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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.13 (Thu) Category : 

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糞旦那とようやく他人になれたよ

2019.11.03 (Sun) Category : 人を信じすぎる人へ

179:↓名無しさん@おーぷん:16/03/24(木)22:48:15ID:0xE
やっとフリーになったー!
糞旦那とようやく他人になれたよ

私と元旦那は小梨で生きていこうと決めていたんだけど、突如元旦那が生でシたいので避妊は無しでお願いしますと言われた
妊娠したらその度におろせばいいじゃんだってよ

26で結婚して閉経まで何年あると思ってんだよ
その間に私は何回妊娠して何回胎児を●すの?
何回身体を傷付ければいいの?
ピルがあるとはいえ、妊娠しないわけではないんだよ

こう何度も説明しても胎児を●す罪悪感や妻の身体を傷付ける罪悪感より、自分の欲望を優先
やむを得ない場合は仕方が無いけど、避けて通れる道をわざわざ踏み込んでこんな事する意味がわからない
拒否したらしたで、元旦那の友人達が男の本能をわからない女だと責めてきた



180:↓名無しさん@おーぷん:16/03/24(木)23:00:38ID:0xE
その友人達に言ってやったよ
あんたらのその考えを奥さんや彼女に伝えてあげよっか?と。
人でなしと言い返されましたが、何で人でなしだと思うの?やっぱり悪い行為なんだね。
友達ってノリだけで自分達ができもしない事を煽るのはやめてよと言ったら口を噤んだ

元旦那は元義姉に〆られて、一応謝ってきた
これからは仲良くしようと擦り寄ってきたけど、お断り

ちょっとした意見の食い違いじゃん!夫婦たるもの、こんな事何度もあること。乗り越えなきゃじゃないの?
とあんぽんたんな発言
ちょっとした意見の食い違い?ふざけんな

話し合いで済めばよかったよ。でもあんたは友人を引き連れて
「生でやりたいの!妊娠したらおろして!治療費は嫁たんのお金で!」
と言いに来たんだよ
どれだけ屈辱かわからないかな?馬鹿!
そこまで言ったら泣きやがりました

そこからはトントン拍子に離婚話が進み、きっぱり他人になりました
今考えると、男性側にもパイプカットがある事を忘れていた
元旦那はそれが嫌でパイプカットのパの字も出さなかったのか、無知だったのかは今となってはわからないけど、離婚して本当によかった



181:↓名無しさん@おーぷん:16/03/24(木)23:22:49ID:H1o
>>180
毎回思うが
なぜ結婚したのか



183:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)00:32:37ID:lgN
>>180
あなたの体が無駄に傷つかなくてよかった!
離婚おめでとう!



184:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)00:38:11ID:oFj
>>180
パイプカットは子供がいないと出来ないよ

それは兎も角、離婚して良かったね!
パイプカットよりそいつをカットで正解だ
あそこをカットでも良かったかもw



182:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)00:21:57ID:YHw
>>180
男は子が欲しくなることがあるのだよ。



185:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)00:59:23ID:3UT
>>182
そういう男もいるのかも知れないけど、少なくともこの元旦那は
「デキたら中絶しろ(しかも毎回)」
と言ってるんだから子供が欲しくなったんじゃなくて単なる生でやりたい欲望丸出し人間なだけでしょ
この場合のレスとしては相当ずれてると思うけど



186:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)05:55:56ID:b43
ピル飲めばいいじゃん



187:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)06:21:43ID:V0T
ピルは100%避妊できる魔法の薬じゃないよ



188:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)06:33:53ID:nP2
飲まないよりまし



189:↓名無しさん@おーぷん:16/03/25(金)06:46:39ID:oFj
ピル飲むのとゴム付けるの、平行してするんだよ
避妊するならゴムは必須



引用元:今までにあった修羅場を語れ【その17】
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1457020072/179-189




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高校の敷地内にある井戸

2019.11.03 (Sun) Category : ミステリー・不思議な話

283:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:21:31.91ID:by+FRkPI0.net
もう随分前になる。俺がこの話を洒落怖に投稿したの。何年前になるんだろう。

