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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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日曜日に体験した話

2016.12.23 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)11:46:27.94ID:GFwRvx6c0.net
周りには信じてもらえず、誰かに聞いて欲しくて、ここにたどり着きました。
2ちゃんねるで、書き込みするの初めてなんで、迷惑かけたらすいません。



3:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:08:05.90ID:0My8FkQk0.net
見てるよ。
どうぞ。



5:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:31:41.86ID:t+5POmhb0.net
書いてたら遅くなりました。
いくつかに別れます。
暇つぶし程度に読んでもらえば嬉しいです。

私は趣味で競馬をします。
なるべく競馬を知らない人にもわかるように書きます。
あと、最後まで競馬の話ではないので、最後まで読んでもらえたらと思います。

私は、いつも土日に小遣いで競馬をするのを楽しみにしてるのですが今月はたまたま大きいのがあたり、それ以外も成績がよくて、十万円くらいプラスになっていたので、浮き分で週末勝負だなと思ったりしてました

この勢いで、今までの負けを取り返すぞーなんて思いつつ、半分の五万円は残そうとか平日もそんな事を考えて、ワクワク過ごしてました。

そんな金曜日の夜に、競馬に関する不思議な夢を見たのです。

一番人気の馬からカイザーバルという馬を買ってたのに、2着にクロスコミアが入って、岩田(騎手の名前)めー普段こないのに、こんな時に限ってきやがってークロスコミアなんて買えないぞクロスコミアってなんやねん!この馬邪魔!!

などと、悔しがってる夢でした。


私は、この時点で、どの馬券を買うかなんてまだ決めてなかったし、普段あまり夢の内容なんて覚えてないのに、この夢はどうもいつもと違う感覚があり、馬名もはっきり覚えてたので、とりあえず携帯にカイザーバルクロスコミアとメモをとりました。

この馬の名前も、記憶にはない名前だったのですが、本当にこの馬いるのかな?という感じでいつも見ている競馬のサイトをみてみると、同じレースにカイザーバルとクロスコミアが出走があり、しかもクロスコミアの騎手は岩田!!

私はめちゃめちゃテンションがあがりました。



6:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:33:02.33ID:t+5POmhb0.net
ですが、100%正夢とまでも思ってたわけではなく、よく考えてみると、はっきりした記憶になくても、出走表くらいはみたので、無意識に覚えいて、それが夢にでてきただけかも?

とも思い、半信半疑な部分もありました。

どちらにしろ、こんな夢を見たのもはじめてですし、このレース三連単(1着から三着までの馬を当てる)で、騙されたつもりになって最低でも三万円は買おうと決めました。

たまたま、勝ったお金ももってましたし、他のレースも含め全部外れても、五万円はプラスになる計算です。

こんな事めったにないだろうから、もっと買ってもいいかなーとも思ったりしましたが、この馬券はかなり配当がいいのと、半信半疑な部分もあったのでもっと買おうかどうか考えながら過ごし

土曜日は全く当たらず(笑)日曜になりました。

不思議な事はこれからなんです。



11:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:44:23.73ID:t+5POmhb0.net
日曜の朝、やっぱりドキドキしていた私はかなり早く目覚めてしまい、コンビニに競馬新聞を買いに行く事にしました。(いつもはネットのサイトで見てるので、まず新聞は買わない)

まあ、競馬が始まるまでの時間つぶしです。

時間はまだ、朝の7時にもなってなかったと思います。

自宅から少し離れたコンビニまで、散歩のつもりで、ゆっくり歩いて向かいました。(田舎なんで、コンビニまで、徒歩だと15分くらいかかってしまいます。)

平日はこの時間、結構歩いてる人がいるのに、やっぱり日曜だから全然人がいないなーなんて思いながら歩いてました。(田んぼが多く、小さなカエルがたくさんいるなー。なんて思いながらも頭のなかは、ほぼ競馬です)

「ちょっとすいません」

急に後ろから呼び止められました。

全然人がいないなーと思いながらスタスタ歩いていたのに、急に後ろから声をかけられたので、少し驚いて振り向くと、白髪にスーツ姿のおじいさんが立ってました。

身なりのよいというのか、ハットを深く被り、きちっとしたスーツ姿で両手に白い手袋片手にはステッキをもっており、英国紳士風というか

こんな田んぼばかりの田舎に、ちょっと場違いな印象を受けるおじいさんでしたが、独り言のようにぼそっと何かいいました。

「あえてよかった」
と言ったように思うのですが、それを考える間もなく、もう一度はっきりと私に向かって

「すいません。」
と、言いました。

「はい?」

「あなたにどうしても伝えたい事があり、こちらへ参りました。伝えたいというか、お願いですねお願いではありますが、あなたの為でもあり、非常に大切な事です。それこそ、人生を左右するような大切な大切な事です。」

