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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.22 (Fri) Category : 

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数年前、祖母が82歳で他界した。

2018.05.15 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

465 1/2 2018/04/15(日)00:42:53.65ID:JzGTmOIe0
怖くはないと思うけど不思議だった話。

数年前、祖母が82歳で他界した。
直前まで普通に暮らしていたのに、少し体調が悪くなったと思ったら悪性リンパ腫で、入院して2週間くらいの間にすっかり元気が無くなってしまい、もう元気な姿には戻れないのか…と家族みんなが悲しんでいた。

そして、その日は遂にやってきた。
夕食後、祖母が危篤だと病院から連絡が入ったのだ。
うちの地域ではお通夜を自宅でやるのが風習なので、祖母も一度家に連れて帰る必要があり、またお通夜に多くの弔問客が来るだろうことは分かっていたので、私は自宅に1人で残り、留守番がてら居間の片付けをする事になった。

しばらく夢中になって片付けていると、どこかから『コトン』と何かが落ちる音がした。
すごく澄んだ、綺麗な音だった。

そしてまたしばらく物を片付けていると、突然祖父の妹(祖母の義妹)から電話が掛かってきた。
「お義姉さんの調子はどう?」
と。彼女にはまだ何も伝えていないにもかかわらず。
高齢の彼女に本当の事を言っていいのか考えあぐねて、結局その時は何とか誤魔化して電話を切った。

そしてしばらくして、祖母は冷たくなった姿で帰ってきた。少しだけ笑みをたたえた、安らかな顔をしていた。



466 2/2 2018/04/15(日)01:19:31.80ID:JzGTmOIe0
その後、祖母が家に帰ってきてから、亡くなった時間を聞いた。
それはちょうど、何かが『コトン』と落ちた、あの時だった。
そして、看取りに間に合わなかった家族が病院に着いた時間も聞いた。
するとそれは、祖父の妹が電話してきた時だったのだ。
祖母は留守番をしていた私にも、その時の状況をちゃんと教えてくれていた。

祖母は本当に自宅が大好きな人だった。
冬に雪が降った時は、門から玄関まで雪かきをするのは祖母の仕事だった。
朝早く出勤する母の為に毎朝美味しいお茶を淹れ、私が高校生の時は、通学用のローファーを毎朝綺麗に磨いてくれた。
本当に献身的に家の事をしてくれていた。
そうした細やかな気遣いに、どれだけ家族が救われていたか分からない。

お通夜とお葬式が無事に終わり、それから四十九日までの間、家の中に祖母のいる気配がありありと感じられた。
そんな祖母の気配を感じると、怖いどころか嬉しかったのを覚えている。

お葬式から2週間ほど経ったある日のこと。
その日は私の誕生日だった。
大学から帰ってきた私に、母がそっと何かを手渡してきた。

それは、布の袋に入った金のネックレスと、紙に包まれたお金だった。

母によると、その日の昼間、いつもの様に祖母の遺品整理をしていた時。
ふと、何かに導かれるように、とある箪笥の引き出しを開けたそうだ。
そこは前にも開けたことがあり、中身を全て把握していたはずなのに、そこに今まで無かった筈のネックレスとお金が入っていたのだという。

「これは、お祖母ちゃんから貴女への、お誕生日プレゼントかもしれないね。お祖母ちゃんは貴女のこと、本当に可愛がってくれていたもの。」

母の優しい声に、涙が止まらなくなった。

今でも、この出来事を思い出すと泣いてしまう。
就職して立派な姿を見せてあげたかった。初任給で何か買ってあげたかった。いつもの、少女の様な可愛らしい笑顔で、目に少し涙を浮かべて、喜んでくれる姿を見たかった。
何年経った今でも、後悔は尽きないままだ。

私も今は大学を卒業して、都会で働いている。
実家に帰る時は必ず、祖母の遺影と、祖母が亡くなって9ヶ月後に後を追う様に亡くなった祖父の遺影に、
「ただいま」
と挨拶をし、仏壇にお線香をあげる様にしている。
今でも、2人の遺影を見る度に、涙が出そうになってしまうけれど。

祖父母からは沢山の愛情を貰ったし、それが今でも心の支えになっている。
仕事で辛い思いをしたり、体調が悪かったりすると、2人はいつも夢に出てきてくれた。
それがどれだけ嬉しく、励まされたことか。

お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、本当にありがとう。2人に誇りに思ってもらえる様に、これからも頑張るね。



引用元:怖い話(心霊・事故・不思議な話)
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/bullseye/1131799422/465-466




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父の匂い

2018.04.17 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

636本当にあった怖い名無し2006/11/06(月)23:00:33ID:awEXq398O
怖い話と言うか…

俺は小学生の時父親を亡くし母一人子一人で育ったんだけど…
中学生の時、授業中に突然先生から
「おい〇〇!!お母さんが職場で倒れたそうだ。すぐに××病院に行け!!」
と告げられ、自転車で慌てて向かった。

病院まではかなりの距離があり途中には長い上り坂があった。
こいでもこいでも坂は続いていてなかなか上り切らない…
気ばかりが焦っているとフッとペダルが軽くなった。
まるで誰かに押されたかの様に…

俺は振り返って確かめようとしたけど出来なかった…
なぜならその時、亡くなった父親の匂いがしたから…
なんとも懐かしい匂いになぜだか涙があふれてきた…
息を切らして何とか坂を上り切った時、俺は泣きながら
「ありがとう」
と呟いた…

病院では母親が意識を失っていたけど何とか一命は取り止めた。

後日、意識を取り戻した母親から聞かされた。
意識を失ってる間ずっと父親の夢をみていたと…
俺は心の中で改めて父親に礼を言った。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?148
https://2ch.live/cache/view/occult/1162403252/636




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未知の繋がり

2018.04.12 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

756:本当にあった怖い名無し2005/08/15(月)07:00:57ID:0AurL6xjO
妹が出かけると言うので、妹の赤子(一ヶ月半)を預かった。
不機嫌な赤子をあやしていたその時!
赤子が急に、満面の笑みを浮かべ、甘え声で「あ~」と一声。
…と同時に玄関の呼び鈴が鳴り、妹帰宅…。

母子の未知の繋がりと同時に、言い表せない"怖さ"を感じ、感動しながら全身鳥肌。
未だに何とも言えない気分。



引用元:本当に怖い現実の話 part2
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1101111740/756




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