都市伝説・・・奇憚・・・blog
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親父が呼ぶ声
2020.02.29 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
561:本当にあった怖い名無し:2009/05/07(木)19:51:12ID:xLoaO3zw0
流れを読まずに投下します。
風呂の無い家に住んでた高校の頃の話。
親父が22時頃、一人で近所の銭湯へ出かけて行った。
銭湯は国道を挟んで反対側にあり、国道には歩道橋が掛かってる。
距離は直線で50m無いくらいのトコ。
だから家を出て銭湯に着くまで、どこを歩いてても俺の部屋の窓から姿が見える。
親父が出て10~15分した頃、自室でテレビを見てたら外から声が。
デカイ声で
『お~い○○(俺の名前)!』
って。
明らかに親父の声だった。が、窓を開けると親父の姿は無い。
人通りはあったけど、声の主らしき人も見当たらなかった。
??と思いながらも窓を閉め、またテレビを見ていたが、25時過ぎには寝てしまった。
ちなみに親父は銭湯行ったまま飲みに行ってしまう事が多く、その日も俺が寝るまで帰って来なかった。
夜中3時頃、母親が俺のところに来て
『○○(俺の名前)、お父さんがアンタの事呼んでない…?』
と。
窓を開けて良く見ると、歩道橋の銭湯側、階段下部に親父が倒れてる。
酔って脚を滑らし転げ落ちたらしい。
んで、動けないから俺の名前を叫んでたとの事。
頭切ってて、結局救急車で運ばれたんだけど。
ケガする数時間前に聞いたあの声はなんだったんだろう?と、ふと思い出した。
親父はもう他界してるので、今となっては謎のまま。。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part52
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1239716040/561
.
流れを読まずに投下します。
風呂の無い家に住んでた高校の頃の話。
親父が22時頃、一人で近所の銭湯へ出かけて行った。
銭湯は国道を挟んで反対側にあり、国道には歩道橋が掛かってる。
距離は直線で50m無いくらいのトコ。
だから家を出て銭湯に着くまで、どこを歩いてても俺の部屋の窓から姿が見える。
親父が出て10~15分した頃、自室でテレビを見てたら外から声が。
デカイ声で
『お~い○○(俺の名前)!』
って。
明らかに親父の声だった。が、窓を開けると親父の姿は無い。
人通りはあったけど、声の主らしき人も見当たらなかった。
??と思いながらも窓を閉め、またテレビを見ていたが、25時過ぎには寝てしまった。
ちなみに親父は銭湯行ったまま飲みに行ってしまう事が多く、その日も俺が寝るまで帰って来なかった。
夜中3時頃、母親が俺のところに来て
『○○(俺の名前)、お父さんがアンタの事呼んでない…?』
と。
窓を開けて良く見ると、歩道橋の銭湯側、階段下部に親父が倒れてる。
酔って脚を滑らし転げ落ちたらしい。
んで、動けないから俺の名前を叫んでたとの事。
頭切ってて、結局救急車で運ばれたんだけど。
ケガする数時間前に聞いたあの声はなんだったんだろう?と、ふと思い出した。
親父はもう他界してるので、今となっては謎のまま。。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part52
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1239716040/561
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隣のイギリス人
2020.02.29 (Sat) | Category : オカルトでも笑いたい人へ
621:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)18:02:19.37ID:R6rcKj4IO
ある夏の日、隣人のイギリス人が玄関前で円を描いて回っていた
なにをしているのか尋ねると、コワイコワイと震えながら言う
とりあえず親から届いた野菜を分けてやるから待ってろと伝え、汗が気持ち悪かったのでシャワーを浴びてから部屋を出るとイギリス人はまだ玄関前でグルグル回っていた
とりあえず話を聞いたところ
「オバケ!ゴースト出タヨ!」
とのこと
なんでも部屋でくつろいでいると、床の間に幼女が座っていたらしい
知らんがなと思いつつ、蚊にたかられ始めたので部屋にあげてやった
ついでに自分だけ、イギリス人の部屋に凸したが幼女には出会えず
「なんもおらんがな」
「オッタガナ」
のやりとりの後、埒があかないのと、蚊に刺されたところが痒くてイライラしたので家にあった愛宕山の火事除けお札と野菜を渡して追い返した
「これは愛宕山の霊験あらかたなお札である。選ばれし者しか手に出来ない貴重なものだが、あんたは友達だから貸してやる。ついでにこの野菜はムノーヤクであるから、神への捧げ物に最適だ」
と適当に言ったら、
「oh!あなた親切ネ!日本人ダイスキ!」
と喜んで帰って行った
次の日、目の下に隈をつけたイギリス人が
「オフダ、凄カタヨー。コレ、オスソワケ」
とお礼を言いに来た
貰った料理はまずかったので、イエスに捧げてから捨てたと見せかけて食べた
お腹壊した
なんだあの筑前煮
625:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)21:08:52.18ID:SRomR1OI0
>>621
オフダの凄さがどうだったか気になるな
628:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)22:00:27.26ID:ngVu0ZWV0
>>621
幼女? 座敷わらしだったんじゃね?
627:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)21:50:30.75ID:PGgEiqwM0
>>621
さすがイギリス人、安定の料理の不味さ
633:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)23:43:04.61ID:R6rcKj4IO
>>627
スコーンは美味かったよ!
メインをはしょりすぎてたw
お札を持って部屋に帰ったイギリス人、床の間のある奥の部屋へ→
まだ床の間にいる!(歓喜の悲鳴が聞こえてたがスルーした)→
あげたキャベツを投げつける→
幼女に無視される→
ムノーヤク!と叫びながらお札握りしめ突進→
幼女位置替え→
ムノーヤクry
で、最後は消えたらしいよ
うぜーって思いつつ、さっさと寝た
だからイギリス人がいつまでやってたのかは知らない
愛宕山のお札すごいよね、夜中に頑張って登った甲斐があったよ
効力は三年間らしいから、そろそろまた登ってくるわ
634:忍法帖【Lv=3,xxxP】:2011/06/06(月)01:19:37.76ID:t8Wg0kvc0
ほほう、火事除けってすごいんだなw
イギリス人うぜえって感じで幼女が消えた感があるなあ
ユートピア然り、意表をつく感じの行動が彼らを怯ませるか…
635:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)01:30:24.94ID:fLEf1WyjO
>>633
>ムノーヤク!と叫びながらお札握りしめ突進
違うだろw
637:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)06:48:42.00ID:vDaC7XUHi
>>633
クソワロタw
イギリス人可愛いなw
639:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)10:59:09.72ID:Tc919h230
ムノーヤク!
641:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)12:40:02.75ID:0FZOQ0rV0
>>621
>貰った料理はまずかったので、イエスに捧げてから捨てたと見せかけて食べた
> 捨てたと見せかけて
……なぜ食べる
642:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)13:03:23.33ID:nVGJ2lvu0
何故捧げて捨てたと思わせるw
643:忍法帖【Lv=1,xxxP】:2011/06/06(月)18:59:46.84ID:4/yng7nY0
>ある夏の日、隣人のイギリス人が玄関前で円を描いて回っていた
なんでこれをスルーしてんだおまいらw
667:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:33:40.45ID:3XCfC+9dO
無理に体験しよう意気込まない方が、遭遇時に楽しめる…と思ってる0感
再びイギリス人の話
日本大好きなイギリス人は日本文化や骨董品に興味津々(アニメもな)
以前、古い日本の家具を売ってる店はないか?と聞かれ、近所の骨董屋や時折開かれる蚤の市的なものを紹介した
いそいそと通っていたが、高価だったり程度が悪すぎたりで気に入った品は手に入れられないようだった(聞いてないのに勝手に喋る。煩い)
その頃、大学の友人が実家を立て直すと言うので、手伝うことにした
古い家だったので物が多い。家具なんかほぼ廃棄の予定。皿や掛け軸もあった
こりゃいいわ、とイギリス人を連れて行った
イギリス人は
「お前は引越センターの兄ちゃんか」
と言いたくなる働きを見せ、報酬として大量の戦利品をトラックに積んで帰って行った
自分はオッサンの秘蔵の日本酒を貰って帰った
オッサンは涙目だった
668:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:34:14.72ID:3XCfC+9dO
数日後、イギリス人が
「部屋見ニキテ下サイ」
と煩いので野菜を持って凸した
汚い箪笥や姿見を飾った部屋には、イギリス人の友人の外国人数人も来ていた
幼女が出た床の間には、愛宕山のお札と掛け軸が飾ってあった
無駄にデカい異邦人共に
「クール!」
「テンプゥラ!」
と囃し立てられながら、持って行った野菜で天ぷらを作った
鍋は友人宅から貰って来た銅鍋で、テンプゥラは最高の出来だった
しかし、ひとりの異邦人の様子がおかしい
「この絵、恐いデス」