この話を聞いたのは、高校1年のとき、入学したばかりのころだった。
日本史の担当をしていた先生が、この学校には曰くつきの場所があるんだよ、と教えてくれたんだ。

「井戸があるんですよ、ほら、あそこ、茂みの向こう…ここは高いから、わかりにくいかな」

先生は窓の外を指して、場所を教えてくれた。
俺たちのいた教室は5階にあったから、確かに見えない。
誰だったか、クラスメイトの一人が、あの駐車場のところ?って声を上げた。

「そう、駐車場の横の、茂みの奥に。碑も立ってますよ」

もう60歳ぐらいになるその先生は、授業を中断してまでその井戸の話をしてくれた。
入学したてとはいえ、授業は面倒臭い。皆静かに聞いていた。



284:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:22:06.51ID:by+FRkPI0.net
どうやら、俺たちの通うその学校は、ずっとずっと昔は城だったらしい。
室町時代に造られた城で、中々堅牢な城だったという。
非常に有名な某将軍と敵対して攻め滅ぼされたわけだが、激しい攻撃を受けても、長い間持ちこたえたそうだ。
けれど、結局水と食料が尽きて、落城した。

今だって田舎としかいえないところに建ってるわけだから、昔は本当に田んぼしかない場所だったはずだ。
落城は当然のことといえばその通り。しかし、城内の人間は頑なだった。

「身投げしたんです、あの井戸に」

水が尽き、もうどうしようもなくなった城に火が放たれ、燃え盛る業火の中、武士は皆切腹。
女性は全員、井戸に身を投げたらしい。
それほど落城が悔しかったのか、あるいは、辱めを受けるであろう今後の人生を憂えたのか…。
時代が時代とはいえ、凄惨な最期を遂げた城は灰塵となり、跡地には井戸だけが残ったという。

それから時は流れ、奇妙な噂が立ち始めた。
その井戸を覗き込むと、見えない何かに髪の毛を引っ張られるだとか、枯れているはずの井戸に顔が映るだとか、そうした目にあった人間は髪の毛が伸びる、だとか。



285:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:23:28.75ID:by+FRkPI0.net
「霧の深い日に、火の玉が浮かんでたなんて話もありますよ」

どうやら、身投げをした人たちの怨念が今も残ったままらしい。
まあどうせそんなオチだろうな、と思っていただけに、拍子抜けすらしなかった。
きっと、クラスの皆だってそうだったと思う。
その日は、そのままいつものように一日を終えた。

それからしばらく経った日のことだ。確か、三者懇だったかなんだったかで、半日で放課になる日だったと思う。
そろそろ初夏を迎えるころ、最近暑いよなって話を友人三人としていた。
そうしたら、ある一人の友人が、そうだ井戸行こう、井戸、と言いだした。

「井戸ってあれ?先生が言ってた」
「そうそう。今はもう慰霊碑も立ってるしさ、行ってみようよ」

俺も、他の友人も、異論はなかった。俺たちはバスで通っていたから、スクールバスが学校へ来るまでは暇だったし、ちょうどいい時間潰しになると思ったからだ。
慰霊碑が立ってるってことは供養もされているだろうし、こんな真昼間なら怖くない、って。

SHRが終わってすぐ、俺たちは井戸へ向かった。
教員・来客用の駐車場のすぐ横にある茂みの奥にあるのは、先生から聞いて知っていた。
茂みと言ったってそんなに深くもなければ大きくもない。ともすれば、駐車場側から碑が見えるようなところだ。
ちなみに、井戸の周りは、慰霊碑と井戸の曰くをつづった看板、そして井戸の名前を書いた碑が、それぞれ立っている。
俺たちは、あっさり井戸へ辿りつくと、一人ずつ覗き込んでみた。

