都市伝説・・・奇憚・・・blog
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曾祖母の言いつけ
2017.04.14 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
279 1/2sageNew!2006/07/09(日)19:02:06ID:/VSsGM1K0
父方の叔母から聞いた話です。
父の実家(田舎です)は代々裕福な家だったものの、大正ごろにすっかり勢いが失せてしまったそうで。
けれども、古い大きな日本家屋だけは栄えていた当時の面影を残していました。
幼い頃の叔母は、そんな大きな家が大好きで、中でも「大広間」を気に入っていたそうです。
「大広間」は何十畳もある広い和室で、冠婚葬祭のときには沢山の人がずらりと並び、それはそれは壮観だったとのこと。
そんな部屋を独り占めにして、昼寝をするのが叔母は好きだったそうです。
ある日のこと、いつものように昼寝をしようと叔母が「大広間」の襖を開けようとすると、襖の向こうに人の気配を感じたそうです。
誰も居ない筈なのにと不気味に思い、襖を少し開け、叔母はこっそり中を窺うことにしました。
中は薄暗く、よく様子をつかむことが出来ないものの、最も上座のところに見知らぬお婆さんが一人チョコンと座っており、そのお婆さんの前に、とても大きな柱時計が棺のように寝かされている様が叔母に見えました。
あまりの奇妙さに叔母がポカンとしていると、ふいにお婆さんがこちらを向き叔母と目を合わせ、なんともいえない笑みを浮かべたそうです。
280 2/2sageNew!2006/07/09(日)19:03:36ID:/VSsGM1K0
何故だか物凄い悪寒に襲われた叔母は、数秒硬直した後に我に返り、息もつかずに「大広間」を走って離れ、曾祖母に泣きついたそうです。
叔母が曾祖母に自分が見たもののことを話すと、曾祖母は険しい顔をして、曽祖父と何か深刻そうに相談を始めました。
相談が終わると曾祖母は叔母に、
「これから四日間、外に出たり『大広間』に近づいてはいけない。それから、大声を上げたり、バタバタと足音を立ててはいけない」
と言いつけたそうです。
四日間、曾祖母の言いつけを守り叔母は静かに過ごしました。
曾祖母には
「もう『大広間』に入っても良いよ」
と言われたものの、あのときのことが忘れられず、独りではもう「大広間」には入りませんでした。
それから、叔母(ついでに父)の育ったその家は、老朽化の為に二十数年前に改装されました。
「大広間」はその際に、半分程に縮小され内装もすっかり変えられてしまったそうです。
私は幼い頃にその家に何度か遊びに行きましたが、そのときには既に改装されていたので、昔の「大広間」は目にしたことがありません。
少し前に叔母と話をしたときにこの話を聞き、「曾祖母の叔母への言いつけ」の意味について伺ったところ、叔母もそのことはさっぱりわからないとのこと。
曾祖母から家の言い伝えや習しを聞いたことは一度も無く、不思議な言いつけをされたのはそのとき限りだったそうです。
長文失礼しました。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?135
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1152269321/279-280
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父方の叔母から聞いた話です。
父の実家(田舎です)は代々裕福な家だったものの、大正ごろにすっかり勢いが失せてしまったそうで。
けれども、古い大きな日本家屋だけは栄えていた当時の面影を残していました。
幼い頃の叔母は、そんな大きな家が大好きで、中でも「大広間」を気に入っていたそうです。
「大広間」は何十畳もある広い和室で、冠婚葬祭のときには沢山の人がずらりと並び、それはそれは壮観だったとのこと。
そんな部屋を独り占めにして、昼寝をするのが叔母は好きだったそうです。
ある日のこと、いつものように昼寝をしようと叔母が「大広間」の襖を開けようとすると、襖の向こうに人の気配を感じたそうです。
誰も居ない筈なのにと不気味に思い、襖を少し開け、叔母はこっそり中を窺うことにしました。
中は薄暗く、よく様子をつかむことが出来ないものの、最も上座のところに見知らぬお婆さんが一人チョコンと座っており、そのお婆さんの前に、とても大きな柱時計が棺のように寝かされている様が叔母に見えました。
あまりの奇妙さに叔母がポカンとしていると、ふいにお婆さんがこちらを向き叔母と目を合わせ、なんともいえない笑みを浮かべたそうです。
280 2/2sageNew!2006/07/09(日)19:03:36ID:/VSsGM1K0
何故だか物凄い悪寒に襲われた叔母は、数秒硬直した後に我に返り、息もつかずに「大広間」を走って離れ、曾祖母に泣きついたそうです。
叔母が曾祖母に自分が見たもののことを話すと、曾祖母は険しい顔をして、曽祖父と何か深刻そうに相談を始めました。
相談が終わると曾祖母は叔母に、
「これから四日間、外に出たり『大広間』に近づいてはいけない。それから、大声を上げたり、バタバタと足音を立ててはいけない」
と言いつけたそうです。
四日間、曾祖母の言いつけを守り叔母は静かに過ごしました。
曾祖母には
「もう『大広間』に入っても良いよ」
と言われたものの、あのときのことが忘れられず、独りではもう「大広間」には入りませんでした。
それから、叔母(ついでに父)の育ったその家は、老朽化の為に二十数年前に改装されました。
「大広間」はその際に、半分程に縮小され内装もすっかり変えられてしまったそうです。
私は幼い頃にその家に何度か遊びに行きましたが、そのときには既に改装されていたので、昔の「大広間」は目にしたことがありません。
少し前に叔母と話をしたときにこの話を聞き、「曾祖母の叔母への言いつけ」の意味について伺ったところ、叔母もそのことはさっぱりわからないとのこと。
曾祖母から家の言い伝えや習しを聞いたことは一度も無く、不思議な言いつけをされたのはそのとき限りだったそうです。
長文失礼しました。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?135
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1152269321/279-280
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ビートマニアで遊んでいたら…
2017.04.12 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
567:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)12:18:33.97ID:zSSZ2S9A0.net