「えっ?いやえと、、どういう事です?」



13:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:50:13.65ID:t+5POmhb0.net
私は、このおじいさんを、見た目の違和感もあってか、少しおかしな人ではないかと思いました。

適当にあしらって無視したほうがいいかななんて考えてましたが、次のセリフを聞いて驚きました。

「今日の競馬、やめていただきたい!」

そういうとおじいさんは深く頭を下げたのです。

「えっ!?いやえと、、どういう事ですか?」

なぜ競馬の事を知ってるのか?競馬やめろと日頃から言ってる妻の回し者か???とか、私が混乱してると

「いきなりですみません。詳しくは説明できんのですが、今日の競馬の事は忘れて欲しい。そもそも、知ってしまったのが間違いなんだ。お願いいたします!」

「えっ?いや、、、えっ?」

困る私に、おじいさんは続けます。

「驚くのはわかります。ですが、どうか、深く聞かず私の言う事を聞いてくれませんか?これを用意してきたので」

というと、私に、銀行の封筒を渡してきました。

「30万はいってます。こっちで現金を作るのは難しいのですが、変なお金ではありません。これだけあれば、今、勝ってる分とあわせて、家族でちょっとした旅行にでも行けるでしょう。これを差し上げますので、今日の競馬の事は忘れてくれませんか?お願いです」

また頭を下げるおじいさん。

もう全然意味がわかりませんでした。



15:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:54:49.37ID:t+5POmhb0.net
「いやあの、、まず、なんで競馬の事を知ってるんですか?」

「それを止めにきたからです。信じられないかもしれない。もしかしたら私がきた事をうらむかも知れない。だけど、本当に本当に、あなた自身の為であるのは間違いないので!」

もうパニックでぽかーんとしてたと思います。

「その金額では満足できないかも知れないが、それが精一杯なのです。どうか、それで黙って納得して欲しい。」

こっそり確認すると、ピン札で、本当に30万くらい入ってそうです。頭のおかしな人からこのお金を貰うのもありなのかなんて考えも頭をよぎります。

「家族で旅行に行くおいしい物を食べるそういうささいな事が本当に大切で、本当の幸せとはそういう事です。その幸せで満足できませんか?」

「いや、そういう訳じゃなくて、、、まず、あなたは誰ですか??」

「全部説明するわけには行かないのですが、あなたの味方です。全てあなたの為にも言ってるのです。あなたの幸せを守るため。ですが、何も信じなくてかまいません。」

「ただ、そのお金と引き換えに今日の競馬の事は忘れて欲しいと、こういう話です。承諾していたただけないなら、他の手も考えておりますが、出来ることならこれで手を打ってほしい。私は本気です。お願いできますでしょうか?」

そういうおじいさんから、何か殺気のようなものを感じた気がします。気圧されたような感じで

「わわかりました。」

と答えていました。とりあえずわかったと答えてるおいて後で考えようという考えもありました。



16:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)12:59:39.61ID:t+5POmhb0.net
おじいさんは、一歩私に近づくと

「わかっていただけましたか?本当によかった。もし、、、もしも、私にウソをついたら大変な事になります。自分だけでなく、◯◯や◯◯もです。今日の競馬に手を出さないそれだけです。絶対に守って下さい。絶対にです。」

私は愕然とし、咄嗟に何も言葉が出ませんでした。◯◯とは私の妻や子の名前でした。
おじいさんは、にっこり笑い

「怖がらせて悪いと思うのですが、約束さえ守ってもらえば、もう会うこともないと思います。本当にあえてよかった」

といい、ずっと白い手袋をしてたのですが、それを外して、握手を求めるしぐさをしました。
私は、ほぼ無意識に反射的に手をだし、握手をしながら

「本当に、あなたは誰ですか??」

といいました。
おじいさんは、無言でにっこり笑うと

「ここまでが夢だった、、、そういう事にして忘れて下さい。驚かせてすまなかった。聞きたい事は当然あるだろうけど、ずっと話してる訳にもいかないし。もう何も言わず帰りなさい。」

といい、元きた道の方に私を促しました。
私は、何か逆らえないような空気に従い、そちらに向いて少し歩きました。
怖いという気持ちもあり、まだパニック状態で、とりあえずその場を離れたかったという気持ちもありました。

少し歩いた所で、振り向いてみると、もう誰もいませんでした。
キツネにつままれたようなというのはこういう感じなんでしょうかね

でも、手には、渡された銀行の封筒があります。
よくみると、その封筒に鉛筆書きでこの約束だけは絶対に守る事。と書いてありました。



21:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)13:22:38.44ID:t+5POmhb0.net
私は怖くなり、その日は一切競馬をせず、家族で出かけ、なるべく考えないように1日を過ごしました。

