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高校を卒業して学生会館に入寮していた時の話
2020.12.29 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
863:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火)12:27:41ID:VgiYpnNd0
文章にするとあまり怖くない&長文ですが、、、
高校を卒業して学生会館に入寮していた時の話です
同じ高校から来ていた子と入寮しており部屋も隣同士でした
ある日、二人でいたら他の入寮している人が
「上の階のある部屋で幽霊が出たらしいよ」
と話を聞きました
その時は
「新しい建物なのに幽霊出るんだ」
とちょっと不思議だった
それから半年くらい経ったくらい
夜寝ていたら急に金縛りにあった
体が動かすことが出来ず、このままやりすごそうと思ったときに足元側の部屋の隅に目が行った
誰か…立ってる…
記憶には無いがその後すぐに意識が落ちて気がついたら朝だった
翌朝ご飯を食べながら友人にこの話をすると
「実は…」
と友人も話はじめた
「私も2~3日前に見たんだよね、幽霊?女の人が部屋の隅に立っていて…金縛りは無かったけど…」
急に怖くなり部屋に居るのが苦痛になるくらいだった
たぶん精神的に来てて何かと怖がっていたんだと思う
864:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火)12:28:45ID:VgiYpnNd0
静かなのも怖いのでテレビをつけて気を紛らわしていると 何か 物音が聞こえてくるのに気がついた
コンコンコン… コンコンコン…
ノック?壁から?壁に耳を当ててみる 違う 壁からじゃない
コンコンコン… コンコンコン…
どこ?えっと、どうやってもこのタンスから聞こえてくる
寮にもともと置いてあるタンスの中からノックがしているのだ
そのタンスというのは180cmくらいの高さで下二段が引き出し、上は開き扉になっている物
確かに上のほうなら人は入れるし…だからって開いて確かめる勇気も無い!
即、友人に内線電話をし
「もしもし?あの、うちのタンスの中からノックが聞こえてくる!」
「嘘!!ちょ、だっ、あの私の、私のとこのタンスからも聞こえて来てんの!今!ど、どうしよう!!」
二人でパニくり寮を飛び出してスーパーに行き「博多の塩」を購入
玄関と部屋の四隅に盛り塩を1ヶ月間していました
あれは何だったんだろ
866:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火)13:37:12ID:/dR26RO/0
>>864
は!か!た!の!しお!
は「博多」ではなく「伯方」な
引用元:実話恐怖体験談 七談目
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1178169154/963-866
.
文章にするとあまり怖くない&長文ですが、、、
高校を卒業して学生会館に入寮していた時の話です
同じ高校から来ていた子と入寮しており部屋も隣同士でした
ある日、二人でいたら他の入寮している人が
「上の階のある部屋で幽霊が出たらしいよ」
と話を聞きました
その時は
「新しい建物なのに幽霊出るんだ」
とちょっと不思議だった
それから半年くらい経ったくらい
夜寝ていたら急に金縛りにあった
体が動かすことが出来ず、このままやりすごそうと思ったときに足元側の部屋の隅に目が行った
誰か…立ってる…
記憶には無いがその後すぐに意識が落ちて気がついたら朝だった
翌朝ご飯を食べながら友人にこの話をすると
「実は…」
と友人も話はじめた
「私も2~3日前に見たんだよね、幽霊?女の人が部屋の隅に立っていて…金縛りは無かったけど…」
急に怖くなり部屋に居るのが苦痛になるくらいだった
たぶん精神的に来てて何かと怖がっていたんだと思う
864:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火)12:28:45ID:VgiYpnNd0
静かなのも怖いのでテレビをつけて気を紛らわしていると 何か 物音が聞こえてくるのに気がついた
コンコンコン… コンコンコン…
ノック?壁から?壁に耳を当ててみる 違う 壁からじゃない
コンコンコン… コンコンコン…
どこ?えっと、どうやってもこのタンスから聞こえてくる
寮にもともと置いてあるタンスの中からノックがしているのだ
そのタンスというのは180cmくらいの高さで下二段が引き出し、上は開き扉になっている物
確かに上のほうなら人は入れるし…だからって開いて確かめる勇気も無い!
即、友人に内線電話をし
「もしもし?あの、うちのタンスの中からノックが聞こえてくる!」
「嘘!!ちょ、だっ、あの私の、私のとこのタンスからも聞こえて来てんの!今!ど、どうしよう!!」
二人でパニくり寮を飛び出してスーパーに行き「博多の塩」を購入
玄関と部屋の四隅に盛り塩を1ヶ月間していました
あれは何だったんだろ
866:本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火)13:37:12ID:/dR26RO/0
>>864
は!か!た!の!しお!
は「博多」ではなく「伯方」な
引用元:実話恐怖体験談 七談目
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1178169154/963-866
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押し入れにあったもののせいで……
2020.12.22 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
951:まめ。:04/10/2321:27:15ID:aXzjaNr9
学生時代に仙石線沿いのアパ-トを借りた事があります。
同期の奴と二人で同居をしていた僕は、ここで一生忘れられない経験をしました・・。
校内の規則に依る一年の学生寮住まいを終えて、晴れてアパ-トに移ったばかりの、忘れる筈もない四月十日の晩の出来事です。
夜中に、妙な夢を見て目が覚めました。
夢の中で眠る我々二人を、ベランダのカ-テンの陰からジッと見ている者がいるのです。
薄暗くて顔は見えませんがその姿はハッキリとわかり、僕は布団の中で呼吸を整えました。
「こんの野郎・・とっ捕まえてやる・・」
不思議と恐怖感はなく(夢の中だからか)、機を狙ってとび起き
「誰だ!」
と叫ぶとカ-テンを払いのけるように開けました。
952:まめ。:04/10/2321:28:59ID:aXzjaNr9
勢いよくカ-テンを開けようとした僕は、ベランダに無造作に並べておいたペットボトルを蹴ってしまった・・・
「カラカラ-ン!!」
二階ある我々の部屋のベランダから落ちたボトルが、アスファルトの上で跳ねた・・
思わず、その音の方向を見ると黒い人影が走りゆく姿が見えた。
「逃げられたか・・・」
そう思ったところで目が覚めた・・・
隣の布団を見ると、同居人が間抜けな顔で眠り呆けていた。
変な夢を見たものだなと思いながら時計を見ると、寝付いてまだ一時間半、まだまだ充分寝直す時間はあった。
さあまたグッスリ寝ようと思ったその時・・・
・・・恐怖との対面の瞬間は突然やってきたんです。
953:まめ。:04/10/2321:29:51ID:aXzjaNr9
明らかに誰かから見られている、それがハッキリとわかるんです。