「なんか見える?」
「いや、何にも。お前も覗いてみろよ」

そう言われて、俺も覗く。何も見えない。当たり前だ、枯れ井戸なんだから。
けれど、その井戸を覗き込んだ瞬間、なんだか背筋がひんやりとした。

(…なんか、気持ち悪い)

俺の率直な感想はまさにそれだった。
枯れている上、年月を重ねて積もった土のせいで、井戸というよりはただの穴だ。
しかも、落ちたって登ってこれそうな深さだというのに、それでもなんだか気持ち悪い。



286:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:25:00.68ID:by+FRkPI0.net
「拍子抜けした。ただの穴だな、あれ」

きっと皆つまらなかったんだろう、確かに碑と看板がなければ、本当にただの穴だ。
それに適当な相槌を打ちながら、俺たちは茂みの外へと出た。

「暑いな、今日」

まだ5月なのに、もう真夏なんじゃないかってぐらい暑かった。
茂みの外へ出た途端、汗が出るぐらい――いや、待て。おかしい。
俺は、思わず井戸のある茂みを振り返った。井戸の名前が書かれた碑が、茂みから顔を覗かせている。
そして、井戸はあの碑のすぐ後ろに、ある。

「なんだよ、どうしたんだ」
「…いや、別に」

友人に呼ばれ、止めていた足を動かす間にも、太陽はじりじりと照りつけ、汗が出てきた。
アスファルトのせいだろうか、遠くの方には薄い蜃気楼のようなものが見える。
暑い、本当に暑い。

でも、茂みの中は、とても涼しかったのだ。

俺たちが歩き、汗を流している場所から数メートル程度の場所で、碑が見える程度に草や木の刈られた場所にあるのに、あそこはとても涼しかった。
かといって風通しがいい場所では決してない。どちらかといえば、熱の籠もるような木々の生え方をしている場所だ。
それに気付いた途端、先程感じた気持ち悪さが再び俺を襲った。
なんとも言えない、怖いわけではない、どちらかというと悪寒に近い感じ。

それから俺は、一度もあの井戸へ寄りつかなかった。



287:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:26:09.27ID:by+FRkPI0.net
次の年、自殺者が出た。
俺たちの通っていた三年制の高校じゃあなく、同じ敷地にある、中高一貫六年制の生徒だった。
それが井戸と関係があるかと言われたら、今も昔もそういう風には思っていない。
でも、別の校舎の人間とはいえ、同じ学園に通う人間が自殺したわけだ。家に帰り、その話を兄貴にしたら、ああ、って顔をされた。
兄貴は、俺の通う学校のOBだ。

「俺の時もあったよ。三人ぐらい死んだ。あの学校、しょっちゅう人死にでるから」
「…自殺?」
「そう、自殺」

聞くところによると、わりと頻繁(といっても年に何人もってわけじゃあないが)に自殺者が出ているようだった。
学校の近くに、自殺の名所があることも関係してるんじゃなかろうか、とのこと。
この自殺の名所については割愛させてもらうが、それでもわりとよく聞く話だ。
でもさ、と兄貴は言う。

「皆、”曰くつきの井戸”ってのに気を取られて忘れてるんだろうけど、あの井戸で死んだのは女中ばっかりだ。どういうことかわかるか?」

俺は、その時初めて気付いた。
確かに、井戸に気を取られて忘れていたこと。

「武士たちが、炎の中で切腹して死んでいったのはどこだと思う?…お前たちが生活してる敷地だよ」

いいか、あの慰霊碑は井戸の慰霊碑だ。なあ、あそこ以外に慰霊碑なんてないだろ。
それを聞いて、鳥肌が立った。

今も、その高校はしっかり存在してる。
自殺者と、あの土地の曰くが繋がっているかどうかはわからない。
今の校舎は旧校舎を取り壊して作った新校舎で、すごく綺麗だから、井戸の話以外に怪談も聞かない。

あんまり怖くなかったな。長くなった。ここまで読んでくれた人、ありがとう。
そうだそうだ、もし井戸を見に行きたいって思っても、敷地内に勝手に入ると通報されちゃうから気をつけてくれよ。



288:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:32:46.26ID:by+FRkPI0.net
って、書いたんだ。新しい校舎だから今はどうってこないって書いたんだ。
卒業して随分経つから書くけど、嘘をついた。

続きがあるんだ。

井戸の話は全て本当。自殺者が出たことも、兄貴の在学中に人死にが出たことも。
でも俺は先生の言う火の玉なんて見たことはなかったし、信じてもいなかった。

俺は在学中、旧校舎に入り浸ってた。
その校舎は文学系の部室に使われるばっかりで、人付き合いが面倒くさかった俺は、長い休み時間はそこを使ってた。文系の部員だったから。



289:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:36:00.57ID:by+FRkPI0.net
旧校舎は胡散臭い昔話も多かったよ。でも、それも信じてなかった。
鎧武者の歩く音がするだとか、とっくに焼却炉は使用禁止なのに、何か燃える音や臭い、悲鳴がするだとか。
さっきも言った通り、俺は信じてなかった。
実際、そんな体験もしなかったし、古戦場も城跡も、いくらだって日本にはあるんだから。

俺は美術室にしょっちゅういたんだけど、そこに、俺と同じように、一人で弁当を食べに来てる奴がいた。
男子生徒で、学年は俺と同じだと言ってた。大きい学校だったし、進学クラスだの、そうでないクラスだので、クラスも多かったから、顔見知りじゃなくても不思議はなかった。



290:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:40:51.37ID:by+FRkPI0.net
美術室は日当たりもいいし広い。
何とは無しに仲良くなった。高三の頃の話だから、約一年近く、そいつと昼飯食べてたことになるな。
家はどこそこだ、クラスの連中はどうだ、テストがあれば、テストはどうだっただの、たわいもない話をした。
帰宅部だと言っていた。自転車で通っている、とも。名前もはっきり覚えてる。ちょっと変わった苗字だった。

卒業して、ついこの間までただのいい思い出だったんだ。同級生が結婚するってんで、高校の誰それも出席するとかしないとか。
名前を聞いたら、顔の思い出せない奴もいたから、卒業アルバム引っ張り出して確認してた。
ああこいつか、覚えてる覚えてる、って。



291:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:47:38.90ID:by+FRkPI0.net
それでふと、美術室にいたあいつを思い出した。
名前は覚えてるのに顔が思い出せなくて。

アルバムをめくって、めくって、探した。
いなかった。そんな名前のやつ。学年が同じなのは間違いない。
卒業式の前に退学した?いや、そんなはずもない。
だって、卒業アルバム用の写真が面倒くさかったとか、そんな話だってしてたんだ。覚えてるんだ。
なのに、いないんだ。

俺たちの学校は、制服だけじゃ学年の見分けがつかない。上履きの色で区別する。上履きの色は同じだった。
だから同じ学年なのは間違いなかった。

怖くなって、嫌な予感がして、もういい歳だってのに、兄貴に電話した。
◯◯って名前の男の子知ってるかって。
兄貴はOBだから、もしそいつに兄弟姉妹がいたら、わかるかもしれないと思ったんだ。



292:本当にあった怖い名無し:2019/10/29(火)00:55:28.30ID:by+FRkPI0.net
結論から言うと、兄貴は知ってた。
兄貴の代で死んだ男子生徒の名前だった。

さっきも言ったけど、俺たちの学校は上履きで学年を判別する。
新入生は、卒業生の色を履く。順番に順番に、色が巡る。
兄貴と俺は、その色が巡るスパンの関係で、同じ色の上履きだったんだ。

そういえば、美術室以外であいつに会ったことはなかった。
マンモス校だから、同じ学年でも過ごす階が違ったりするから…すれ違ったことすらなかったことに対して、いくらでも言い訳はできる。

でもな、なんとなく、悲しくなったんだ。
あいつは今でも美術室にいるんだろうか。
美術室しか居場所がないのか。美術室に思い入れがあるのか。話し相手、俺なんかで本当に良かったのか。

