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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.26 (Wed) Category : 

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動物霊をご存知だろうか。

2014.12.21 (Sun) Category : 人を信じすぎる人へ

641:本当にあった怖い名無し:2010/04/25(日)04:43:51ID:GWMSFezL0
動物霊をご存知だろうか。
その名の通り動物の霊なのだが、民間伝承でもよく知られているものは狐狸の類であろう。
これらに限らず、特に畜産や水産に関わる動物への信仰は強く、墓や碑も多く存在する。
これは、その動物霊に関する話である。

私が幼少時代に育った村では当時から米や果物の生産が盛んだった。
今でこそ極力殺傷は控えるものの、その農作物を荒らす猿や猪を駆除することがあった。
そして、小高い山の上には猿の墓と碑があった。我々は、その山を「山西の山」と呼んだ。

その理由は、そこを管理しているのが神事関係者ではなく、農民の山西一家であったからだ。
(供養は、年に一度神社の神主が担当する。)
山西家では、息子の正太郎が小学校中学年になると、猿の埋葬の一切を彼に任すようになった。



642:本当にあった怖い名無し:2010/04/25(日)04:47:25ID:GWMSFezL0
正太郎は、私の同級生であった。

彼は猿の死骸が出ると、それを持って山西の山に登っていった。
時には、罠によって頭部が潰れ脳味噌が飛び出したものや、腸がだらんと垂れたものを担いでいった。
猿と人間で差異はあるとはいえ、形や構造はまるで変わりないので、正太郎はガキ大将の俊介とその取り巻きにいじめられるようになった。

彼が、また猿の死骸を担いで山西の山に向かっている時だった。
「や~い、猿殺しの正太郎!」
「また殺したんか、俺たちも殺されるわ!」
「寄るな寄るな!」
正太郎は、ただ黙って山に登った。

そんな時期から、彼は変わってしまったように思う。
「おい、猿殺し!」
俊介が正太郎の首を捕まえて因縁をつけていた。
「ギャー!」
正太郎は急に奇声を発し、口を開いて威嚇した。その姿はまるで猿のそれであった。
驚いた俊介はその手を放し、後ずさった。正太郎は、なんと四つん這いで走って逃げたのである。

それからというもの、正太郎の奇行は村で知られることとなった。
ある時は道を歩く老人に飛びかかり、ある時は掃除に使うバケツの水を異常に怖がった。



643:本当にあった怖い名無し:2010/04/25(日)04:49:44ID:GWMSFezL0
正太郎は学校に来なくなった。そして、猿の埋葬にも行かなくなったようだった。
噂では、お祓いも試したそうだが、「強い動物霊が憑依している」とのことで、手の施し様がないのだという。

ある時、俊介たちが山道を歩いている時だった。道の端のしげみに、正太郎がいるのだ。
俊介は正太郎の奇行をよく知っていたので、相手にするつもりはなかった。
しかし、取り巻きの一人が言い出した。
「じゃんけんで負けたやつが、正太郎にちょっかいを出そう。」
負けたのは俊介であった。俊介は気付かれないように正太郎に近づくと、後ろから軽く小突いた。

すると、正太郎が急に振り返り、「ギャー!」と叫び俊介に飛びかかった。
正太郎は頭に噛みつき、顔面を爪で引っ掻いた。

血だらけになった俊介を見た取り巻きは必死の思いで逃げ出した。
しかし、この時の正太郎の執念は異常であった。背を向けた俊介に飛びかかると、何度も爪を立てたのである。

それでも俊介はなんとか逃げ延びられた。
ただし、いじめの代償は大きく、彼の左目に光が差し込むことはなかった。
この事件をきっかけに、山西家は当時では珍しい精神科医に診せるという名目で、どこか違う土地に越していった。



644:本当にあった怖い名無し:2010/04/25(日)04:54:00ID:GWMSFezL0
それから、数十年たった今、正太郎のことを記しているのには理由がある。
当時俊介の取り巻きであった一人が亡くなったのである。首を噛まれ死亡しているのが発見された。警察は猟奇殺人として捜査している。

正太郎が生きていて、我々に復讐しているとは考えたくない。
あの時、私が
「じゃんけんで負けたやつが、正太郎にちょっかいを出そう」
などと言い出さなければ、こんなことにならなかったのだろうか。


 








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神様の嫁

2014.12.20 (Sat) Category : 人を信じすぎる人へ

586:本当にあった怖い名無し:2010/04/24(土)22:17:28ID:qhFd85Sy0
まとめサイトで似た様な話があったんで。
自分、神様に取り合いをされてる。

親がインドだかチベットだかに行った時に、現地の神様に気に入られたとかで加護(恩恵?)を与える代わりに贄として子を取ると言う事に、一方的にされてたらしい。
(親もそんな事になってるとは知らんかったそうだ。後に所謂霊能者の人に教えて貰った)
その贄認定されてるのが自分。

子どもの頃からあんまりにも事故に遭う事が多いんで、親が伝手を頼って霊能者に相談→あらまし発覚。
慌てて本家に相談、現在、本家の神社に担ぎ込まれてそこで生活中。
(本当に御輿に乗せられて担ぎ込まれた。輿入れの意味を持たせる為らしい)
大学も休学……つか、このままだと実質中退になるかも。
神域で生活する事で、外の神様が手を出せない様にしてるって感じ。

でも自分、本家神社の神様の嫁って生まれた時から決まってる。
生まれて直ぐから確認出来る、ある種の特徴がはっきり出てたから。
で、その嫁候補は長生き出来ない。

本家辺りは鎌倉期頃からの旧家で、家史みたいなのがあるんだけど5,6代に1人位の割合で生まれていて、みんな20代前半で死んでる。
25歳超えた人は、1人もいない。

つまり、外の神様に連れて行かれなくても本家の神様に連れて行かれりゃ早死にする事になる訳だから自分的には、どっちでも一緒だろって。既に人生諦め気味。

他人に取っちゃ怖くないだろうけれど、自分的には洒落にならん話という事で。



601:本当にあった怖い名無し:2010/04/24(土)23:12:12ID:JZDZXrHT0
>>586
それ本家に全部仕組まれてるよ。死にたくなければ今いる場所を一刻も早く出ることだね。
生け贄にしようとしてるのはインドやチベットの神様なんかでなく本家の人間。
インドの話や事故はそういう風に思い込まされてるだけ、体調良くないのだって食事に何か入れられてるよ。

早く実家に戻って、その後すぐにそこから離れた街に引っ越して本家の人間から姿隠さないとだめ。



610:本当にあった怖い名無し:2010/04/24(土)23:36:40ID:qhFd85Sy0
>>586
本家がそんな事する意味が無いと思う。
嫁を出さないと何か悪い事が起きるとか、変な謂れは無い様だし。



 








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真夜中の電話

2014.12.19 (Fri) Category : 人を信じすぎる人へ

479本当にあった怖い名無しNew!2005/09/05(月)22:47:10ID:c1MW1Zar0
俺がまだ子供の頃、夜中に突然電話がかかってきたんだよ。
うちの母親が出たんだけど電話口で
「助けてくれ…」
っていう苦しそうな男の声が聞こえて、気持ち悪いから思わず電話切っちゃったんだって。
何日かして姉が学校から帰ってきたら母親部屋の隅でがたがた震えてるの。

で、どうしたの?って聞いたら、新聞にうちの近所で深夜に男性が殺されたっていう記事が載ってたって。
助けを求めて最後の力を振り絞って適当にかけたのがうちだったんじゃないかって想像せずにはいられなくて、本気で怖くなったんだと。
考えすぎだとは思うんだけど…。


 








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