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実家に座敷牢がある
2019.10.03 (Thu) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:35:27.18ID:XRTl9ENM0
代々の家業が旅館業なんだけど、母屋の離れに座敷牢がある
霊感はないと思うけど、ガキの頃そこで気味悪い経験したから書いてく
2:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:48:48.93ID:jlNycO8s0
期待age
3:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:50:32.62ID:XRTl9ENM0
母屋は檜の立派なこしらえなんだけど、離れは壁の塗りも所々崩れてたり、扉は赤錆がひどいし、ごっつい鍵がしてあってなんとなく近寄りがたかった。
それに物心ついた時から祖母からも親父からも離れに近づいたり、いたずらでも開けようとしたりしちゃいけないって口酸っぱく言われてきたからずっとその言いつけを守ってたんだけど、小5くらいのときにイタズラ半分で弟と入ってみようってことになった
4:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:01:52.04ID:XRTl9ENM0
7月の暮れくらいだったと思う。かんかん照りでめちゃくちゃに暑かった記憶がある
扉のにかかってたチェーン付きの鍵はワイヤーカッターみたいなの使ってどうにか切り落としたんだけど、扉が錆びてくっついてるのか中々開かなかった。
6:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:04:38.22ID:XRTl9ENM0
それでも細いドライバーとかで赤錆削ったり、逆に叩けばいいんじゃね?とかいってトンカチで四方を叩いたりしてしばらく頑張ってた。
7:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:05:06.56ID:XRTl9ENM0
もう汗だくだし、手も赤錆だらけだし、色んなところ擦り切れてたりして、もうこれで駄目だったら帰ろうって決めて弟と全力で引っ張ったら、開いた
8:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:08:46.74ID:XRTl9ENM0
絶対開かないと思ってた分、もう弟とわーきゃーいいながらそのまま開け放したら、カビのひどい臭いと一緒に、本当になんとなくだけどサーって嫌な空気が漂ったの覚えてる、弟もあれ?みたいな顔してたと思う
9:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:12:12.45ID:XRTl9ENM0
でも気分が悪くなるわけでもなかったし、そんなことよりやっと開いた嬉しさと中に対する好奇心のほうが何倍も勝ってたから、弟と懐中電灯持って中に入ってみた
10:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:16:51.46ID:XRTl9ENM0
ちなみに離れは二階建てになってる。一階は10畳以上あったんじゃないかな、かなり広かった。
なんだかんだどっちもビビリだから押し合いへし合いしながら一歩二歩入ってたらまずもう空気中のホコリがすごかった
11:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:20:35.69ID:XRTl9ENM0
カビ臭いしホコリすごいし第一印象はそんなもんだった。
で目擦りながら見回してったらなんてことない物置だった。家が古いだけあって骨董の類いだとおもうけど、唐傘みたいのもあってすげーってテンション上がってた
12:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:22:39.56ID:XRTl9ENM0
あとはもう本当興味もわかない壺とか、五月人形みたいなのがあったりして、あーこんなもんかーって弟と言ってた。そしたら突き当たりに二階に上がる階段があったのよ
13:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:27:06.23ID:XRTl9ENM0
二階への階段は真っ黒く塗られてて、漆みたいに不思議なくらいテカってた。しめ縄みたいなのがしてあって、あー登っちゃ駄目なんだなって思ったけどここまで来たら絶対二階みたいじゃん。それで縄潜って弟と登りだした
15:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:34:50.70ID:XRTl9ENM0
階段は一歩登るたびギィギィ軋んでた。弟はめっちゃ怖がってたな。
登りきった時、ちょっと驚かせようと思ってバッ!ってすごい勢いで二階の部屋照らしたんだよ。ハイパワーのでっかい懐中電灯だったんだけど、照らされたもの見てあーって血の気が引くのがわかった。
16:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:39:54.20ID:XRTl9ENM0
二階の部屋は閉め切られてて一切光は入ってこないから懐中電灯の光だけ。
その部屋のどんつき、めっちゃでかい仏壇が置いてあった。その脇にもう何百っておびただしい量のロウソクとか線香の箱。
17:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:43:55.41ID:XRTl9ENM0
一階はあれだけ物が散乱してたのに、二階にあるのはそれだけ。明らかに異様すぎた。
死ぬほど怖いって感じた。今すぐここを出たいって思ったけど、そのまま俺も弟も音を立てたらいけない気がして、30秒くらいかな、固まってた。
18:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:49:31.93ID:XRTl9ENM0
この時より心臓の音がうるさく感じたときはないってくらい心拍数が上がってた。その時に気付いたんだけど、明らかに仏壇が綺麗なんだよね。床も。昨日今日掃除したみたいにピカピカなんだよ。もう何年も誰も入ってないのに。
19:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:51:37.65ID:XRTl9ENM0
そういう時って神経過敏になってるのかパキってなんともないラップ音とかめちゃくちゃでかく聞こえる。弟も怖い怖いって震えながら言ってた。いよいよ耐えられなくなって弟一緒に階段駆け下りて、そのままダッシュで家まで帰った
20:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:58:21.84ID:XRTl9ENM0
家帰ってシャワー浴びて弟とヤバかったなって話ししたりして、弟に泣いてたもんなーっていじったりして、別になんともなかった。寝つきが悪かった気がするくらい、弟もそんなもんだったとおもう。
23:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:03:21.89ID:XRTl9ENM0
で、次の日の朝。
いつもは事務所にいる親父に叩き起こされた。母さんもおろおろしてたと思う。あ、バレたってすぐ分かった。今すぐ車に乗りなさいって言われて、パジャマのまま檀家のお寺さんに連れてかれた。
25:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:05:52.00ID:XRTl9ENM0
車の中でも親父の焦り方はえらいもんだった。
親戚だとおもうけど方々電話かけてた。寺に着いたら引っ張るようにお寺の本堂に連れてかれた。俺も弟も面食らって???って感じ
26:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:10:20.37ID:XRTl9ENM0
で、顔見知りの和尚さんが本堂で待ってたんだけど、こっち見るや、ウッて顔顰めた。
臭い物嗅いだ時みたいな反応だったと思う。二、三、親父と二人でヒソヒソ会話してた。
俺も弟も顔見合わせて何これ?って顔してた
27:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:14:26.52ID:XRTl9ENM0
そのまま本堂に並んで正座させられて、親父に頭ぐいってされてよろしくお願いしますって頭下げた。親父からしばらく我慢すること、パパは外で待ってるからって言われて、そんなに広いお寺でもないんだけど、本堂締め切って三人だけになった。小僧さんもいなかったとおもう
28:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:19:00.05ID:XRTl9ENM0
なんとなく居心地悪そうにしてたら、和尚さんが
「今から少し我慢するんだよ。ほんのすこし苦しくなったり、暑く感じたり寒く感じたりするかもしれないけど、それは俺君と弟くんの身体が頑張ってる証拠だから、怖いことじゃないんだよ」
みたいなことを優しく言われた
29:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:21:25.52ID:XRTl9ENM0
差し向かいで和尚さんがお経読み始めた。
この時くらいからやっと昨日離れでみた光景は絶対に見るべきじゃなかったんだって分かりはじめて、急に怖くなった。
30:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:27:52.87ID:XRTl9ENM0
10分くらいお経きいてたとおもう。俺も弟も怖がってはいたけど特に異変はなかった。読み終わったかなって思ったら和尚さんが傍に置いてた白いふきん?みたいなので俺と弟の頭の上を二、三回ずつくらいはたいた
31:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:30:48.25ID:XRTl9ENM0
そのあとなんか水みたいなのを両まぶたの下にぐいって指で伸ばされて、そのあと口の周りも同じようにされた。そのまままたお経読み始めた。あーあまだ終わらないのかぁって思ってちらって弟の方見た
32:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:34:07.98ID:XRTl9ENM0
そしたら弟が読経に合わせるみたいに小刻みに小さく横揺れしててギョッとした。メトロノームみたいな感じ。視線もぼーっとしてる感じで、怖いし心配になって弟の肩ぐって掴んだら和尚さんに
「触るな!!!」
って怒鳴られた
33:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:37:41.63ID:XRTl9ENM0
その怒鳴り声に驚いて体勢崩しちゃったら同じタイミングで弟が
「グゥー」
っていびきかくみたいな声出してぶっ倒れた。表情は覚えてないけどよだれ垂らしてたと思う。もう俺パニック。
34:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:42:59.67ID:XRTl9ENM0
そのまま和尚さんも立ち上がって弟に覆いかぶさるくらいの勢いで読経してた。俺もう怖くて半泣きでその様子見てた。
35:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:43:39.78ID:XRTl9ENM0
弟はほぼ仰向けで寝てるみたいな体勢で
「ウーゥーーゥーウーゥーーーー」
って救急車のサイレンの音真似みたいにすごいボリュームでうなってた。
身体は寝たままびくとも動いてなかったのがクソ怖かったの覚えてる
36:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:46:49.62ID:XRTl9ENM0
和尚さんも負けないくらいの声量で読経しながらさっきの白い布で何度も弟の顔の上をはたいてた。それが1分だったのかな5分だったのか覚えてないけど、死ぬほど長く感じた
37:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:50:46.77ID:XRTl9ENM0
また弟が
「グゥー、、グッ、、」
っていびきかいたかと思ったら急に静かになった。
そしたらマジで和尚さんがすごい勢いで弟抱きかかえて本堂飛び出して、待ってた親父に向かって
「病院!病院!」
って叫んだ。
39:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:54:49.31ID:XRTl9ENM0
そのまま親父の運転で、弟は和尚さが抱えたまますぐ近くの共済病院に駆け込んだ。
弟はずっといびきみたいな呼吸してた。
俺は後ろの席でずっとガチ泣きしてた。
親父にずっとごめんなさいって謝ってたと思う
40:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:57:30.90ID:XRTl9ENM0
でもその日の夜には弟も目覚めて、キョトンとしてた。
全然何も覚えてなかった。それから翌日には退院して、その足でまたお寺行って、お経をあげてもらってそのまま帰った。もう全然なんともなかった。
41:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:01:16.70ID:XRTl9ENM0
それからもちろん離れには近づかなかった。
俺も弟もそれ以降何事もなく成長した。
で、俺が二十歳になった時に離れについて親父からいろいろ聞かされた
44:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:05:16.13ID:XRTl9ENM0
これ以上冗長になっても申し訳ないのでざっくり話すと、うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。理由は一切わからん。
で、それがかなり常軌を逸してたんで、蔵っていう体裁で座敷牢作ってそこに軟禁してたんだと。
46:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:10:37.84ID:XRTl9ENM0
で、飯もロクに食わずにそのまま二階の梁で首吊って死んじゃったんだって。
それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして、親父が月命日にお清め?してもらった上で線香あげてロウソク変えてってしてるんだと
47:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:12:48.44ID:csuYq3C90
覗いたことで、その女の人の霊が弟さんに憑依したってことなのかね?
