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女性レポーターの自殺
2016.11.14 (Mon) | Category : 人を信じすぎる人へ
115:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:40:07
1974年7月15日。
フロリダ州、ABC放送のサラソタ局では「サンコースト・ダイジェスト」というニュース番組が生放送されていた。
画面はちょうど29歳の女性レポーターである、クリ●●ィーヌ・チュ●●クがしゃべっている場面であった。
放送の途中、クリ●●ィーヌは「ただいまから流血事件をカラー映像でお送りいたします。」といったかと思うと、そばにあった机の引出しをあけ、中から38口径のビストルを取り出した。
そして他の人があっと思う間もなく、そのままピストルを自分の頭につきつけ、引き金を引いたのだ。
「バーン!」と、銃声が響き渡る。突然画面が消え、しばらくして映画番組に切り替わった。
この時のテレビ局側の対応が、やらせではなく、本物であることを物語っていた。
後に分かったことだが、この放送の前、彼女は知り合いに遺書を託していた。
その遺書の中には自分の悲劇のニュースの原稿も書かれていたのだ。
「クリ●●ィーヌ・チュ●●ク記者は15日の朝、ニュース番組を生放送中に、その番組中にピストルで…クリ●●ィーヌ記者は、すぐにサラソタ記念病院に運ばれましたが、意識不明の重態です。」
実際は重態ではなく、14時間後に亡くなった。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
以下管理人より。
伏せるまでもなく、この女性はクリスティーン・チュバック(Christine Chubbuck 1944年8月24日生)ですね。
2016年9月、クリスティーンの自殺までを追ったドキュメント映画「クリスティーン(原題) / Christine」が制作されています(S・キングの「クリスティーン」とはもちろん無関係です)。
参考:CIA こちら映画中央情報局です
https://cia-film.blogspot.jp/2016/09/christine-3.html
流れとしては正確には
1974年7月15日朝、いつものように担当するニュース番組「サンコースト・ダイジェスト」で全国ニュースを伝えていた。というようなところのようです。
ところがその時、映像のリールが故障して放送予定だったレストラン発砲事件のニュース映像が流れなかった。
スタッフは慌てたが、彼女は、それを受け流すようにして、視聴者に対して語りかけた。
「チャンネル40にはポリシーがあります。それは視聴者の方々に、最新の…」
と台本を離すと、彼女は微笑みながらカメラを見据えてこう続けた。
「血液と内臓を、ありのままの色彩でお届けするというポリシーです。」
そして彼女は机の下に右手を伸ばし、
「本邦初公開となりますのは…」
と隠していた38口径のリボルバーを取り出し、
「自殺です!」
と言い放った。
参考:shindaページ!
http://shinda.jimdo.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E8%87%AA%E6%AE%BA/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF/
なお、これはまだインターネットもなく、家庭にビデオなどの録画機器もほとんど存在しない時代の話であり、テレビ局のマスターテープも警察の検証が終わった後遺族に返却され、焼却処分されたとのことです。
数少ない録画記録も遺族により念入りに削除要請が行われ、今ではほぼ100%見ることが出来ない衝撃の映像、と言われています。
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去年の冬、彼女とドライブ中大げんかになり山中に捨てられた。
2016.11.13 (Sun) | Category : 人を信じすぎる人へ
110:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:22:02
去年の冬、彼女とドライブ中大げんかになり山中に捨てられた。
すぐ戻って来るだろうと思っていたのに戻って来ず、携帯は彼女の車の中だった…
真夜中で車も通らないし歩いて山を下りるしかなく、少しでも近道をしようと舗装路じゃなくてじゃりの山道を選んだ。
その道は車一台がやっと通れるぐらいで、草が伸びていた。きっと長い間使われてなかったんだろう。
歩きにくいし寒いし怖いし辞めときゃよかったって思ったけど今更坂道を戻るのはもっとダルかった。すると明かりが見えた。
