都市伝説・・・奇憚・・・blog
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林間学校の肝試し
2018.04.03 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
420:ぴちょ◆HjrgDzAytM:2006/09/25(月)19:37:13ID:LQ+j3SG6O
小学5年時の軽井沢で行われた林間学校で体験した話です。
夏だったので夜には肝試しが企画されていました。
お化け役の子は学年から20名程選ばれ、事前に入念な準備をしていたようでした。
数100mの林道をぐるりと歩いてくるコースを、5人のグループで歩くというものでした。自分のグループは1番最後でした。
怖いお面をつけた先生、傘おばけの格好をした子、浴衣を着て血糊をつけた子などがいて、普通の肝試しとして怖がりながらも楽しめました。
ゴールが見える暗い直線の道に差し掛かると、既に肝試しを終えた生徒達がその道にずらっと体育座りしてました。
見られて恥ずかしいと思いながら仲間とゴールまで歩きました。
すると。ゴールの先の広場に生徒全員が集合していたんです。
あれ?と思い振り返ると道に座っている子供なんて一人もいなかった
私が見たのは何だったのでしょう?50人以上はいたと思うんです
その子達はみんな頭巾のようなものを被っていました
自分が初めて体験した不思議な出来事でした
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part35
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1157071769/420
.
小学5年時の軽井沢で行われた林間学校で体験した話です。
夏だったので夜には肝試しが企画されていました。
お化け役の子は学年から20名程選ばれ、事前に入念な準備をしていたようでした。
数100mの林道をぐるりと歩いてくるコースを、5人のグループで歩くというものでした。自分のグループは1番最後でした。
怖いお面をつけた先生、傘おばけの格好をした子、浴衣を着て血糊をつけた子などがいて、普通の肝試しとして怖がりながらも楽しめました。
ゴールが見える暗い直線の道に差し掛かると、既に肝試しを終えた生徒達がその道にずらっと体育座りしてました。
見られて恥ずかしいと思いながら仲間とゴールまで歩きました。
すると。ゴールの先の広場に生徒全員が集合していたんです。
あれ?と思い振り返ると道に座っている子供なんて一人もいなかった
私が見たのは何だったのでしょう?50人以上はいたと思うんです
その子達はみんな頭巾のようなものを被っていました
自分が初めて体験した不思議な出来事でした
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part35
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1157071769/420
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ーにせものー <ニヤニヤ笑う霊感者Sシリーズ>
2018.04.02 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
415:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:21:32ID:m3qkKQfY
こっくり事件以降、皆Sのことを避けており、恥ずかしながら私も、あまり関わらないようにしていました。
しかし、Sの方からこれまで以上に絡んできて、更に僕の友達を減らしてくれました。
そんなS曰く、私はあまり霊を見る事はないが、呼び寄せてしまうことが多々あるという、無意識の自傷行為のような体質だそうです。
こっくり事件のときも、どうやら私が騒ぎのかなり大きな要因だったそうです。
416:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:22:45ID:m3qkKQfY
確かに私は昔から体調を崩しやすく、よく原因不明の高熱を出していましたが、そんな裏話を聞きたくありませんでした。
しかもこれは、自覚するとより呼んでしまう類のものだそうで、今後さらに顕著になるとSは言いました。
「じゃあ何でそんな話するんだよ」
と半泣きで詰問すると、にやにや笑いながら、
「君の困り顔が面白いから」
と言ってのけました。
このとき、彼女に殺意を覚えていないと言うと嘘になります。
実際この後は、今まで以上に体調不良が増え、今でも年に七,八回は体を壊します。
(それも時期などに関係なく、たいてい家を離れた旅行先などで)
417:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:23:59ID:m3qkKQfY
そんな私は、恐がりなくせに好奇心は人一倍あるという、映画では主役のはれるような性格でした。
それで残り少なくなった友人の一人から、
「幽霊の出る廃屋に行こう」
と話しがかかったとき、付き合いを悪くしてこれ以上友人を減らしたくないというのと、あんなことがあったのだからもう恐いものなんてないという、やけくそのような開き直りでOKを出しました。