違うか
その女の人に取り憑いていた何かが弟さんに取り憑いたのかな?
和尚さんから話を聞きたいところですね
49:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:14:55.53ID:XRTl9ENM0
>>47どうなんだろう。そこのところは詳しく聞いてないんだ、ごめん
48:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:13:38.52ID:XRTl9ENM0
座敷牢にはもうひとつの入り口から直接二階に上がってたんだって。
だから二階は綺麗だったんだなって腑に落ちて安心した。
親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけないってんで教えてもらいました。
76:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:37:28.43ID:zpjlfJDq0
>>48
>親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけない
これが一番怖い
50:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:17:20.66ID:kbxVZOPu0
それ以降弟くんに異変はあった?
些細なことでも教えてほしい
53:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:39.12ID:XRTl9ENM0
>>50
うーん、、強いて言えば寝言はひどくなったくらいかな。
51:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:18:54.21ID:XRTl9ENM0
一応座敷牢の写真あるから貼るわ。家紋とかバレそうなとこはモザイクかけさせてもらうけど
52:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:33.41ID:D11ckpWK0
旧家の方々は不思議な信仰しているとかあるのかな?
龍神とか稲荷とか、地域性の祀りみたいな?
拝まなくなったら家系の人間に災いが起きたみたいな?
54:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:22:49.25ID:XRTl9ENM0
一枚目が弟と開けた扉。今は鍵かけてる。
二枚目は外から見た二階の部分。ちなみに窓みたいなのは誰も開けてない。気付いたら勝手に開いてた。
一応霊感ある人は気をつけてな。
55:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:24:26.82ID:XRTl9ENM0
ごめん貼れてなかった。
66:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:50:23.95ID:EwK3vFuV0
>>55
まだ中に居るのか;
簡単に浄霊とかそんなレベルではなさそうだな
68:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)07:48:32.65ID:6DfDGlPJ0
>>55
これ、座敷牢ではなくて、普通の蔵だね
窓に防犯対策で格子があるのも、蔵では普通の構造
70:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)12:54:48.12ID:X9ZXea4u0
>>68
ちゃんと蔵っていう体裁でって書いてあるじゃん
しらけるから変なあら探しするなら黙ってればいいのに
71:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)13:05:08.07ID:5BI4gbHY0
>>68
蔵の窓に鉄柵って普通だよな。
知らん人がこのスレ読むと、あそこの家の蔵にも座敷牢が!って勘違いされそう。
56:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:27:27.30ID:RLFza5gB0
うわ、、不気味と言うか気持ち悪いな
57:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:30:34.05ID:XRTl9ENM0
見てくれた人ありがとう
59:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:45:41.50ID:HYgOI+Gd0
例えば離れ壊そうとしたらどうなるんだろうな
大体こういう話ってそんなん気にしねーみたいな家族や親戚がぶっ潰して新しい建物建てたり
土地売っちゃって祟られるパターン
61:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)20:37:46.56ID:oNbri6sO0
ちゃんとあれこれ言われる前に
体験談まとめて投下ひ写真も用意
素晴らしい>>1
ここまでしてくれたら釣りでも全力で乗る気になるわ
64:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:09:07.31ID:b17+mWbK0
面白かったよ
73:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)15:36:07.08ID:8xKsgiBR0
写真までつけてくれるのは蓋とか思い出すね
75:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:09:39.41ID:k12rJYtl0
頻繁に立ち入って綺麗に手入れされてるのに扉サビサビなのはおかしい!って突っ込もうと思ったらちゃんと別の入口が用意されてた。でも小5でチェーン切れるものか?
78:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:21:54.95ID:cN/zqlzJ0
>>75
ただの鉄の細い鎖なら大型のボルトクリッパーで行ける
77:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:09:59.89ID:KTw2Dn4u0
座敷牢って家族で精神疾患になった者のために作るのが普通だと思ってたけど、望まれぬ妊娠とかでできた忌み子のためでもあるんだって最近知った。
閉じ込めておくのも不憫だから家の中では割と自由にさせておいたりするらしいんだけど、たまに来客の前に現れたら家の人が
「座敷童子です」
と言って無い物として扱うんだと。
で、客もそれ以上詮索しないと。
79:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:30:12.70ID:2Q5sZ93c0
座敷牢に窓?
鉄格子じゃ脱出は防げても、大声出して手を振れば外に助けを呼べるじゃん
80:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)23:46:36.25ID:tigAJUtx0
>>79
その女性の気の触れ方の種類はわからんけどガチ田舎だと山近くで無駄に土地が広くて蔵の周りに人家もろくにないなんてこともある
ソースといってはなんだけど同じような作りの蔵を夏休み探検してて入口が引っかかって中から開けられなくなって夕方じいちゃんが見つけてくれるまで柵越しにひたすら叫んでた俺
91:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)09:34:46.49ID:/oeADurX0
>うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。
>それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして
写真のコンクリ蔵、そんなに古くないだろ・・・
92:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)12:54:57.51ID:uskkLlB30
ど田舎にあるうちの親の実家も150年以上続く古い家で蔵があるけど、窓にはやっぱり鉄格子ついてた
蔵には昔の調度品やらが置いてあって、鉄格子は単純に外部からの侵入を防ぐ防犯目的の為のものだと貴重品管理する用途の蔵なら窓に鉄格子がついてることは一般的なようだよ
95:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)15:48:40.95ID:RkFWrvMw0
楽しめたし、淡々と書いてサッと消えるあたりスレ主には好印象だな
座敷牢で思い出したのは、昔どっかの役場に勤務してた書き手の祖父が、とある集落の玄関先の真下に鉄格子を見つけ、その薄暗い空間の奥に人が居たって話があったような
ボロボロの衣服で目がギョロっとしてて言葉も発せず、ずーっと見られてたとか何とか…
97:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)17:52:14.88ID:uskkLlB30
むしろ鉄格子から着想得て作った話だと思う
107:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)02:38:12.21ID:k8N8PJiW0
このスレの画像アップとかの感覚で蓋を思い出して読み返してるんだがやっぱ面白いな
108:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)06:02:36.97ID:ThrT9z1U0
>>107
蓋は名作
リアタイで体験出来てよかった
109:本当にあった怖い名無し 2019/09/13(金)04:36:50.60ID:rJM9w0xL0
>>108
禿同
引用元:実家に座敷牢がある
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1567319727/
.