それは視線を感じるとかいうレベルではなく、例えて言えば生命を維持しようとする僕の本能に、直接触れられたような恐怖・・
視覚でも聴覚でも感じ取れないものを感じてしまった瞬間でした。
二十歳の誕生日を向かえたばかりの僕でしたが、それまで霊感など感じた事もなく過ごして来た、それがこの日この瞬間にいっきに開花したんです。(事実この晩以来・・僕は様々な霊体験をする様に・・)
搾りあげられるような恐怖に、鼻の奥から目頭にかけて突き抜けるような感覚が走り、顎は僕の意志ではない力でグラグラガクガク揺れました。
「うぉあぁあああ-」
その瞬間は理性などなかったのでしょうが、無意識に隣で寝ている同居人を揺り起こしていました。
954:まめ。:04/10/2321:30:39ID:aXzjaNr9
おい、起きろ、おい!」
何も知らずに寝入っていた同期はキョトンとして
「ん?どした・・・」
この時程、誰かと言葉を交わす事に安らぎを感じた事は今まで無かった事だと思います。
ひと言同期の声を聞いただけで僕の恐怖は半減し、ゆっくり今、夢を見て目覚めたところから得体の知れない恐怖感を感じた事まで言い終えるとすっかり気持ちが落ち着いていました。
「まあまた何かあったら起こせよ、俺は寝るぜ・・」
「ああそうだな、悪かったな起こして・・」
そんな会話を最後に同期は直ぐにまた眠りに入ってしまいました。
「気のせいにしてはスゴかったな・・」
そう思い返すとなんだか、あれ程怖がってしまった自分に照れさえ感じながら自分も布団に入り視線を上に向けたその時・・・
ソイツと眼が合ったんです。
955:まめ。:04/10/2321:31:46ID:aXzjaNr9
この話には随分ちゃちな脚色がされて、しばらくの間我が校の後輩に伝わったみたいで自分自身、直接後輩から聞いた事があります。
最初はまさか僕がその当事者であるとは思わずに話してたみたいですが、そんなふうに後輩の間には伝わっているんだなと思いました。
でもこの話しは、下手な尾ひれなど付けなくても充分というかむしろ脚色してしまう事でリアリテイがなくなっているなと・・
本人である自分としてはどうしても、そう思ってしまいます。
956:まめ。:04/10/2321:32:39ID:aXzjaNr9
僕と同居人が寝ていた部屋には押入があり、その押入の上方に縦が40cmくらい、横幅が襖幅の収納スペ-スがありました。
押入に足を向ける形で寝ていた僕達は、仰向けになって眼を開くと自然に押入の上の収納スペ-スに視線が向くんです。
そしてその中にソイツはいたんです・・・
たった40cm程しかない高さに平べったくなって、胡座をかいて腕組をしてジッとこちらを見ている。
痩せギスの身体にはアバラがうきでて、やたら手足だけが長かった。
不思議なのは(ここまででも不思議ですが)そこの収納スペ-スの小さな襖は閉まっているのに、その姿がハッキリ見えるんです・・。
サ-ッと血がひくという表現をよく聞ますが、この時は自分の体温が急激に冷えていくような感じがしました・・
大声で叫ぶような種類の恐怖ではなく、妙に冷静に頭の中で
「そんな筈はない、そんな理由はない」
と、目の前の現実を懸命に否定しました・・そしてガバッと布団をかぶってギュッっと眼をつぶったんです。
957:まめ。:04/10/2321:33:25ID:aXzjaNr9
でもそれでも尚、ハッキリとソイツの姿は見えるです。
まるで襖も布団も僕の瞼もなくなってしまい、いや部屋そのものも消えてしまったかのように、僕とそいつだけが空間に存在しているかのように・・・
覚えているのはここまです・・後から思えば僕は気を失ったのだと思います。
次の日の朝は素晴らしい快晴で・・・
何度も声をかけたという同居人に起こされて僕は眼を覚ましました。
僕を形勢する細胞の一個々々までも眠っていたかのような深い眠りでした。
実際この朝以来、現在に至るまで僕の人生の周囲には様々な不思議な出来事がありますからそういう意味では生まれ変わったのかも知れません。
958:まめ。:04/10/2321:34:43ID:aXzjaNr9
あまりに深い眠りだった為か、現実として受け止めたくないという気持ちがそうさせるのか、僕は起こされた時点では昨夜の出来事などまるで覚えてはいませんでした。
「おい、お前あれからは何ともなかったか?」
「・・・・・・・何が?」
「何がってお前・・夕べお前、俺を夜中に起こしただろ。ほら、何だかおっかねぇ夢を見たとか何とかよぉ」
同期の奴の言葉を最後まで聞かないうちに、一気に記憶がよみがえった時のあの恐怖は、今も忘れられないんです。
959:まめ。:04/10/2321:35:21ID:aXzjaNr9
高砂の駅を降りて少し歩いてから踏み切りを渡ると、やがて道に突き当たりそこを曲がったところに、ヒドク無愛想な店主のいる雑貨屋がある。
そこの斜め向に僕らのアパ-トはありました。
あのアパ-トでの出来事はあれから、何度も繰り返し誰かに話をしたり時間が経過していく過程で、自分の中でどんどんリアリティが薄れ・・
自分自身、今ではあれが事実であったのかどうかも確信が持てない程記憶は曖昧になってしまいました。
でも間違いなく現実に体験した事なのです。
以下は更に核心に触れていきますが、興味のない方はすいませんがスル-してくだされば有り難いです。
960:まめ。:04/10/2321:36:56ID:aXzjaNr9
同期と一緒に朝トレに向いながら、ふと気がついた事がありました。
「そういえば押入の上の収納スペ-スって覗いた事があったかなあ・・」
少し気にはなったが何かを考えながら出来る程、我が部の朝トレは軽くなく・・しばしの間はそのことから頭が離れました。
朝トレからの帰り道、気になっていた事を同期に聞いてみた。
「おい押入の上って何が入ってるんだ?」
「そんなの知らんよ、アパ-ト入る時に片づけたのはお前だろ」
「そうだよな、じゃあもしかしたらまだ一回も開けた事ないかもなあ・・」
昨晩自分をジッと見つめていたアイツは、なぜあそこから見ていたんだろう。
それまで気にも懸けた事のないあの収納スペ-スが、入居以来未確認だった事もあり当然ですが、確かめられずにはいられなくなりました。
アパ-トに戻ると先ず、朝食の用意なのですが、その間に同居人である同期が例のスペ-スを確認しました。
「なんだこりゃあ・・・・」
という同期のヤツの声が台所まで聞こえてきたので
「どうしたぁ・・」
と自分も押入のある奥の部屋に入ってみました。
「ちょっと見てみろよ・・」
「何だよ、何があったんだよ・・」
同期が丸イスから降りたので、次は自分がイスにあがり中を覗くと眼に入ったのは黄色に変色した新聞に包まれた、大きな箱でした。
961:まめ。:04/10/2321:37:40ID:aXzjaNr9
スペ-ス一杯にギリギリおさまっている箱を見ながら
「何なんだろうな・・」
「何が入ってるんだ・・・」
と同期と二人で顔を見合わせましたが、意見は直ぐに一致しました。
「とりあえずは開けてみようか・・」
普段、紙に包まれた箱を開ける時などは包装紙をビリビリに破ってしか開ける事のない自分が、この時は妙に慎重にゆっくりと包みを開きました。
押入の上から下におろす時の手応えで、箱は随分しっかりしたつくりのように感じましたが、古新聞の中から出て来たものを見て我々二人は一瞬息を呑みました。
「仏壇だ・・・」
962:まめ。:04/10/2321:38:21ID:aXzjaNr9
一般家庭の仏間に置いてある仏壇に比べれば、ひとまわりもふたまわりも小さくはありましたが、その外観はどう見ても仏壇でした。
「中を開けてみろよ・・」
「う、うん・・・」
この時、この仏壇を開けるのが自分ではなくて同期の方だったらまたその後の展開はちがったのかもしれません。