さすがにもう特定されないだろうから書き込む。
今から11年くらい昔の話。
当時高校生だった俺は、ビートマニアってゲームにハマってたんだ。
通称弐寺、オーソドックスな音ゲーだよ。
2日に1回は学校帰りに友達とゲーセンでボタンをパチパチ叩いてたんだ。
それで、本題に入る。
忘れもしない、夏休み目前の7月、暑い暑い言いながら友達と少し駅から離れたゲーセンに来たんだ。
俺はその友達の斜め後ろで椅子に座ってプレイを眺めながら順番待ち、その友達は弐寺で遊んで、いつも通りの光景だったんだけど…
2曲目に、そいつがera(nostalmix)って曲を選んだんだ。
レベルは9、当時の俺達の腕前からしたら、本当に軽い腕慣らしみたいなレベルで、苦労することは全くありえない曲だ。
友達はパチパチボタンを叩き、俺はなんとなく曲のムービーを見てたら、曲の中盤、スクラッチが一枚降ってくるところ(http://textage.cc/score/3/eranos.html?1A900ここで言う33って数字の部分)で、友達が呻きながらしゃがみこんだ。
「ん、突き指?」
みたいに話しかけながら近づいたら、そいつの、親指以外の全部の指がタコみたいに反り返ってた。
反り返ってたってのも変な表現か、うまく説明できないから結果で話すけど、親指以外の全ての指の骨が折れてた。
手のひらのところ、中手骨って部分が完全に折れていたらしい。
ゲーセンの店員経由で慌てて救急車を呼んで友達は搬送、俺は搬送に付き合えなかったが、代わりに学校への連絡などを任された。
友達は左手に多少障害が残って、動かすのにはさほど苦労はないけど手の大きさの成長が止まってしまった。未だに左手だけ小さい。
外的な圧力によるものでしかありえない骨折だったので、俺がやったんじゃないかとか、ゲーセンだからカツアゲされた?とか色々問題もあったけど、監視カメラの映像もあったので、
「友達は既に骨折した状態でゲーセンに来て、音ゲーを1曲普通に終えて、2曲目にたまたま痛みが出た」
って結論に落ち着いた。
そんなレベルの骨折じゃなかったと思うんだけどな、俺も友達もしばらくは原因を考えるのに頭をひねってた。
568:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)20:04:36.78ID:pBHYveHe0.net
>>567疲労骨折じゃなく?
毎日夢中でボタンバチバチ叩いてて、成長期なのにカルシウム少なかったら疲労骨折とかありそう。
569:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)22:35:24.06ID:z8o6fnUv0.net
>>568
疲労骨折でいきなり反りかえるぐらい曲がっちゃうなんてことはないんじゃないかな
571:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/01(土)02:52:26.82ID:IP3PeauM0.net
>>568
外圧がかかったような折れ方だった。
だから最初、俺がそいつをいじめて手の骨折ったんじゃないかって疑われたくらいだ。
ちなみに当時はお互い疲労骨折するほど音ゲーはやってなかった、と思う。
それ以前に、
「医者の話によると疲労骨折ではありえない折れ方だから、正直に言って、貴方がやったの?」
と友達の母に言われたから、疲労骨折ではないんだと思う。
570:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)23:14:38.25ID:1gbs/J2p0.net
妖怪の仕業じゃな
オラの出番じゃ(話し合いしかできない)
572:【ぴょん吉】@\(^o^)/[sage]2017/04/01(土)05:19:43.68ID:WfEz/yxg0.net
妖怪と遊んできた
574:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/03(月)13:56:27.69ID:PO8RZXuf0.net
骨折の原因なんとなく分かった
おそらく自分の体重をかけたんじゃないかな
腹部辺りと筐体との間に手があるのをイメージしてください
(※管理人注:中手骨)

引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part101
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1484901135/567-574
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さすがにもう特定されないだろうから書き込む。
今から11年くらい昔の話。
当時高校生だった俺は、ビートマニアってゲームにハマってたんだ。
通称弐寺、オーソドックスな音ゲーだよ。
2日に1回は学校帰りに友達とゲーセンでボタンをパチパチ叩いてたんだ。
それで、本題に入る。
忘れもしない、夏休み目前の7月、暑い暑い言いながら友達と少し駅から離れたゲーセンに来たんだ。
俺はその友達の斜め後ろで椅子に座ってプレイを眺めながら順番待ち、その友達は弐寺で遊んで、いつも通りの光景だったんだけど…
2曲目に、そいつがera(nostalmix)って曲を選んだんだ。
レベルは9、当時の俺達の腕前からしたら、本当に軽い腕慣らしみたいなレベルで、苦労することは全くありえない曲だ。
友達はパチパチボタンを叩き、俺はなんとなく曲のムービーを見てたら、曲の中盤、スクラッチが一枚降ってくるところ(http://textage.cc/score/3/eranos.html?1A900ここで言う33って数字の部分)で、友達が呻きながらしゃがみこんだ。
「ん、突き指?」
みたいに話しかけながら近づいたら、そいつの、親指以外の全部の指がタコみたいに反り返ってた。
反り返ってたってのも変な表現か、うまく説明できないから結果で話すけど、親指以外の全ての指の骨が折れてた。
手のひらのところ、中手骨って部分が完全に折れていたらしい。
ゲーセンの店員経由で慌てて救急車を呼んで友達は搬送、俺は搬送に付き合えなかったが、代わりに学校への連絡などを任された。
友達は左手に多少障害が残って、動かすのにはさほど苦労はないけど手の大きさの成長が止まってしまった。未だに左手だけ小さい。
外的な圧力によるものでしかありえない骨折だったので、俺がやったんじゃないかとか、ゲーセンだからカツアゲされた?とか色々問題もあったけど、監視カメラの映像もあったので、
「友達は既に骨折した状態でゲーセンに来て、音ゲーを1曲普通に終えて、2曲目にたまたま痛みが出た」
って結論に落ち着いた。
そんなレベルの骨折じゃなかったと思うんだけどな、俺も友達もしばらくは原因を考えるのに頭をひねってた。
568:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)20:04:36.78ID:pBHYveHe0.net
>>567疲労骨折じゃなく?