代々の家業が旅館業なんだけど、母屋の離れに座敷牢がある
霊感はないと思うけど、ガキの頃そこで気味悪い経験したから書いてく
2:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:48:48.93ID:jlNycO8s0
期待age
3:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)15:50:32.62ID:XRTl9ENM0
母屋は檜の立派なこしらえなんだけど、離れは壁の塗りも所々崩れてたり、扉は赤錆がひどいし、ごっつい鍵がしてあってなんとなく近寄りがたかった。
それに物心ついた時から祖母からも親父からも離れに近づいたり、いたずらでも開けようとしたりしちゃいけないって口酸っぱく言われてきたからずっとその言いつけを守ってたんだけど、小5くらいのときにイタズラ半分で弟と入ってみようってことになった
4:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:01:52.04ID:XRTl9ENM0
7月の暮れくらいだったと思う。かんかん照りでめちゃくちゃに暑かった記憶がある
扉のにかかってたチェーン付きの鍵はワイヤーカッターみたいなの使ってどうにか切り落としたんだけど、扉が錆びてくっついてるのか中々開かなかった。
6:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:04:38.22ID:XRTl9ENM0
それでも細いドライバーとかで赤錆削ったり、逆に叩けばいいんじゃね?とかいってトンカチで四方を叩いたりしてしばらく頑張ってた。
7:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:05:06.56ID:XRTl9ENM0
もう汗だくだし、手も赤錆だらけだし、色んなところ擦り切れてたりして、もうこれで駄目だったら帰ろうって決めて弟と全力で引っ張ったら、開いた
8:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:08:46.74ID:XRTl9ENM0
絶対開かないと思ってた分、もう弟とわーきゃーいいながらそのまま開け放したら、カビのひどい臭いと一緒に、本当になんとなくだけどサーって嫌な空気が漂ったの覚えてる、弟もあれ?みたいな顔してたと思う
9:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:12:12.45ID:XRTl9ENM0
でも気分が悪くなるわけでもなかったし、そんなことよりやっと開いた嬉しさと中に対する好奇心のほうが何倍も勝ってたから、弟と懐中電灯持って中に入ってみた
10:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:16:51.46ID:XRTl9ENM0
ちなみに離れは二階建てになってる。一階は10畳以上あったんじゃないかな、かなり広かった。
なんだかんだどっちもビビリだから押し合いへし合いしながら一歩二歩入ってたらまずもう空気中のホコリがすごかった
11:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:20:35.69ID:XRTl9ENM0
カビ臭いしホコリすごいし第一印象はそんなもんだった。
で目擦りながら見回してったらなんてことない物置だった。家が古いだけあって骨董の類いだとおもうけど、唐傘みたいのもあってすげーってテンション上がってた
12:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:22:39.56ID:XRTl9ENM0
あとはもう本当興味もわかない壺とか、五月人形みたいなのがあったりして、あーこんなもんかーって弟と言ってた。そしたら突き当たりに二階に上がる階段があったのよ
13:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:27:06.23ID:XRTl9ENM0
二階への階段は真っ黒く塗られてて、漆みたいに不思議なくらいテカってた。しめ縄みたいなのがしてあって、あー登っちゃ駄目なんだなって思ったけどここまで来たら絶対二階みたいじゃん。それで縄潜って弟と登りだした
15:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:34:50.70ID:XRTl9ENM0
階段は一歩登るたびギィギィ軋んでた。弟はめっちゃ怖がってたな。
登りきった時、ちょっと驚かせようと思ってバッ!ってすごい勢いで二階の部屋照らしたんだよ。ハイパワーのでっかい懐中電灯だったんだけど、照らされたもの見てあーって血の気が引くのがわかった。
16:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:39:54.20ID:XRTl9ENM0
二階の部屋は閉め切られてて一切光は入ってこないから懐中電灯の光だけ。
その部屋のどんつき、めっちゃでかい仏壇が置いてあった。その脇にもう何百っておびただしい量のロウソクとか線香の箱。
17:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:43:55.41ID:XRTl9ENM0
一階はあれだけ物が散乱してたのに、二階にあるのはそれだけ。明らかに異様すぎた。
死ぬほど怖いって感じた。今すぐここを出たいって思ったけど、そのまま俺も弟も音を立てたらいけない気がして、30秒くらいかな、固まってた。
18:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:49:31.93ID:XRTl9ENM0
この時より心臓の音がうるさく感じたときはないってくらい心拍数が上がってた。その時に気付いたんだけど、明らかに仏壇が綺麗なんだよね。床も。昨日今日掃除したみたいにピカピカなんだよ。もう何年も誰も入ってないのに。
19:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:51:37.65ID:XRTl9ENM0
そういう時って神経過敏になってるのかパキってなんともないラップ音とかめちゃくちゃでかく聞こえる。弟も怖い怖いって震えながら言ってた。いよいよ耐えられなくなって弟一緒に階段駆け下りて、そのままダッシュで家まで帰った
20:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)16:58:21.84ID:XRTl9ENM0
家帰ってシャワー浴びて弟とヤバかったなって話ししたりして、弟に泣いてたもんなーっていじったりして、別になんともなかった。寝つきが悪かった気がするくらい、弟もそんなもんだったとおもう。
23:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:03:21.89ID:XRTl9ENM0
で、次の日の朝。
いつもは事務所にいる親父に叩き起こされた。母さんもおろおろしてたと思う。あ、バレたってすぐ分かった。今すぐ車に乗りなさいって言われて、パジャマのまま檀家のお寺さんに連れてかれた。
25:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:05:52.00ID:XRTl9ENM0
車の中でも親父の焦り方はえらいもんだった。
親戚だとおもうけど方々電話かけてた。寺に着いたら引っ張るようにお寺の本堂に連れてかれた。俺も弟も面食らって???って感じ
26:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:10:20.37ID:XRTl9ENM0
で、顔見知りの和尚さんが本堂で待ってたんだけど、こっち見るや、ウッて顔顰めた。
臭い物嗅いだ時みたいな反応だったと思う。二、三、親父と二人でヒソヒソ会話してた。
俺も弟も顔見合わせて何これ?って顔してた
27:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:14:26.52ID:XRTl9ENM0
そのまま本堂に並んで正座させられて、親父に頭ぐいってされてよろしくお願いしますって頭下げた。親父からしばらく我慢すること、パパは外で待ってるからって言われて、そんなに広いお寺でもないんだけど、本堂締め切って三人だけになった。小僧さんもいなかったとおもう
28:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:19:00.05ID:XRTl9ENM0
なんとなく居心地悪そうにしてたら、和尚さんが
「今から少し我慢するんだよ。ほんのすこし苦しくなったり、暑く感じたり寒く感じたりするかもしれないけど、それは俺君と弟くんの身体が頑張ってる証拠だから、怖いことじゃないんだよ」
みたいなことを優しく言われた
29:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:21:25.52ID:XRTl9ENM0
差し向かいで和尚さんがお経読み始めた。
この時くらいからやっと昨日離れでみた光景は絶対に見るべきじゃなかったんだって分かりはじめて、急に怖くなった。
30:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:27:52.87ID:XRTl9ENM0
10分くらいお経きいてたとおもう。俺も弟も怖がってはいたけど特に異変はなかった。読み終わったかなって思ったら和尚さんが傍に置いてた白いふきん?みたいなので俺と弟の頭の上を二、三回ずつくらいはたいた
31:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:30:48.25ID:XRTl9ENM0
そのあとなんか水みたいなのを両まぶたの下にぐいって指で伸ばされて、そのあと口の周りも同じようにされた。そのまままたお経読み始めた。あーあまだ終わらないのかぁって思ってちらって弟の方見た
32:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:34:07.98ID:XRTl9ENM0
そしたら弟が読経に合わせるみたいに小刻みに小さく横揺れしててギョッとした。メトロノームみたいな感じ。視線もぼーっとしてる感じで、怖いし心配になって弟の肩ぐって掴んだら和尚さんに
「触るな!!!」
って怒鳴られた
33:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:37:41.63ID:XRTl9ENM0
その怒鳴り声に驚いて体勢崩しちゃったら同じタイミングで弟が
「グゥー」
っていびきかくみたいな声出してぶっ倒れた。表情は覚えてないけどよだれ垂らしてたと思う。もう俺パニック。
34:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:42:59.67ID:XRTl9ENM0
そのまま和尚さんも立ち上がって弟に覆いかぶさるくらいの勢いで読経してた。俺もう怖くて半泣きでその様子見てた。
35:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:43:39.78ID:XRTl9ENM0
弟はほぼ仰向けで寝てるみたいな体勢で
「ウーゥーーゥーウーゥーーーー」
って救急車のサイレンの音真似みたいにすごいボリュームでうなってた。
身体は寝たままびくとも動いてなかったのがクソ怖かったの覚えてる
36:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:46:49.62ID:XRTl9ENM0
和尚さんも負けないくらいの声量で読経しながらさっきの白い布で何度も弟の顔の上をはたいてた。それが1分だったのかな5分だったのか覚えてないけど、死ぬほど長く感じた
37:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:50:46.77ID:XRTl9ENM0
また弟が
「グゥー、、グッ、、」
っていびきかいたかと思ったら急に静かになった。
そしたらマジで和尚さんがすごい勢いで弟抱きかかえて本堂飛び出して、待ってた親父に向かって
「病院!病院!」
って叫んだ。
39:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:54:49.31ID:XRTl9ENM0
そのまま親父の運転で、弟は和尚さが抱えたまますぐ近くの共済病院に駆け込んだ。
弟はずっといびきみたいな呼吸してた。
俺は後ろの席でずっとガチ泣きしてた。
親父にずっとごめんなさいって謝ってたと思う
40:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)17:57:30.90ID:XRTl9ENM0
でもその日の夜には弟も目覚めて、キョトンとしてた。
全然何も覚えてなかった。それから翌日には退院して、その足でまたお寺行って、お経をあげてもらってそのまま帰った。もう全然なんともなかった。
41:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:01:16.70ID:XRTl9ENM0
それからもちろん離れには近づかなかった。
俺も弟もそれ以降何事もなく成長した。
で、俺が二十歳になった時に離れについて親父からいろいろ聞かされた
44:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:05:16.13ID:XRTl9ENM0
これ以上冗長になっても申し訳ないのでざっくり話すと、うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。理由は一切わからん。
で、それがかなり常軌を逸してたんで、蔵っていう体裁で座敷牢作ってそこに軟禁してたんだと。
46:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:10:37.84ID:XRTl9ENM0
で、飯もロクに食わずにそのまま二階の梁で首吊って死んじゃったんだって。
それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして、親父が月命日にお清め?してもらった上で線香あげてロウソク変えてってしてるんだと
47:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:12:48.44ID:csuYq3C90
覗いたことで、その女の人の霊が弟さんに憑依したってことなのかね?