この日以来、身の回りでそれまではあり得なかった出来事が次々と起こるようになったのは、どうしてもこの事がキッカケであるとしか思えないのです。
しかし、自分が古新聞の包みを開けた流れもあり仏壇らしき扉に手をかけたのもやはり自分だったんです・・
この時、迂闊にも立てる事をせずに仏壇を寝かしたままで扉を左右に開いてしまいました。
勿論この時はまだそれが後々、自分の胸の中につきささって来る事になろうとは思いもしなかったのですが・・・
963:まめ。:04/10/2321:39:05ID:aXzjaNr9
カチャッ・・っと観音開きの扉を開けると、中央に寝かすように置かれている仏像と眼が合いました。
その瞬間、一瞬その眼がカッと開いて私をニラみつけたような気がして身体がブルッとふるえました。
「おぅわあぁああ!!」
と大袈裟にふるえたので同居人も驚いて
「おぉ!」
と声を出し・・
「おどかすなよ、どうしたんだよ」
「ああ、悪い悪い・・・」
そう言いながらゆっくり、その仏壇ごと縦に立てて仏像も中央に置いてみました。
立てて見るとその仏像は随分、下眼使いで正面からみても先ほどのように視線が合う事はありませんでした。
「それにしてもさっきはビビッたなあ・・」
964:まめ。:04/10/2321:39:55ID:aXzjaNr9
何となくその場に居て空気が重くなり、台所に戻ろうと思い立ち上がった時に同期のヤツが仏壇の中をのぞき込んで
「ん、何か書いてあるなあ・・」
と言うので、その場にとどまり書いてある内容を同期が読むのを待ちました。
「ええっとぉ・・・」
『 決シテ意ヲ合ワセヅ合ワサセヅ決シテソノ眼ヲ合ワセヅ合ワサセヅ 』
背筋が冷たくなったなんてものではありませんでした。
自分はもう既に眼を合わせるどころか、あの眼で睨まれてしまった後なんですから・・
966:まめ。:04/10/2321:41:23ID:aXzjaNr9
普通に設置し仏壇が立っている中央に置くぶんには、余程下からのぞき込まない限りは眼が合う筈のない仏像でありましたが横置きにして開いてしまったが為に、しっかりその眼で私を確認されてしまいました。
しかしだからといって、それがどうだというのか・・
何があるというのか・・その時はまだ解りませんでした。
その時はまだ、切り開かれた新しい感覚がほんのちょっと働き始めたばかりでしたから・・
それでもその、ほんのちょっと働き始めたばかりの感覚なりにこれから自分の身の回りに、何かしら異変が起こるような予感はハッキリとしました。
------完------
長々とお付き合いありがとうございました。
長いとのご指摘もありますのでここで止めさせて頂きます。
967:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:43:25ID:POCIHAJY
な が っ ! !
ここまで長い書き込み久しぶりに見たw
969:マン・オン・ザ・タイトロープ◆MANtaiPMC6:04/10/2321:45:21ID:GlD+OVIl
まめ、乙。
気が向いたらまた書いてよ。
色々経験してるみたいだから。
ちょい質問です。
収納スペースにあぐらかいて座ってた奴って、具体的にはどんな顔だったの?じじぃ?
あばらが見えたってことは、裸だったのか?
970:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:46:37ID:SJEIcouf
乙です。
その後、どんな異変があったのか気になるがね(・∀・)
971:まめ。:04/10/2321:48:38ID:aXzjaNr9
表現上の着色はありますが、基本的には事実に基づいています。
他スレで書いていたらやはりuzaiとのご指摘があり中断してしまったので、卑怯ながらここでは一気にと思ったのですが・・
やはり長かったですね^^;
・・・・・・・・・・・申し訳ありませんでした。
972:まめ。:04/10/2321:53:33ID:aXzjaNr9
>>969
毛髪は無く裸で顔の輪郭はラッキョウ型(ムンクの「叫び」の如く)でした。
腕を組み胡座をかいていましたがペタッと平べったくなって無表情で自分を見下ろしていました。
974:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:57:20ID:o1mIWgld
まめさんは、>仙石線って云うと、宮城県人ですな~。乙
976:まめ。:04/10/2321:59:32ID:aXzjaNr9
ありがとうございます。
ですがその後、アパ-トの大家さんに相談して仏壇を処理して頂いたくだりから、自分が急に周囲でおきだした様々な出来事で少しノイロ-ゼ気味になり、高野山の住職に相談に伺ったあたりまで書いてもまだまだ展開は続いてしまいますのでまた、次の機会に書かせて頂ます。
読んで頂いてどうもありがとうございました。
977:マン・オン・ザ・タイトロープ◆MANtaiPMC6:04/10/2322:00:59ID:GlD+OVIl
まめ、絶対また来いよ。
979:本当にあった怖い名無し:04/10/2322:15:04ID:1zcPNajf
意を会わせず~は何かの説教で、呪の詞ではないと思う。
一方的に怖がってるのでは。
あばらの浮き出た人も、厳しい修行して仏になる修験者の姿では。
仏陀だってそういう課程を経て悟りを開き、仏になったのだし。
ぐっすり眠れたっと言うくだりでは、別に害があるとはは思えない。逆に加護しようとしているのでは。
睨みつけてきたのは、自分の存在を教えたのに見事にスルーしたおまいへの当てつけ。
引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?86
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1096921285/951-979
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学生時代に仙石線沿いのアパ-トを借りた事があります。
同期の奴と二人で同居をしていた僕は、ここで一生忘れられない経験をしました・・。
校内の規則に依る一年の学生寮住まいを終えて、晴れてアパ-トに移ったばかりの、忘れる筈もない四月十日の晩の出来事です。
夜中に、妙な夢を見て目が覚めました。
夢の中で眠る我々二人を、ベランダのカ-テンの陰からジッと見ている者がいるのです。
薄暗くて顔は見えませんがその姿はハッキリとわかり、僕は布団の中で呼吸を整えました。
「こんの野郎・・とっ捕まえてやる・・」
不思議と恐怖感はなく(夢の中だからか)、機を狙ってとび起き
「誰だ!」
と叫ぶとカ-テンを払いのけるように開けました。
952:まめ。:04/10/2321:28:59ID:aXzjaNr9
勢いよくカ-テンを開けようとした僕は、ベランダに無造作に並べておいたペットボトルを蹴ってしまった・・・
「カラカラ-ン!!」
二階ある我々の部屋のベランダから落ちたボトルが、アスファルトの上で跳ねた・・
思わず、その音の方向を見ると黒い人影が走りゆく姿が見えた。
「逃げられたか・・・」
そう思ったところで目が覚めた・・・
隣の布団を見ると、同居人が間抜けな顔で眠り呆けていた。
変な夢を見たものだなと思いながら時計を見ると、寝付いてまだ一時間半、まだまだ充分寝直す時間はあった。
さあまたグッスリ寝ようと思ったその時・・・
・・・恐怖との対面の瞬間は突然やってきたんです。
953:まめ。:04/10/2321:29:51ID:aXzjaNr9
明らかに誰かから見られている、それがハッキリとわかるんです。