毎日夢中でボタンバチバチ叩いてて、成長期なのにカルシウム少なかったら疲労骨折とかありそう。
569:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)22:35:24.06ID:z8o6fnUv0.net
>>568
疲労骨折でいきなり反りかえるぐらい曲がっちゃうなんてことはないんじゃないかな
571:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/01(土)02:52:26.82ID:IP3PeauM0.net
>>568
外圧がかかったような折れ方だった。
だから最初、俺がそいつをいじめて手の骨折ったんじゃないかって疑われたくらいだ。
ちなみに当時はお互い疲労骨折するほど音ゲーはやってなかった、と思う。
それ以前に、
「医者の話によると疲労骨折ではありえない折れ方だから、正直に言って、貴方がやったの?」
と友達の母に言われたから、疲労骨折ではないんだと思う。
570:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)23:14:38.25ID:1gbs/J2p0.net
妖怪の仕業じゃな
オラの出番じゃ(話し合いしかできない)
572:【ぴょん吉】@\(^o^)/[sage]2017/04/01(土)05:19:43.68ID:WfEz/yxg0.net
妖怪と遊んできた
574:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/03(月)13:56:27.69ID:PO8RZXuf0.net
骨折の原因なんとなく分かった
おそらく自分の体重をかけたんじゃないかな
腹部辺りと筐体との間に手があるのをイメージしてください
(※管理人注:中手骨)
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part101
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1484901135/567-574
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オフロードバイクツーリングの時。
2017.04.12 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
これは俺が2年前実際に体験したこと。
大学時代の友人A・Tと3人でG県の山間部に1泊2日でフロードバイクツーリングに出かけたんだ。
俺はまだ独身だが、他の2人は結婚して子供もいる。
家庭もちでバイクに乗り続けるというのは家族がよっぽどでないとかなかなか難しく、今までに何度も誘っていたのだがなかなかスケジュールが合わず、気づいたらお互いもう40に手が届こうという年齢に。
たまにメールをすれば
「3人でまた走りたいな」
なんてバイクの話題は出ていたが、このままでは
「またいつか…」
みたいな社交辞令で終わりそうだったので、今回は俺が強引に2人のスケジュールを合わせてやっと実現した旅だった。
106:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)21:39:32.01ID:BbnkMxRy0
久しぶりに気心の知れた仲間とのツーリングという事もあって気分は最高だった。
最近3人目の娘が生まれたAはこの日のために新調したウェアで自慢げに自分のよき父ぶりを話していたり、3人の中でも一番腕のいいエースライダーだったTは手入れを欠かさない自慢の愛車に久しぶりに火を入れる事ができご満悦な表情。
俺はというと3人の中では一番バイク経験が浅く、いつも2人に強引に誘われて走っている時も2人に付いて行くだけで必死という感じだったが、今では俺が一番バイクに乗る時間が取れるというのは皮肉と言えば皮肉だった。
107:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)21:42:03.79ID:BbnkMxRy0
お互い仕事を抱えた身だし、本格的に山へ入る事も久しぶりな事。
そのため最初は
「久しぶりのバイクだから」
とか、
「最近腰が痛いから無理はできないよ」
なんてやけに年寄りじみた事を言い合っていた俺たちだったが、最後のコンビニを出発して段々と山に分け入り未舗装道路を小一時間ほど走破した頃にはバイクの勘も少しずつ戻り、3人でモトクロスレースに参戦していた時の興奮や思い出に包まれ知らず知らずアクセルを開ける手にも力が入っていった。
108:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)21:46:55.23ID:BbnkMxRy0
その時走っていたG県とN県の県境を走る林道は日頃の仕事や些細なストレスを完全に忘れさせるだけの迫力と魅力があり、初秋の晴天にも恵まれた俺たちは、時間を忘れて枝分かれする何本もの大小の林道を夢中で散策していた。
しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、まもなく日没の気配。
20歳代の頻繁にツーリングに出かけていた頃だったら慌てないように早めにテントの設営地点を探して日が傾いた時にはテントサイドで酒を飲みながら夕食作りに取り掛かっている頃だが、今回はやっと互いの仕事や家庭の事情を調整したツーリング…
そんな事情もあってか他の2人も時間が惜しく、なかなかスロットルを戻す気にはなれなかった。
109:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)21:54:23.90ID:BbnkMxRy0
地図で確かめてはいないのでハッキリとした場所はわからないが、標高や周りの山並みから想像するにわずかにN県に入ったあたりと思われる場所に差し掛かった時には、西の空は残照を残すのみとなり辺りは暗くなり始めていた。
こうなると路肩の視界も急速に曖昧になる。
折り合い悪く路面もガレ始めた(路面が土ではなく拳大の石で覆われた路面の事)ため、ライディングテクニックが未熟な俺は軽い恐怖を感じていた。
しかし強引に2人を誘った立場もあり、さすがに俺から泣き言を言い出すのも憚れたが実はこのとき他の2人も切り上げるタイミングを見計らっていたらしく、程なく先頭を走っていたエースライダーのTがクラクションを3回鳴らして停止の合図を出したときは正直ホッとしたのを覚えている。
113:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:07:20.14ID:BbnkMxRy0
懐中電灯で地図を確認するとメインルートと山頂に向かって延びるピストン林道(道が途中で無くなっており入ったら戻らなければならない林道)の入り口と思われる分岐場所だった。ここで場所が曖昧なのは辺りの地形が薄暗くてわかり辛くなっていたのと、ピストン林道らしい細い筋があるのだが地図には載っておらず、似たような地形だと多分ここだろうという位にしか判らなかったからだ。
メインルートは谷間に向かう下り道でまだまだこの先ガレ場が続きそうな雰囲気、一方のピストン林道はゆるやかに山頂に向かう登り路だが土と小石の締まった路面に変わっており地図には載っていないが滝の様なサラサラという水音も幽かにしていた。
114:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:08:56.90ID:BbnkMxRy0
下りのガレ場はフロントタイアを取られたら即転倒につながるため神経を使うし、路肩が曖昧になっているガードレール無しの下りをタラタラ走るよりは少し登っても締まった路面を安全に走り、開けた場所があればすぐテントを設営する方が安全だろうというのが3人の共通意見だった。
またよく見るとこの分岐点には小さな石柱が建っており地図には載っていないが昔は人の往来があった路かもしれない、たまに山中にある夏の降雨がある時だけできる小さな沢があるかもしれない。そうこう考えている間にも辺りはどんどん夕闇に包まれておりもはや地図は役には立たない。
薄暗くなった山の中でバイクのヘッドライトだけを頼りに俺たちは登りのピストン林道に入っていった。
115:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:11:35.72ID:BbnkMxRy0
この時俺は少し違和感みたいなものを感じていた。視界がやたら霞む感じがするからだ。
古いゴーグルを使っていると表面に細かい傷が付いて、ナイトランの時によく霞む事はあるが、今感じているのはそれとは少し異質な感じがしていた。
妙に周りの景色が判りづらい感じと言ったらいいのだろうか。
暗くなっていたので当たり前だと思われるかもしれないが本当に真っ暗だとヘッドライトに映し出される景色はスポットライトの様に陰影が強調されてむしろクッキリと見える事が多いのだがここは違った。
また止まって確認していないのでなんとも言えないが辺りに生えている木々の植性も微妙に違っている様だった。
116:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:13:02.40ID:BbnkMxRy0
今まであったのは常緑の針葉樹だったのに比べてこの林道に入った途端に落葉種の広葉樹に変化していたからだ。
路面に落ちている落葉も先ほどのメインルートと比較すると広葉になっており、少しきついコーナーになると葉っぱに乗るのかリアタイアが滑る様な挙動を感じる。
後で話し合ったところ、不思議な事に3人が3人ともこの林道に入った時に少し違和感を感じていたらしい。
少なからず感じる違和感の中を慎重に走っていたこの時に、俺たち3人にアクシデントが2つ発生した。
117:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:20:16.05ID:BbnkMxRy0
先頭を走っていたTが何でもない右コーナーの入り口で転倒をしたのだ。
3人の中で一番ライディングテクニックに秀でているTが転倒するのは非常に珍しい事だった。
常に先頭を走るTはレースではなく後ろに仲間がいるツーリングの時は絶対に無理はしない、後続を巻き込む様な転倒を先頭のライダーは起こしてはいけないと常々言っていたそのTが
平凡なコーナーに差し掛かった途端に転倒したのだ。
これは珍しいアクシデントだが、ここで後続していたAにもアクシデントが発生した。
ヘッドライトが突然消えたのだ。舗装路を走るマシンにはあまり起こらないが未舗装のダートを走るオフロードマシンは振動が激しいため、時々ヘッドライトの線が切れたりソケットの接触不良が起きてライトが消える事がある。
転倒とヘッドライト消滅・この2つがほぼ同時に発生したのだ。
118:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:23:37.57ID:BbnkMxRy0
先頭を走っていたTは
「何が起きたのか全く判らなかった、絶対に枯葉に乗ってコケたんじゃない。まるでオイル面に乗った様にというか…とにかく何の衝撃もなくやられた、気が付いた時は転倒アングルでもう立て直す事は諦めたよ。綺麗にこける事ができただけでもラッキーだ。旅先で怪我しちゃったら面倒だからな。それにしても…」
と納得できかねる表情で転倒したバイクを起こした。
ヘッドライトと左右のバックミラーが割れており、バックミラーステーがあらぬ方向を向いている他はバイクにもライダーにも大きなダメージが無かったのはTの言うように不幸中の幸いではあった。
119:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:26:07.91ID:BbnkMxRy0
リアタイアが滑る事はオフロードを走っている時はよくあるのだが、ライダーに怪我は無いのにヘッドライトと両側のバックミラーまで割れるというのはレアな現象だと言えた。
それにヘッドライトが割れたのは以降の夜間自走をかなり制限される事を意味していた。
120:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:28:20.12ID:BbnkMxRy0
そして後続のAはというとヘッドライトが消えて突然前が真っ暗になった事から最初は自分が転倒したのかと思ったらしい。
ハンドルに衝撃を感じてTが消えたのがほぼ同時だったからだ。
何とかパニックブレーキでフロントタイアがロックする寸前で停車に成功したのでもらいゴケをせずに済んだと笑って話していたが、消えたヘッドライトを懐中電灯で確認したAの表情はにわかに硬くなった。
Tが巻き上げた飛び石でヘッドライトが割れたと思っていたAだったが、ヘッドライトのカバー自体には異常がないのに中の電球だけが粉々に砕けていたからだ。