近づくとワゴンRだった。車は俺にケツを向ける方向で、前を照らしている様だ。
「ガス欠か?取りあえず携帯ぐらい持ってるだろう」
そう思い車の前へ回った
「すいませーん」
と声をかけた瞬間後悔した。
女が穴を掘っていたんだ。
111:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:26:01
思わず固まってしまい、逃げたら殺されるのかな?何て考えてた
「どうしたんですか?」
女の方から話しかけてきた。俺は経緯を話し携帯を借してもらえないか尋ねたんだが残念ながら圏外だと言われた。
何でもいいがそこから逃げ出したい俺は
「じゃ、俺急ぐんで」
と言って立ち去ろうとしたんだが
「…手伝ってよ」
俺は逃げられなくなった。
「もうちょっとだから手伝って、そしたら送ってあげるから」
そう言った女の右手は何故かスコップを上にかざしていて、断ればそれで殴られそうだったからだ。
必死で穴を掘った。俺が掘っている間女は俺を見ながらしゃべっていた。
内容は覚えていないがどうでもいい話だったと思う…
おしゃべり好きなのか、いろいろ聞かれたりしたが、自分の素性がばれると良くない気がしたからウソを適当についていた。
やっと穴を掘り終えた。女が車から袋を持ってきた俺は死体が出て来るのかと思っていたが違った。髪の毛がたくさん出てきた。一人分とは思えないぐらいだ
「美容師さんなんですか?」
と恐る恐る聞いたが無言でそれも怖かった。車からたくさんの物を出しては捨てていた。子供用品もあって、最後にはクーラーボックスを捨てていて俺はその中に赤ん坊が入っているんじゃないかとドキドキした。
結局何だったのか分からないまま俺は送られ終わってしまったのだが、今年に入って家の前に紙袋が置いてあった。
開けてみるとたくさんの髪の毛だった。
瞬間俺は山での事を思い出したんだが、はたして偶然だろうか?
112:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:31:27
この話を仕事の先輩に話したら先輩の好奇心にヒットしたらしく
「その場所に行って掘り返そう」
と言いだした。正直“紙袋いっぱいの髪の毛”の事が応えていたので関わりたくなかったが先輩は
「じゃあ場所だけでも教えてくれ」
何て言い出し、最後には後に引けない所まで話は進んでしまい結局俺も行く事になってしまった。
仕事の帰りに先輩2人と俺の3人で山に向かった。
その山道は俺たちが行くとチェーンがかかっていて入れなくなっていたが先輩はチェーンを外し、去年よりものびきった草を踏み倒しながら俺たちが乗った車はどんどん進んで行った。
「まあ、ちゃんと場所覚えてる訳じゃないし適当に穴を掘って何も出なければ先輩も諦めてくれるだろう」
と俺は思っていたんだがあの女が掘っていたと思われる場所は明らかに草が短く、土の色も違っていて誰が見ても分かる感じだった。
「ここにまちがいねーなー」
「車のライトを当てろ、さっさと掘るぞー」
先輩達は目を輝かせながらどんどん掘っていった。俺も早く帰りたかったから無心で掘って、男3人だとあっという間に女が捨てた物を掘り起こす事が出来た。
あの時は暗くてよく見えていなかったが思ったよりたくさんの物が出てきた。
そして一番気になっていたクーラーボックスが出てきた。
蓋をこじ開けるとバシャっと黒い液体が出てきて先輩はクーラーボックスを落としてしまい黒い水は全部こぼれてしまった
「え?何?こんだけ?」
「何だヨー死体とか期待してたのに」
先輩はがっかりしていた
「小説じゃあるまいし、現実こんなもんだな」
何て俺は考えながら穴を埋めて山を下った。
帰宅中、先輩が
「痛い!手が痛い!」
と叫びだした。
クーラーボックスをこじ開けたときに黒い水がかかった手だった。俺たちは真っ青になり慌てて近くの病院に駆け込んだ。
診察してもらった所、軽度の火傷で終わり一安心したが結局謎は謎のまま何も解決しないで終わってしまった。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
去年の冬、彼女とドライブ中大げんかになり山中に捨てられた。
すぐ戻って来るだろうと思っていたのに戻って来ず、携帯は彼女の車の中だった…
真夜中で車も通らないし歩いて山を下りるしかなく、少しでも近道をしようと舗装路じゃなくてじゃりの山道を選んだ。
その道は車一台がやっと通れるぐらいで、草が伸びていた。きっと長い間使われてなかったんだろう。
歩きにくいし寒いし怖いし辞めときゃよかったって思ったけど今更坂道を戻るのはもっとダルかった。すると明かりが見えた。
近づくとワゴンRだった。車は俺にケツを向ける方向で、前を照らしている様だ。