後で力いっぱい後悔しましたが。
こうやって書き込みながら思い出していると、Sは私からどんどん友人を減らすのが目的だったんじゃないか、というな気がしてきた。
418:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:25:18ID:m3qkKQfY
その廃屋は元はスーパーで、新しい団地に人が移動して場所が不便になったとかで、私の記憶にある限りずっと廃屋でした。
どういうわけか、いつまでたっても取り壊すどころか片づけすらしておらず、ショウケースや棚などがそのまま残っています。
その雰囲気から、昔ここで人が死んだだの、トイレから声が聞こえるだの、そういう他愛のない噂が多く、面白半分に私も含め三人で出かけました。
既にこっくり事件から半年近くたっており、あの時のことは既にリアリティを失って久しかったのです。
学校が終わってから行ったので、廃スーパーのところに着いたのは、もう夏の日が沈む寸前でした。
こういう肝試しの好きなN沢は、非常にハイになっていました。
自転車を止めて中に入ろうとすると、突然に廃スーパーから人影が出てきました。
419:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:26:53ID:m3qkKQfY
Sでした。
「やあ、待ちくたびれたよ。K崎君。いくらのどが乾いたからって、途中二度も寄り道しちゃ駄目だよ。待つ方の身にもならなくちゃ」
確かに道中K崎は、熱いからと二度自販機からジュースを買ってはいましたが、何故先にここにいたSが知っているのか。
この手のSの予言者じみた言動は、皆聞きながして深くは考えませんでした。よくあたって恐いから。
当然普段からSを嫌っているK崎は、
「うるせぇっ!だれも待ち合わせなんぞしてねぇだろうがっ!T(私)、お前か?こいつにここに来ること教えたのは!」
当然私も何も知りません。
結局私たちは、怒りのあまり顔を真っ赤にしたK崎をひきずって中に入ることにしました。
Sは中に入ろうとせず、笑いながら私たちを見送りました。
420:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:29:28ID:m3qkKQfY
中は夕暮れ時とはいえ妙に薄暗く、埃っぽい空気にむっとした熱気がこもっていました。
適当に中をぶらつきつつ、私はK崎の声を聞き流していました。
「だからあの女と関わるな。お前のためを思って言ってんだぞ。ああいうタイプは思わせぶりな子として、人の気を引こうとしてるだけなんだからな。実際、あいつ中に入ってこねぇじゃねえか。口ばっか達者だけど、あいつ恐いんだよきっと」
それはないだろうと、もはや夢よりもぼんやりとした記憶をすくい出しながら思った。
あいつは、何か恐いものあるんだろうか?
「なあ・・・おいN沢っ。おいっ!・・・あいつ・・・」
振り返ると、いつのまにかN沢がいなくなった。
心配はしていない。
ここは所詮元スーパーなんだから迷うはずがないし、それよりも、こちらを脅かそうとして先回りした、というのがN沢の性格上妥当だろうと思いました。
しかし首を戻すと、さっきそこにいたはずのK崎もいなくなっていました。
地面は砂利が撒いてあり、何の気配もなく隠れるということは不可能です。
背骨のラインに沿って、溶けかけた氷がゆっくり滑り落ちたような気分でした。
とっさにパニックに陥らぬよう、あえてゆっくり出口に向かって歩きながら、強烈に『こっくりさん』のことと、Sの言っていたことがよみがえりました。
出口の明かりに走り出そうとしたとたんに、肩をつかまれました。
421:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:33:14ID:m3qkKQfY
内臓が液化した。恐る恐る振り向くと、必死で笑いをこらえるN沢でした。
「くくくっうひゃひゃひゃひゃ。ひっかかったなT。なにびびってんだよ」
入り口の方にもK崎が現れました。やっぱりにやにや笑っています。
なんだやらせだったのか。
液化した内臓がまた固体にもどるのを感じながら、私も弱々しく笑い返しました。
N沢がまだ笑いながらK崎のほうに回って、肩を組みました。
「うぷっぷぷぷ、実はちょっと漏らしたんじゃねえの?」
言い返そうとして、ふと妙な点に気づきました。
K崎がまったくしゃべっていない。
表情の在庫がこれだけしか残っていないとでも言うように、ただ笑っているだけだということ。
この二人は、いわば私が間にいるから一緒にいるだけで、普段は肩を組んだり、共謀したりするほど仲がいいわけではないこと。
なにより、二人はこの暑さの中、汗をかいた様子がまったくないこと。
こわばった私を見て、二人が近づいてきました。
過剰なまでに顔をよせて、
「Tどうした?もしかしてまだ恐いのか?俺たちが俺たちじゃないような気がして?」
妙に乾いた埃くさい息が顔に吹き付けました。
それを聞いたK崎がにやりと笑い、私はなぜ彼がしゃべらなかったのか分かりました。
彼の歯は隣同士と癒着して、一枚のとろけたプラスチック板のようになっていました。
とっさに二人を突き飛ばして、スーパーの奥に走り出しました。
後ろから私の友達によく似た二人が怒号を上げるのが聞こえましたが、振り返る余裕もなく全力で走りました。
突然Sが棚の影から飛び出し、
「T、こっちだ!」
と手をつかんで引き込みました。
422:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:35:06ID:m3qkKQfY
そこはどういうわけか、コの字型に棚が並んだ窪みのようになっていました。
二人でできるだけ荒い息を抑えながら潜んでいるうちに、また妙なことが浮かびました。
Sはいつも私をTクンと呼ぶのに、今彼女は私を呼び捨てにしていた。
とっさのことなので何でもないことなのかもしれないが、妙にそこが気になった。
気取られぬようそっとSを盗み見ていると、
「Tどうした?私の顔に何かついているのか?」
と顔をぬぐいました。
とっさに、ものすごい勢いで窪みから走り出しました。
あれは絶対にSではない。
Sなら必ずとげのついた皮肉を後に続けるはずだし、何よりあれは笑っていなかった。
窪みから出ようとしたとたん、隠れていた二人に両側からタックルされて転びました。
もはや二人の顔は、二人をよく知らない人間が描いた水彩画のようになり、しかも崩れているようでした。
悲鳴を上げながら必死で身をよじっても、二人は手を離しません。
さらに奥からはSに似た奴もやってきます。
もはやパニックのあまり体も動かなくなり、あううあううと呻くだけになっていると、急に上から砂のようなものが降り注ぎました。
423:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:36:28ID:m3qkKQfY
その粉は私の目に入って激痛を味あわせた後、
しがみついていた二人に熱湯のような効果を表したようで、私から二人を遠ざけました。
気配で三人目もひるんだのが分かります。
目をぬぐって立ち上がると、Sが手に粉の入ったビンを持って、にやにやしながら私を見下ろしていました。
「顔もぬぐった方がいいね。涙とよだれでとても見れたもんじゃない」
と言って、やけにごわごわした布を手渡してくれました。
顔をぬぐった後、ふとその布を見ると雑巾でした。
「そら、早く出るよこんなとこ。何も面白いものはないんだから」
と言って、手にした小ビンからさらに粉を撒き散らしましたが、既にあの三人はいなくなっていました。
424:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:39:36ID:m3qkKQfY
外に出てSは、小ビンの中身を出入り口に全部撒き散らし、空になったビンを無造作に放り捨てました。
ラベルからすると、どうやら家庭用卓上食塩だったようです。
「前も言ったはずだけどね。君はああいうのをずいぶんと寄せ付けてしまうんだから、不用意にこんなところに来ちゃいけないって。せっかく忠告したのに・・・まったく君は、耳が悪いのか頭が悪いのか、いったいどっちなんだい?」
幸い二人の友人は、スーパーの裏で気絶していただけでした。
後で聞いてみたところ、何があったのかも覚えていないようでした。
「変な女に目移りしないでくれよ」
と言って彼女は、気絶した二人とまだ腰の抜けた私を放って、さっそうと帰ってしまいました。
後に、何故助けに来たのか聞いてみたところ、
「前も言ったけどね、君のその顔が面白いからさ」
と言ったので、感謝の念は一気に失せました。
そして私は、着実に友人をなくしていきました。
426:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:41:07ID:m3qkKQfY
長文のうえ、くだらないと思う人もいるかもしれませんが、これは私の記憶する中で最も恐い記憶です。
今でこそ冗談交じりに書くことができても、当時はしばらくのあいだ血が出るまでつ爪を噛みつづけ、今でも夢で見ると汗びっしょりで飛び起きます。
S曰く、寝ながら絶叫することもあったらしいです。
428:本当にあった怖い名無し:04/11/0313:45:19ID:HXoSeiNK
お化けを実体として出したからだと思うな。
演出もなんか人工っぽいし。
429:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:51:07ID:m3qkKQfY
>>428
確かに実体はありました。
タックルを受けたときの衝撃もありありと思い出せるし。
どっちかの髪の毛が指に絡んで、ぷちぷちと千切れる感触もありました。
床に叩きつけられたときの青あざもしばらく残りました。
430:本当にあった怖い名無し:04/11/0314:00:45ID:Ys7y8hdH
Sはなんで明智小5朗みたいな口調?ともあれケコーンのきっかけがしりたい
431:本当にあった怖い名無し:04/11/0314:10:13ID:CpzFIQg/
>明智小5朗みたいな口調
このへんがなんか、安手のライトノベルって感じがするんだけどなあ・・・
436:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0314:46:38ID:m3qkKQfY
>>430・431
ほんとに芝居がかった、そんなしゃべり方をしていました。
リアルで聞くと、かなり不自然で不気味です。
でも、大学に入ったぐらいから普通の口調になり、かえってそっちの方が恐かった記憶があります。
馴れ初めと言われても、同じ高校と同じ大学でて、ずるずるとなぜかいつも一緒にいただけで・・・
求婚は向こうからしてきました。
理由は
「その顔が面白いから」