違うか
その女の人に取り憑いていた何かが弟さんに取り憑いたのかな?
和尚さんから話を聞きたいところですね
49:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:14:55.53ID:XRTl9ENM0
>>47どうなんだろう。そこのところは詳しく聞いてないんだ、ごめん
48:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:13:38.52ID:XRTl9ENM0
座敷牢にはもうひとつの入り口から直接二階に上がってたんだって。
だから二階は綺麗だったんだなって腑に落ちて安心した。
親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけないってんで教えてもらいました。
76:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:37:28.43ID:zpjlfJDq0
>>48
>親父が引退したら俺が跡継ぎだからやらなきゃいけない
これが一番怖い
50:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:17:20.66ID:kbxVZOPu0
それ以降弟くんに異変はあった?
些細なことでも教えてほしい
53:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:39.12ID:XRTl9ENM0
>>50
うーん、、強いて言えば寝言はひどくなったくらいかな。
51:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:18:54.21ID:XRTl9ENM0
一応座敷牢の写真あるから貼るわ。家紋とかバレそうなとこはモザイクかけさせてもらうけど
52:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:19:33.41ID:D11ckpWK0
旧家の方々は不思議な信仰しているとかあるのかな?
龍神とか稲荷とか、地域性の祀りみたいな?
拝まなくなったら家系の人間に災いが起きたみたいな?
54:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:22:49.25ID:XRTl9ENM0
一枚目が弟と開けた扉。今は鍵かけてる。
二枚目は外から見た二階の部分。ちなみに窓みたいなのは誰も開けてない。気付いたら勝手に開いてた。
一応霊感ある人は気をつけてな。
55:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:24:26.82ID:XRTl9ENM0
ごめん貼れてなかった。
-imgur-
-imgur-
66:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:50:23.95ID:EwK3vFuV0
>>55
まだ中に居るのか;
簡単に浄霊とかそんなレベルではなさそうだな
68:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)07:48:32.65ID:6DfDGlPJ0
>>55
これ、座敷牢ではなくて、普通の蔵だね
窓に防犯対策で格子があるのも、蔵では普通の構造
70:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)12:54:48.12ID:X9ZXea4u0
>>68
ちゃんと蔵っていう体裁でって書いてあるじゃん
しらけるから変なあら探しするなら黙ってればいいのに
71:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)13:05:08.07ID:5BI4gbHY0
>>68
蔵の窓に鉄柵って普通だよな。
知らん人がこのスレ読むと、あそこの家の蔵にも座敷牢が!って勘違いされそう。
56:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:27:27.30ID:RLFza5gB0
うわ、、不気味と言うか気持ち悪いな
57:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:30:34.05ID:XRTl9ENM0
見てくれた人ありがとう
59:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)18:45:41.50ID:HYgOI+Gd0
例えば離れ壊そうとしたらどうなるんだろうな
大体こういう話ってそんなん気にしねーみたいな家族や親戚がぶっ潰して新しい建物建てたり
土地売っちゃって祟られるパターン
61:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)20:37:46.56ID:oNbri6sO0
ちゃんとあれこれ言われる前に
体験談まとめて投下ひ写真も用意
素晴らしい>>1
ここまでしてくれたら釣りでも全力で乗る気になるわ
64:本当にあった怖い名無し 2019/09/01(日)21:09:07.31ID:b17+mWbK0
面白かったよ
73:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)15:36:07.08ID:8xKsgiBR0
写真までつけてくれるのは蓋とか思い出すね
75:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)21:09:39.41ID:k12rJYtl0
頻繁に立ち入って綺麗に手入れされてるのに扉サビサビなのはおかしい!って突っ込もうと思ったらちゃんと別の入口が用意されてた。でも小5でチェーン切れるものか?
78:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:21:54.95ID:cN/zqlzJ0
>>75
ただの鉄の細い鎖なら大型のボルトクリッパーで行ける
77:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:09:59.89ID:KTw2Dn4u0
座敷牢って家族で精神疾患になった者のために作るのが普通だと思ってたけど、望まれぬ妊娠とかでできた忌み子のためでもあるんだって最近知った。
閉じ込めておくのも不憫だから家の中では割と自由にさせておいたりするらしいんだけど、たまに来客の前に現れたら家の人が
「座敷童子です」
と言って無い物として扱うんだと。
で、客もそれ以上詮索しないと。
79:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)22:30:12.70ID:2Q5sZ93c0
座敷牢に窓?
鉄格子じゃ脱出は防げても、大声出して手を振れば外に助けを呼べるじゃん
80:本当にあった怖い名無し 2019/09/02(月)23:46:36.25ID:tigAJUtx0
>>79
その女性の気の触れ方の種類はわからんけどガチ田舎だと山近くで無駄に土地が広くて蔵の周りに人家もろくにないなんてこともある
ソースといってはなんだけど同じような作りの蔵を夏休み探検してて入口が引っかかって中から開けられなくなって夕方じいちゃんが見つけてくれるまで柵越しにひたすら叫んでた俺
91:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)09:34:46.49ID:/oeADurX0
>うちの家系でずーっと昔女の人がおかしくなっちゃったんだって。
>それをうちの家系の長男が代々座敷牢の管理をして
写真のコンクリ蔵、そんなに古くないだろ・・・
92:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)12:54:57.51ID:uskkLlB30
ど田舎にあるうちの親の実家も150年以上続く古い家で蔵があるけど、窓にはやっぱり鉄格子ついてた
蔵には昔の調度品やらが置いてあって、鉄格子は単純に外部からの侵入を防ぐ防犯目的の為のものだと貴重品管理する用途の蔵なら窓に鉄格子がついてることは一般的なようだよ
95:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)15:48:40.95ID:RkFWrvMw0
楽しめたし、淡々と書いてサッと消えるあたりスレ主には好印象だな
座敷牢で思い出したのは、昔どっかの役場に勤務してた書き手の祖父が、とある集落の玄関先の真下に鉄格子を見つけ、その薄暗い空間の奥に人が居たって話があったような
ボロボロの衣服で目がギョロっとしてて言葉も発せず、ずーっと見られてたとか何とか…
97:本当にあった怖い名無し 2019/09/03(火)17:52:14.88ID:uskkLlB30
むしろ鉄格子から着想得て作った話だと思う
107:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)02:38:12.21ID:k8N8PJiW0
このスレの画像アップとかの感覚で蓋を思い出して読み返してるんだがやっぱ面白いな
108:本当にあった怖い名無し 2019/09/12(木)06:02:36.97ID:ThrT9z1U0
>>107
蓋は名作
リアタイで体験出来てよかった
109:本当にあった怖い名無し 2019/09/13(金)04:36:50.60ID:rJM9w0xL0
>>108
禿同
引用元:実家に座敷牢がある
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1567319727/
.
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うちは母子家庭で弟と二人兄弟。離婚後、引っ越古くてしょぼい一軒家に越す
2019.10.03 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
233:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:05:34.63ID:9dBLf5mb0
変な流れなんでいっちょじったいけんを語ったるわ!