それは視線を感じるとかいうレベルではなく、例えて言えば生命を維持しようとする僕の本能に、直接触れられたような恐怖・・
視覚でも聴覚でも感じ取れないものを感じてしまった瞬間でした。
二十歳の誕生日を向かえたばかりの僕でしたが、それまで霊感など感じた事もなく過ごして来た、それがこの日この瞬間にいっきに開花したんです。(事実この晩以来・・僕は様々な霊体験をする様に・・)
搾りあげられるような恐怖に、鼻の奥から目頭にかけて突き抜けるような感覚が走り、顎は僕の意志ではない力でグラグラガクガク揺れました。
「うぉあぁあああ-」
その瞬間は理性などなかったのでしょうが、無意識に隣で寝ている同居人を揺り起こしていました。
954:まめ。:04/10/2321:30:39ID:aXzjaNr9
おい、起きろ、おい!」
何も知らずに寝入っていた同期はキョトンとして
「ん?どした・・・」
この時程、誰かと言葉を交わす事に安らぎを感じた事は今まで無かった事だと思います。
ひと言同期の声を聞いただけで僕の恐怖は半減し、ゆっくり今、夢を見て目覚めたところから得体の知れない恐怖感を感じた事まで言い終えるとすっかり気持ちが落ち着いていました。
「まあまた何かあったら起こせよ、俺は寝るぜ・・」
「ああそうだな、悪かったな起こして・・」
そんな会話を最後に同期は直ぐにまた眠りに入ってしまいました。
「気のせいにしてはスゴかったな・・」
そう思い返すとなんだか、あれ程怖がってしまった自分に照れさえ感じながら自分も布団に入り視線を上に向けたその時・・・
ソイツと眼が合ったんです。
955:まめ。:04/10/2321:31:46ID:aXzjaNr9
この話には随分ちゃちな脚色がされて、しばらくの間我が校の後輩に伝わったみたいで自分自身、直接後輩から聞いた事があります。
最初はまさか僕がその当事者であるとは思わずに話してたみたいですが、そんなふうに後輩の間には伝わっているんだなと思いました。
でもこの話しは、下手な尾ひれなど付けなくても充分というかむしろ脚色してしまう事でリアリテイがなくなっているなと・・
本人である自分としてはどうしても、そう思ってしまいます。
956:まめ。:04/10/2321:32:39ID:aXzjaNr9
僕と同居人が寝ていた部屋には押入があり、その押入の上方に縦が40cmくらい、横幅が襖幅の収納スペ-スがありました。
押入に足を向ける形で寝ていた僕達は、仰向けになって眼を開くと自然に押入の上の収納スペ-スに視線が向くんです。
そしてその中にソイツはいたんです・・・
たった40cm程しかない高さに平べったくなって、胡座をかいて腕組をしてジッとこちらを見ている。
痩せギスの身体にはアバラがうきでて、やたら手足だけが長かった。
不思議なのは(ここまででも不思議ですが)そこの収納スペ-スの小さな襖は閉まっているのに、その姿がハッキリ見えるんです・・。
サ-ッと血がひくという表現をよく聞ますが、この時は自分の体温が急激に冷えていくような感じがしました・・
大声で叫ぶような種類の恐怖ではなく、妙に冷静に頭の中で
「そんな筈はない、そんな理由はない」
と、目の前の現実を懸命に否定しました・・そしてガバッと布団をかぶってギュッっと眼をつぶったんです。
957:まめ。:04/10/2321:33:25ID:aXzjaNr9
でもそれでも尚、ハッキリとソイツの姿は見えるです。
まるで襖も布団も僕の瞼もなくなってしまい、いや部屋そのものも消えてしまったかのように、僕とそいつだけが空間に存在しているかのように・・・
覚えているのはここまです・・後から思えば僕は気を失ったのだと思います。
次の日の朝は素晴らしい快晴で・・・
何度も声をかけたという同居人に起こされて僕は眼を覚ましました。
僕を形勢する細胞の一個々々までも眠っていたかのような深い眠りでした。
実際この朝以来、現在に至るまで僕の人生の周囲には様々な不思議な出来事がありますからそういう意味では生まれ変わったのかも知れません。
958:まめ。:04/10/2321:34:43ID:aXzjaNr9
あまりに深い眠りだった為か、現実として受け止めたくないという気持ちがそうさせるのか、僕は起こされた時点では昨夜の出来事などまるで覚えてはいませんでした。
「おい、お前あれからは何ともなかったか?」
「・・・・・・・何が?」
「何がってお前・・夕べお前、俺を夜中に起こしただろ。ほら、何だかおっかねぇ夢を見たとか何とかよぉ」
同期の奴の言葉を最後まで聞かないうちに、一気に記憶がよみがえった時のあの恐怖は、今も忘れられないんです。
959:まめ。:04/10/2321:35:21ID:aXzjaNr9
高砂の駅を降りて少し歩いてから踏み切りを渡ると、やがて道に突き当たりそこを曲がったところに、ヒドク無愛想な店主のいる雑貨屋がある。
そこの斜め向に僕らのアパ-トはありました。
あのアパ-トでの出来事はあれから、何度も繰り返し誰かに話をしたり時間が経過していく過程で、自分の中でどんどんリアリティが薄れ・・
自分自身、今ではあれが事実であったのかどうかも確信が持てない程記憶は曖昧になってしまいました。
でも間違いなく現実に体験した事なのです。
以下は更に核心に触れていきますが、興味のない方はすいませんがスル-してくだされば有り難いです。
960:まめ。:04/10/2321:36:56ID:aXzjaNr9
同期と一緒に朝トレに向いながら、ふと気がついた事がありました。
「そういえば押入の上の収納スペ-スって覗いた事があったかなあ・・」
少し気にはなったが何かを考えながら出来る程、我が部の朝トレは軽くなく・・しばしの間はそのことから頭が離れました。
朝トレからの帰り道、気になっていた事を同期に聞いてみた。
「おい押入の上って何が入ってるんだ?」
「そんなの知らんよ、アパ-ト入る時に片づけたのはお前だろ」
「そうだよな、じゃあもしかしたらまだ一回も開けた事ないかもなあ・・」
昨晩自分をジッと見つめていたアイツは、なぜあそこから見ていたんだろう。
それまで気にも懸けた事のないあの収納スペ-スが、入居以来未確認だった事もあり当然ですが、確かめられずにはいられなくなりました。
アパ-トに戻ると先ず、朝食の用意なのですが、その間に同居人である同期が例のスペ-スを確認しました。
「なんだこりゃあ・・・・」
という同期のヤツの声が台所まで聞こえてきたので
「どうしたぁ・・」
と自分も押入のある奥の部屋に入ってみました。
「ちょっと見てみろよ・・」
「何だよ、何があったんだよ・・」
同期が丸イスから降りたので、次は自分がイスにあがり中を覗くと眼に入ったのは黄色に変色した新聞に包まれた、大きな箱でした。
961:まめ。:04/10/2321:37:40ID:aXzjaNr9
スペ-ス一杯にギリギリおさまっている箱を見ながら
「何なんだろうな・・」
「何が入ってるんだ・・・」
と同期と二人で顔を見合わせましたが、意見は直ぐに一致しました。
「とりあえずは開けてみようか・・」
普段、紙に包まれた箱を開ける時などは包装紙をビリビリに破ってしか開ける事のない自分が、この時は妙に慎重にゆっくりと包みを開きました。
押入の上から下におろす時の手応えで、箱は随分しっかりしたつくりのように感じましたが、古新聞の中から出て来たものを見て我々二人は一瞬息を呑みました。
「仏壇だ・・・」
962:まめ。:04/10/2321:38:21ID:aXzjaNr9
一般家庭の仏間に置いてある仏壇に比べれば、ひとまわりもふたまわりも小さくはありましたが、その外観はどう見ても仏壇でした。
「中を開けてみろよ・・」
「う、うん・・・」
この時、この仏壇を開けるのが自分ではなくて同期の方だったらまたその後の展開はちがったのかもしれません。