「ガス欠か?取りあえず携帯ぐらい持ってるだろう」
そう思い車の前へ回った
「すいませーん」
と声をかけた瞬間後悔した。
女が穴を掘っていたんだ。
111:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:26:01
思わず固まってしまい、逃げたら殺されるのかな?何て考えてた
「どうしたんですか?」
女の方から話しかけてきた。俺は経緯を話し携帯を借してもらえないか尋ねたんだが残念ながら圏外だと言われた。
何でもいいがそこから逃げ出したい俺は
「じゃ、俺急ぐんで」
と言って立ち去ろうとしたんだが
「…手伝ってよ」
俺は逃げられなくなった。
「もうちょっとだから手伝って、そしたら送ってあげるから」
そう言った女の右手は何故かスコップを上にかざしていて、断ればそれで殴られそうだったからだ。
必死で穴を掘った。俺が掘っている間女は俺を見ながらしゃべっていた。
内容は覚えていないがどうでもいい話だったと思う…
おしゃべり好きなのか、いろいろ聞かれたりしたが、自分の素性がばれると良くない気がしたからウソを適当についていた。
やっと穴を掘り終えた。女が車から袋を持ってきた俺は死体が出て来るのかと思っていたが違った。髪の毛がたくさん出てきた。一人分とは思えないぐらいだ
「美容師さんなんですか?」
と恐る恐る聞いたが無言でそれも怖かった。車からたくさんの物を出しては捨てていた。子供用品もあって、最後にはクーラーボックスを捨てていて俺はその中に赤ん坊が入っているんじゃないかとドキドキした。
結局何だったのか分からないまま俺は送られ終わってしまったのだが、今年に入って家の前に紙袋が置いてあった。
開けてみるとたくさんの髪の毛だった。
瞬間俺は山での事を思い出したんだが、はたして偶然だろうか?
112:⑦⑦⑦ : 2016/10/29 (Sat) 22:31:27
この話を仕事の先輩に話したら先輩の好奇心にヒットしたらしく
「その場所に行って掘り返そう」
と言いだした。正直“紙袋いっぱいの髪の毛”の事が応えていたので関わりたくなかったが先輩は
「じゃあ場所だけでも教えてくれ」
何て言い出し、最後には後に引けない所まで話は進んでしまい結局俺も行く事になってしまった。
仕事の帰りに先輩2人と俺の3人で山に向かった。
その山道は俺たちが行くとチェーンがかかっていて入れなくなっていたが先輩はチェーンを外し、去年よりものびきった草を踏み倒しながら俺たちが乗った車はどんどん進んで行った。
「まあ、ちゃんと場所覚えてる訳じゃないし適当に穴を掘って何も出なければ先輩も諦めてくれるだろう」
と俺は思っていたんだがあの女が掘っていたと思われる場所は明らかに草が短く、土の色も違っていて誰が見ても分かる感じだった。
「ここにまちがいねーなー」
「車のライトを当てろ、さっさと掘るぞー」
先輩達は目を輝かせながらどんどん掘っていった。俺も早く帰りたかったから無心で掘って、男3人だとあっという間に女が捨てた物を掘り起こす事が出来た。
あの時は暗くてよく見えていなかったが思ったよりたくさんの物が出てきた。
そして一番気になっていたクーラーボックスが出てきた。
蓋をこじ開けるとバシャっと黒い液体が出てきて先輩はクーラーボックスを落としてしまい黒い水は全部こぼれてしまった
「え?何?こんだけ?」
「何だヨー死体とか期待してたのに」
先輩はがっかりしていた
「小説じゃあるまいし、現実こんなもんだな」
何て俺は考えながら穴を埋めて山を下った。
帰宅中、先輩が
「痛い!手が痛い!」
と叫びだした。
クーラーボックスをこじ開けたときに黒い水がかかった手だった。俺たちは真っ青になり慌てて近くの病院に駆け込んだ。
診察してもらった所、軽度の火傷で終わり一安心したが結局謎は謎のまま何も解決しないで終わってしまった。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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夜の山道
2016.11.12 (Sat) | Category : 人を信じすぎる人へ
454:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:47:45.87ID:WzjNEpLx0.net
少し長くなるけれど、自分が体験した話をちょっとだけ聞いて欲しい。
いや、聞いてくれなくても書くのだけれど。
この間、一人旅に行ってきたのね。車で。
旅といっても、基本的に金がないから、下道使って道の駅とかカプセルホテルとか24hの風呂施設とかを使ってブラブラするような感じなんだけど、そういうのに慣れてるので普段通り楽しんでた。
んで、4日目の夜だったかな?