としか言ってくれません。
高校では、テストで赤点をとったメンバーで補習がありました。
私はよく数学で引っかかり残っていたのですが、毎回Sは多いときには3教科も引っかかったりしていました。
それなのに、いつも余裕全開で課題を放り出して、漫画を読んだり寝たりしていました。
そして、たまーにさっと漫画をしまいこみ、びしっと机に向かうと、直後に必ず先生が教室に見回りにやってきました。
そんな時だけSを重宝していました。
当時は、なんとなくそんなもんだと思っていましたが、今思うとほとんど超能力の域です。
本人は、女の勘ハイパーだと言っています。
引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない87
こっくり事件以降、皆Sのことを避けており、恥ずかしながら私も、あまり関わらないようにしていました。
しかし、Sの方からこれまで以上に絡んできて、更に僕の友達を減らしてくれました。
そんなS曰く、私はあまり霊を見る事はないが、呼び寄せてしまうことが多々あるという、無意識の自傷行為のような体質だそうです。
こっくり事件のときも、どうやら私が騒ぎのかなり大きな要因だったそうです。
416:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:22:45ID:m3qkKQfY
確かに私は昔から体調を崩しやすく、よく原因不明の高熱を出していましたが、そんな裏話を聞きたくありませんでした。
しかもこれは、自覚するとより呼んでしまう類のものだそうで、今後さらに顕著になるとSは言いました。
「じゃあ何でそんな話するんだよ」
と半泣きで詰問すると、にやにや笑いながら、
「君の困り顔が面白いから」
と言ってのけました。
このとき、彼女に殺意を覚えていないと言うと嘘になります。
実際この後は、今まで以上に体調不良が増え、今でも年に七,八回は体を壊します。
(それも時期などに関係なく、たいてい家を離れた旅行先などで)
417:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:23:59ID:m3qkKQfY
そんな私は、恐がりなくせに好奇心は人一倍あるという、映画では主役のはれるような性格でした。
それで残り少なくなった友人の一人から、
「幽霊の出る廃屋に行こう」
と話しがかかったとき、付き合いを悪くしてこれ以上友人を減らしたくないというのと、あんなことがあったのだからもう恐いものなんてないという、やけくそのような開き直りでOKを出しました。
後で力いっぱい後悔しましたが。
こうやって書き込みながら思い出していると、Sは私からどんどん友人を減らすのが目的だったんじゃないか、というな気がしてきた。
418:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:25:18ID:m3qkKQfY
その廃屋は元はスーパーで、新しい団地に人が移動して場所が不便になったとかで、私の記憶にある限りずっと廃屋でした。
どういうわけか、いつまでたっても取り壊すどころか片づけすらしておらず、ショウケースや棚などがそのまま残っています。
その雰囲気から、昔ここで人が死んだだの、トイレから声が聞こえるだの、そういう他愛のない噂が多く、面白半分に私も含め三人で出かけました。
既にこっくり事件から半年近くたっており、あの時のことは既にリアリティを失って久しかったのです。
学校が終わってから行ったので、廃スーパーのところに着いたのは、もう夏の日が沈む寸前でした。
こういう肝試しの好きなN沢は、非常にハイになっていました。
自転車を止めて中に入ろうとすると、突然に廃スーパーから人影が出てきました。
419:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:26:53ID:m3qkKQfY
Sでした。
「やあ、待ちくたびれたよ。K崎君。いくらのどが乾いたからって、途中二度も寄り道しちゃ駄目だよ。待つ方の身にもならなくちゃ」
確かに道中K崎は、熱いからと二度自販機からジュースを買ってはいましたが、何故先にここにいたSが知っているのか。
この手のSの予言者じみた言動は、皆聞きながして深くは考えませんでした。よくあたって恐いから。
当然普段からSを嫌っているK崎は、
「うるせぇっ!だれも待ち合わせなんぞしてねぇだろうがっ!T(私)、お前か?こいつにここに来ること教えたのは!」
当然私も何も知りません。
結局私たちは、怒りのあまり顔を真っ赤にしたK崎をひきずって中に入ることにしました。
Sは中に入ろうとせず、笑いながら私たちを見送りました。
420:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:29:28ID:m3qkKQfY
中は夕暮れ時とはいえ妙に薄暗く、埃っぽい空気にむっとした熱気がこもっていました。
適当に中をぶらつきつつ、私はK崎の声を聞き流していました。
「だからあの女と関わるな。お前のためを思って言ってんだぞ。ああいうタイプは思わせぶりな子として、人の気を引こうとしてるだけなんだからな。実際、あいつ中に入ってこねぇじゃねえか。口ばっか達者だけど、あいつ恐いんだよきっと」
それはないだろうと、もはや夢よりもぼんやりとした記憶をすくい出しながら思った。
あいつは、何か恐いものあるんだろうか?