この日以来、身の回りでそれまではあり得なかった出来事が次々と起こるようになったのは、どうしてもこの事がキッカケであるとしか思えないのです。
しかし、自分が古新聞の包みを開けた流れもあり仏壇らしき扉に手をかけたのもやはり自分だったんです・・
この時、迂闊にも立てる事をせずに仏壇を寝かしたままで扉を左右に開いてしまいました。
勿論この時はまだそれが後々、自分の胸の中につきささって来る事になろうとは思いもしなかったのですが・・・
963:まめ。:04/10/2321:39:05ID:aXzjaNr9
カチャッ・・っと観音開きの扉を開けると、中央に寝かすように置かれている仏像と眼が合いました。
その瞬間、一瞬その眼がカッと開いて私をニラみつけたような気がして身体がブルッとふるえました。
「おぅわあぁああ!!」
と大袈裟にふるえたので同居人も驚いて
「おぉ!」
と声を出し・・
「おどかすなよ、どうしたんだよ」
「ああ、悪い悪い・・・」
そう言いながらゆっくり、その仏壇ごと縦に立てて仏像も中央に置いてみました。
立てて見るとその仏像は随分、下眼使いで正面からみても先ほどのように視線が合う事はありませんでした。
「それにしてもさっきはビビッたなあ・・」
964:まめ。:04/10/2321:39:55ID:aXzjaNr9
何となくその場に居て空気が重くなり、台所に戻ろうと思い立ち上がった時に同期のヤツが仏壇の中をのぞき込んで
「ん、何か書いてあるなあ・・」
と言うので、その場にとどまり書いてある内容を同期が読むのを待ちました。
「ええっとぉ・・・」
『 決シテ意ヲ合ワセヅ合ワサセヅ決シテソノ眼ヲ合ワセヅ合ワサセヅ 』
背筋が冷たくなったなんてものではありませんでした。
自分はもう既に眼を合わせるどころか、あの眼で睨まれてしまった後なんですから・・
966:まめ。:04/10/2321:41:23ID:aXzjaNr9
普通に設置し仏壇が立っている中央に置くぶんには、余程下からのぞき込まない限りは眼が合う筈のない仏像でありましたが横置きにして開いてしまったが為に、しっかりその眼で私を確認されてしまいました。
しかしだからといって、それがどうだというのか・・
何があるというのか・・その時はまだ解りませんでした。
その時はまだ、切り開かれた新しい感覚がほんのちょっと働き始めたばかりでしたから・・
それでもその、ほんのちょっと働き始めたばかりの感覚なりにこれから自分の身の回りに、何かしら異変が起こるような予感はハッキリとしました。
------完------
長々とお付き合いありがとうございました。
長いとのご指摘もありますのでここで止めさせて頂きます。
967:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:43:25ID:POCIHAJY
な が っ ! !
ここまで長い書き込み久しぶりに見たw
969:マン・オン・ザ・タイトロープ◆MANtaiPMC6:04/10/2321:45:21ID:GlD+OVIl
まめ、乙。
気が向いたらまた書いてよ。
色々経験してるみたいだから。
ちょい質問です。
収納スペースにあぐらかいて座ってた奴って、具体的にはどんな顔だったの?じじぃ?
あばらが見えたってことは、裸だったのか?
970:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:46:37ID:SJEIcouf
乙です。
その後、どんな異変があったのか気になるがね(・∀・)
971:まめ。:04/10/2321:48:38ID:aXzjaNr9
表現上の着色はありますが、基本的には事実に基づいています。
他スレで書いていたらやはりuzaiとのご指摘があり中断してしまったので、卑怯ながらここでは一気にと思ったのですが・・
やはり長かったですね^^;
・・・・・・・・・・・申し訳ありませんでした。
972:まめ。:04/10/2321:53:33ID:aXzjaNr9
>>969
毛髪は無く裸で顔の輪郭はラッキョウ型(ムンクの「叫び」の如く)でした。
腕を組み胡座をかいていましたがペタッと平べったくなって無表情で自分を見下ろしていました。
974:本当にあった怖い名無し:04/10/2321:57:20ID:o1mIWgld
まめさんは、>仙石線って云うと、宮城県人ですな~。乙
976:まめ。:04/10/2321:59:32ID:aXzjaNr9
ありがとうございます。
ですがその後、アパ-トの大家さんに相談して仏壇を処理して頂いたくだりから、自分が急に周囲でおきだした様々な出来事で少しノイロ-ゼ気味になり、高野山の住職に相談に伺ったあたりまで書いてもまだまだ展開は続いてしまいますのでまた、次の機会に書かせて頂ます。
読んで頂いてどうもありがとうございました。
977:マン・オン・ザ・タイトロープ◆MANtaiPMC6:04/10/2322:00:59ID:GlD+OVIl
まめ、絶対また来いよ。
979:本当にあった怖い名無し:04/10/2322:15:04ID:1zcPNajf
意を会わせず~は何かの説教で、呪の詞ではないと思う。
一方的に怖がってるのでは。
あばらの浮き出た人も、厳しい修行して仏になる修験者の姿では。
仏陀だってそういう課程を経て悟りを開き、仏になったのだし。
ぐっすり眠れたっと言うくだりでは、別に害があるとはは思えない。逆に加護しようとしているのでは。
睨みつけてきたのは、自分の存在を教えたのに見事にスルーしたおまいへの当てつけ。
引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?86
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1096921285/951-979
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サボるのに最適な公園での出来事
2020.12.22 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
54:本当にあった怖い名無し:2020/12/05(土)22:50:23.29ID:Bwn/kSMg0.net
そりゃ多分夢だろ。で終わるくだらない話しだが、それにしたって怖すぎたので書かせてくれ。
ちなみに霊感なし。
俺はアラサーのリーマンで妻子持ち。
たまに会社を仮病で休んで家族には普通に出勤すると伝え、そのまま車で家から遠い公園の駐車場で一人の時間を楽しむのが趣味だった。
車内で日向ぼっこしながら本読んだりスマホで映画見たり、思いのままに時間を過ごす。
その公園は小高い丘の頂上にあり人気はない。
さびれた遊具と球場以外は何もなく、駐車場の周りは林に覆われてる。
たまに俺と似たような営業途中らしきサボリーマンが1、2時間滞在して帰ってくぐらい。
静かで絶好のサボりスポットだった。
その日も、いつも通り思いのままに時間を過ごし、運転席の座席を倒して寝転びながらスマホで映画を見てた。
ふと気がつくと辺りは真っ暗だった。
やべっ!寝ちまった!と慌てて飛び起き、時間を確認するためスマホを探した。
座席や床を手探りで探すが真っ暗で見つからない。チッを舌打ちを打ちながら室内灯を点けた。
その瞬間に凍りついた。
助手席に満面の笑みを浮かべる見知らぬ老人が座っていた。
その老人は耳たぶが肩につきそうな程に長く、目には白目が無く全て黒目だった。
神社の神主さんが着るような真っ白な袴を纏っており、髪も髭も生えてない。