また長くなった。でも、どうしても吐き出したくて、書き残しておきたくて、書かせてもらった。
どこの高校かわかった人がいたら、お願いしたいことがある。美術室にいるやつは、少なくとも悪いやつじゃないんだと思うんだ。
よければ話し相手になってやってほしい。長い間、あいつがひとりぼっちだって気付けなかった俺の、精一杯のお願いだ。

読んでくれて、ありがとう。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?357
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1570877860/283-292




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通ってはいけない道

2019.11.03 (Sun) Category : ミステリー・不思議な話

1:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:07:13.14ID:r+fCV1+40
って小さい頃あったよな?学校の先生とか町内会とかに通るなって言われてるとこ。
その道、俺の所は階段だったんだが、それにまつわる話をふと思い出したので書いてく。



2:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:12:54.27ID:r+fCV1+40
本当に思いつきで書き溜めもしてないし、iPhoneからの書き込みで遅くなると思うが、暇なやつは見て行ってほしい。

上でも書いてる通り、大人の事情だとか色んな理由で通ってはいけないと言われている道が存在する学校って少なからずあると思う。
昔の生徒が悪さしたとか、登下校中の生徒がうるさいとか。
俺の所もそんな感じで、通るなって言われてる階段があった



6:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:26:32.56ID:r+fCV1+40
その階段と言うのも、これがまたおかしな作りなんだ。
大人になった今でも足を目一杯上げないと次の段にいけない。
一つ一つの段差が大きすぎるんだ。
俺たちチビッコからすれば腰より少し下ぐらいの高さの段差があった。
でもその頃はチビッコ、そんな階段すら楽しんでた。

そしてその時に、なんでここを通っちゃいけないのか?って疑問におもったんだ。
友達とたどり着いた答えが、その段差が原因なんじゃないか?という事だった。



4:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:19:45.03ID:r+fCV1+40
その階段の場所は小学校から100mほど歩いた所の道の脇にあった。
その小学校から丁度反対に100mほどの所が中学校。
周りはマンションや家が立ち並んでる。
その階段を上がってすぐ目の前に大きい公園があった。

家の場所によってはそこを通れば10分ぐらい近道できるんだけど、その階段を通らないと、ぐるっと遠回りしないといけないんだ。
そんなだから、通るなと言われてはいるが、その忠告を守る奴なんかほとんどいなかった。
この辺の小学生はほとんどその公園で遊ぶ為に、その階段を通ってた。



7:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:31:56.42ID:r+fCV1+40
段差が高すぎるもんだから、俺たちにはまだ危ないと先生達は考えてるんだろうと。
これはなかなか的を射た答えだと、俺達は仲間同士のみで納得してしまった。
それからも小学校を卒業するまで毎日の様にその階段を登り、公園で遊んだ。

そして小学校も卒業。中学校に入学する。俺は上で出た階段から100m程の所にある中学校へ入学した。
これまたこの中学校へ行こうとすると、階段を使えばすごく近道になった。
もちろん、当たり前の様に毎日その階段を通った。



8:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:37:13.80ID:r+fCV1+40
だが中学生になっても、その階段は通るなと言われ続けた。
体が成長して、小学生よりも簡単に階段を登れる様になっても、通るなと。

俺は運動部に入って毎日朝練に行ってたから知らなかったが、普通の登校時間になると不定期で中学校の先生が階段の所に立ってたらしい。本当にたまにで月一回ぐらいの頻度だったらしいが。
それで通ろうとする生徒を捕まえて指導してたそうだ。



9:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:41:37.05ID:r+fCV1+40
誰か見てるかな?