そして、その日の夜ドキドキしながら競馬の結果を見てみると、夢にみた通りの結果がでており、三連単の配当が10万馬券と、かなりついており、もし、もしも想定した通りに三万円で買っていると、配当は三千万を越えていました。(そこまでつくと思ってなかったんですが)

会話の部分は、一字一句覚えてるわけではなく、だいたいこんな感じだったと思い出して書きました。

まだ、キツネにつままれたような気分なんですが、誰かに聞いてもらいたくて書きました。

受け取ったお金は、まだ、手をつけずにもってますが、ピン札で銀行からおろしたてという感じです。


あれが誰だったのかというか、全体的に何だったのか

私は、三千万円を手にしてはいけなかったのか

おじいさんの顔は、ぼんやりとしか思い出せなくなっていて、何だか、本当にそこまでも夢だったのかと思ってしまうような感じなんですが、渡された封筒は残っております。

以上で話は終わりです。

普段、正夢なんて見ないし、自分でも半信半疑でした。
今でも全体的に、半信半疑で、三千万円もうけ損なったわけですが、損したという実感もないですが、本当に何だったんだ?という感じです。

見ていたただいてありがとうございました。



22:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[hage]2016/09/20(火)13:24:13.94ID:qak7cXQL0.net
そのおじいさん、未来のアンタじゃね?
競馬で当てた後とんでもない不幸があって止めに来たとか



23:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/20(火)13:34:47.22ID:kI42+hxn0.net
>>21
よかったんだと思う
三千万勝ってたら味をしめてさらにのめり込んで一家路頭うに迷う所だったのをおじいさんに救われたんだな
正夢を見せたのは何らかの魔だろう



24:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)13:38:15.57ID:t+5POmhb0.net
自分でも未来の自分なのか?とも思いました。

というのも、封筒の文字が、自分が書く字と似ています。だけど、おじいさんの顔みて話したのですが、自分だ!とは思わなかったです。

今思えばもっといろいろ聞きたかったと思うのですが、パニクってたのもあり、完全におじいさんの勢いというかペースに巻き込まれていたので、とりあえず無難に切り上げようと思ってから思考停止してました。

不思議な話聞いて欲しいなどで検索すると、そのまとめサイトなどが出て来て、そこからここにたどり着きました。

自分でも、信じてもらいにくい話だと思っているので、とりあえずここに書きました。



25:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/20(火)13:54:41.35ID:C1u1B3LD0.net
急に大金を手にしたら人生が狂うってこともあるだろうしこれでよかったんじゃないかな
でも手元の封筒に入ったお金をどうするべきか迷うね



27:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)13:55:59.20ID:RcKh+R8G0.net
今いくつ?



28:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/@\(^o^)/[]2016/09/20(火)13:59:03.24ID:0My8FkQk0.net
未来の自分からの依頼で、おじいさんが来てくれたとかも考えられない?
30万用意したのは未来の自分とか。



30:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)14:20:37.43ID:t+5POmhb0.net
年齢は、今、30代です。

三千万手に入らなくてよかったのでしょうか?
一回手にいれた訳でもなく、何の実感もありませんが、私をうらむ事になるかもとか言われたし当たるんだろうなーと思ってました。

最初の夢をみた時点から、全部夢みたいな変な感じで、本当に確かなものは、もらったお金だけです。

でも、きっと30万もらってなかったら、競馬買ってたような気もします。

使っていいのかなーと思ってますが、そこはしばらく考えます。

今思えば、日曜の朝とはいえ、おじいさん以外は一切誰も見なかったいなかったのも変な気がします。

あと、知ってしまったのが間違いというのと、こっちで現金作るのは大変だが変なお金ではないと、間違いなく言ってました。ささいな幸せが大切の所は、かなり力説してました。

他の手も考えているといわれ、かなりびびってしまいましたが、基本的には、一生懸命お願いされているという感覚でした。


未来の自分とか言われてたら信じてたかな?
現れかた姿を消しかたもかなり唐突だったのですが、話してる感じは、たまにいる変わったおじいさんという感じでした。

今は、その三千万あったらなーと思い、ちょっとだけ悔しくなってきてます(笑)



34:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)14:52:52.74ID:t+5POmhb0.net
ピン札ありますが、それをアップしても、普通のピン札なんで、信じてくれない人には信じてもらえないような気がします。

そして、多分、これ以上の話はないので、登場人物は、おっさん(私)とおじいさんの二人です(笑)