「なあ・・・おいN沢っ。おいっ!・・・あいつ・・・」
振り返ると、いつのまにかN沢がいなくなった。
心配はしていない。
ここは所詮元スーパーなんだから迷うはずがないし、それよりも、こちらを脅かそうとして先回りした、というのがN沢の性格上妥当だろうと思いました。
しかし首を戻すと、さっきそこにいたはずのK崎もいなくなっていました。
地面は砂利が撒いてあり、何の気配もなく隠れるということは不可能です。
背骨のラインに沿って、溶けかけた氷がゆっくり滑り落ちたような気分でした。
とっさにパニックに陥らぬよう、あえてゆっくり出口に向かって歩きながら、強烈に『こっくりさん』のことと、Sの言っていたことがよみがえりました。
出口の明かりに走り出そうとしたとたんに、肩をつかまれました。
421:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:33:14ID:m3qkKQfY
内臓が液化した。恐る恐る振り向くと、必死で笑いをこらえるN沢でした。
「くくくっうひゃひゃひゃひゃ。ひっかかったなT。なにびびってんだよ」
入り口の方にもK崎が現れました。やっぱりにやにや笑っています。
なんだやらせだったのか。
液化した内臓がまた固体にもどるのを感じながら、私も弱々しく笑い返しました。
N沢がまだ笑いながらK崎のほうに回って、肩を組みました。
「うぷっぷぷぷ、実はちょっと漏らしたんじゃねえの?」
言い返そうとして、ふと妙な点に気づきました。
K崎がまったくしゃべっていない。
表情の在庫がこれだけしか残っていないとでも言うように、ただ笑っているだけだということ。
この二人は、いわば私が間にいるから一緒にいるだけで、普段は肩を組んだり、共謀したりするほど仲がいいわけではないこと。
なにより、二人はこの暑さの中、汗をかいた様子がまったくないこと。
こわばった私を見て、二人が近づいてきました。
過剰なまでに顔をよせて、
「Tどうした?もしかしてまだ恐いのか?俺たちが俺たちじゃないような気がして?」
妙に乾いた埃くさい息が顔に吹き付けました。
それを聞いたK崎がにやりと笑い、私はなぜ彼がしゃべらなかったのか分かりました。
彼の歯は隣同士と癒着して、一枚のとろけたプラスチック板のようになっていました。
とっさに二人を突き飛ばして、スーパーの奥に走り出しました。
後ろから私の友達によく似た二人が怒号を上げるのが聞こえましたが、振り返る余裕もなく全力で走りました。
突然Sが棚の影から飛び出し、
「T、こっちだ!」
と手をつかんで引き込みました。
422:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:35:06ID:m3qkKQfY
そこはどういうわけか、コの字型に棚が並んだ窪みのようになっていました。
二人でできるだけ荒い息を抑えながら潜んでいるうちに、また妙なことが浮かびました。
Sはいつも私をTクンと呼ぶのに、今彼女は私を呼び捨てにしていた。
とっさのことなので何でもないことなのかもしれないが、妙にそこが気になった。
気取られぬようそっとSを盗み見ていると、
「Tどうした?私の顔に何かついているのか?」
と顔をぬぐいました。
とっさに、ものすごい勢いで窪みから走り出しました。
あれは絶対にSではない。
Sなら必ずとげのついた皮肉を後に続けるはずだし、何よりあれは笑っていなかった。
窪みから出ようとしたとたん、隠れていた二人に両側からタックルされて転びました。
もはや二人の顔は、二人をよく知らない人間が描いた水彩画のようになり、しかも崩れているようでした。
悲鳴を上げながら必死で身をよじっても、二人は手を離しません。
さらに奥からはSに似た奴もやってきます。
もはやパニックのあまり体も動かなくなり、あううあううと呻くだけになっていると、急に上から砂のようなものが降り注ぎました。
423:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:36:28ID:m3qkKQfY
その粉は私の目に入って激痛を味あわせた後、
しがみついていた二人に熱湯のような効果を表したようで、私から二人を遠ざけました。
気配で三人目もひるんだのが分かります。
目をぬぐって立ち上がると、Sが手に粉の入ったビンを持って、にやにやしながら私を見下ろしていました。
「顔もぬぐった方がいいね。涙とよだれでとても見れたもんじゃない」
と言って、やけにごわごわした布を手渡してくれました。
顔をぬぐった後、ふとその布を見ると雑巾でした。
「そら、早く出るよこんなとこ。何も面白いものはないんだから」
と言って、手にした小ビンからさらに粉を撒き散らしましたが、既にあの三人はいなくなっていました。
424:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:39:36ID:m3qkKQfY
外に出てSは、小ビンの中身を出入り口に全部撒き散らし、空になったビンを無造作に放り捨てました。
ラベルからすると、どうやら家庭用卓上食塩だったようです。
「前も言ったはずだけどね。君はああいうのをずいぶんと寄せ付けてしまうんだから、不用意にこんなところに来ちゃいけないって。せっかく忠告したのに・・・まったく君は、耳が悪いのか頭が悪いのか、いったいどっちなんだい?」
幸い二人の友人は、スーパーの裏で気絶していただけでした。
後で聞いてみたところ、何があったのかも覚えていないようでした。
「変な女に目移りしないでくれよ」
と言って彼女は、気絶した二人とまだ腰の抜けた私を放って、さっそうと帰ってしまいました。
後に、何故助けに来たのか聞いてみたところ、
「前も言ったけどね、君のその顔が面白いからさ」
と言ったので、感謝の念は一気に失せました。
そして私は、着実に友人をなくしていきました。
426:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:41:07ID:m3qkKQfY
長文のうえ、くだらないと思う人もいるかもしれませんが、これは私の記憶する中で最も恐い記憶です。
今でこそ冗談交じりに書くことができても、当時はしばらくのあいだ血が出るまでつ爪を噛みつづけ、今でも夢で見ると汗びっしょりで飛び起きます。
S曰く、寝ながら絶叫することもあったらしいです。
428:本当にあった怖い名無し:04/11/0313:45:19ID:HXoSeiNK
お化けを実体として出したからだと思うな。
演出もなんか人工っぽいし。
429:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0313:51:07ID:m3qkKQfY