助手席から真っ直ぐ正面を向いたまましわくちゃの笑みを浮かべていて、俺の事など気付いてもないようだった。
その老人の横顔を見た瞬間に
「ギィィイイイイイイーーーン!!」
って凄まじい耳鳴りがして、俺は運転席に押さえつけられるようにして動けなくなった。
叫び声をあげるどころか呼吸すらまともにできず、
「…コハッ!…カヘェ…」
みたいな空気の抜けるような音を発することしかできなかった。
俺の思考回路は完全にストップした。この老人は何者なのか、どうやってこの車に乗り込んだのか、等の疑問は一切浮かんでこず、ただここから離れたい、コイツから1ミリでも遠ざかりたい、そんな思いに全身を支配されていた。
そんな状態がどれぐらい続いたのだろうか、老人がその顔をゆっくりとこちらへ向けようとしているのに気がついた。
55:本当にあった怖い名無し:2020/12/05(土)22:51:12.31ID:Bwn/kSMg0.net
「あぁ…もうだめだ。」
その時はっきりと死を確信した。目の前にいるのは決して抗えない存在だと、俺の心も体も完全に諦めた。
それから恐怖は後悔へと変わった。家族の顔が次々に浮かぶ。
嫁、子供、両親。
ごめんなさい。ごめんなさい。
目を瞑り心の中で呟きながら、泣いていたと思う。
目を開けると老人の顔が完全にこっちを向いていた。何故か腹の辺りが痛い。
老人はシワクチャの口を開けては閉じ、マムマムと何事かを呟きだした。何と言っているかは全くわからない。
その瞬間
「ギョワァァァァアアアアーーーン!!」
と耳鳴りが一層大きくなり、腹は痛いを通り越して熱いに変わった。
老人の顔も満面の笑みから般若の様な形相に変わっている。
腹は更に熱くなり、これまでに味わったことのない苦痛のなかで突然
「ブチッ!」
と大きな音がした。
俺は腹が裂けたんだと思った。
上半身と下半身が千切れた。それ程の衝撃だった。そこからの記憶がない。
気がつくと再び車内、室内灯も点いてた。辺りは真っ暗だが老人の姿はどこにもない。
俺は恐怖と混乱で暫く動けなかったが、とにかくここを離れなくてはと車を出した。
家までの道中、あれは夢だったんだと自分を納得させ続けた。それでも体の震えは止まらなかった。
これほどの実感を伴った夢など初めてだったし、室内灯が点いてたのがどうしても引っかかった。
とにかく命があることに感謝し、家に帰り家族を抱きしめた。
大したオチもなくて悪いがこれにて終了。
書いてみるとあんま怖くねぇな、すまん。
それ以来その公園には近づいてないし、会社サボるのもやめた。家族との時間を大切に過ごしてる。
体の不調といえば尿管結石になったことぐらい。
痛風と並んで3大激痛と呼ばれてるみたいだけど、正直あの時の腹の痛みに比べたら何てことない。
痛み止めの座薬打って仕事続けてた。
ネットで色々調べたがやはり夢なんだろうな。
金縛りはそういう怖い映像を伴うって書いてあったし、半覚醒状態で暴れて室内灯も点けたんだろう。
ただあんな思いは2度としたくない。
話し終わってるのにダラダラ書いちまってすまんな。以上。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?361
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1605777228/54-55
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そりゃ多分夢だろ。で終わるくだらない話しだが、それにしたって怖すぎたので書かせてくれ。
ちなみに霊感なし。
俺はアラサーのリーマンで妻子持ち。
たまに会社を仮病で休んで家族には普通に出勤すると伝え、そのまま車で家から遠い公園の駐車場で一人の時間を楽しむのが趣味だった。
車内で日向ぼっこしながら本読んだりスマホで映画見たり、思いのままに時間を過ごす。
その公園は小高い丘の頂上にあり人気はない。
さびれた遊具と球場以外は何もなく、駐車場の周りは林に覆われてる。
たまに俺と似たような営業途中らしきサボリーマンが1、2時間滞在して帰ってくぐらい。
静かで絶好のサボりスポットだった。
その日も、いつも通り思いのままに時間を過ごし、運転席の座席を倒して寝転びながらスマホで映画を見てた。
ふと気がつくと辺りは真っ暗だった。
やべっ!寝ちまった!と慌てて飛び起き、時間を確認するためスマホを探した。
座席や床を手探りで探すが真っ暗で見つからない。チッを舌打ちを打ちながら室内灯を点けた。
その瞬間に凍りついた。
助手席に満面の笑みを浮かべる見知らぬ老人が座っていた。
その老人は耳たぶが肩につきそうな程に長く、目には白目が無く全て黒目だった。
神社の神主さんが着るような真っ白な袴を纏っており、髪も髭も生えてない。
助手席から真っ直ぐ正面を向いたまましわくちゃの笑みを浮かべていて、俺の事など気付いてもないようだった。
その老人の横顔を見た瞬間に
「ギィィイイイイイイーーーン!!」
って凄まじい耳鳴りがして、俺は運転席に押さえつけられるようにして動けなくなった。
叫び声をあげるどころか呼吸すらまともにできず、
「…コハッ!…カヘェ…」
みたいな空気の抜けるような音を発することしかできなかった。
俺の思考回路は完全にストップした。この老人は何者なのか、どうやってこの車に乗り込んだのか、等の疑問は一切浮かんでこず、ただここから離れたい、コイツから1ミリでも遠ざかりたい、そんな思いに全身を支配されていた。
そんな状態がどれぐらい続いたのだろうか、老人がその顔をゆっくりとこちらへ向けようとしているのに気がついた。
55:本当にあった怖い名無し:2020/12/05(土)22:51:12.31ID:Bwn/kSMg0.net
「あぁ…もうだめだ。」
その時はっきりと死を確信した。目の前にいるのは決して抗えない存在だと、俺の心も体も完全に諦めた。
それから恐怖は後悔へと変わった。家族の顔が次々に浮かぶ。
嫁、子供、両親。
ごめんなさい。ごめんなさい。
目を瞑り心の中で呟きながら、泣いていたと思う。
目を開けると老人の顔が完全にこっちを向いていた。何故か腹の辺りが痛い。
老人はシワクチャの口を開けては閉じ、マムマムと何事かを呟きだした。何と言っているかは全くわからない。
その瞬間
「ギョワァァァァアアアアーーーン!!」
と耳鳴りが一層大きくなり、腹は痛いを通り越して熱いに変わった。
老人の顔も満面の笑みから般若の様な形相に変わっている。
腹は更に熱くなり、これまでに味わったことのない苦痛のなかで突然
「ブチッ!」
と大きな音がした。
俺は腹が裂けたんだと思った。
上半身と下半身が千切れた。それ程の衝撃だった。そこからの記憶がない。
気がつくと再び車内、室内灯も点いてた。辺りは真っ暗だが老人の姿はどこにもない。
俺は恐怖と混乱で暫く動けなかったが、とにかくここを離れなくてはと車を出した。
家までの道中、あれは夢だったんだと自分を納得させ続けた。それでも体の震えは止まらなかった。
これほどの実感を伴った夢など初めてだったし、室内灯が点いてたのがどうしても引っかかった。
とにかく命があることに感謝し、家に帰り家族を抱きしめた。
大したオチもなくて悪いがこれにて終了。
書いてみるとあんま怖くねぇな、すまん。
それ以来その公園には近づいてないし、会社サボるのもやめた。家族との時間を大切に過ごしてる。
体の不調といえば尿管結石になったことぐらい。
痛風と並んで3大激痛と呼ばれてるみたいだけど、正直あの時の腹の痛みに比べたら何てことない。
痛み止めの座薬打って仕事続けてた。
ネットで色々調べたがやはり夢なんだろうな。
金縛りはそういう怖い映像を伴うって書いてあったし、半覚醒状態で暴れて室内灯も点けたんだろう。
ただあんな思いは2度としたくない。