走行中の振動でソケットが緩み、電球が中で踊ったために割れたのだろうとAは結論づけたが、これまた不可解なアクシデントに首を捻っていた。
121:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:32:33.15ID:BbnkMxRy0
3台中2台のバイクのヘッドライトが切れた状態でこのまま走るのはさらに危険が増すため俺たちはここら辺でテントを設営できる場所を探してそこに泊まろうという事になった。
この場合で一番戦闘能力が高いのはTだがヘッドライトが壊れていて自走できないし、俺のバイクを貸しても良かったが転倒したばかりで無理はさせられない。
同様にAのバイクもヘッドライトが点かないため自走はできない。
よって斥候は必然的に一番未熟な俺が行く事になった。
腕に自信がないためもうすっかり暗くなった夕闇の単独林道走行に不安を感じずにはいられない。
それにこの林道はただでさえ違和感を感じているのも
その不安に拍車をかけていた。
122:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:41:35.75ID:BbnkMxRy0
突然植性の違うエリアというだけでなく、何とも表現できない違和感。
沢の音は林道の入り口と比べるとやや大きくなった印象を受けるがまだ滝は姿を見せない。
相変わらず辺りは妙に霞むような雰囲気…そんな中俺は一人テントを設営できるスペースを求めて荷物を二人に預けてバイクで走り出した。
この後俺はこの二人とはまた違う現象に見舞われる事となる。
連投ですみません。
もう少し続けてもよいですか。
123:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:44:03.06ID:idusN/h50
最後までお願いします
126:本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火)22:44:44.58ID:crsvBukh0
面白い。支援。
(続きは『続きを読む』をクリック)
小さなお社
2017.04.12 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
小学生の頃、家にたどり着くまでのルートがいくつかあってその一番近いルートの途中に小さな稲荷神社があった。
何故か公園つきで子供の溜まり場でもあるんだがそこ一体はうっそうとした森が茂っていて子供心に気味が悪い場所の1つでもあった。
ある日の学校帰りに気まぐれで友人と2人で神社でお参りした。
その神社はちょっと不思議なつくりで一般でいう鳥居とコマ犬と賽銭箱の他にもう一つ小さい社があった。
自分たちはそっちの小さい社にお参り、といっても手をパンパンって形式的にいつもやるかんじ。
手をパンパンって叩いた瞬間、それまで晴天だったのが瞬時に大降りになってビビったのを覚えてるよ。
友人とビビりながら雨を止めて下さいって必死でお願いしたらいきなり何事もなかったように晴天。
家に帰るも家族にざーざー降りあったよねって言ったけど馬鹿にされた。道路も乾いていた。
神や幽霊信じてないのに、その件があってから神仏関係は慎重になった矛盾な自分(´・ω・`)
(※管理人注:因みに、「神社に参拝中突然の雨にあう」というのは「そこの神様が歓迎してくれてる、歓迎の意」なんだそうです。「禊の雨」と言い、参拝中のみ雨が降る場合は特に良いことなんだそう。)
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part24
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1104498240/522
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ホタルの出る川
2017.04.11 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
807:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/30(木)19:46:02.54ID:3oojUJlz0.net
オカルト板でこの話題はいいのかわからんが
今から50年も前の話。
秋田は六郷村の、今はもうない小学校に赴任した教師の話
その人は集落ほぼ唯一の識字人であったため、村人に「先生」と呼ばれて慕われていた
その村では兎狩りが盛んだったため、先生も休日には鉄砲を担いで山に登り、地域のレクリエーションとして村人と一緒に巻狩りを楽しんでいたという
冬も終わりのある日、岩手県境に近い奥山に兎狩りに行ったのだが、その日は豊漁だったそうで、みんな山頂付近まで兎を追い上げ、小休止の時間になると満足そうに談笑していた
先生が村人と談笑しながらうろちょろしていた時、突然、足元が「ズボッ」という感じで沈んだという
あれ?と思った瞬間、今まで騒いでいた十数人の村人たちがピタッと騒ぐのをやめ、恐ろしい形相でこっちを見る
え、なんなの?と思った途端、一人の村人が
「おい先生、ゆっくり、足元を見ないでこっち来い」
と言い、恐ろしい形相で両手を差し出した。先生は逆らうことも出来ず、ゆっくりと歩き始めたという
ただ、一歩踏み出す事に「ズッ、ズズッ」と足元が沈み続け、いよいよ怖くなった
あの、これは……と先生が言いかけた途端、その村人が
「いいからこっちさ来い!」
と叫んだ
訳もわからず地面を蹴ってその村人に飛びついた途端、地面がボン!という音とともに消えたという
なんとその先生は、20m近くある崖の上にせり出した雪庇の上に乗っていたのだった
つまり、さっきまで自分が乗っていた地面は地面ではなく、雪の塊だったのだ
いやーよかった、神様に感謝だな、あと少し遅ければ、先生は春まで雪の下敷きだったでぁ……
と村人たちは大笑いしたらしいが、先生は気が気でなく、一日中震えが止まらなかったそうだ
ただその六郷村の集落は現在ではダムの底になり、往時の村の面影はなくなってしまったという
808:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/30(木)22:56:31.26ID:CEuYbOda0.net
50年前で村人はみんな文盲やったんか?
809:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)01:38:38.36ID:v7dTqRvG0.net
>>808
戦後だよなそんな事あるかい、とそれが気になって話が頭に入らなかった
810:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)01:44:31.36ID:XFJNcFFf0.net
戦後20数年か
年齢層によるだろう
その頃既に老人ばかりなら読み書きできなくてもさほど不思議でもないな
812:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)06:57:16.73ID:7yDPkaIV0.net
いやいや戦時中ですら日本の識字率は限りなく100に近かったんだぜ
813:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)07:31:09.49ID:Fgn/Qq+m0.net
「知識人」と言いたかっただけだとか? >識字人
まさか戦後まで義務教育を受けられなかった世代があるとはにわかに信じがたい
大体戦中だって読み書き出来ない人なんか徴兵出来んだろうし
814:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)12:45:35.07ID:01Y1uMUj0.net
>>812
そんな訳ないわね
自分の名前さえ書けりゃいいって感じの人多かったで
815:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)13:14:05.28ID:XFJNcFFf0.net
明治40年代生まれの俺のばあちゃんは漢字は漢数字や簡単なものだけでほとんどカタカナのみだった。その頃は60歳くらいだよ
そんなもんだよ
816:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)20:36:03.54ID:tGV9kWV40.net
俺のばあちゃんは明治生まれだけど、漢字どころか簡単な英語も読めたよ
女学生出てて
その孫は底辺の高卒だが
その頃は住んでる地域によっての差が大きいと思うな
東京や大阪など大都市圏の人達は読み書きできる人が大半で奥深い田舎の人はそうでなかったのかもしれないな
817:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)21:59:07.70ID:T1r+/XOs0.net
>>808
>>807だけど、村人はほとんど文盲やったんや
というのも、それがこの先生が狩猟免許を取った理由に関わるからなんだ
戦後、この村でも改正狩猟法が施行されることになり、この辺境の村にもその余波がやって来た
警察は、既に免許持ちで鉄砲を持ってる猟師たちも、一応改めて狩猟免許を取得し直してほしいという
だがしかし、既に狩猟免許を持っている大人たちの殆どは文盲で、ペーパーテストの問題文すら読めない
だから猟師たちは先生のところに一升瓶片手にやってきて、俺たちに文字を教えてくれと頼みに来たんだとさ
その集落は貧しさから、小学校すらまともに出てるんだが出てないんだかみたいな人ばかりで、結局今から文字を教えてもたかが知れてると言うので、先生は一計を案じた
改正狩猟法のペーパーテストは当時の六郷村立湯田分校の校舎で行われたんだが、先生もその改正狩猟法のペーパーテストを受けたんだって。
もちろん作戦さ
先生はテスト中、大声で
「あー、問1の答えはAだなぁ」
とか
「あー、問2の答えはCだわ」
と独り言を装って同じ教室内の猟師たちに大声で答えを教えたんだってさ
立ち会いの警察官も役人もみんな村出身だから見て見ぬふりだったんだって
おかげで村人は全員ペーパーテストに合格し、無事全員が狩猟免許を取り直すことが出来たんだと
だけど、せっかく人助けで狩猟免許を取ったんだから、せっかくなら狩猟を趣味にしようってことで、そこからその先生は狩猟を趣味にするようになったんだってさ
一応、創作ではないよということで裏話を付け足してみるよ
818:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:22:13.15ID:T1r+/XOs0.net
せっかくなのでもうひとつ、切ない話を
北東北のある人が、夏の盛りにフライフィッシングに出かけた
ある程度釣り歩くと、すっかり日も暮れて川に夜が来た
それでもその日は結構パタパタと魚信があったので意地悪く釣り歩いてると、急に川が開けて、いかにも釣れそうな場所が現れた
今日の最後はここで締めくくろうと竿を振ると、突然ブワーッとホタルが舞い始めた
ホタルはまるで川面から湧き出すように飛び回り、川は幻想的な雰囲気に包まれた
こんな量のホタルは珍しいなと思った途端、川から人の声が聞こえてきたという
最初は気をつけてないと聞き取れないほどの声量だったのだけれど、徐々にその声は大きくなって、だんだんと内容が聞き取れるようになった
集中して訊いていると、どうやらその声は、このあたりで小さな女の子が行方不明になり、その子をこれから近隣住民総出で探しに出かける、というような内容の話だったそうだ
その時点でだいぶ怖かったのだけど、怖さよりも好奇心が勝って、竿を振りながらつい聞いてしまったそうだ
その声は本当に、テレビドラマを音声だけで聞いているような感じだったそうで、その娘の母親と思われる女性の声や、捜索を依頼された村人の声というように、はっきり聞き分けが出来たそうだ
そのうち、その声が佳境に入り、村人の声が
「最後にここを探そう」
というようなことを言った
この時点ではもう既に、今まさに見えない捜索活動が目の前で行われているというような感じに聞こえたという
本当に、何かの記録映像を見せられているかのように、音声だけが川面から聞こえ続けていたのだとか
あまりにもリアルな会話がなにもない川面から聞こえてくるので、その人はとうとう怖くなり、
「どうしたんですか! 誰かいるんですか! 誰かがいなくなったんですか!」
と川面に怒鳴った、その途端、
ああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という、聞くに堪えないような女の悲鳴が聞こえたという
819:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:39:23.31ID:T1r+/XOs0.net
その悲鳴で完全に怖くなって、その人は竿も折り畳まないままに川を飛び出して、止めてあった自家用車とは反対の方向に、すっかり暗くなった道をバタバタ逃げたという
しばらく狼狽えてると、近くになにか家の明かりが見えてきた
とにかく人の声が聞きたかったので、不審者そのまんまの格好でその家に飛び込み、
「すみません! 誰かいませんか!」
というと、奥から腰の曲がったばあさんが出てきた
「とにかく喉が乾いてるから水をくれ」
というと、ばあさんがコップに入れた水を持ってきてくれた
なんとおかわりまでお願いしたそうだ。水を二杯も飲むと、気持ちも落ち着いてきた
ばあさんが
「何があったんだ」
というような事を聞くので、その人は失礼な訪問を侘びながらも、今しがた起こったことをしどろもどろに説明したという
するとばあさんは一笑に伏すどころか、沈痛な面持ちになってぎゅっと目をつぶり、搾り出すように
「そうか、またホタルが出たか」
と悲しそうに呟いたそうだ
ばあさんが言うには、昔その川の近くに、県外から越してきた一家が家を立てて住んでいたのだという
その家は他の家の人が羨むほどにアットホームな家庭で、父母には三歳くらいの一人娘がいた
ある日、その家の娘が遊びに出たまま帰らなくなった
村人は必死に捜索したが、その村ではたまに行方不明者が出ることがあって、その行方不明者は大抵川で死んでいたという
夕方になっても娘が見つからなかったので、村人たちは半ば絶望的な気分で川を探した
果たしてその娘は、ホタルが飛び回る川のトロ場にうつ伏せになって浮いていたという
村人が目を背けた途端、母親が川へざぶざぶと分け入り、死んだ娘を抱きしめながら
あああああーーーーーーー!!