そんなこんなで中学生、思春期真っ盛りの俺は、夜中まで遊ぶことも多くなった。
友達の家で遅くまで溜まり、家に帰っては親と口喧嘩する毎日だった。
そんな生活を続けてたから、学校に行く回数も少しずつ減って行った。
無免許でバイクを乗り回したり、ここで言うDQNの様なものに成り下がってた。
その友達の家に行くにも階段を通るのは近道で、学校へ行かなくなっても毎日通ってた。



10:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:42:42.07ID:3e4xUrWL0
見てるぞ



15:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:47:31.82ID:r+fCV1+40
>>10ありがとう。

夜中に帰る生活を続けていると、その階段を通るのも夜中になる訳だ。
最初は何も感じず、何も考えず、今まで通り普通に通ってた。だがそんな生活が一年ほど続いた中学2年生の冬。
本当になんの前触れも、なにか出来事があった訳でもなく、俺はその階段が怖くなった。
言葉では言い表せない何かが、そこにある様な気がした。
でも学校にも行かず、無免許でバイク乗り回してるような調子に乗った中学生が、階段が怖いなんて言える訳がない。



11:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:43:46.35ID:taeomrK30
みてる



12:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:43:51.99ID:uoOyFVbB0
見てる
地元にもそんな道あったわ



14:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:45:41.93ID:u9sR/5BQ0
近道ならなんとなく使っちゃうわな。



16:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:48:14.72ID:JrcZH1Io0
地主が私道として作った路って結構そんな感じ
あると便利な場所に作ってるから不法侵入になると気づかずに通ってる奴多いんだよね
それで地主が代替わりすると揉め事になる



20:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:01:22.52ID:r+fCV1+40
>>16
そういうのもあったな。看板がデカデカと立てられてた。



18:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)11:52:03.97ID:r+fCV1+40
意外と見てくれてるんだな。
徹夜明けだが頑張る。

周りにそんな事を相談できるはずもなく、そこで階段を使わない様にもできたんだが、俺は階段を使い続けた。
単に近道だからって訳じゃなく、そんな意味のわからない理由で遠回りしたら俺は何かに負ける気がした。
ただの見栄というか、意地というか。
それでもその階段を使い続けたある日、友達の中でも一番信頼してる奴と2人きりになった。



20:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:01:22.52ID:r+fCV1+40
俺は思い切ってその友達に階段の話をした。
その友達は普段階段をつかわない場所に住んでて、その存在すら知らなかった。
おそらく興味本位で、その友達はその階段を見てくるってバイクで走って行った。
俺は恥ずかしい様ななんとも言えない気持ちで、その友達が帰ってくるのを待ってた。

しばらくして帰ってきた友達は、笑いながら
「何が怖いんだ?普通の階段じゃないか」
と馬鹿にしてきた。
俺は拗ねて、そのまますぐ帰った。
そしてその帰りも階段を通った。やっぱり何か違う。
でも何がおかしいかと聞かれても答えられない。
モヤモヤした感じで、そこから更に半年程経った。



21:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:09:50.34ID:r+fCV1+40
その半年の間も、俺はモヤモヤを抱きつつその階段を使ってた。
でもある日、友達の一人が、バイクで事故した。
俺達はそこからバイクを乗り回すことを控え、残り少ない中学校生活を送っていた。
ただ、暗くなってから階段を通るのはやはり憂鬱だった。

そんな毎日を送っていた俺は、階段が怖いと言う決定的な出来事に遭遇する。
たまたま遅くまで友達と喋っていて、気がつけば日付が変わっていた。
俺は帰り道にいつも通り階段を通ろうとした。



23:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:16:50.69ID:r+fCV1+40
でもその時、階段の下の方から

言い忘れてたけど、おれが帰る時は階段を降りる。
つまり、俺が上から階段の下を見下ろすと、男の子2人が階段をよじ登って来てたんだ。
はじめはこんな時間にあんな小さい子2人で?と思ったんだが、なんというか、これは体験した人にしかわからないと思うんだけど、ヤバイとおもったんだ。直感というか、理屈とかじゃない何か。
この階段が怖い理由はこれだって。