話し終わってるのにダラダラ書いちまってすまんな。以上。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?361
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1605777228/54-55
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事故物件の部屋と知らずに入居したアパート
2020.12.15 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
942:↓名無しさん@おーぷん:20/12/10(木)20:28:20ID:2T.3f.L3
学生時代、事故物件の部屋と知らずに入居したアパートでの恐怖体験。
そこはトイレが別になっててちゃんと洗い場のあるお風呂に入れそうなのが気に入って決めた物件だった。
周辺より家賃が安いどころか、1DKなのに風呂とトイレが別になってるぶん少し高かったと記憶している。
だからまさかこの部屋で人が死んだなんて全く思わなかった。
最初におかしいなと思ったのは、帰宅した時に玄関に揃えておいたスニーカーがバラバラになってたこと。
出掛ける時に蹴飛ばした覚えがないから、留守中に誰か侵入したのかと本気で疑った。
それで出掛ける時に、何かで読んだトラップ、ドアの上に小さなティッシュを挟んで出掛けるようにしたがそれから半月ぐらい経って、ティッシュはそのままなのにスニーカーの片方が台所の方に放り投げられていた。
そんな事があっても、オカルト的なことは全く頭になくてただただ侵入者がいる!と思ってビビった。
管理会社は入居時に鍵は交換してあるって言ったけど信用できなくて退去時に戻すことを条件に許可を貰って自分で新たに交換した。
新しい鍵は誰にも渡さなかった。
にも関わらず、いつもスイッチ面を上にして置いてあるリモコンが裏返しになってたり部屋の中でハンガーに掛けて等間隔に干してあったタオルが、隅っこで纏まってたり机上にちゃんと閉じて置いてあった参考書が、畳の上で広がってたりとにかく地味だがおかしなことが続いた。
さすがにもしやこれって・・・?って思ったものの、特に害があるような事でもないし週に1回あるかないかの頻度だったから、気にしないのが一番だな!とスルーを決め込むことにしたんだが、ある時、風呂で湯船に浸かってウトウトしてて、そろそろ出ようか~と目を開けたらゆらゆらと揺れる水面に、男が立ってる姿が映った。
びっくりして顔を上げたら誰もいなかった。
うわああああああ!!って悲鳴あげて風呂から出て、携帯と財布だけ持って部屋を出た。
近くのコンビニで友人に電話してその日の晩は泊めて貰った。
それからはもうアパートに戻れなくて、友達のアパートに引っ越し、家賃折半で住まわせてもらった。
その後あれこれ調べて行ったら、大学にその近くに住んでる人がいて、知ってた。
もう何年も前だったらしいけど、単身赴任の定年間近の男が風呂で死んでたらしい。
俺が見た男は一瞬だったけど、笹野高史にそっくりで(本当に顔が似てたかどうかわからないけど、佇まいというか雰囲気と言うか、そっくり)モニタリングで出てくると思いだしてゾッとするので見られない。
943:↓名無しさん@おーぷん:20/12/11(金)11:54:47ID:cZ.qn.L1
笹野さん流れ弾に被弾、気の毒
引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その27
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1592390561/942-943
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学生時代、事故物件の部屋と知らずに入居したアパートでの恐怖体験。
そこはトイレが別になっててちゃんと洗い場のあるお風呂に入れそうなのが気に入って決めた物件だった。
周辺より家賃が安いどころか、1DKなのに風呂とトイレが別になってるぶん少し高かったと記憶している。
だからまさかこの部屋で人が死んだなんて全く思わなかった。
最初におかしいなと思ったのは、帰宅した時に玄関に揃えておいたスニーカーがバラバラになってたこと。
出掛ける時に蹴飛ばした覚えがないから、留守中に誰か侵入したのかと本気で疑った。
それで出掛ける時に、何かで読んだトラップ、ドアの上に小さなティッシュを挟んで出掛けるようにしたがそれから半月ぐらい経って、ティッシュはそのままなのにスニーカーの片方が台所の方に放り投げられていた。
そんな事があっても、オカルト的なことは全く頭になくてただただ侵入者がいる!と思ってビビった。
管理会社は入居時に鍵は交換してあるって言ったけど信用できなくて退去時に戻すことを条件に許可を貰って自分で新たに交換した。
新しい鍵は誰にも渡さなかった。
にも関わらず、いつもスイッチ面を上にして置いてあるリモコンが裏返しになってたり部屋の中でハンガーに掛けて等間隔に干してあったタオルが、隅っこで纏まってたり机上にちゃんと閉じて置いてあった参考書が、畳の上で広がってたりとにかく地味だがおかしなことが続いた。
さすがにもしやこれって・・・?って思ったものの、特に害があるような事でもないし週に1回あるかないかの頻度だったから、気にしないのが一番だな!とスルーを決め込むことにしたんだが、ある時、風呂で湯船に浸かってウトウトしてて、そろそろ出ようか~と目を開けたらゆらゆらと揺れる水面に、男が立ってる姿が映った。
びっくりして顔を上げたら誰もいなかった。
うわああああああ!!って悲鳴あげて風呂から出て、携帯と財布だけ持って部屋を出た。
近くのコンビニで友人に電話してその日の晩は泊めて貰った。
それからはもうアパートに戻れなくて、友達のアパートに引っ越し、家賃折半で住まわせてもらった。
その後あれこれ調べて行ったら、大学にその近くに住んでる人がいて、知ってた。
もう何年も前だったらしいけど、単身赴任の定年間近の男が風呂で死んでたらしい。
俺が見た男は一瞬だったけど、笹野高史にそっくりで(本当に顔が似てたかどうかわからないけど、佇まいというか雰囲気と言うか、そっくり)モニタリングで出てくると思いだしてゾッとするので見られない。
943:↓名無しさん@おーぷん:20/12/11(金)11:54:47ID:cZ.qn.L1
笹野さん流れ弾に被弾、気の毒
引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その27
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1592390561/942-943
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まとわりつくもの
2020.12.12 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
今から二十五年ほど前、福岡県のS中学校に通っていたA子さんという女子生徒の話です。
その日の放課後、A子さんの所属する新聞部は、月に一回発行する学校新聞の最後の追い込みのために居残っていました。
季節は冬で、下校時間を過ぎた校舎の中は真っ暗です。
七時を過ぎた頃、教室に忘れ物をしたことを思い出したA子さんは、部員のみんなと顧問の先生に声をかけて部室を出ました。
新聞部の部室は一階の一番端にあり、A子さんの教室はちょうどその反対側、二階の一番奥です。