>>428
確かに実体はありました。
タックルを受けたときの衝撃もありありと思い出せるし。
どっちかの髪の毛が指に絡んで、ぷちぷちと千切れる感触もありました。
床に叩きつけられたときの青あざもしばらく残りました。
430:本当にあった怖い名無し:04/11/0314:00:45ID:Ys7y8hdH
Sはなんで明智小5朗みたいな口調?ともあれケコーンのきっかけがしりたい
431:本当にあった怖い名無し:04/11/0314:10:13ID:CpzFIQg/
>明智小5朗みたいな口調
このへんがなんか、安手のライトノベルって感じがするんだけどなあ・・・
436:S◆XgAEzfsW8U:04/11/0314:46:38ID:m3qkKQfY
>>430・431
ほんとに芝居がかった、そんなしゃべり方をしていました。
リアルで聞くと、かなり不自然で不気味です。
でも、大学に入ったぐらいから普通の口調になり、かえってそっちの方が恐かった記憶があります。
馴れ初めと言われても、同じ高校と同じ大学でて、ずるずるとなぜかいつも一緒にいただけで・・・
求婚は向こうからしてきました。
理由は
「その顔が面白いから」
としか言ってくれません。
高校では、テストで赤点をとったメンバーで補習がありました。
私はよく数学で引っかかり残っていたのですが、毎回Sは多いときには3教科も引っかかったりしていました。
それなのに、いつも余裕全開で課題を放り出して、漫画を読んだり寝たりしていました。
そして、たまーにさっと漫画をしまいこみ、びしっと机に向かうと、直後に必ず先生が教室に見回りにやってきました。
そんな時だけSを重宝していました。
当時は、なんとなくそんなもんだと思っていましたが、今思うとほとんど超能力の域です。
本人は、女の勘ハイパーだと言っています。
引用元:死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない87
僕だけ見れない
2018.04.02 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
434本当にあった怖い名無し 2006/10/28(土)03:11:08ID:CJLmAZrh0
「僕だけ見れない」
以前、僕の両親は目の前で車とバイクの衝突事故を見たという。その現場は悲惨だった。
父と母の目の前で、バイクはクルマと衝突し、そしてバイクの人は吹っ飛んで行った。
そしてそのままピクリとも動かず、赤い血がアスファルトを塗らしたそうだ。
当時母は妊娠していて…つまり、僕がお腹の中にいたので、父は母の様態を気遣ったそうだ。
「怖い話だなぁ」
僕は呟く。
場所は車の中。父が運転席、母が助手席、僕が後ろ座席。
3人で週末の買い物に出ていた。
関係ない話だが、僕は車に酔う。酷く酔う。嘔吐を堪え咳き込む位酔う。
他の乗り物は平気なのに。
しかしその日に限って、僕は全くと言って良いほど酔わなかった。
気分もいい。ぼんやりと前の車線を眺めている。
と、
う……
不意に、胸がムカムカした。いつもする様に、窓にもたれ目を瞑り、しばしその不快感をやり過ごし、
「「あ、」」
途端、父と母が気の抜けたような声を出した。
「え?何?」
僕は飛び起きる。
「今…車とバイクが衝突して……人が…ぽーんと飛んでいった…」
「え!?」
慌てて振り返ったが、すでに現場は、僕の目からは見えなかった。
気が抜けたように、僕は窓にもたれ掛かる。
嘔吐感は、もう無かった。
頭の中では、スピンする車、大破したバイク、そして、血溜まりの中にいる動かない人間が見えた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?147
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161697603/434
.
「僕だけ見れない」
以前、僕の両親は目の前で車とバイクの衝突事故を見たという。その現場は悲惨だった。
父と母の目の前で、バイクはクルマと衝突し、そしてバイクの人は吹っ飛んで行った。
そしてそのままピクリとも動かず、赤い血がアスファルトを塗らしたそうだ。
当時母は妊娠していて…つまり、僕がお腹の中にいたので、父は母の様態を気遣ったそうだ。
「怖い話だなぁ」
僕は呟く。
場所は車の中。父が運転席、母が助手席、僕が後ろ座席。
3人で週末の買い物に出ていた。
関係ない話だが、僕は車に酔う。酷く酔う。嘔吐を堪え咳き込む位酔う。
他の乗り物は平気なのに。
しかしその日に限って、僕は全くと言って良いほど酔わなかった。
気分もいい。ぼんやりと前の車線を眺めている。
と、
う……
不意に、胸がムカムカした。いつもする様に、窓にもたれ目を瞑り、しばしその不快感をやり過ごし、
「「あ、」」
途端、父と母が気の抜けたような声を出した。
「え?何?」
僕は飛び起きる。
「今…車とバイクが衝突して……人が…ぽーんと飛んでいった…」
「え!?」
慌てて振り返ったが、すでに現場は、僕の目からは見えなかった。
気が抜けたように、僕は窓にもたれ掛かる。
嘔吐感は、もう無かった。
頭の中では、スピンする車、大破したバイク、そして、血溜まりの中にいる動かない人間が見えた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?147
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161697603/434
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日本刀の話じゃないんだけど・・
2018.04.02 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
930:⑦⑦⑦:2018/04/01(Sun)14:25:55
123:自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/19(火)21:35:25ID:zdvtg0iQO
日本刀の話じゃないんだけど・・
在籍していた学科のある教授は骨董収集が趣味で、研究室は物であふれ返っていた。
その中に青竜刀があったんだけど、先生に勧められそれを持った途端、遠くから声が聞こえた。
大勢が一斉に叫んでいるような声。
自分としてはほんの一瞬のことと思ったら、実はかなり時間が経っていたらしい。
気付いたら教授たちに腕や足を押さえられていた。
理由を聞くと、刀を持った途端に中国語で叫びながら踊り狂ったらしい。
怖かったのは持ち主の教授の一言。
「やっぱり何かついてたか」
・・先生、やっぱりって何だったんですか?