書きためてないけど深夜だからいいよね
235:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:27:44.03ID:9dBLf5mb0>>237
うちは母子家庭で弟と二人兄弟
離婚後、引っ越古くてしょぼい一軒家に越す
ここで色々あった
ドアの音と廊下を歩く音がしたので覗くと誰もいないは頻繁
家を離れるとなおる謎の奇病や窓ガラスに無数の手
ド直球にすーっと去っていく男の幽霊を見たこともあった
バレるんで詳細書かないが心霊関係なく不吉な事もいくらかあった
母親はバカみたいに働いてたんでほぼ家を空けてる
疲れてるからだろうけど夜中寝てるのにふらふら歩き出すような事はあったけど自覚ないらしい
弟もなんか見たとか体験したとか言ってたけど嘘ぽい
日頃から俺はこの家こわいと母に話してた
だからってわけじゃないだろうが小中まで住んでた家から遠くに引っ越した
引っ越し先はマンションで何も起こらなかった
でもそれまで染み付いた心霊への恐怖みたいなものがあって、たまに一人でいると恐怖で身動きがとれないような事があった
236:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:42:55.75ID:9dBLf5mb0
ちなみにだけど前の家は映画の呪怨ってあったろ
住んでた家はもっとしょぼいんだけど、雰囲気は近いなと思った
今の俺はホラー好きだけど幽霊系は無理呪怨はぜんぜんこわくなかった
あれで怖がるやつはほんとの恐怖を分かってない
金縛りにあうようになった
数回は自力でといたこれが凄い快感
なめんな!て感じで無理くり振り払うみたいな
怖かったけど何か見えるんじゃないか。みたいな妄想の怖さだろうってのは冷静に分析してた
オバケはいるかもしれないって思ってたけどオカルトマニアってわけでもなく健全な学生だったはず
そっから期間あくのか忘れたけど寝ようとすると殺されるという確信を抱くようになった
足元から黒いモヤがやってきて魂を引き抜かれる映像が浮かんで
マジで寝れなかった当時は誰にも言わなかったけど
泣くとかじゃなくて死にたくないって気持ちだった
それでもずっと戦ってると気絶みたいに寝てて気が付いたら朝みたいな
ほんでしばらくして無くなった。きっかけとかわからない
この話のオチは、母親がちょっと前の話なんだけど。って話してきたのが同じ体験だった
黒いモヤのやつ。実際にそういう目に遭ったら驚くとかないんだぞ
あーあなたもですかみたいな感じ
その後もちょっとしたのあるけど
今はなんともない正直、引っ越しやらなんやらのストレスで病んでたんだと思う
表現とかいじってるけど、ほんとの話だぞ
237:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:52:30.05ID:Dzq6/ynr0
>>236
なぜ見ず知らずの俺たちに書いてるのに
気安く話しかけるような文体なんだ?
それと>>235から>>236は時系列的にほぼ正しいのか?
つまり金縛りとかは引っ越したあとで起きたのか?
ということ。
お疲れさん
238:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)03:08:01.35ID:9dBLf5mb0
普通の感覚で言えば母親の話を聞いたときに記憶を改竄して不思議体験として据え置いたってのがあると思う
昔のことだし、そう考えたほうが正しいと思ってる
言いたいのは実感としては本当にあったということ
今でこそ仕事で忙しく余計な事考えないけど、俗にいうチャンネルみたいなもんはあるのかな~と思う
あの時の怖さとか観たものと創作らしきものと違うんで基本的に幽霊話はぜんぜん信じてない。だから何なのってはなしになるが、リアルに話すとイタイ奴扱いになるんでここでぶちまけました
239:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)03:14:08.73ID:9dBLf5mb0
>>237馴れ馴れしかったかW
オカ板あんま来ないからノリがわからん
金縛りは引っ越したあと
もっともこれは振り払えたしよくいわれる脳のエラーだと思ってる
基本的には精神的に弱ってたからおこったんだと思うわ
黒モヤの前兆として考えられるのが金縛りだったんで一応話しとして挟んどいたんだけどな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?356
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1566820423/233-239
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変な流れなんでいっちょじったいけんを語ったるわ!
書きためてないけど深夜だからいいよね
235:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:27:44.03ID:9dBLf5mb0>>237
うちは母子家庭で弟と二人兄弟
離婚後、引っ越古くてしょぼい一軒家に越す
ここで色々あった
ドアの音と廊下を歩く音がしたので覗くと誰もいないは頻繁
家を離れるとなおる謎の奇病や窓ガラスに無数の手
ド直球にすーっと去っていく男の幽霊を見たこともあった
バレるんで詳細書かないが心霊関係なく不吉な事もいくらかあった
母親はバカみたいに働いてたんでほぼ家を空けてる
疲れてるからだろうけど夜中寝てるのにふらふら歩き出すような事はあったけど自覚ないらしい
弟もなんか見たとか体験したとか言ってたけど嘘ぽい
日頃から俺はこの家こわいと母に話してた
だからってわけじゃないだろうが小中まで住んでた家から遠くに引っ越した
引っ越し先はマンションで何も起こらなかった
でもそれまで染み付いた心霊への恐怖みたいなものがあって、たまに一人でいると恐怖で身動きがとれないような事があった
236:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:42:55.75ID:9dBLf5mb0
ちなみにだけど前の家は映画の呪怨ってあったろ
住んでた家はもっとしょぼいんだけど、雰囲気は近いなと思った
今の俺はホラー好きだけど幽霊系は無理呪怨はぜんぜんこわくなかった
あれで怖がるやつはほんとの恐怖を分かってない
金縛りにあうようになった
数回は自力でといたこれが凄い快感
なめんな!て感じで無理くり振り払うみたいな
怖かったけど何か見えるんじゃないか。みたいな妄想の怖さだろうってのは冷静に分析してた
オバケはいるかもしれないって思ってたけどオカルトマニアってわけでもなく健全な学生だったはず
そっから期間あくのか忘れたけど寝ようとすると殺されるという確信を抱くようになった
足元から黒いモヤがやってきて魂を引き抜かれる映像が浮かんで
マジで寝れなかった当時は誰にも言わなかったけど
泣くとかじゃなくて死にたくないって気持ちだった
それでもずっと戦ってると気絶みたいに寝てて気が付いたら朝みたいな
ほんでしばらくして無くなった。きっかけとかわからない
この話のオチは、母親がちょっと前の話なんだけど。って話してきたのが同じ体験だった
黒いモヤのやつ。実際にそういう目に遭ったら驚くとかないんだぞ
あーあなたもですかみたいな感じ
その後もちょっとしたのあるけど
今はなんともない正直、引っ越しやらなんやらのストレスで病んでたんだと思う
表現とかいじってるけど、ほんとの話だぞ
237:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)02:52:30.05ID:Dzq6/ynr0
>>236
なぜ見ず知らずの俺たちに書いてるのに
気安く話しかけるような文体なんだ?
それと>>235から>>236は時系列的にほぼ正しいのか?
つまり金縛りとかは引っ越したあとで起きたのか?
ということ。
お疲れさん
238:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)03:08:01.35ID:9dBLf5mb0
普通の感覚で言えば母親の話を聞いたときに記憶を改竄して不思議体験として据え置いたってのがあると思う
昔のことだし、そう考えたほうが正しいと思ってる
言いたいのは実感としては本当にあったということ
今でこそ仕事で忙しく余計な事考えないけど、俗にいうチャンネルみたいなもんはあるのかな~と思う
あの時の怖さとか観たものと創作らしきものと違うんで基本的に幽霊話はぜんぜん信じてない。だから何なのってはなしになるが、リアルに話すとイタイ奴扱いになるんでここでぶちまけました
239:本当にあった怖い名無し 2019/09/07(土)03:14:08.73ID:9dBLf5mb0
>>237馴れ馴れしかったかW
オカ板あんま来ないからノリがわからん
金縛りは引っ越したあと
もっともこれは振り払えたしよくいわれる脳のエラーだと思ってる
基本的には精神的に弱ってたからおこったんだと思うわ
黒モヤの前兆として考えられるのが金縛りだったんで一応話しとして挟んどいたんだけどな
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?356
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1566820423/233-239
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内見大事!