誰ですか?と聞いたのは完全にスルーされましたが、最後、握手を求められたので、全く他人ではないのかなーという気もします。

家族の名前を言われたからそう思うのかも知れないですが。


反応とても嬉しいのですが、台風で避難勧告出たので、まだ子供小さいので、戻ってとりあえず避難するため、しばらく見にこれないかもです。

でも、また、見に来ます。



35:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)15:01:26.96ID:5qltuJnQ0.net
世にも奇妙な物語みたいで面白いなー



37:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)15:35:53.06ID:vy02kBmr0.net
俺なら迷うことなく30万をぶっ込む。
でも3億いきなり当てたら、やっぱ不幸が来るんだろうな。



38:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)16:19:25.69ID:3xgN0lpr0.net
これが未来の自分なら、
今日のレースに全額ぶち込め!とんでもない金が手に入るぞ!でも使い方に気を付けないと人生狂うからきをつけろ。
って言うけどなぁ



43:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)17:17:54.01ID:x5IrS1jz0.net
人間の夢を監視している組織があるんじゃないか



[]2016/09/20(火)17:24:36.66ID:0My8FkQk0.net
夢を監視というか入ってくる実験やってる組織があるからそれかもね。



50:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/20(火)17:36:41.55ID:jsAPuyxXO.net
しかしあれだな
ファンファン大佐みたいなダンディなロマンスグレーから
何かを受けとるのは不思議な話の様式美になっちゃったのか
梯子作者は鼻が高いな



29:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/09/20(火)14:06:58.90ID:sZdF1zv/O.net
なんか胡散臭いな
30万のピン札の画像アップしろよ



44:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/20(火)17:20:46.32ID:jsAPuyxXO.net
俺は>>29じゃないけど、ピン札が手付かずであるなら俺も写真UPして欲しいわ
信じる信じないはともかく、写真があるとスレの盛り上がり具合が違う

まあ、もう15時を過ぎたし今から銀行で用立てるのは無理だなw
釣り神様みたいに最初から写真を用意しとくべきだった

台風接近して仕事早上がりで隙してる奴が今日は多そうだし、俺は全力で釣られてやるから写真を何とか用意しろよ
写真ある無しで信憑性が全く変わって来るぞ



52:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/09/20(火)18:42:18.21ID:jsAPuyxXO.net
楽しく釣られたいからピン札写真をUPして欲しいよな
恐らく二度と>>1が現れないままスレ終焉を迎えそうだがw

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オカルティックな従姉妹

2016.12.23 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

240:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)18:24:38ID:xubYHEObO
昔から旧いものには魂が宿るという。長い年月を経て魂を得たものは、九十九神とも付喪神とも呼ばれ、神のような妖怪のような信仰と僅かな恐怖の対象にされてきた。
澁澤龍彦はそれを日本人の、旧いものに対する愛着と畏れの表れだと記している。

だが、本当にそれだけなのだろうか。
中には、年輪のように記憶を積み重ね、語るようになったものもあると、俺はそう思う。

小学生の頃、俺は俗にいう鍵っ子で、中学年になってからは学童保育に通っていた。
迎えには近所に住んでいた五歳上の従姉妹が来てくれていたのだが、これが少し変わった人で、一緒に行動するうちに幾つかおかしな体験をすることになる。

歩くだけで汗ばむ暑さも、日が落ちるに従ってだいぶ落ち着き始めた。
小学五年の夏休み前のことだったと思う。
学童保育からの帰り道、従姉妹と商店街の裏通りを歩いていた。
通い慣れたいつものコース。
左手は商店街、右手は小川が流れるその小道は女並通りと呼ばれていた。

夕闇が近づくなか、時おりすれ違う買い物帰りの主婦をのぞいてあたりには人気がなく、少し離れた商店街のざわめきが聞こえてくるほかは静かだった。

石を蹴りながら歩いていると、小川のほうから瀬戸物が触れ合うような音がした。
見回したが何も見当たらず、俺は空耳だろうと考えた。
少したつとまたさっきの音が聞こえた。
今度は人の話し声も混じっていた。

立ち止まるといつの間にか商店街のざわめきが聞こえなくなっていることに気づいた。
また、瀬戸物が鳴る音と話し声。一瞬笑い声まではっきりと聞こえた。
見回しても俺と従姉妹のほかは誰もいない。
急にあたりの夕闇が濃くなったような気がした。
奇妙な静けさが痛いほど耳に迫る。



241:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)18:28:02ID:xubYHEObO
従姉妹を呼び止め、先ほど聞いたものついて話した。
ねえ、変な音がしたよ、誰もいないのに話し声がしたんだ、俺がそう言うと、従姉妹は少しの間耳を澄ませてから言った。
「この川、昔はもう少し大きかったの、知ってる?」
また姿のない笑い声が聞こえた。