秋田から青森だったか宮城から青森だったか忘れたんだけど、
津軽街道(確かあってるはず)ってところに入ったんだけど。
この道が、坂道でうねるわ狭いわ街灯もミラーもロクにないわ自分の他に走ってる車もいないわな、田舎にありがちな酷い山道で。
でも、そういうのにアホかよってツッコミ入れながら走るのも楽しいので、Twitterに上げるネタになるななんて考えて走ってたんだけど、カーブで減速した辺りだったか、とにかくライトで照らされた先の道端に、靴が一足落ちてるのに気が付いたんだよ。
運転する人なら一度や二度は見たことあるんじゃないかと思うんだけど、車が走る道端に何故か落ちてる靴。アレ。
455:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:50:08.57ID:WzjNEpLx0.net
でも、街中でも不思議だってのに、山の中なら尚更意味不明になる訳で。
まぁ、ちょっと良からぬ想像とかしちゃいつつも、だからと言って何をする訳でもなく、そのまま車を走らせてたんだけど。
ふとまたライトの先に影が見えて、鹿か何かと思ってブレーキ気味で進んでたら、人が立ってたんだよ。左車線真ん中辺りに。
いや、普通に人。普通の顔。普通の格好。
どう普通だったかって言われる難しいんだけど、スカートじゃなくて、TシャツじゃないけどTシャツみたいな女の人が着てるようなやつ(何て言うの?あれ)着てて。
まぁ、街で見ても特に何も思わないよねっていう見た目。
あ、言い忘れたけど女ね?
で、まぁ、まずビックリするじゃない。
こんなところで何してんのって。
んでもって、あんまり良い想像はできないよね。
事故か故障か。悪いと事件か。
どっちにしても旅の途中にロクなことにならん訳ですよ。
とはいえ無視して行くわけにもいかないのでそこで車停めたんだけどさ。
その女の人、片足靴履いてないのが目に入ってさ。
まぁ、思い出すよね、さっき落ちてた靴。
456:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:51:42.84ID:WzjNEpLx0.net
ああ、もうこれロクでもないことでほぼ確定だなと。
警察沙汰だ多分とか思いながらも、小心者なのでヤーサンだのヤンキーだの出てきたりしないか確認して。
とりあえず携帯持って車を出ようとしたら、ホント突然、その女の人が走りこんできたのよ、車に向かって。
んで、何を思ったかフロントの前方にバン!と突っ伏してきて。
呆気にとられる俺。でも、そんなのお構いなしに、フロントガラス手前まで伸びた手が何度もバンバンって車のフロントを叩くんだよ。
正直意味が分からない。
いや、そのときは何か色んなことを考えたような気もするんだけど、人間こういうときはまずは
「やべぇ」
って気持ちが前に立つのか、意味が分からないなりに、ドアの鍵をまとめてロックしてた。
でも、状況が変わるわけでもなくて、え?これどうすりゃいいの?って呆然としてる俺の前でバンバン音を立てて両手が暴れる。
ハタから見てたらシュールな光景なのかもしれないけど、目の前で見てる本人にしてみたらたまったもんじゃない。