と聞くに堪えないような悲鳴を上げたのだという
820:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:48:56.79ID:T1r+/XOs0.net
結局、娘を失ったその一家はそれからすぐに家を潰してどこかへと去った
それからというもの、その川の近くで幽霊に会った、怖い体験をしたという話が聞こえてくるようになった
それは必ず、夏の盛りの夕方、丁度ホタルが飛び始める時間なのだという
ばあさんの話を聞くに、この家に血相変えて飛び込んできた人は自分が初めてではないらしかった
ばあさんの話を聞いて、その人は怖いというより、妙に確信めいたような、切ない気持ちになった
というのも、自分が今釣りをしていた川は、わずかに湾曲した川が深い淵を形成するトロ場だったからだ
なるほど、その川の上流で流された人がいるなら、遺体はきっとそこに浮くのだろうという確信があった
その話を語り終えると、ばあさんは辛そうな表情のまま家の奥へと引っ込んで二度と出てこなかったという
結局、その人は家の奥にお礼の言葉を言って、そっとコップを玄関に置いて帰ったそうだ
そのせいで、その人は以来、ホタルの飛び始める時間まで釣りをすることはなったのだという
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?344
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486902088/807-820
.
オカルト板でこの話題はいいのかわからんが
今から50年も前の話。
秋田は六郷村の、今はもうない小学校に赴任した教師の話
その人は集落ほぼ唯一の識字人であったため、村人に「先生」と呼ばれて慕われていた
その村では兎狩りが盛んだったため、先生も休日には鉄砲を担いで山に登り、地域のレクリエーションとして村人と一緒に巻狩りを楽しんでいたという
冬も終わりのある日、岩手県境に近い奥山に兎狩りに行ったのだが、その日は豊漁だったそうで、みんな山頂付近まで兎を追い上げ、小休止の時間になると満足そうに談笑していた
先生が村人と談笑しながらうろちょろしていた時、突然、足元が「ズボッ」という感じで沈んだという
あれ?と思った瞬間、今まで騒いでいた十数人の村人たちがピタッと騒ぐのをやめ、恐ろしい形相でこっちを見る
え、なんなの?と思った途端、一人の村人が
「おい先生、ゆっくり、足元を見ないでこっち来い」
と言い、恐ろしい形相で両手を差し出した。先生は逆らうことも出来ず、ゆっくりと歩き始めたという
ただ、一歩踏み出す事に「ズッ、ズズッ」と足元が沈み続け、いよいよ怖くなった
あの、これは……と先生が言いかけた途端、その村人が
「いいからこっちさ来い!」
と叫んだ
訳もわからず地面を蹴ってその村人に飛びついた途端、地面がボン!という音とともに消えたという
なんとその先生は、20m近くある崖の上にせり出した雪庇の上に乗っていたのだった
つまり、さっきまで自分が乗っていた地面は地面ではなく、雪の塊だったのだ
いやーよかった、神様に感謝だな、あと少し遅ければ、先生は春まで雪の下敷きだったでぁ……
と村人たちは大笑いしたらしいが、先生は気が気でなく、一日中震えが止まらなかったそうだ
ただその六郷村の集落は現在ではダムの底になり、往時の村の面影はなくなってしまったという
808:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/30(木)22:56:31.26ID:CEuYbOda0.net
50年前で村人はみんな文盲やったんか?
809:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)01:38:38.36ID:v7dTqRvG0.net
>>808
戦後だよなそんな事あるかい、とそれが気になって話が頭に入らなかった
810:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)01:44:31.36ID:XFJNcFFf0.net
戦後20数年か
年齢層によるだろう
その頃既に老人ばかりなら読み書きできなくてもさほど不思議でもないな
812:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)06:57:16.73ID:7yDPkaIV0.net
いやいや戦時中ですら日本の識字率は限りなく100に近かったんだぜ
813:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)07:31:09.49ID:Fgn/Qq+m0.net
「知識人」と言いたかっただけだとか? >識字人
まさか戦後まで義務教育を受けられなかった世代があるとはにわかに信じがたい
大体戦中だって読み書き出来ない人なんか徴兵出来んだろうし
814:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)12:45:35.07ID:01Y1uMUj0.net
>>812
そんな訳ないわね
自分の名前さえ書けりゃいいって感じの人多かったで
815:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)13:14:05.28ID:XFJNcFFf0.net
明治40年代生まれの俺のばあちゃんは漢字は漢数字や簡単なものだけでほとんどカタカナのみだった。その頃は60歳くらいだよ
そんなもんだよ
816:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/03/31(金)20:36:03.54ID:tGV9kWV40.net
俺のばあちゃんは明治生まれだけど、漢字どころか簡単な英語も読めたよ
女学生出てて
その孫は底辺の高卒だが
その頃は住んでる地域によっての差が大きいと思うな
東京や大阪など大都市圏の人達は読み書きできる人が大半で奥深い田舎の人はそうでなかったのかもしれないな
817:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)21:59:07.70ID:T1r+/XOs0.net
>>808
>>807だけど、村人はほとんど文盲やったんや
というのも、それがこの先生が狩猟免許を取った理由に関わるからなんだ
戦後、この村でも改正狩猟法が施行されることになり、この辺境の村にもその余波がやって来た
警察は、既に免許持ちで鉄砲を持ってる猟師たちも、一応改めて狩猟免許を取得し直してほしいという
だがしかし、既に狩猟免許を持っている大人たちの殆どは文盲で、ペーパーテストの問題文すら読めない