「商店街ができる前はね、民家がずうっと立ち並んでいて、川はここに住む人たちの生活を支えていたの」
たくさんの瀬戸物が触れ合う音や、濡れた布を叩くような音もする。

「その頃は炊事や洗濯はすべて川に頼りっきりで。同時に主婦たちのお喋りの場にもなっていてね、だからこの通りは今でも女並通りなんて呼ばれているんだよ」
従姉妹は言い終わると歩き出した。
離れないよう慌てて従姉妹の隣りに並びながら俺は聞いた。
これはそのときの音?どうして今聞こえるの?
従姉妹は屈んで俺の顔を覗き込んだ。

「今はもう誰も使わなくなったのだけど、川は忘れたくないのね。自分を昔頼っていた人たちのことや、その思い出なんかを」
そう言って俺から視線を外し、川を振り返って眺めた。
俺もつられて振り返った。

そのとき、川岸で食器を洗い、洗濯をしながら世間話に興じる人たちの姿を確かに見たような気がした。俺はなんだか懐かしいものに触れたような思いで、それに見とれた。

従姉妹が俺の頭をぽんぽんと軽く叩いた。
我に返るともう何も見えなかった。
やがて遠くから商店街のざわめきが聞こえてきた。



244:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)22:20:02ID:xubYHEObO
中学二年の秋口、俺は勉強や部活そっちのけでオカルトにはまっていた。
そのきっかけになったのが近所に住んでいた従姉妹で、この人と一緒にいたせいで何度かおかしな体験をした。これはその中のひとつ。

夏休みも終わりひと月が経とうとしている頃だった。
俺は従姉妹に誘われ、家から一時間ほどの場所にあるケヤキの森に来ていた。
美人だが無口でオカルト好きな従姉妹は取っつきにくく、正直二人でいるのは苦手だったが、従姉妹が買ったバイクに乗せて貰えるので誘いにのった。

ケヤキの森は周辺では有名な心霊スポットで、曰わく今は使われていない製材所で夜毎手首を探す男が出る、曰わく森の中ほどに位置する沼には死体が幾つも沈んでいるといった調子で怪談にはことかかなかった。

そうでなくても木々が鬱蒼と茂り、昼でも薄暗い様子は一人きりで放り出されたような不気味なものがあった。

従姉妹が俺を誘ったのもオカルト要素たっぷりのスポットを探検したいがためだった。
森の内部に踏み入るにつれ道は狭く細くなり、やがて獣道同然の心許ないものになった。
俺は既に腰が引けていたのだが、従姉妹が躊躇いなく進んでいくので仕方なく着いていった。



245:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)22:21:56ID:xubYHEObO
やや大きめの木の下にさしかかったとき、従姉妹が嬉しそうに何かを指差した。
見上げるとその木に板が打ち付けてあった。
いや、ただの板ではない。太い釘が大量に刺さっている。

近づいてよく見ると、板に細い木材を組み合わせたノッポな人形のようなものが付けられており、そこに五寸釘が大量に打ち込まれていた。
俺は人形を見上げながらどこかしら奇妙な違和感を覚えていた。

藁人形ではなく木の人形、身を捩るような造形のそれは、全体は稚拙ながら関節まで再現され、それ故に禍禍しさを感じさせた。
俺は従姉妹に引き上げようと告げ、元来た道を戻り始めた。
従姉妹は意外にも素直についてきたが、恐ろしいことを口にした。
「夜に来てみない?丑の刻参りが見られるかも。釘、まだ新品だったし」

俺は強く反対したのだが従姉妹に押し切られ、結局その夜、家人が寝静まった夜半過ぎに家を抜け出した。
従姉妹と待ち合わせケヤキの森につく頃には一時を回っていた。
入り口にバイクを隠し、懐中電灯の明かりを頼りに森の中へと足を進めた。

夜の森は静まり返り、昼間とは全く違う顔を見せていた。
鈴虫やコオロギの声、俺や従姉妹が下生えを踏みしめる音。有機的な匂い。
時おりがさっと何かが立てる音がして俺をびくつかせた。
だが従姉妹は意に介する様子無く歩き、俺は呆れると同時に心強く思った。



246:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)22:24:34ID:xubYHEObO
昼間人形を見つけた木までたどり着き、離れた茂みに身を潜めることにした。
従姉妹が時計を確認し、懐中電灯を消す。
「もう少しで二時。楽しみだね」
従姉妹が囁いた。

俺は内心楽しみじゃねえよと毒づきつつも頷いた。確かに高揚するものはあった。
動くものが無くなった森の静寂は耳を刺すようだった。
ここに着くまでに多少汗をかいたのだが、それも今は引きやや肌寒いくらいだった。

