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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.05.14 (Tue) Category : 

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黒い波

2011.10.24 (Mon) Category : 都市伝説・未分類、分類不能

678 :黒い波:2011/07/11(月) 21:26:17.65 ID:0ZlhmJdXO
昔体験したぞっとした話

小学校の4年の今くらいの日
クラスに二人ひとりはいる机の半分以上がプリントで埋まってるたぐいの生徒の一人でした。
どこの小学校もやってたかわからないけども、猫の絵の細長い漢字ドリル。
これだけは机に入るので横向によく忘れて帰って、夜中9時くらいに怒られて取りに行った訳です。

親同伴でしたが夜の学校はやはり怖い。
用務員さんに鍵を貰っていたので開けて入ったのですが。



679 :黒い波:2011/07/11(月) 21:30:57.16 ID:0ZlhmJdXO
暗がりの中電気をつけると、一瞬暗かった床がサーッと引いていった。
親と二人でびっくりしながら困惑してたら黒い波が足元に。

大量のGの波でした。
昼に誰かが落とした残飯に集まってたようで隅に逃げるGGGGG。

親と喚いてたら用務員さんが到着。
泣く泣く漢字ドリルをもって帰りました。
あれ以来数学ドリルは忘れましたが、漢字ドリルだけは忘れませんでした。 




 








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マッチ売りの少女・異聞(2)

2011.04.01 (Fri) Category : 都市伝説・未分類、分類不能

これだけSEXメディアが氾濫してしまうと、女性の裸に興味を持つ若者など少なくなってしまうのが当然である。

だが、当局の検問が厳しく、女性の裸を見る機会の少なかった一昔前までは、信じられないような風俗形態が存在したのだ。

その一つが“マッチ売りの少女”。歓楽街の裏通りを酔っぱらいなどが歩いていると、うら若き女性が、
「マッチを買ってくれませんか?」
と声をかけてくる。男がマッチを買うと、女性は男の頭を自分のスカートの中に導く。女はノーパンである。そこで男はマッチを1本擦り、火が消えるまで、女性の下腹部を“観賞”するというものだった。

岡田憲之さん(仮名・35歳)が渋谷で飲んだ時の帰り道だった。

岡田さんが行き着けのバーから駅まで歩くには、ホテル街の中を通らなければならない。
近くには看板がピンク色に輝く歓楽街もある。

すれ違うカップルがホテルの中に消えていく姿を見ると、何かやましい欲望が心の中に湧いてくるのが抑えられなかった。
そんな時だ。

「マッチを買ってくれませんか?」

恐らく10代と思える女の子が、暗がりから声をかけてきたのだ。

「えっ?」
岡田さんは我が耳を疑った。かつてのマッチ売りの少女の存在は知っていたが、まさか自分がお目にかかるとは思ってもみなかったからである。

「1本いくら?」

好奇心もあったし、そんな気分もあった。岡田さんは、話の種に覗いてみようと言葉を返した。

「千円……」

岡田さんと女の子はちょうど電信柱に隠れ、通りからは見えない暗がりに行った。女の子は震える手つきでマッチを渡し、自分のスカートをたくし上げた。
岡田さんがマッチを擦った。ぼんやりとした明かりの中に、女の子の下腹部が浮かび上がった。

「うっ」

うっすらとヘアーが生えた白い下半身を見れると思っていた期待は、一瞬にして裏切られた。

岡田さんが見たのは、焼け爛れたケロイドの痕だった。女の子の下腹部は爛れた上に膿んでいて、傷口が襞状になっていた。
岡田さんは思わず目を背けたが、女の子は青白い顔で黙っている。

「病院へ行けよっ!」

酔いの醒めてしまった岡田さんが、そう怒鳴りながら女の子の手を掴むと、女の子の皮膚がずるっと剥けた。岡田さんの手には女の子の皮膚が握られ、女の子の手は赤く肉が露出している。

「お、お前……」

女の子は痛がりもせず、青白い無表情の顔で岡田さんを見つめている。
岡田さんが後退りすると、女の子は皮膚の剥けた手を差し出し、彼の手を掴もうとした。

「ひぃいいいッ!!」

人気のない裏道で初めて大声を上げながら、岡田さんは駆け出していた。明るい道へ、せめて人がいる所へ、と。

しかし、表通りに出ても薄暗い道は続き、歩いてくる人はいない。
必死で駅までの進路を走る岡田さんは、ふと手に軽い痺れを感じた。

見ると、女の子の皮膚の一部がまだ付着しており、そこからジクジクと爛れ始めているのだった。


(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)


 








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マッチ売りの少女・異聞(1)

2011.03.28 (Mon) Category : 都市伝説・未分類、分類不能

雪が積もる大阪。人々は寒さに震えながら街中を練り歩く。
そんな都会の片隅に、コギャル風の少女が佇んでいた。

少女は片手にマッチが沢山入った籠を持っており、道行く人に、
「マッチ買ってやぁ」
と声をかける。

大半は無視して通り過ぎるが、たまに親切気で金額を聞いてくる人もいる。
「一本なんぼや」
財布を出しながら問えば、
「五千円」
と、高額な値段が提示される。それを聞いて、その人も買わずに去っていく。
籠の中のマッチは全然減らない。

一つもマッチを売る事の出来なかった少女は、無人の公園のベンチに腰かけた。
帰る家はない。暖をとれる場所に入れる金もない。手元にあるのは籠一杯のマッチだけ。
少女はマッチを一本擦った。小さい火が灯り、煙の臭いが少女の鼻先まで漂ってくる。

仄かな明かりの中に、どこかの家の居間が現れた。小さい頃、親しかった友達の家だと、少女は思い出す。
クリスマスのパーティーが開かれていた。テーブルには御馳走が並び、クリスマス・ツリーの下には、交換のために皆で用意したプレゼントが積もっている。

食卓を囲んでいるのは、引っ越しでずっと会えなかった友人達だった。あの頃と同じ姿、同じ笑顔で少女を誘っている。

そちらに行こうと一歩踏み出した時、夜闇に溶ける様に、パーティーの光景が消えた。
後には夜の公園と、呆然と立ち尽くす少女が残された。黒くなったマッチが足元に落ちている。

少女はベンチに座り、再びマッチを擦った。もう一度、あのパーティーの幻が現れる事を期待して。
仄かな明かりの中に、今度はクリスマス・ツリーが現れた。子供の頃、駅前でよく見たツリーだ。
ツリーを彩る飾りがキラキラと煌めき、幼かった頃、日が暮れるまで眺めていた時の様に、少女は見蕩れていた。ツリーも闇に消えるまで。

少女は残っていた全部のマッチに火をつけた。周囲を明るくするマッチの香りが、鼻孔を擽る。

少女が顔を上げると、そこに、大好きだった祖母がいた。少女にとって、唯一の肉親だった人だ。
祖母は小学校を卒業する前、病で逝去したはずだった。何故大嫌いな両親ではなく、祖母が先にいなくなってしまったのか。神様を呪った事を少女は覚えている。

それなのに、祖母は目の前にいる。子供の時みたいに、優しく微笑んでいる。
少女は涙を流しながら、祖母の胸に飛び込んだ。

翌朝。少女は遺体で発見された。
周囲には、マリファナで作られたマッチが散らばっていた。


(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)


 








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