明らかにおかしいけど、アクセル踏んだら人身だし、バックして離れようにも振り落すことになるし、あとは外に出て引っぺがすかなんだけど、いやもう断言する。無理。
んで、そんなこんなの状態のまま少し経って、ようやくフロントで暴れるのをやめたんだけどさ、今度はズリズリと動いてくるわけ車なでる様にして。
ドアの方に。
457:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:53:19.93ID:WzjNEpLx0.net
いやもう勘弁してくださいって気持ちになるよね。
鍵かかってるっけって、さっきロックしたばかりなのに何度もロックの方に押し込んだのを覚えてる。
で、案の定ガチャガチャやるわけ。ドア。
もう、これ、別の意味でヤバイと思って、ここにきてようやく警察呼ぶべきだと思い至って。
携帯を取り出したんだけど、ソレを見たからなのか、それともたまたまなのか、急にドアから離れたのよ、その女。
しかも、車後方の林の方に。
人間てな不思議なもんでさ。
もう、ここは躊躇いなくアクセル踏んでこの場を離れるべきなのに、つい見ちゃってたのよ。何してんだ?って。
いや、それまでの行動が意味不明だったから、気になっちゃってたのかもしれないけど。
でもさ、すぐに思い直したたね。だってさ、その女。
林の中で何してんのかと思ったら、
両手に抱えるくらいの石持って、こっちにまた歩いてきたんだよ。
それなりに重量ありそうなのに、結構なスピードで。
しかも笑顔で。
正直、キチガイじみた顔してくれてた方が良かった。
何ていうか、それならまだ何ていうかそういうもんだって思えるじゃない?
でもさ、奇行を繰り返して、フロントバンバン叩いて、ドアガチャガチャやって、果てはデカイ石持って歩いてくる変人が、普通の顔で、普通に笑顔で歩いてくるんだよ。
もう、怖ぇ以外の感想でてこねぇよ。
458:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:55:07.83ID:WzjNEpLx0.net
で、ホントにコレはヤバイと思って、距離がある内に前に急いでアクセル踏んだ。
バックミラーで、石を思いっきりふりかぶって投げてる姿が見えたけど、見なかったことにした。
一旦走り出すと、とてもじゃないけど止まって電話かける気にはなれなくてさ。
とにかくこの道さっさと離れて、人のいるところまで走らせて、それから警察に行こうって思ったのよ。
でもさ、ヘアピンカーブが続いて、ちょっとしたところだったかな。
またいるのよ、さっきの女。
進行方向直線上に。
パニくったとしか言いようがない。
ただ、止まるワケにはいかないって気持ちだけはあって。
飛び込んでこないかだけ心配だったけど、立ち尽くしてる女の前で思いっきりアクセル踏んでも右斜線から追い抜いた。
上手くいったことにホッとした気分なんてまるでなくて、もう、これ、本当に俺、オカルト体験ってヤツをしてるのかって思いもしたんだけど、ナビでしばらくヘアピンカーブが続くのを見て。
あれ? アイツ、もしかして、ヘアピンカーブをまっすぐ降りてきたんじゃないか?