とか言って震えている
669:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:35:42.18ID:3XCfC+9dO
お前が怖いわ、デカい図体して震えんなと思い、
「キメェ」
と言ったら
「分かりますか!あのお爺さん、恐いデス!」
と喜ばれた
異邦人の話を要約すると、掛け軸から爺が出てこようとしている、顔が恐い、ヤバいから絵を捨てろ、とのことだった
赤い顔したイギリス人は
「シッケイな!」
と怒っていた
面倒臭いし飯が不味いので
「愛宕のお札が守ってるからノープロブレム」
とだけ言って、帰って風呂に入って寝た
お札返せと言いたかったが、額縁に入れられて花なんかも飾ってあったのでうちの台所に剥き出しで貼ってあるよりはいいかと思い、未だに言い出せず
あんまり怖くないな、ゴメン
ちなみにドイツ人は
「幽霊はいない」
とクール!だった
670:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:52:50.12ID:3XCfC+9dO
あとイギリス人には老人は見えていないようだった
騒いだのはアメリカ人(脳味噌まで筋肉で出来てそうなムキムキマッチョマン)
エイリアンみたいな老人が絵から出てくる!ってなんだよ
日本語喋れよ
677:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)13:13:27.35ID:s5RJDf+ZO
エイリアン風の老人ってぬらりひょんみたいな感じかな?
ぬらりひょんのイメージって、頭がエイリアンみたいに後ろに長いよな。
700:本当にあった怖い名無し:2011/06/08(水)23:25:16.71ID:Ho0XlbvTO
>>677
なるほど、ぬらりひょんか!てっきり、絵から抜け出る為に頭が伸びてんのかと
ちなみに友人曰く
「あの姿見、爺さんが映るぞ」
と言っていたがアメリカ人もイギリス人も見ていないようだ。良かったね
671:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)06:34:02.48ID:yIPCCJLFO
さすがはドイツ人。
700:本当にあった怖い名無し:2011/06/08(水)23:25:16.71ID:Ho0XlbvTO
>>671
www
「幽霊はいない。いないものは怖くない。いないものを見ることは出来ない。だが我が国には、かつて魔女が存在したと信じる人もいる」
みたいな事を流暢な日本語で喋ってた
KYだが常識人だ
引用元:【全米が】なんか笑える霊体験18【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1303053030/621-700
.
ある夏の日、隣人のイギリス人が玄関前で円を描いて回っていた
なにをしているのか尋ねると、コワイコワイと震えながら言う
とりあえず親から届いた野菜を分けてやるから待ってろと伝え、汗が気持ち悪かったのでシャワーを浴びてから部屋を出るとイギリス人はまだ玄関前でグルグル回っていた
とりあえず話を聞いたところ
「オバケ!ゴースト出タヨ!」
とのこと
なんでも部屋でくつろいでいると、床の間に幼女が座っていたらしい
知らんがなと思いつつ、蚊にたかられ始めたので部屋にあげてやった
ついでに自分だけ、イギリス人の部屋に凸したが幼女には出会えず
「なんもおらんがな」
「オッタガナ」
のやりとりの後、埒があかないのと、蚊に刺されたところが痒くてイライラしたので家にあった愛宕山の火事除けお札と野菜を渡して追い返した
「これは愛宕山の霊験あらかたなお札である。選ばれし者しか手に出来ない貴重なものだが、あんたは友達だから貸してやる。ついでにこの野菜はムノーヤクであるから、神への捧げ物に最適だ」
と適当に言ったら、
「oh!あなた親切ネ!日本人ダイスキ!」
と喜んで帰って行った
次の日、目の下に隈をつけたイギリス人が
「オフダ、凄カタヨー。コレ、オスソワケ」
とお礼を言いに来た
貰った料理はまずかったので、イエスに捧げてから捨てたと見せかけて食べた
お腹壊した
なんだあの筑前煮
625:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)21:08:52.18ID:SRomR1OI0
>>621
オフダの凄さがどうだったか気になるな
628:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)22:00:27.26ID:ngVu0ZWV0
>>621
幼女? 座敷わらしだったんじゃね?
627:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)21:50:30.75ID:PGgEiqwM0
>>621
さすがイギリス人、安定の料理の不味さ
633:本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日)23:43:04.61ID:R6rcKj4IO
>>627
スコーンは美味かったよ!
メインをはしょりすぎてたw
お札を持って部屋に帰ったイギリス人、床の間のある奥の部屋へ→
まだ床の間にいる!(歓喜の悲鳴が聞こえてたがスルーした)→
あげたキャベツを投げつける→
幼女に無視される→
ムノーヤク!と叫びながらお札握りしめ突進→
幼女位置替え→
ムノーヤクry
で、最後は消えたらしいよ
うぜーって思いつつ、さっさと寝た
だからイギリス人がいつまでやってたのかは知らない
愛宕山のお札すごいよね、夜中に頑張って登った甲斐があったよ
効力は三年間らしいから、そろそろまた登ってくるわ
634:忍法帖【Lv=3,xxxP】:2011/06/06(月)01:19:37.76ID:t8Wg0kvc0
ほほう、火事除けってすごいんだなw
イギリス人うぜえって感じで幼女が消えた感があるなあ
ユートピア然り、意表をつく感じの行動が彼らを怯ませるか…
635:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)01:30:24.94ID:fLEf1WyjO
>>633
>ムノーヤク!と叫びながらお札握りしめ突進
違うだろw
637:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)06:48:42.00ID:vDaC7XUHi
>>633
クソワロタw
イギリス人可愛いなw
639:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)10:59:09.72ID:Tc919h230
ムノーヤク!
641:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)12:40:02.75ID:0FZOQ0rV0
>>621
>貰った料理はまずかったので、イエスに捧げてから捨てたと見せかけて食べた
> 捨てたと見せかけて
……なぜ食べる
642:本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月)13:03:23.33ID:nVGJ2lvu0
何故捧げて捨てたと思わせるw
643:忍法帖【Lv=1,xxxP】:2011/06/06(月)18:59:46.84ID:4/yng7nY0
>ある夏の日、隣人のイギリス人が玄関前で円を描いて回っていた
なんでこれをスルーしてんだおまいらw
667:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:33:40.45ID:3XCfC+9dO
無理に体験しよう意気込まない方が、遭遇時に楽しめる…と思ってる0感
再びイギリス人の話
日本大好きなイギリス人は日本文化や骨董品に興味津々(アニメもな)
以前、古い日本の家具を売ってる店はないか?と聞かれ、近所の骨董屋や時折開かれる蚤の市的なものを紹介した
いそいそと通っていたが、高価だったり程度が悪すぎたりで気に入った品は手に入れられないようだった(聞いてないのに勝手に喋る。煩い)
その頃、大学の友人が実家を立て直すと言うので、手伝うことにした
古い家だったので物が多い。家具なんかほぼ廃棄の予定。皿や掛け軸もあった
こりゃいいわ、とイギリス人を連れて行った
イギリス人は
「お前は引越センターの兄ちゃんか」
と言いたくなる働きを見せ、報酬として大量の戦利品をトラックに積んで帰って行った
自分はオッサンの秘蔵の日本酒を貰って帰った
オッサンは涙目だった
668:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:34:14.72ID:3XCfC+9dO
数日後、イギリス人が
「部屋見ニキテ下サイ」
と煩いので野菜を持って凸した
汚い箪笥や姿見を飾った部屋には、イギリス人の友人の外国人数人も来ていた
幼女が出た床の間には、愛宕山のお札と掛け軸が飾ってあった
無駄にデカい異邦人共に
「クール!」
「テンプゥラ!」
と囃し立てられながら、持って行った野菜で天ぷらを作った
鍋は友人宅から貰って来た銅鍋で、テンプゥラは最高の出来だった
しかし、ひとりの異邦人の様子がおかしい
「この絵、恐いデス」
とか言って震えている
669:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:35:42.18ID:3XCfC+9dO