時間は歩みを止めたかのように速度を落とした。
先ほどの高揚はやがて緊張に姿を変えた。
俺は暗闇の中に打ち付けられている人形を思い浮かべ、昼間の違和感は何だったのかと考えていた。
木……人形……幹。

あっ、俺は思わず声を上げた。
従姉妹が振り返る気配。
しっ、と小さな声が聞こえた。俺は違和感の正体に気づいた。

何で思い当たらなかったんだろう。
あの人形を俺と従姉妹は見上げていた、勿論従姉妹は女、俺はまだ中学生だ、だがあれは二メートルよりかなり高い場所に打ち付けられていた。
大人でも五寸釘を打ち込むのには適切な高さがあるはずだ。
自分の目の高さか、もう少し上くらい。
だがあれは二メートル五十はあった。
一体どんなやつならあんな場所にある人形に釘を打てるんだ。



247:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)22:27:02ID:xubYHEObO
俺が恐慌をきたし始めたとき、遠くから下生えを踏む音が聞こえてきた。
虫の声が止んだ。微かな音を立て、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
従姉妹が隣で息を飲んだ。
俺は自分の手足が冷たくなるような感覚に襲われた。

足音が近づく。引きずるような乾いた擦過音が混じる。
もう目前から聞こえてくる。いくら夜の森でも、ぼんやりとくらいは見えるはずだ。
しかし目の前には何も見えない。ただ足音だけが通過した。
そして、立ち止まった。

木の下に着いたのだろうか。あたりは再び静まった。もう足音は聞こえない。
「あ、ヤバい」
従姉妹が小さく呻いた。
「逃げるよ」
そう言って俺の腕を掴み走り出す。
それで一気にパニックが襲った。
必死に走った。よく転ばなかったものだと思う。

とにかく、何かが、得体の知れない何かが追ってくるのを想像して全力で駆けた。
バイクの隠し場所にたどり着くと、従姉妹を急かしてバイクの後ろに飛び乗った。
その間片時も背後の森から目を離さなかった。
エンジンがかかり、走り出すと安堵感が全身を包んだ。

最後に振り返ったとき、森の入り口に何か白いものが見えたような気がしたがよく分からなかった。



248:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)22:29:18ID:xubYHEObO
後日、従姉妹にあの夜見たものを聞いてみた。
俺はかなり後を引きずっていたのだが、従姉妹は全く堪えていないようだった。

「あれはね、生きてるものではないね。肉体が活動しているかって意味で言えばってことよ」
「何であんな高い場所に打ちつけてあったんだよ」
「ああいうのは感情の強さによって、形を変えるの」
「死んでからもあそこに通ってたってこと?」
「通ってたってより、あの人形そのものになっていたんじゃないかなあ。あの人形、やたらノッポだったでしょ」

そして従姉妹はにやりと笑ってつけたした。
つまり、あの人形をあんたの家に置いておけば、毎晩あれがくるんだよ。

しばらくの間、俺はそれまでとはうって変わって家中を掃除するようになった。
 
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?121
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1137807755/240-248











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私は全く覚えていないのだが、時々お告げじみた事をするらしい。

2016.12.23 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

245:⑦⑦⑦ : 2016/12/11 (Sun) 10:07:20
私は全く覚えていないのだが、時々お告げじみた事をするらしい。

最初は学生の頃。
提出するレポートが完成間近の時にワープロがクラッシュ。
残り三日程でもう一度書き上げなくてはならない羽目に陥ったが、三日間ろくに睡眠も取らず、どうにか書き上げて提出に漕ぎ着ける事が出来た。

しかし、既に限界を突破していた私は、家に帰るなりリビングでスイッチが切れた如く眠りに就いてしまった。

しばらくして目が覚めた時、何故か家族がまるで異様なものを見るような目で私を見ている事に気が付いた。
話を聞くと、リビングでそのまま突っ伏して寝ていた私はいきなり起き上がり、まずは父に向かって

「上の兄に連絡を取れ。体を悪くしている」

と言い、
次は母に

「探している物は左の引き出しの奥にある。引き出しを外して見ろ」

と言い、
次は兄に

「あの家はやめておけ。理由が知りたければ二軒隣の婆さんに聞いてみろ」

というだけ言ってまた眠ってしまったとの事。
これだけならただ妙な寝ぼけ方をしたという話なのだが……

翌朝、言われた通り電話をした父は、兄が心臓を悪くして昨夜救急車で運ばれたと聞かされ、母は言われた通りの場所から探していた保険の書類を見つけ、兄は、買おうと思っていた中古の家が、実は事故物件であったのを知ったそうだ。