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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123:自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/19(火)21:35:25ID:zdvtg0iQO
日本刀の話じゃないんだけど・・
在籍していた学科のある教授は骨董収集が趣味で、研究室は物であふれ返っていた。
その中に青竜刀があったんだけど、先生に勧められそれを持った途端、遠くから声が聞こえた。
大勢が一斉に叫んでいるような声。
自分としてはほんの一瞬のことと思ったら、実はかなり時間が経っていたらしい。
気付いたら教授たちに腕や足を押さえられていた。
理由を聞くと、刀を持った途端に中国語で叫びながら踊り狂ったらしい。
怖かったのは持ち主の教授の一言。
「やっぱり何かついてたか」
・・先生、やっぱりって何だったんですか?
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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終電過ぎに走る電車
2018.03.31 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
382:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:25:01ID:EUb3MdvTO
これは、とある事がキッカケで霊感(?)を得た、オレと母の話(長文になります)
家は社宅の二階
オレと姉、そして母の三人家族。父親は別居していた。
中学卒業を間近にひかえた初春のある日の夜、受験の圧力からは解放されていたオレは、コタツに入ってダラけながらテレビを視聴。母も一緒。姉は風呂(←いつも風呂入ってる)
時間はハッキリ覚えてないが、終電の時間は過ぎていた。
そう終電。
家のベランダから電車の通る高架線までは、目と鼻の先。
なので、電車が走っている時間帯は騒音によりテレビや電話は妨害される。
電車の通らなくなるこの時間帯は小さな幸せ。
母と共にバラエティー番組に夢中になっていた。
そんな時。
383:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:26:34ID:EUb3MdvTO
そんな時、番組の司会者のユーモアたっぷりの司会が途切れた。
電車の音
母と一瞬顔を合わせる…が、すぐにテレビに向き直る
(チッ…なんだよ…まだ何か走ってんのかよ…)
終電終わったハズなのに、何かが走る…そんなことはまぁ珍しくはなかった。
点検やら修理やらで(あと貨物とか?よく知らないケド)そういう車両がたまに走ることは知っていた。
そしてまたコタツで談笑…するハズが、そうならない。
電車の音が終わらない…。
(?どんだけ長いのが走ってんだ!?)
非日常的な出来事にさすがに不信に思った。と、同時に母が立ち上がった。
そして一点を見つめてる。ベランダへ繋がる戸(冊子?)にかかるカーテン。
電車の音の中、オレはイヤな予感がした…
384:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:27:59ID:EUb3MdvTO
カーテンに近づく母
『ちょっ…!待って!!』
オレは母を止め、隣の部屋に木刀を取りに走った。そして母のもとへ戻った。
母は今まさにカーテンを開ける瞬間。いつでも母をかばえる形で構えたつもりのオレ。
母は無言でカーテンを開けた。
高架線まで約50メートルほどだろうか…明るい月明かりの下、確かな電車の走行音。
…だけど走る電車の姿は見えない。
見えるのは…『人』のみ
一番しっくりくる表現は『透明な電車と、それに乗る人々』
間違いなく人が流れていた。
高架線の壁により腰より上しか見えないケド、確かに人。
ただ突っ立ってるような人もいれば、まるで吊革に掴まるような格好の人もいる。
…流れていく人々はすべて、オレと母を見てた様に感じた。
ここでオレ、チビる
386:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:29:47ID:EUb3MdvTO
オレはしばらく呆然としてた。母もおそらく。
その流れを何人分見送ったか分からないケド、オレと母は結構長い間それを見てた。
『ガチャ!!』
家の中からの不意の音に、オレと母は
『ヒィッ…!!』
ハモった。
姉が風呂の戸を開ける音で我に返った。
…いつ消えたのか、電車の音が聞こえなくなってた。
…人もいない。
母のキョドった顔見て、オレが見てたモノは幻じゃないと半ば確信。
その後しばらく母と何か会話したが、細かい内容は忘れた。
その日以来、終電後の電車の音は一度も聞かないまま、オレ達家族は社宅を引っ越した。
すべて謎だらけ。というより、下手に詮索したくなかったのが本音。
389:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:31:13ID:EUb3MdvTO
この出来事、実は最近思い出した。
きっかけは写真。
今のオレの実家は、とある事情により、また引っ越しをした。
荷物の整理をしていて、アルバム発見。
お決まりのように、昔話に華が咲いた。
大量の写真の中に、長く暮らしたあの社宅と、その周辺の風景の写真を見つけた。
その中に、あの高架線の写真があった。全部で12枚。
すべての写真が全く同じ。アングルから何から何まで。まぁ焼き増ししたモノだろうケド。
…何の為に?