だから猟師たちは先生のところに一升瓶片手にやってきて、俺たちに文字を教えてくれと頼みに来たんだとさ
その集落は貧しさから、小学校すらまともに出てるんだが出てないんだかみたいな人ばかりで、結局今から文字を教えてもたかが知れてると言うので、先生は一計を案じた
改正狩猟法のペーパーテストは当時の六郷村立湯田分校の校舎で行われたんだが、先生もその改正狩猟法のペーパーテストを受けたんだって。
もちろん作戦さ
先生はテスト中、大声で
「あー、問1の答えはAだなぁ」
とか
「あー、問2の答えはCだわ」
と独り言を装って同じ教室内の猟師たちに大声で答えを教えたんだってさ
立ち会いの警察官も役人もみんな村出身だから見て見ぬふりだったんだって
おかげで村人は全員ペーパーテストに合格し、無事全員が狩猟免許を取り直すことが出来たんだと
だけど、せっかく人助けで狩猟免許を取ったんだから、せっかくなら狩猟を趣味にしようってことで、そこからその先生は狩猟を趣味にするようになったんだってさ
一応、創作ではないよということで裏話を付け足してみるよ
818:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:22:13.15ID:T1r+/XOs0.net
せっかくなのでもうひとつ、切ない話を
北東北のある人が、夏の盛りにフライフィッシングに出かけた
ある程度釣り歩くと、すっかり日も暮れて川に夜が来た
それでもその日は結構パタパタと魚信があったので意地悪く釣り歩いてると、急に川が開けて、いかにも釣れそうな場所が現れた
今日の最後はここで締めくくろうと竿を振ると、突然ブワーッとホタルが舞い始めた
ホタルはまるで川面から湧き出すように飛び回り、川は幻想的な雰囲気に包まれた
こんな量のホタルは珍しいなと思った途端、川から人の声が聞こえてきたという
最初は気をつけてないと聞き取れないほどの声量だったのだけれど、徐々にその声は大きくなって、だんだんと内容が聞き取れるようになった
集中して訊いていると、どうやらその声は、このあたりで小さな女の子が行方不明になり、その子をこれから近隣住民総出で探しに出かける、というような内容の話だったそうだ
その時点でだいぶ怖かったのだけど、怖さよりも好奇心が勝って、竿を振りながらつい聞いてしまったそうだ
その声は本当に、テレビドラマを音声だけで聞いているような感じだったそうで、その娘の母親と思われる女性の声や、捜索を依頼された村人の声というように、はっきり聞き分けが出来たそうだ
そのうち、その声が佳境に入り、村人の声が
「最後にここを探そう」
というようなことを言った
この時点ではもう既に、今まさに見えない捜索活動が目の前で行われているというような感じに聞こえたという
本当に、何かの記録映像を見せられているかのように、音声だけが川面から聞こえ続けていたのだとか
あまりにもリアルな会話がなにもない川面から聞こえてくるので、その人はとうとう怖くなり、
「どうしたんですか! 誰かいるんですか! 誰かがいなくなったんですか!」
と川面に怒鳴った、その途端、
ああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という、聞くに堪えないような女の悲鳴が聞こえたという
819:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:39:23.31ID:T1r+/XOs0.net
その悲鳴で完全に怖くなって、その人は竿も折り畳まないままに川を飛び出して、止めてあった自家用車とは反対の方向に、すっかり暗くなった道をバタバタ逃げたという
しばらく狼狽えてると、近くになにか家の明かりが見えてきた
とにかく人の声が聞きたかったので、不審者そのまんまの格好でその家に飛び込み、
「すみません! 誰かいませんか!」
というと、奥から腰の曲がったばあさんが出てきた
「とにかく喉が乾いてるから水をくれ」
というと、ばあさんがコップに入れた水を持ってきてくれた
なんとおかわりまでお願いしたそうだ。水を二杯も飲むと、気持ちも落ち着いてきた
ばあさんが
「何があったんだ」
というような事を聞くので、その人は失礼な訪問を侘びながらも、今しがた起こったことをしどろもどろに説明したという
するとばあさんは一笑に伏すどころか、沈痛な面持ちになってぎゅっと目をつぶり、搾り出すように
「そうか、またホタルが出たか」
と悲しそうに呟いたそうだ
ばあさんが言うには、昔その川の近くに、県外から越してきた一家が家を立てて住んでいたのだという
その家は他の家の人が羨むほどにアットホームな家庭で、父母には三歳くらいの一人娘がいた
ある日、その家の娘が遊びに出たまま帰らなくなった
村人は必死に捜索したが、その村ではたまに行方不明者が出ることがあって、その行方不明者は大抵川で死んでいたという
夕方になっても娘が見つからなかったので、村人たちは半ば絶望的な気分で川を探した
果たしてその娘は、ホタルが飛び回る川のトロ場にうつ伏せになって浮いていたという
村人が目を背けた途端、母親が川へざぶざぶと分け入り、死んだ娘を抱きしめながら
あああああーーーーーーー!!
と聞くに堪えないような悲鳴を上げたのだという
820:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/03/31(金)22:48:56.79ID:T1r+/XOs0.net
結局、娘を失ったその一家はそれからすぐに家を潰してどこかへと去った
それからというもの、その川の近くで幽霊に会った、怖い体験をしたという話が聞こえてくるようになった
それは必ず、夏の盛りの夕方、丁度ホタルが飛び始める時間なのだという
ばあさんの話を聞くに、この家に血相変えて飛び込んできた人は自分が初めてではないらしかった
ばあさんの話を聞いて、その人は怖いというより、妙に確信めいたような、切ない気持ちになった
というのも、自分が今釣りをしていた川は、わずかに湾曲した川が深い淵を形成するトロ場だったからだ
なるほど、その川の上流で流された人がいるなら、遺体はきっとそこに浮くのだろうという確信があった
その話を語り終えると、ばあさんは辛そうな表情のまま家の奥へと引っ込んで二度と出てこなかったという
結局、その人は家の奥にお礼の言葉を言って、そっとコップを玄関に置いて帰ったそうだ
そのせいで、その人は以来、ホタルの飛び始める時間まで釣りをすることはなったのだという
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?344
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486902088/807-820
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