偶然と言えば偶然なのだが、このお告げはその後も幾度かあり、それも全て的中というのが不思議で仕方がない。



246:⑦⑦⑦ : 2016/12/11 (Sun) 10:10:28
追記
一番オカルトらしかったのは、楽しみにしていた RPGゲームをようやく手に入れ、週末なのを良い事に徹夜までやっていた時の事。
睡眠も食事もろくにせずにやり込んでいたのだが、とうとう親に
「いい加減に食事くらいしろ」
と怒られ、渋々リビングに行った。

食事を待っている間に体力が尽き、スイッチが切れた。
椅子に座ったまま爆睡する私に
「アホかこいつ」
と両親が呆れた時、いきなり私はむくりと体を起こすと、誰も居ない方をじっと見つめ、何やらぶつぶつ言い出したらしい。
最後に一つ頷くと、私は母親の方を振り返り、
「今、ケンおじが来てたよ。悪いけど後は頼むって。明日、迎えに行ってあげて」
と言い、またテーブルに突っ伏して爆睡してしまったらしい。

ケンおじというのは母の一番下の弟で、はっきり言ってろくでなし。
定職も就かずにブラブラしていた人だが、私には優しかったので大好きな親戚の一人だった。
既に、何度かお告げを経験していた母は、すぐに近くに住んでいる叔母に電話し、翌日様子を見てもらうように頼んだらしい。

結果は書かなくても判るかもしれないが、ケンおじは家で死んでいました。
酒で肝臓を悪くしていたせいか、血を吐いていたそうです。
一人暮らしだったため、誰にも見つけてもらえず、叔母が行った時には既に死後何日か過ぎていたらしい。

これはきっと、なかなか見つけてもらえなかったケンおじが私に頼みに来たんだね…と言われています。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)


 




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不可解な旅行会社

2016.12.22 (Thu) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

222:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)05:32:50ID:SJ4c/GRF0
ー1-
幽霊の話しでは無いのですが、7~8年ぐらい前のこと、SEの仕事で小さな旅行会社に派遣されました。
社長は女性で経理と内勤の女性、営業の男性二人の会社でした。

女社長は40過ぎぶらいでしたが、背が高く、かなりの美人で面倒見が良く、出張に行ったぐらいでも社員全員にお土産を買って来たリ、高級料理店などに良く連れて行ってくれるような人でした。
私の仕事は新しく入れ替えるパソコンの設置と使い方指導で契約は3カ月。
旅行業務に関してはノータッチでした。

仕事について、一週間ほどした頃、不思議さを感じ始めました。
電話は日に数えるほどしか無く、営業が出てしまうと私以外は暇で女性だけでお茶を飲み、雑談しているサロンのようなんです。
社員の話しでは、女社長の旦那さんが急死し、奥さんが社長を引き継いだとのこと。

その時、会社で掛けていたものと、個人で掛けていたものとで女社長は億単位の保険金を手にして、会社は道楽でやっているようなものと。
旅行のお客なんて、週に1件あるか無いかです。



223:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)05:33:44ID:SJ4c/GRF0
ー2-
1カ月ほど過ぎたころ、ツアーで行ったお客さんが旅行先で亡くなりました。
死因はもともと持っていた持病が悪化してとのことで、旅行会社に責任は一切ありませんでした。

しかし、もしものことのために旅行会社では旅行に行く人に保険を掛けているんです。
保険金が下りたことで、遺族にお見舞金として、旅費全てを返しましたがそれでも会社が儲かるほどです。

そんなことが、1カ月間の間に3件も起こりました。
全て旅行会社の責任では無く、病気がちなのに家族が反対しても無理して行ったとか自由行動で現地の屋台で食べたものに当たって食中毒で死亡とか。
その度に会社は潤います。
女社長も自ら見舞金を持って行くぐらい、人柄の良い人でした。



224:本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火)05:34:38ID:SJ4c/GRF0
ー3-
一番恐かったのは2カ月目に入ろうとした時です。
出張でケニアに行った40代後半の営業マンが脳梗塞で倒れ、現地の医療では間に合わず帰らぬ人となってしまいました。
取締役をしていた方だから会社としてかなりの保険金が掛けられていて会社としてはウホ状態。

保険金殺人を疑いましたが、パソコン管理は全て私がやっていて、そのような現地とのやり取りも一切無いし、出来ることも無い。
社員たちも恐がってしまい、辞めようとする人たちも出て来ました。
お客さんが現地で死亡も相変わらずあるんですから。
以前の旦那さんの時代にはこんなことは一切起こらず奥さんが女社長になってから連続しているそうです。

私も恐くなり、派遣会社と相談して3カ月の契約でしたが2カ月で辞めました。
優しい顔をして、知らず知らず人の生き血を吸っている人は本当に存在するんだなと実感した恐怖体験です。
 
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?121
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1137807755/222-224