緑の非常灯のほかには明かりもない廊下を、A子さんは歌を口ずさみながら歩きます。
暗いといっても、歩きなれた廊下の様子はだいたいわかります。
机の中から忘れ物を見つけたA子さんは、そのまま部室に戻ろうと、長い廊下を戻りました。
その時、突然、廊下の先にあった非常灯の光が消えてしまい、あたりは真っ暗闇になりました。
「嫌だな」
と思いましたが、暗闇に目が慣れていたこともあり、なんとか廊下を歩くことは出来ます。
転ばないよう気をつけながら、ようやく廊下の端のあたりまで来たA子さんは、左に曲がって階段を下りようとしました。
ところが、階段がありません。
「えっ?」
とびっくりして、階段があると思った場所に触ってみると、そこにはただ壁があるだけです。
じっと前を見てみると、廊下がまだ続いていることにA子さんは気がつきました。
おかしい。ここはもう行き止まりで、左に階段があるはずなのに。
わけがわかりませんでしたが、それでも、自分の間違いかもしれないと思ったA子さんは、廊下を進んでみることにしました。今までの道のりを考えれば、もう少し歩けば階段があるかもしれない。
しかし、いくら歩いても廊下の奥にたどりつけません。
歩いても歩いても、まったく廊下の終わりが見えてこないのです。
そのうえ、歩いているうちに廊下が狭まってくるように感じました。
気のせいだと思おうとしますが、だんだんと、さっきまで歩いていた二階の廊下と違う場所にいるような気がして、A子さんは怖くなってきました。
「一体、どうなってるの」
震えながら立ち止まり、ふと左手をのばして壁に触ろうとすると、そこには何もありません。一瞬、ぎょっとしてA子さんがそちらを見ると、そこには階段がありました。
「ああ、良かった」
ホッとしたA子さんは階段を下り始めました。
階段を下りれば、すぐそこにある部室にたどりつけるはずです。
ところが、今度は階段が終わりません。
いくら下りてもいくら下りても、踊り場に着かないのです。
ほんの十数段のはずなのに、何十段もある階段を下っているようです。
ついにA子さんは恐ろしさに階段を下りることをやめ、その場に蹲ってしまいました。
その時、彼女は自分の足もとに、なにか動くものを見ました。
見ると、白くてふわふわしたものが、彼女の足首にまとわりついています。
「なんだろう?」
ゆらゆら漂うそれを、A子さんは霧みたいだと思いました。
しかし、ジッと見ているうちに、それが何かわかりました。
それは、手でした。
真っ白で細長く、骨がないようにくねくねと蠢くその白いものは、ちゃんと指が五本ある、人間の手の形をしていました。
それが霧みたいにゆらゆら、ふわふわと揺らめきながら、A子さんの足をつかもうと、彼女の両足にまとわりついていたのです。
「きゃあーっ!!」
あまりに不気味なものを見て、A子さんはたまらず悲鳴をあげました。
その後すぐ、A子さんの叫び声を聞いた先生と部員たちがそこに駆けつけてきた時、A子さんは階段の途中に、真っ青な顔でしゃがんでいました。
電気が点き、部員のみんなに声をかけられてA子さんが我に返った時、階段はいつもと同じに戻っており、いつまでも続く階段も、白い手もどこにもありませんでした。
後で、先生に聞いた話によると、その階段のあたりには幽霊がいて、人間を地獄に連れていこうとするという噂があったのです。
A子さんが迷いこんだ、終わらない廊下と階段はあの世への入り口だったのでしょうか。
それからまもなく、その階段はつくりかえられました。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
その日の放課後、A子さんの所属する新聞部は、月に一回発行する学校新聞の最後の追い込みのために居残っていました。
季節は冬で、下校時間を過ぎた校舎の中は真っ暗です。
七時を過ぎた頃、教室に忘れ物をしたことを思い出したA子さんは、部員のみんなと顧問の先生に声をかけて部室を出ました。
新聞部の部室は一階の一番端にあり、A子さんの教室はちょうどその反対側、二階の一番奥です。
緑の非常灯のほかには明かりもない廊下を、A子さんは歌を口ずさみながら歩きます。
暗いといっても、歩きなれた廊下の様子はだいたいわかります。
机の中から忘れ物を見つけたA子さんは、そのまま部室に戻ろうと、長い廊下を戻りました。
その時、突然、廊下の先にあった非常灯の光が消えてしまい、あたりは真っ暗闇になりました。
「嫌だな」
と思いましたが、暗闇に目が慣れていたこともあり、なんとか廊下を歩くことは出来ます。
転ばないよう気をつけながら、ようやく廊下の端のあたりまで来たA子さんは、左に曲がって階段を下りようとしました。
ところが、階段がありません。
「えっ?」
とびっくりして、階段があると思った場所に触ってみると、そこにはただ壁があるだけです。
じっと前を見てみると、廊下がまだ続いていることにA子さんは気がつきました。
おかしい。ここはもう行き止まりで、左に階段があるはずなのに。
わけがわかりませんでしたが、それでも、自分の間違いかもしれないと思ったA子さんは、廊下を進んでみることにしました。今までの道のりを考えれば、もう少し歩けば階段があるかもしれない。
しかし、いくら歩いても廊下の奥にたどりつけません。
歩いても歩いても、まったく廊下の終わりが見えてこないのです。
そのうえ、歩いているうちに廊下が狭まってくるように感じました。
気のせいだと思おうとしますが、だんだんと、さっきまで歩いていた二階の廊下と違う場所にいるような気がして、A子さんは怖くなってきました。
「一体、どうなってるの」
震えながら立ち止まり、ふと左手をのばして壁に触ろうとすると、そこには何もありません。一瞬、ぎょっとしてA子さんがそちらを見ると、そこには階段がありました。
「ああ、良かった」
ホッとしたA子さんは階段を下り始めました。
階段を下りれば、すぐそこにある部室にたどりつけるはずです。
ところが、今度は階段が終わりません。
いくら下りてもいくら下りても、踊り場に着かないのです。
ほんの十数段のはずなのに、何十段もある階段を下っているようです。
ついにA子さんは恐ろしさに階段を下りることをやめ、その場に蹲ってしまいました。
その時、彼女は自分の足もとに、なにか動くものを見ました。
見ると、白くてふわふわしたものが、彼女の足首にまとわりついています。
「なんだろう?」
ゆらゆら漂うそれを、A子さんは霧みたいだと思いました。
しかし、ジッと見ているうちに、それが何かわかりました。
それは、手でした。
真っ白で細長く、骨がないようにくねくねと蠢くその白いものは、ちゃんと指が五本ある、人間の手の形をしていました。
それが霧みたいにゆらゆら、ふわふわと揺らめきながら、A子さんの足をつかもうと、彼女の両足にまとわりついていたのです。
「きゃあーっ!!」
あまりに不気味なものを見て、A子さんはたまらず悲鳴をあげました。
その後すぐ、A子さんの叫び声を聞いた先生と部員たちがそこに駆けつけてきた時、A子さんは階段の途中に、真っ青な顔でしゃがんでいました。
電気が点き、部員のみんなに声をかけられてA子さんが我に返った時、階段はいつもと同じに戻っており、いつまでも続く階段も、白い手もどこにもありませんでした。
後で、先生に聞いた話によると、その階段のあたりには幽霊がいて、人間を地獄に連れていこうとするという噂があったのです。
A子さんが迷いこんだ、終わらない廊下と階段はあの世への入り口だったのでしょうか。
それからまもなく、その階段はつくりかえられました。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
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