2019.10.03 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
690:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:40:25.81ID:MgM7BeU/0.net
前に住んでいた部屋の話。
わたしは学部の時に県外で一人暮らしをしていたんだけれど、大学院進学で地元に戻ってきた。
一つ下の妹が地元の私立大学に通っていて、かつ、わたしの進学する大学と距離が近かったこともあったということで、私が戻ってくるのを機にお互いの大学の間くらいの場所に部屋を借りて二人暮らしをすることに。
学部の時にいた所から地元に帰るってなると片道5時間くらいかかってしまうこともあり、
「最低限これだけ満たしていればあとはどこでもいいよ~」
とその条件だけ伝え、部屋選びは妹と両親(主に母親)に任せた。
だからわたしが実際に部屋を見たのは、卒業式を終えて地元に帰って来てから。
691:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:43:11.07ID:MgM7BeU/0.net
初めて部屋に行った日、
「すっごくいい部屋でしょ!?」
って母親は絶賛していたんだけれど、わたしが最初に抱いた感想は、
「なんだか変な感じがする」。
最初に言っておくと、わたしに霊感はない。
ないけれど、その土地とか場所で
「嫌な感じがする」
とか、
「この場所好きだな」
みたいなのを感じる…性質みたいなのはあるのかなって思う。
確かに物件自体はとても良かったと思う。
ファミリータイプのマンションだったんだけれど、バストイレ別、リビングキッチンが10畳以上あって、それとは別に6畳の部屋が×2。
ベランダ広くて、日当たりも良くて、階も真ん中くらいで、エレベーター付いてて、妹とわたしの大学の中間くらいにあって、近くにスーパーや薬局もある。
部屋はリフォームされているけれど、物件自体は結構古かったこともあって、家賃は近辺のマンションより1~2万くらい低い。
物件の条件だけみたら本当にすごくいい部屋だったと思う。
でも、わたしはなぜか部屋を好きにはなれなかったんだよね。
まあでも、選ぶの任せておいて意見するのも何だかと思ったし、実際部屋の条件は良かったし、ということでその時は
「たしかにいいね~」
とかそれなりの言葉を返した。
そして後日わたしの荷物も搬入され、3月末くらいから本格的に妹との二人暮らしが始まった。
692:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:46:02.16ID:MgM7BeU/0.net
最初におかしいなって思ったのは、二人暮らしを始めて数週間が経った頃。
ある日ポストをみてみると、管理会社からの文書が。
文書内容は簡単に言うと、
「昼夜問わず物音がすると苦情が入った、集合住宅だから気をつけて下さいね」
というもの。
マンション全体に配られていた文書だったので、
「小さい子でもいる部屋の住人さんあてかな~、大変だね~。」
なんて妹と話してその時は終わった。
しかしその文書が配られた数日後、なんと文書のことに関して管理会社から妹に連絡が。
(ちなみに妹のところへ連絡がいったのは、契約の時に書いた連絡先が妹だったため)
うちの下の階の人が、昼夜問わず大きなものを落とす音がする!うるさくて仕方がない!!ということで苦情をいれたらしい。
でも、わたしの引っ越しの荷物搬入は3月の段階で終わっていたし、そもそも昼間はお互い大学に行っているかバイトしてるか、もしくは妹が部屋に引きこもってネットしているかのどれかだったから、大きな物を落とすなんてこと絶対にあり得ない。
足音だったとしたら細心の注意を払っていたし、そもそもマンションだよ?走り回ったりしない限りそんなことは絶対にない。
妹は上記のことを管理会社に説明し、
「自分が布団を敷いて寝ているから、もしかしたら寝がえりの際に音をだしているのかもしれない」
ということだけ伝えた。
そのあと物音にはより注意をはらうようにはなったけれど、今振り返ってもやっぱり、そんな大きな物音を立てていたとは思えないんだよね。しかも昼夜問わずだなんて。
ちなみにその後に苦情が入ることはなかったけれど、下の住人は半年くらいたったころに引っ越したみたいだった。(引っ越した真相は知らない)
他から苦情が入ったのは後にも先にもその一軒だけだったけれど、マンションに住み始めてからあれ?って思うことがかなり多くなった。
693:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:48:09.67ID:MgM7BeU/0.net
まず、金縛りにあうことがすごく多くなった。
学部の時から時々金縛りにあうことはあったけれど、大概疲れてるときになることが多かったし、そこまで気になる程度では全然なくて。
でも二人暮らしを始めてからは、多いときで月に2、3回かかることも。
新しい環境で、しかも大学院の研究のプレッシャーとかで初めのころから少し病んでいたから、精神的な疲れかな~なんてあんまり気にしないようにしてた。でもそれにしても多かったと思う。
そしてこれは一番感じていたんだけれど、マンションの部屋に戻るとものすごく元気がなくなったんだよね。
なんていうんだろう、気力が削がれる…とでもいうのかな。
外に出ると元気になって、研究のことを考えると気重だったけれど大学に行くと元気になって、よし!と思いながら家に帰った途端に、やる気の全部が削がれる。
これは、わたしが大学院2年になって、妹が就職してから顕著になったと思う。
大学を卒業して就職した妹、1年目は集団の寮に入らなくちゃいけなかったから、外出のできる土日祝日だけマンションに戻って来てたんだけれど、妹がいない平日はほんとに元気じゃなくなって、妹が帰ってくる土日は元気になる…みたいな感じだったんだよね。
妹が帰ってきたり友達が来たりすると、ぱっと部屋の空気が軽くなって雰囲気もよくなるんだけれど、わたしひとりでいるときは、かなり空気が重くて、何もする気が起きなくなって…と、ずっとこのループだった。
694:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:50:52.32ID:MgM7BeU/0.net
そんなこんなで大学院に進学して2年目の夏、研究室の飲み会がうちで開催された。
店飲みからの流れで始まった飲み会だったので始まった時点で眠い人は寝てたし、途中布団を出したら横になって話す→そのまま寝るって感じで、多分1時過ぎくらいにはほとんど寝てたと思う。
唯一起きていたのがわたしと、春から新しく研究室に入ってきた女の子の後輩。
及川光弘が好きなのでその後輩をミッチーとする。
ミッチーと二人で話したのはその時が初めてに等しく、いろいろ話していたんだけれど、学部の卒業旅行の話をした時にミッチーの霊感の話になった。
なんでも、ミッチーは昔霊感がかなり強かったらしい。
でもそのことを心配していたおばあちゃんが亡くなってから段々と見えなくなり、卒業旅行でとある海外に行ってからほとんど見えなくなったとかなんとか。
ただ全く見えなくなったわけではないらしく、今でも時々見たり聞いたりすることがあるらしい。
大学図書館の書庫でこういうことが~とか、学部棟の階段を下りる時にこういうのが~って話は研究室にいるときにみんなと聞いていたし、誰も話していない研究室で突然
「なに!?」
とか言うミッチーの姿を見ていたから、へえ~そういうこともあるんだね~なんて話していた。
途中にふと自分の部屋のことが気になって、ミッチーに
「この部屋なんかいたりしないよね?(笑)」
なんて冗談半分で聞いたんだよね。
そしたらミッチー、突然テレビのある方向の天井付近をだんまりと見つめた後に、
「わたし、部屋にいる霊だとかそういうのは全然分からないんですけれど…」
と、いろいろと話をし始めた。
695:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:54:00.77ID:MgM7BeU/0.net
ミッチーがわたしの部屋に入って最初に感じたのは、
「この家、空気が重い」
だったそうだ。
湿度が高いから、空気がこもっているから、などが原因の重さではなく、何とも言えない重さだったと。
実際、その日暑かったから窓を開けて扇風機も回していたから、わたし自身も
「そうなんだよ!!」
と、それまでのことをミッチーに話した。
一人で部屋にいるとやる気が削がれるって話をしている時はまだなんともなかったんだけれど、金縛りが多くなった話をしたときくらいから空気が明らかに変わった。
実は私、金縛りにあったときは素知らぬふりをするか
「ごめんなさい」
って心の中で唱えるようにしていたんだけれど、一度だけ
「絶対負けないからな!!」
って心の中で抵抗したことがあるんだよね。
その瞬間ものすごく耳鳴りが酷くなった。
本能的に
「ヤバい」
と思ったわたしは、その後ひたすら謝り続け、いつの間にか耳鳴りも金縛りもなくなった…という話を笑いながらしたんだよね。
そしたら隣にいたミッチーは先程のテレビ上空あたりを凝視して、
「今手汗がヤバいです。…空気が黒くなりましたね。」
と、一言。
わたし自身笑って話しながらも、
「なんかヤバい」
って思うように空気が変わったのが分かった。
ミッチーには
「多分、自分たちの話をされているって思ったから、そうなったんじゃないですかね」
なんて言われたけれど、確かに金縛りの話は半分くらい
「もしや霊?」
なんて考えて話していたからかもって納得した。
696:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:56:25.03ID:MgM7BeU/0.net
しかし一番ヤバいと思ったのは、見覚えのない物音の苦情が入ったって話をしたとき。
一応言っておくと、ミッチーにこの話をしているときに
「霊なのかな~」
なんて話し方はしていない。
あくまでも、
「こういう苦情がはいったことがあったんだよね~」
っていう体で話をしただけ。
でも、ミッチーは身震いしだすまでに鳥肌立ってしまって、今までで一番空気が重く、黒くなったのがわたしでもわかった。
「まってまって、いや、別に馬鹿にしたわけじゃないんだよ!?」
「分かってますよ、でも多分…自分たちの話してるって思って、寄ってきたんじゃないですかね…」
とか、お互い平静を装いながら話していたけれど、心臓バクバクだったし、わたしは怖すぎて思わずミッチーの手を握ったわ。
そのときのミッチー、手が思いっきり冷たくて、冷たいのに手汗がやばくて、あ、これタブーだったのかも、と、話した後に思った。
その飲み会後妹に速攻で連絡を入れ、その日の出来事を話すと(もちろん家の外)、
「実はさ…」
と妹から今まで聞かされてなかった話を聞いた。
697:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:59:01.53ID:MgM7BeU/0.net
ちょっとややこしくなるから、妹と住んでいた物件をA、そうでない物件をBとする。
まず、Aの部屋に決めたのは実質、妹ではなく母やのごり押しが合ったからだという話。
AとBの二部屋どちらにするかとなった際、妹が選んだのはBの部屋だったらしい。妹もわたしが感じていた
「なんか嫌だな」
という感覚をAの部屋に抱いていたという。
しかし、立地や部屋の間取りもろもろが圧倒的によかったのはAの部屋だったため、母親がごり押しした結果、そこにきまったというのだった。
特に嫌だと感じるのは居間だったようで、確かに、家に帰って来て妹が居間にいることはほとんどなかったと思う。
「夜は居間に近づきたくないもん。よく分からないけれど、姉さん来るまで夜中居間には入らないようにしてたしさ。」
と言われた。
見覚えのない物音の苦情の件もずっと引っかかっていたみたいで、
「あの部屋もしかしたらヤバいかもしれないね」
と意見が合致したわたしたちは、霊感があるという妹の友人からアドバイスを受け、ひとまず玄関とベランダ、水回りの掃除の徹底をし始めた。
掃除を徹底するようになってから、居間に置いてあった何をしても元気にならなかった観葉植物がイキイキしはじめ、金縛りに合う回数も激減、なにより一人で家にいてもやる気が削がれるということがほとんどなくなったから驚いた。
そもそも掃除をもっときちんとやっておけばよかった話じゃね!?気のせいだったんだよ!!なんて笑い話にしていたけれど、やっぱりそうじゃないかもと再認識したのはその年の冬だった。
699:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:03:18.28ID:MgM7BeU/0.net
わたしには、大学時代から仲が良くて今でも時々電話する女の先輩がいる。
その日はコーヒー片手に先輩とベランダで電話をしていた。
近況報告からお互いの恋愛の話、などなど。確か霊感の話になったのは、パワーストーンの話をしていた流れでだったと思う。
先輩は東北地方出身で、小さいころからいわゆるそういう経験が多かったみたい。
霊感の強い人にあるあるらしい(?)
