんだけど、恥ずかしながらそっちの方にはそれっきり行ってない。
ストリートビューで探してみようかなぁ

 
引用元:みんなの不思議体験がききたい
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1483011251/119-132




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