って気が付いて。
車で山道を下りるときって、かなり蛇行するから、そこを直線でまっすぐ降りれば歩きだとしても相当時間を短縮できる訳で。
いや、勿論、街頭もない山道でそんなことやる時点で頭おかしいんだけど。
459:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:56:23.38ID:WzjNEpLx0.net
でも、それって。 またいるんじゃね? ってことも意味してて。
エンブレかけながらも可能な限りスピード上げて、ひたすら山道を下ってくんだけど、
ヘアピンを下っていくのはそれなりに時間がかかる訳で。
俺の努力も空しく、やっぱりいたんだよ、また。あの女。
今度は小さなトンネルの先。
出口先のカーブを塞ぐみたいに立ってて。
街頭もない山道で。片足裸足で。
もうここまでくると、もしかして居眠り運転で夢見てんじゃないかってくらい現実感なくて、ただ、またここで止まる訳にはいかないって気持ちと、今度は飛び出してくるんじゃないかとか色々不安になりながら減速気味で距離を詰めて右斜線にハンドル切ろうとしたときに。
こっち見ながらニヤニヤ笑ってるのが見えてさ。
反射的に思いっきりブレーキ踏んだ。
今思うと、それで正解だったんだろうなと思う。
反対車線から、トラック出てきたし。
いや、トラックも近くにいる女に気付いたのか思いっきりブレーキ踏んでたけど、
俺が加速して右斜線にはみ出してたら衝突してたろうなと。
で、俺の車のライトとトラックのライトに照らされながら、
女はまた林のほうに入ってった。
460:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:57:03.44ID:WzjNEpLx0.net
トラックの運ちゃんの顔は高さ的に見えなかったけど、
ゆっくり俺とすれ違ってそのまま俺が来た道を走ってった。
俺はと言えば、トラックとすれ違った直後からひたすらダッシュしてた(勿論車で)。
ヘアピンでカーブもショートカットできそうな地形も、その先はほぼないように見えたから、そりゃもう思い切り。
幸い、あの女にもう会うことはなかった。
それから先は、元々の目的地だった弘前について、どこいく訳でもなく交番に直行。
とはいえ、直接的な被害が車にも俺にもないから、とりあえず話は聞いてくれたって程度だった。
徘徊か酔っ払いか、みたいな。
情報は共有しときますってどっかに連絡入れてはくれたけど。
その後は正直旅って気分でもなかったけど、一人で駐車場で寝るみたいな気分には到底なれなくて、24hサウナつきのカプセルホテルに泊まった。
人もそこら中にいるし、男だけの空間なのがありがたいと感じたのはこのときくらいだろうと思う。
朝になってから、昨日付けの事件とか事故とか不明者とかのニュースがないか携帯と新聞で調べてみたけど、特にそういう情報はなかった。
帰りは、四の五の言わずに高速使って帰ることにした。
結局、あれがなんだったのかは未だに分からない。
けど、しばらく山道を車で走る気にはなれないって話でした。
461:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/11/08(火)00:02:16.37ID:Vcvr0ExN0.net
>>460
面白かった
霊的なものにせよ、ただの基地外にせよ、怖い
467:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/11/08(火)20:36:09.42ID:zhg+jGvO0.net
>>460
こええよ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?342
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1476840448/454-467
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少し長くなるけれど、自分が体験した話をちょっとだけ聞いて欲しい。
いや、聞いてくれなくても書くのだけれど。
この間、一人旅に行ってきたのね。車で。
旅といっても、基本的に金がないから、下道使って道の駅とかカプセルホテルとか24hの風呂施設とかを使ってブラブラするような感じなんだけど、そういうのに慣れてるので普段通り楽しんでた。
んで、4日目の夜だったかな?
秋田から青森だったか宮城から青森だったか忘れたんだけど、
津軽街道(確かあってるはず)ってところに入ったんだけど。
この道が、坂道でうねるわ狭いわ街灯もミラーもロクにないわ自分の他に走ってる車もいないわな、田舎にありがちな酷い山道で。
でも、そういうのにアホかよってツッコミ入れながら走るのも楽しいので、Twitterに上げるネタになるななんて考えて走ってたんだけど、カーブで減速した辺りだったか、とにかくライトで照らされた先の道端に、靴が一足落ちてるのに気が付いたんだよ。
運転する人なら一度や二度は見たことあるんじゃないかと思うんだけど、車が走る道端に何故か落ちてる靴。アレ。
455:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:50:08.57ID:WzjNEpLx0.net
でも、街中でも不思議だってのに、山の中なら尚更意味不明になる訳で。
まぁ、ちょっと良からぬ想像とかしちゃいつつも、だからと言って何をする訳でもなく、そのまま車を走らせてたんだけど。
ふとまたライトの先に影が見えて、鹿か何かと思ってブレーキ気味で進んでたら、人が立ってたんだよ。左車線真ん中辺りに。
いや、普通に人。普通の顔。普通の格好。
どう普通だったかって言われる難しいんだけど、スカートじゃなくて、TシャツじゃないけどTシャツみたいな女の人が着てるようなやつ(何て言うの?あれ)着てて。
まぁ、街で見ても特に何も思わないよねっていう見た目。
あ、言い忘れたけど女ね?