「身体の半身(上下ではなく左右)が鳥肌立った時はすげえなって笑われたけれど、こっちからしてみたらそれどころじゃないっていうのにさ~!」
というネタで笑った時だったかな。
そういえばって思って、夏にあった出来事を先輩に話したんだよね。
パワーストーンのくだりからちょっとだけ変な感じはしてたんだけれど、夏の出来事を話し始めてから明らかに自分の周りを纏う空気が変わったのが分かった。
(あ、これヤバいわ)と思った瞬時に思い、先輩に場所を変えます~と話してすぐさま自室へと戻った。
何かあったの~?と聞かれたので、実は…と夏にあった話、その話をし始めてからなんだかやばいなあと思って場所を移動した、という説明をした。すると先輩から、
「あのね、ずっと言おうか悩んでたんだけれど…実はね、霊感の話をしたあたりから受話器を持ってる側の半身が鳥肌止まらなかったんだよね」
と、言われた。
一番ひどくなったのは、わたしが夏の出来事を話し始めてからだという。
700:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:07:55.51ID:MgM7BeU/0.net
そして今春、妹も本格的に一人暮らしを始めるのを契機に部屋は解約し、わたしも新しい部屋へと引っ越した。
前の家からそこまで離れた場所ではないけれど、今度は自分でしっかり内見して、
「ここ!」
という部屋を借りた。
前の部屋での教訓もあり、掃除は怠らないようにしてる。特に水回り。
でもそれを抜きにしても、引っ越してからは一度も金縛りはおこってないし、何より家に帰ってくるのがものすごく楽しみになった。
この間遊びに来た友達に、もう時効かと思って
「そういえばさ~」
と前の部屋での出来事を話したら、
「わたし、前の家に泊まりに行ったとき、居間で一回も熟睡できたことないんだよね…」
「何でか分からないけれど、トイレがめちゃめちゃ怖かったんだよね…」
と続々といろんなことを告白をされた。
ちなみにその友達、今のわたしの部屋にも泊まりに来たんだけれど、問題なく爆睡できるらしい。
結局何があったとか、どうだったのか、真相は分からないままだけれど、やっぱり引っ越してよかったな~と心の底から思いました。
701:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:32:01.89ID:MgM7BeU/0.net
読みにくくってすみません…。
パソコンからの書き込みが規制されちゃったので、携帯から打ち込んでいました。
部屋を借りるときは内見した方がいいです。絶対。
引用元:何でもいいから怖い話を集めてみない?Part6
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1413974645/690-701
.
前に住んでいた部屋の話。
わたしは学部の時に県外で一人暮らしをしていたんだけれど、大学院進学で地元に戻ってきた。
一つ下の妹が地元の私立大学に通っていて、かつ、わたしの進学する大学と距離が近かったこともあったということで、私が戻ってくるのを機にお互いの大学の間くらいの場所に部屋を借りて二人暮らしをすることに。
学部の時にいた所から地元に帰るってなると片道5時間くらいかかってしまうこともあり、
「最低限これだけ満たしていればあとはどこでもいいよ~」
とその条件だけ伝え、部屋選びは妹と両親(主に母親)に任せた。
だからわたしが実際に部屋を見たのは、卒業式を終えて地元に帰って来てから。
691:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:43:11.07ID:MgM7BeU/0.net
初めて部屋に行った日、
「すっごくいい部屋でしょ!?」
って母親は絶賛していたんだけれど、わたしが最初に抱いた感想は、
「なんだか変な感じがする」。
最初に言っておくと、わたしに霊感はない。
ないけれど、その土地とか場所で
「嫌な感じがする」
とか、
「この場所好きだな」
みたいなのを感じる…性質みたいなのはあるのかなって思う。
確かに物件自体はとても良かったと思う。
ファミリータイプのマンションだったんだけれど、バストイレ別、リビングキッチンが10畳以上あって、それとは別に6畳の部屋が×2。
ベランダ広くて、日当たりも良くて、階も真ん中くらいで、エレベーター付いてて、妹とわたしの大学の中間くらいにあって、近くにスーパーや薬局もある。
部屋はリフォームされているけれど、物件自体は結構古かったこともあって、家賃は近辺のマンションより1~2万くらい低い。
物件の条件だけみたら本当にすごくいい部屋だったと思う。
でも、わたしはなぜか部屋を好きにはなれなかったんだよね。
まあでも、選ぶの任せておいて意見するのも何だかと思ったし、実際部屋の条件は良かったし、ということでその時は
「たしかにいいね~」
とかそれなりの言葉を返した。
そして後日わたしの荷物も搬入され、3月末くらいから本格的に妹との二人暮らしが始まった。
692:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:46:02.16ID:MgM7BeU/0.net
最初におかしいなって思ったのは、二人暮らしを始めて数週間が経った頃。
ある日ポストをみてみると、管理会社からの文書が。
文書内容は簡単に言うと、
「昼夜問わず物音がすると苦情が入った、集合住宅だから気をつけて下さいね」
というもの。
マンション全体に配られていた文書だったので、
「小さい子でもいる部屋の住人さんあてかな~、大変だね~。」
なんて妹と話してその時は終わった。
しかしその文書が配られた数日後、なんと文書のことに関して管理会社から妹に連絡が。
(ちなみに妹のところへ連絡がいったのは、契約の時に書いた連絡先が妹だったため)
うちの下の階の人が、昼夜問わず大きなものを落とす音がする!うるさくて仕方がない!!ということで苦情をいれたらしい。
でも、わたしの引っ越しの荷物搬入は3月の段階で終わっていたし、そもそも昼間はお互い大学に行っているかバイトしてるか、もしくは妹が部屋に引きこもってネットしているかのどれかだったから、大きな物を落とすなんてこと絶対にあり得ない。
足音だったとしたら細心の注意を払っていたし、そもそもマンションだよ?走り回ったりしない限りそんなことは絶対にない。
妹は上記のことを管理会社に説明し、
「自分が布団を敷いて寝ているから、もしかしたら寝がえりの際に音をだしているのかもしれない」
ということだけ伝えた。
そのあと物音にはより注意をはらうようにはなったけれど、今振り返ってもやっぱり、そんな大きな物音を立てていたとは思えないんだよね。しかも昼夜問わずだなんて。
ちなみにその後に苦情が入ることはなかったけれど、下の住人は半年くらいたったころに引っ越したみたいだった。(引っ越した真相は知らない)
他から苦情が入ったのは後にも先にもその一軒だけだったけれど、マンションに住み始めてからあれ?って思うことがかなり多くなった。
693:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:48:09.67ID:MgM7BeU/0.net
まず、金縛りにあうことがすごく多くなった。
学部の時から時々金縛りにあうことはあったけれど、大概疲れてるときになることが多かったし、そこまで気になる程度では全然なくて。
でも二人暮らしを始めてからは、多いときで月に2、3回かかることも。
新しい環境で、しかも大学院の研究のプレッシャーとかで初めのころから少し病んでいたから、精神的な疲れかな~なんてあんまり気にしないようにしてた。でもそれにしても多かったと思う。
そしてこれは一番感じていたんだけれど、マンションの部屋に戻るとものすごく元気がなくなったんだよね。
なんていうんだろう、気力が削がれる…とでもいうのかな。
外に出ると元気になって、研究のことを考えると気重だったけれど大学に行くと元気になって、よし!と思いながら家に帰った途端に、やる気の全部が削がれる。
これは、わたしが大学院2年になって、妹が就職してから顕著になったと思う。
大学を卒業して就職した妹、1年目は集団の寮に入らなくちゃいけなかったから、外出のできる土日祝日だけマンションに戻って来てたんだけれど、妹がいない平日はほんとに元気じゃなくなって、妹が帰ってくる土日は元気になる…みたいな感じだったんだよね。
妹が帰ってきたり友達が来たりすると、ぱっと部屋の空気が軽くなって雰囲気もよくなるんだけれど、わたしひとりでいるときは、かなり空気が重くて、何もする気が起きなくなって…と、ずっとこのループだった。
694:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:50:52.32ID:MgM7BeU/0.net
そんなこんなで大学院に進学して2年目の夏、研究室の飲み会がうちで開催された。
店飲みからの流れで始まった飲み会だったので始まった時点で眠い人は寝てたし、途中布団を出したら横になって話す→そのまま寝るって感じで、多分1時過ぎくらいにはほとんど寝てたと思う。
唯一起きていたのがわたしと、春から新しく研究室に入ってきた女の子の後輩。
及川光弘が好きなのでその後輩をミッチーとする。