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三年坂

2016.12.21 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

955:1/2@\(^o^)/:2016/12/19(月)04:30:49.31ID:GbT7mVDh0.net
昔、中学の校外学習で京都に行った
清水寺の近くに三年坂という坂があり、「三年坂で転ぶと三年で死ぬという伝説」がある

「坂の上の清水にある子安観音に「お産が寧か(やすらか)でありますように」と祈願するために通る坂」

であることから、安産祈願の妊婦が転ばないようにと注意を促す話だとガイドから聞いていた

三年坂は石畳で作られていて、雨なら滑るかもしれないなと思った記憶がある
秋晴れの、少し肌寒い日、友人はこの坂で転んだ

私を含め同じクラスの子はみんな
「ちょっ?!ヤバイんじゃない?!」
と言いながら友人に手を貸して立ち上がらせた
そんな迷信を、転んだ本人も含め誰も信じていなくて、彼女は
「三年坂で転んだ私w」
とその後も完全にネタにさえしていたくらいだった

清水寺について、彼女はバスガイドさんにも
「転んじゃったw私、死ぬかもー」
と笑って話していた

翌日、バスガイドさんから彼女は御守りにと瓢箪のストラップをもらっていた
「転んでしまっても、この瓢箪には厄よけの効果があるそうだから、大丈夫よ」


本人は気にしていなかったから、翌日になってまで御守りを渡されたことに
「そこまで気にしてないんだけど…」
ビックリしつつも、ありがたく受け取っていた
しかしぶっちゃけ可愛いものじゃない
だからか、カバンの中に入れたままで、それを袋から出して何かにつけたりはしなかった

修学旅行から帰って、
「三年坂で本当に転ぶ人がいるなんてw」
としばらくはネタにされていた
「ところであの瓢箪どうしたの?」
グループの誰かが聞くと、彼女はパッケージに入ったままの瓢箪をカバンから取り出した
「一応、持ってるよ!」
そう言ってパッケージから瓢箪を取り出して、みんなにそれを回して見せてくれた
瓢箪は蓋がついていて、中に6つの小さな瓢箪と、小判やら鯛やら破魔矢みたいなのが入っていた

4月になり、私たちは付属の高校へ進んだ
私とはクラスは別になってしまったけど、高校から入学してきた子に、彼女は瓢箪を見せながらネタ的にあの話をして笑いをとっていたそうだ
「可愛いね!中にもちっちゃい瓢箪が4つ入ってるんだね♪」
彼女はその時見せていた子からそう言われて、初めて瓢箪の異変に気がついたらしい
「あれ、絶対6つあったよ!」

その日、あの時一緒に行動していた仲のいい友人数人で集まって中身を確認した
カラフルな6つの瓢箪のうち、赤とピンクがないことに気づいた
色が似てるから、もっと違う色のほうが可愛いのにねと話していたから間違いない
他にも金色の破魔矢もないことに気付いた

カバンの中もよく見たけど、カバンの中には落ちていなかった
いつからないのかも、なくした場所すらわからなかったけど、彼女は気にするわけでもなく
「まぁ、でも所詮迷信だしwないからどうなるわけでもないからいいよ。見つかればラッキー!くらいだわ」
そう笑った



956:2/2@\(^o^)/:2016/12/19(月)04:32:01.94ID:GbT7mVDh0.net
秋を迎えたある日、彼女はあの校外学習があった同じ月に死んでしまった
金曜日の放課後、駅から自転車で家に帰る途中で事故に遭ったそうだ
お通夜の時に彼女の顔を見たら、顔だけは寝ているみたいに綺麗だった

葬儀も過ぎて、いよいよ納骨される四十九日の前に、私たちは最期のお別れがしたくて彼女の家を訪問した
祭壇には遺影とお骨、お花や果物が供えてあったが、あの時持っていたであろう通学カバンや折れた携帯電話などが置いてあった
カバンは轢かれなかったのか、特にボロボロになっている様子はなかった
「カバン…見てもいいですか?」
と友人が許可を取り、中を見始めた
中身はその時のままなのよとお母さんが話してくれた

友人の手が止まり、半泣きで私たち全員の顔を見始めた
カバンから出した手は、蓋と紐だけになった瓢箪ストラップが摘んでいた
瓢箪がなくなったことと、亡くなった因果関係はわからない
でも彼女のお母さんはそれを見てこう言った

「あら、瓢箪いつなくなったのかしら…事故の1週間前くらいには多分あったと思うけど、事故で落としちゃったのかしらね」


迷信かもしれない
迷信じゃないかもしれない
けれど彼女が亡くなったのは事実です
京都の三年坂を通るかたは、くれぐれも転ばないように足元にご注意ください


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?342
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1476840448/955-956




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