家族全員覚えなし。
思い出したのはあの日の出来事。オレと母。
社宅は取り壊されたケド、あの高架線は今も健在。もう見たくないケド。
長文のお詫びと、読んでくれた方への感謝を申し上げます。では。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?147
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161697603/382-389
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これは、とある事がキッカケで霊感(?)を得た、オレと母の話(長文になります)
家は社宅の二階
オレと姉、そして母の三人家族。父親は別居していた。
中学卒業を間近にひかえた初春のある日の夜、受験の圧力からは解放されていたオレは、コタツに入ってダラけながらテレビを視聴。母も一緒。姉は風呂(←いつも風呂入ってる)
時間はハッキリ覚えてないが、終電の時間は過ぎていた。
そう終電。
家のベランダから電車の通る高架線までは、目と鼻の先。
なので、電車が走っている時間帯は騒音によりテレビや電話は妨害される。
電車の通らなくなるこの時間帯は小さな幸せ。
母と共にバラエティー番組に夢中になっていた。
そんな時。
383:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:26:34ID:EUb3MdvTO
そんな時、番組の司会者のユーモアたっぷりの司会が途切れた。
電車の音
母と一瞬顔を合わせる…が、すぐにテレビに向き直る
(チッ…なんだよ…まだ何か走ってんのかよ…)
終電終わったハズなのに、何かが走る…そんなことはまぁ珍しくはなかった。
点検やら修理やらで(あと貨物とか?よく知らないケド)そういう車両がたまに走ることは知っていた。
そしてまたコタツで談笑…するハズが、そうならない。
電車の音が終わらない…。
(?どんだけ長いのが走ってんだ!?)
非日常的な出来事にさすがに不信に思った。と、同時に母が立ち上がった。
そして一点を見つめてる。ベランダへ繋がる戸(冊子?)にかかるカーテン。
電車の音の中、オレはイヤな予感がした…
384:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:27:59ID:EUb3MdvTO
カーテンに近づく母
『ちょっ…!待って!!』
オレは母を止め、隣の部屋に木刀を取りに走った。そして母のもとへ戻った。
母は今まさにカーテンを開ける瞬間。いつでも母をかばえる形で構えたつもりのオレ。
母は無言でカーテンを開けた。
高架線まで約50メートルほどだろうか…明るい月明かりの下、確かな電車の走行音。
…だけど走る電車の姿は見えない。
見えるのは…『人』のみ
一番しっくりくる表現は『透明な電車と、それに乗る人々』
間違いなく人が流れていた。
高架線の壁により腰より上しか見えないケド、確かに人。
ただ突っ立ってるような人もいれば、まるで吊革に掴まるような格好の人もいる。
…流れていく人々はすべて、オレと母を見てた様に感じた。
ここでオレ、チビる
386:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:29:47ID:EUb3MdvTO
オレはしばらく呆然としてた。母もおそらく。
その流れを何人分見送ったか分からないケド、オレと母は結構長い間それを見てた。
『ガチャ!!』
家の中からの不意の音に、オレと母は
『ヒィッ…!!』
ハモった。
姉が風呂の戸を開ける音で我に返った。
…いつ消えたのか、電車の音が聞こえなくなってた。
…人もいない。
母のキョドった顔見て、オレが見てたモノは幻じゃないと半ば確信。
その後しばらく母と何か会話したが、細かい内容は忘れた。
その日以来、終電後の電車の音は一度も聞かないまま、オレ達家族は社宅を引っ越した。
すべて謎だらけ。というより、下手に詮索したくなかったのが本音。
389:本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土)01:31:13ID:EUb3MdvTO
この出来事、実は最近思い出した。
きっかけは写真。
今のオレの実家は、とある事情により、また引っ越しをした。
荷物の整理をしていて、アルバム発見。
お決まりのように、昔話に華が咲いた。
大量の写真の中に、長く暮らしたあの社宅と、その周辺の風景の写真を見つけた。
その中に、あの高架線の写真があった。全部で12枚。
すべての写真が全く同じ。アングルから何から何まで。まぁ焼き増ししたモノだろうケド。
…何の為に?
家族全員覚えなし。
思い出したのはあの日の出来事。オレと母。
社宅は取り壊されたケド、あの高架線は今も健在。もう見たくないケド。
長文のお詫びと、読んでくれた方への感謝を申し上げます。では。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?147
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161697603/382-389
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