ミッチーと二人で話したのはその時が初めてに等しく、いろいろ話していたんだけれど、学部の卒業旅行の話をした時にミッチーの霊感の話になった。
なんでも、ミッチーは昔霊感がかなり強かったらしい。
でもそのことを心配していたおばあちゃんが亡くなってから段々と見えなくなり、卒業旅行でとある海外に行ってからほとんど見えなくなったとかなんとか。
ただ全く見えなくなったわけではないらしく、今でも時々見たり聞いたりすることがあるらしい。
大学図書館の書庫でこういうことが~とか、学部棟の階段を下りる時にこういうのが~って話は研究室にいるときにみんなと聞いていたし、誰も話していない研究室で突然
「なに!?」
とか言うミッチーの姿を見ていたから、へえ~そういうこともあるんだね~なんて話していた。
途中にふと自分の部屋のことが気になって、ミッチーに
「この部屋なんかいたりしないよね?(笑)」
なんて冗談半分で聞いたんだよね。
そしたらミッチー、突然テレビのある方向の天井付近をだんまりと見つめた後に、
「わたし、部屋にいる霊だとかそういうのは全然分からないんですけれど…」
と、いろいろと話をし始めた。
695:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:54:00.77ID:MgM7BeU/0.net
ミッチーがわたしの部屋に入って最初に感じたのは、
「この家、空気が重い」
だったそうだ。
湿度が高いから、空気がこもっているから、などが原因の重さではなく、何とも言えない重さだったと。
実際、その日暑かったから窓を開けて扇風機も回していたから、わたし自身も
「そうなんだよ!!」
と、それまでのことをミッチーに話した。
一人で部屋にいるとやる気が削がれるって話をしている時はまだなんともなかったんだけれど、金縛りが多くなった話をしたときくらいから空気が明らかに変わった。
実は私、金縛りにあったときは素知らぬふりをするか
「ごめんなさい」
って心の中で唱えるようにしていたんだけれど、一度だけ
「絶対負けないからな!!」
って心の中で抵抗したことがあるんだよね。
その瞬間ものすごく耳鳴りが酷くなった。
本能的に
「ヤバい」
と思ったわたしは、その後ひたすら謝り続け、いつの間にか耳鳴りも金縛りもなくなった…という話を笑いながらしたんだよね。
そしたら隣にいたミッチーは先程のテレビ上空あたりを凝視して、
「今手汗がヤバいです。…空気が黒くなりましたね。」
と、一言。
わたし自身笑って話しながらも、
「なんかヤバい」
って思うように空気が変わったのが分かった。
ミッチーには
「多分、自分たちの話をされているって思ったから、そうなったんじゃないですかね」
なんて言われたけれど、確かに金縛りの話は半分くらい
「もしや霊?」
なんて考えて話していたからかもって納得した。
696:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:56:25.03ID:MgM7BeU/0.net
しかし一番ヤバいと思ったのは、見覚えのない物音の苦情が入ったって話をしたとき。
一応言っておくと、ミッチーにこの話をしているときに
「霊なのかな~」
なんて話し方はしていない。
あくまでも、
「こういう苦情がはいったことがあったんだよね~」
っていう体で話をしただけ。
でも、ミッチーは身震いしだすまでに鳥肌立ってしまって、今までで一番空気が重く、黒くなったのがわたしでもわかった。
「まってまって、いや、別に馬鹿にしたわけじゃないんだよ!?」
「分かってますよ、でも多分…自分たちの話してるって思って、寄ってきたんじゃないですかね…」
とか、お互い平静を装いながら話していたけれど、心臓バクバクだったし、わたしは怖すぎて思わずミッチーの手を握ったわ。
そのときのミッチー、手が思いっきり冷たくて、冷たいのに手汗がやばくて、あ、これタブーだったのかも、と、話した後に思った。
その飲み会後妹に速攻で連絡を入れ、その日の出来事を話すと(もちろん家の外)、
「実はさ…」
と妹から今まで聞かされてなかった話を聞いた。
697:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)21:59:01.53ID:MgM7BeU/0.net
ちょっとややこしくなるから、妹と住んでいた物件をA、そうでない物件をBとする。
まず、Aの部屋に決めたのは実質、妹ではなく母やのごり押しが合ったからだという話。
AとBの二部屋どちらにするかとなった際、妹が選んだのはBの部屋だったらしい。妹もわたしが感じていた
「なんか嫌だな」
という感覚をAの部屋に抱いていたという。
しかし、立地や部屋の間取りもろもろが圧倒的によかったのはAの部屋だったため、母親がごり押しした結果、そこにきまったというのだった。
特に嫌だと感じるのは居間だったようで、確かに、家に帰って来て妹が居間にいることはほとんどなかったと思う。
「夜は居間に近づきたくないもん。よく分からないけれど、姉さん来るまで夜中居間には入らないようにしてたしさ。」
と言われた。
見覚えのない物音の苦情の件もずっと引っかかっていたみたいで、
「あの部屋もしかしたらヤバいかもしれないね」
と意見が合致したわたしたちは、霊感があるという妹の友人からアドバイスを受け、ひとまず玄関とベランダ、水回りの掃除の徹底をし始めた。
掃除を徹底するようになってから、居間に置いてあった何をしても元気にならなかった観葉植物がイキイキしはじめ、金縛りに合う回数も激減、なにより一人で家にいてもやる気が削がれるということがほとんどなくなったから驚いた。
そもそも掃除をもっときちんとやっておけばよかった話じゃね!?気のせいだったんだよ!!なんて笑い話にしていたけれど、やっぱりそうじゃないかもと再認識したのはその年の冬だった。
699:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:03:18.28ID:MgM7BeU/0.net
わたしには、大学時代から仲が良くて今でも時々電話する女の先輩がいる。
その日はコーヒー片手に先輩とベランダで電話をしていた。
近況報告からお互いの恋愛の話、などなど。確か霊感の話になったのは、パワーストーンの話をしていた流れでだったと思う。
先輩は東北地方出身で、小さいころからいわゆるそういう経験が多かったみたい。
霊感の強い人にあるあるらしい(?)
「身体の半身(上下ではなく左右)が鳥肌立った時はすげえなって笑われたけれど、こっちからしてみたらそれどころじゃないっていうのにさ~!」
というネタで笑った時だったかな。
そういえばって思って、夏にあった出来事を先輩に話したんだよね。
パワーストーンのくだりからちょっとだけ変な感じはしてたんだけれど、夏の出来事を話し始めてから明らかに自分の周りを纏う空気が変わったのが分かった。
(あ、これヤバいわ)と思った瞬時に思い、先輩に場所を変えます~と話してすぐさま自室へと戻った。
何かあったの~?と聞かれたので、実は…と夏にあった話、その話をし始めてからなんだかやばいなあと思って場所を移動した、という説明をした。すると先輩から、
「あのね、ずっと言おうか悩んでたんだけれど…実はね、霊感の話をしたあたりから受話器を持ってる側の半身が鳥肌止まらなかったんだよね」
と、言われた。
一番ひどくなったのは、わたしが夏の出来事を話し始めてからだという。
700:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:07:55.51ID:MgM7BeU/0.net
そして今春、妹も本格的に一人暮らしを始めるのを契機に部屋は解約し、わたしも新しい部屋へと引っ越した。
前の家からそこまで離れた場所ではないけれど、今度は自分でしっかり内見して、
「ここ!」
という部屋を借りた。
前の部屋での教訓もあり、掃除は怠らないようにしてる。特に水回り。
でもそれを抜きにしても、引っ越してからは一度も金縛りはおこってないし、何より家に帰ってくるのがものすごく楽しみになった。
この間遊びに来た友達に、もう時効かと思って
「そういえばさ~」
と前の部屋での出来事を話したら、
「わたし、前の家に泊まりに行ったとき、居間で一回も熟睡できたことないんだよね…」
「何でか分からないけれど、トイレがめちゃめちゃ怖かったんだよね…」
と続々といろんなことを告白をされた。
ちなみにその友達、今のわたしの部屋にも泊まりに来たんだけれど、問題なく爆睡できるらしい。
結局何があったとか、どうだったのか、真相は分からないままだけれど、やっぱり引っ越してよかったな~と心の底から思いました。
701:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/23(火)22:32:01.89ID:MgM7BeU/0.net
読みにくくってすみません…。
パソコンからの書き込みが規制されちゃったので、携帯から打ち込んでいました。
部屋を借りるときは内見した方がいいです。絶対。
引用元:何でもいいから怖い話を集めてみない?Part6
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1413974645/690-701
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