で、まぁ、まずビックリするじゃない。
こんなところで何してんのって。
んでもって、あんまり良い想像はできないよね。
事故か故障か。悪いと事件か。
どっちにしても旅の途中にロクなことにならん訳ですよ。
とはいえ無視して行くわけにもいかないのでそこで車停めたんだけどさ。
その女の人、片足靴履いてないのが目に入ってさ。
まぁ、思い出すよね、さっき落ちてた靴。
456:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:51:42.84ID:WzjNEpLx0.net
ああ、もうこれロクでもないことでほぼ確定だなと。
警察沙汰だ多分とか思いながらも、小心者なのでヤーサンだのヤンキーだの出てきたりしないか確認して。
とりあえず携帯持って車を出ようとしたら、ホント突然、その女の人が走りこんできたのよ、車に向かって。
んで、何を思ったかフロントの前方にバン!と突っ伏してきて。
呆気にとられる俺。でも、そんなのお構いなしに、フロントガラス手前まで伸びた手が何度もバンバンって車のフロントを叩くんだよ。
正直意味が分からない。
いや、そのときは何か色んなことを考えたような気もするんだけど、人間こういうときはまずは
「やべぇ」
って気持ちが前に立つのか、意味が分からないなりに、ドアの鍵をまとめてロックしてた。
でも、状況が変わるわけでもなくて、え?これどうすりゃいいの?って呆然としてる俺の前でバンバン音を立てて両手が暴れる。
ハタから見てたらシュールな光景なのかもしれないけど、目の前で見てる本人にしてみたらたまったもんじゃない。
明らかにおかしいけど、アクセル踏んだら人身だし、バックして離れようにも振り落すことになるし、あとは外に出て引っぺがすかなんだけど、いやもう断言する。無理。
んで、そんなこんなの状態のまま少し経って、ようやくフロントで暴れるのをやめたんだけどさ、今度はズリズリと動いてくるわけ車なでる様にして。
ドアの方に。
457:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:53:19.93ID:WzjNEpLx0.net
いやもう勘弁してくださいって気持ちになるよね。
鍵かかってるっけって、さっきロックしたばかりなのに何度もロックの方に押し込んだのを覚えてる。
で、案の定ガチャガチャやるわけ。ドア。
もう、これ、別の意味でヤバイと思って、ここにきてようやく警察呼ぶべきだと思い至って。
携帯を取り出したんだけど、ソレを見たからなのか、それともたまたまなのか、急にドアから離れたのよ、その女。
しかも、車後方の林の方に。
人間てな不思議なもんでさ。
もう、ここは躊躇いなくアクセル踏んでこの場を離れるべきなのに、つい見ちゃってたのよ。何してんだ?って。
いや、それまでの行動が意味不明だったから、気になっちゃってたのかもしれないけど。
でもさ、すぐに思い直したたね。だってさ、その女。
林の中で何してんのかと思ったら、
両手に抱えるくらいの石持って、こっちにまた歩いてきたんだよ。
それなりに重量ありそうなのに、結構なスピードで。
しかも笑顔で。
正直、キチガイじみた顔してくれてた方が良かった。
何ていうか、それならまだ何ていうかそういうもんだって思えるじゃない?