気付いたら走ってて、友達の家に駆け込んだ。
家にはまだ何人か友達が残ってて、俺は必死に説明した。



25:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:26:13.23ID:r+fCV1+40
そしたら友達の一人が、見に行こうぜって。
俺は止めたんだけど、みんな聞く耳を持たない。
バタバタと出て行くみんなを、俺は友達の家で見送った。
俺はまだあの出来事が信じ切れてなくて、もしかしたら俺は大嘘付きになってしまうんじゃないかと思ってた。

でもしばらくしてもみんなは帰ってこなくて、俺はそのまま友達の家で寝てしまってた。
友達の一人に起こされた時は、朝になっていた。
それで、その友達に昨晩出て行った友達の一人が、階段から転げ落ちたと聞かされた。



26:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:34:28.46ID:r+fCV1+40
詳しく聞くと、友達は全員自転車で出て行ったらしい。
その階段の上で止まり、上から階段を見下ろしてたそうだ。
何もないなと話していると、先頭に居た友達がゆっくり前に進み出した。
なんの違和感もないぐらいゆっくり。

それで気がついた時には遅く、自転車ごと階段から転げ落ちたと。
ただ不思議な事に、自転車はバラバラになってしまったのに、友達は無傷だった。
本当に無傷。擦り傷も打ち身も、小さいケガも全くなし。服が少し破れた程度だった。



27:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:38:53.03ID:r+fCV1+40
本人に聞いても、気付いたら階段から落ちてたとしか言わなかった。

俺はその出来事から階段を使うことをやめ、学校にも毎日行く様になった。
もちろん学校へ行くのにも階段は使わなかった。
そしてその後何事もなく中学を卒業。猛勉強の末ギリギリ高校へも入学できた。

高校になってからも階段は使わず。それが当たり前になって来た頃に、小学校時代の担任にばったり出くわした。



28:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:50:43.68ID:3e4xUrWL0
ついに真相が明らかに



29:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)12:56:50.75ID:v7ABZgCY0
飯食ってんなよwwww

続きはよう!



31:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)13:47:20.20ID:NXQWOTpK0
続きはやく



32:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)15:44:24.92ID:taeomrK30
はよー、気になるよー



35:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)16:58:31.02ID:mQJl0p9R0
夕飯まで食ってるのかー



36:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)17:26:19.92ID:sYQ9psM00
おい・・・








おいwwwwwwwwwwwwwww



37:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)17:43:16.31ID:BoEzKyJk0
すまん、寝落ちしてた
他愛のない世間話をしていたが、俺の脳裏を階段のことがふっとよぎる。
思い切って聞いてみると、ものすごく嫌そうな顔でポツポツと教えてくれた。

まず最初に周りの住宅街について。
これは一軒家や住宅を建てる為に、元々墓地があった場所を取り壊したらしい。
墓地があった場所に無理やり家を建てた。

そこらへん一帯の家はほとんど墓地の上に立ってるらしく、そこの住人は当たり前かのように心霊現象というものを体験している。
また別の時、ある友達の家がそこにあったんだが、たったの数時間居ただけで手が見えたってぐらい本物。



38:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)17:56:29.12ID:BoEzKyJk0
で、まぁその墓地はまた別の場所に移されたとのこと。

そして階段を登ってすぐの公園。
後出しになるんだが、この公園がなかなかデカイ。
近所のおじちゃんがランニングに使ってたり、中学の部活動で走り込みをやってることもある。
この公園の一番奥、少し目に着きにくい所に祠があるそうな。真っ二つにヒビがはいった祠が。
祠の周りにはフェンスが立てられて、近づくことはできない。

この祠、どれだけ調べても何を祀っているのかわからないんだと。
なんの為にあるのかが全くわからないらしい。
更にその祠、基本的には触らないことちなってるんだが、何者かがフェンスに侵入し定期的にお供え物を供えていくそうだ。
町内会では注意を呼びかけやめる様に言ったらしいが、なくなる事はなく、今現在でもお供え物は続いてる。



39:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)19:08:57.89ID:BoEzKyJk0
それから小学校の近くには、身寄りのない人達の共同墓地って言うのかな。そんなのもある。
そしてその近くには、毎年の様に自殺者が出る県営住宅。
この県営住宅は、昼間でも身構えてしまう程の雰囲気がある。