でもさ、奇行を繰り返して、フロントバンバン叩いて、ドアガチャガチャやって、果てはデカイ石持って歩いてくる変人が、普通の顔で、普通に笑顔で歩いてくるんだよ。
もう、怖ぇ以外の感想でてこねぇよ。
458:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:55:07.83ID:WzjNEpLx0.net
で、ホントにコレはヤバイと思って、距離がある内に前に急いでアクセル踏んだ。
バックミラーで、石を思いっきりふりかぶって投げてる姿が見えたけど、見なかったことにした。
一旦走り出すと、とてもじゃないけど止まって電話かける気にはなれなくてさ。
とにかくこの道さっさと離れて、人のいるところまで走らせて、それから警察に行こうって思ったのよ。
でもさ、ヘアピンカーブが続いて、ちょっとしたところだったかな。
またいるのよ、さっきの女。
進行方向直線上に。
パニくったとしか言いようがない。
ただ、止まるワケにはいかないって気持ちだけはあって。
飛び込んでこないかだけ心配だったけど、立ち尽くしてる女の前で思いっきりアクセル踏んでも右斜線から追い抜いた。
上手くいったことにホッとした気分なんてまるでなくて、もう、これ、本当に俺、オカルト体験ってヤツをしてるのかって思いもしたんだけど、ナビでしばらくヘアピンカーブが続くのを見て。
あれ? アイツ、もしかして、ヘアピンカーブをまっすぐ降りてきたんじゃないか?
って気が付いて。
車で山道を下りるときって、かなり蛇行するから、そこを直線でまっすぐ降りれば歩きだとしても相当時間を短縮できる訳で。
いや、勿論、街頭もない山道でそんなことやる時点で頭おかしいんだけど。
459:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:56:23.38ID:WzjNEpLx0.net
でも、それって。 またいるんじゃね? ってことも意味してて。
エンブレかけながらも可能な限りスピード上げて、ひたすら山道を下ってくんだけど、
ヘアピンを下っていくのはそれなりに時間がかかる訳で。
俺の努力も空しく、やっぱりいたんだよ、また。あの女。
今度は小さなトンネルの先。
出口先のカーブを塞ぐみたいに立ってて。
街頭もない山道で。片足裸足で。
もうここまでくると、もしかして居眠り運転で夢見てんじゃないかってくらい現実感なくて、ただ、またここで止まる訳にはいかないって気持ちと、今度は飛び出してくるんじゃないかとか色々不安になりながら減速気味で距離を詰めて右斜線にハンドル切ろうとしたときに。
こっち見ながらニヤニヤ笑ってるのが見えてさ。
反射的に思いっきりブレーキ踏んだ。
今思うと、それで正解だったんだろうなと思う。
反対車線から、トラック出てきたし。
いや、トラックも近くにいる女に気付いたのか思いっきりブレーキ踏んでたけど、
俺が加速して右斜線にはみ出してたら衝突してたろうなと。
で、俺の車のライトとトラックのライトに照らされながら、
女はまた林のほうに入ってった。
460:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2016/11/07(月)23:57:03.44ID:WzjNEpLx0.net
トラックの運ちゃんの顔は高さ的に見えなかったけど、
ゆっくり俺とすれ違ってそのまま俺が来た道を走ってった。
俺はと言えば、トラックとすれ違った直後からひたすらダッシュしてた(勿論車で)。
ヘアピンでカーブもショートカットできそうな地形も、その先はほぼないように見えたから、そりゃもう思い切り。
幸い、あの女にもう会うことはなかった。
それから先は、元々の目的地だった弘前について、どこいく訳でもなく交番に直行。
とはいえ、直接的な被害が車にも俺にもないから、とりあえず話は聞いてくれたって程度だった。
徘徊か酔っ払いか、みたいな。
情報は共有しときますってどっかに連絡入れてはくれたけど。
その後は正直旅って気分でもなかったけど、一人で駐車場で寝るみたいな気分には到底なれなくて、24hサウナつきのカプセルホテルに泊まった。
人もそこら中にいるし、男だけの空間なのがありがたいと感じたのはこのときくらいだろうと思う。
朝になってから、昨日付けの事件とか事故とか不明者とかのニュースがないか携帯と新聞で調べてみたけど、特にそういう情報はなかった。
帰りは、四の五の言わずに高速使って帰ることにした。
結局、あれがなんだったのかは未だに分からない。
けど、しばらく山道を車で走る気にはなれないって話でした。
461:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/11/08(火)00:02:16.37ID:Vcvr0ExN0.net
>>460
面白かった
霊的なものにせよ、ただの基地外にせよ、怖い
467:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2016/11/08(火)20:36:09.42ID:zhg+jGvO0.net
>>460
こええよ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?342
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1476840448/454-467
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