壁は落書きだらけ、電灯は交換されてないからカチカチしてるし、全体的に薄暗い。
そんなだから、噂か真実かは別としてそういう類の話が絶えない。
そこに住む知り合いの話なんだが、ドアを開けた瞬間人が落ちていったんだと。物凄い音がして、恐る恐る下を覗き込んでも誰もいなかったとか。



40:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)19:17:47.27ID:BoEzKyJk0
そして中学校。
ここは昔戦争で物凄い数の人が亡くなった時、やり場に困った遺体がゴロゴロと転がってたそうだ。
公園の祠は、その人たちを治める?為なんじゃないかと言われてる。

そしてあの階段。

この階段は戦後作られたそうなんだが、幼い兄弟がその高さ故に階段から落ちて亡くなってしまったらしい。
俺はそれを聞いた瞬間ゾクッとした。だって、あの時見た男の子がその兄弟だったとしたら。全て話があってしまう。
俺は内心怖がりながらも、その先生に言われるがままに階段に向かった。



41:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)19:23:20.93ID:BoEzKyJk0
階段を登って、周りを見渡す。
始めは意味がわからなかったが、なんで階段以外の話も聞かされたのかがやっとわかった。

前を向けば祠のある公園。
右を向けば共同墓地と県営住宅。
左を向けば中学校。
後ろを向けば墓地の上に建てられた住宅。

全方向どこを向いても、そういう物に囲まれてた。

「あそこから見てる」
先生はそう言って山を指差した



42:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)19:29:21.93ID:BoEzKyJk0
指差した先は山の中腹あたりにある墓地。この見え方がまた気持ち悪い。
少し横にずれると住宅で隠れてしまうのだが、その階段からはしっかり見えてしまう。
その墓地に、昔ここにたってたお墓を全部移動させたそうだ。
だからあそこから見てるんだと。

この辺りで俺は、中学校の先生がたまに見張ってたことを思い出した。



43:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)19:37:44.36ID:BoEzKyJk0
その事を先生に聞くと、いわゆる兄弟の月命日、毎月一回は教師が立ち、異変がないか見ていたとのことだった。
だから先生が立ってたのは月一回だけだったと。
俺は気持ち悪いのかスッキリしたのかわからず、先生と別れて家に帰った。

それから後日、階段の兄弟の件を調べてみた。ネット、図書館へも行ったが何の収穫もなし。
先生の俺を怖がらせる嘘だと思ったが、それにしては話ができすぎていた。

戦後の荒れた時代だったから何も残らなかったのだろうか。ただの言い伝えなんだろうか。真実はわからない。



45:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)20:52:21.58ID:JfEg5dgj0
へぇ~



47:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)22:01:30.57ID:lTNnZiU20
あれ以来階段にはいってません。
結局俺の幻覚だったのかもしれないし、本当に何かがいたのかもしれない。
ただ、今でも俺みたいな小学生や中学生は毎日通ってると考えると、恐ろしいきもちになる。
あれだけの人間が階段を使っていて、異変を感じたのは俺だけ。階段から落ちた友達も何も感じたりはしていなかった。

でも裏にある話と照らし合わせると、やはり何かがあると確信できる。
先生はじぶんで
「霊感はないが」
と前置きしてから、この街には何かがあると断言していた。
それは俺も間違いないと思う。
後半グダグダになりましたが、一応これで終わりです。質問あればどうぞ



48:名も無き被検体774号+ 2014/12/23(火)23:29:19.03ID:JrcZH1Io0
階段の怪談





49:名も無き被検体774号+ 2014/12/24(水)01:23:44.89ID:1tgV2fhy0

おもしろかったよ

>>48
くそ、こんなので!



50:名も無き被検体774号+ 2014/12/24(水)08:31:37.90ID:jo/4czzN0
夜中に発見したがビビって今読んだぜ
楽しめたよ乙



引用元:通ってはいけない道
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1419300433/




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