お前が怖いわ、デカい図体して震えんなと思い、
「キメェ」
と言ったら
「分かりますか!あのお爺さん、恐いデス!」
と喜ばれた
異邦人の話を要約すると、掛け軸から爺が出てこようとしている、顔が恐い、ヤバいから絵を捨てろ、とのことだった
赤い顔したイギリス人は
「シッケイな!」
と怒っていた
面倒臭いし飯が不味いので
「愛宕のお札が守ってるからノープロブレム」
とだけ言って、帰って風呂に入って寝た
お札返せと言いたかったが、額縁に入れられて花なんかも飾ってあったのでうちの台所に剥き出しで貼ってあるよりはいいかと思い、未だに言い出せず
あんまり怖くないな、ゴメン
ちなみにドイツ人は
「幽霊はいない」
とクール!だった
670:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)04:52:50.12ID:3XCfC+9dO
あとイギリス人には老人は見えていないようだった
騒いだのはアメリカ人(脳味噌まで筋肉で出来てそうなムキムキマッチョマン)
エイリアンみたいな老人が絵から出てくる!ってなんだよ
日本語喋れよ
677:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)13:13:27.35ID:s5RJDf+ZO
エイリアン風の老人ってぬらりひょんみたいな感じかな?
ぬらりひょんのイメージって、頭がエイリアンみたいに後ろに長いよな。
700:本当にあった怖い名無し:2011/06/08(水)23:25:16.71ID:Ho0XlbvTO
>>677
なるほど、ぬらりひょんか!てっきり、絵から抜け出る為に頭が伸びてんのかと
ちなみに友人曰く
「あの姿見、爺さんが映るぞ」
と言っていたがアメリカ人もイギリス人も見ていないようだ。良かったね
671:本当にあった怖い名無し:2011/06/07(火)06:34:02.48ID:yIPCCJLFO
さすがはドイツ人。
700:本当にあった怖い名無し:2011/06/08(水)23:25:16.71ID:Ho0XlbvTO
>>671
www
「幽霊はいない。いないものは怖くない。いないものを見ることは出来ない。だが我が国には、かつて魔女が存在したと信じる人もいる」
みたいな事を流暢な日本語で喋ってた
KYだが常識人だ
引用元:【全米が】なんか笑える霊体験18【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1303053030/621-700
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出ていけ
2020.02.29 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
304:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:47:56ID:LEP1S62d0
12年前。神戸・・・
A氏M子カップルは、市内の鉄筋4階建てではあるが築ウン十年の古びたアパートの2階に暮らしていました。
2人は、3年ほどそこで同棲していました。
A氏(広告系リーマン)は兄(輸入系リーマン)の親友(タメ)。
M子(カメラマン助手)は、私(写真部系高校生)にとても優しくしてくれました。
だから、近くに住んでいる私も兄と一緒にA氏M子のアパートによく遊びに行ってました。
そのうち、A氏M子カップルの結婚式の日取りが決まりました。
(私たち週末乱入族のおかげか、授かり結婚ではありませんでした。)
とある10月結婚式当日、式もとどこおりなく終了。
2次会も盛り上がり、友人各位13名は新婚さんの部屋に乱入。
仕事の都合により新婚旅行は延期になったとはいえ、新婚さんの初夜のその部屋に私も乱入していました。
二人の初夜のその部屋は、2部屋の普通の間取り。
そこに13人ほど・・・
遅くまでワイワイやってましたが、さすがに夜も更けごろ寝することになりました。
お酒も入っていて、13人全員が泊まることになりました。
ありったけの布団系のものを引っ張り出してごろ寝。(寝袋まで引っ張り出してた。)
13人が一気に泊まったので私の寝転ぶスペースが無い・・・
いちおう私は女子なので、布団の引っ張り出されたあとの押入れの下のスペースをもらいました。
夜中の3時頃だったと思います。
さすがに皆さん酔いつぶれたのかすっかり寝入ってる様子。
ちょっと興奮してる私はあまり寝つけ無くて、毛布に包まって目をつむっていました。
305:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:49:04ID:LEP1S62d0
常夜灯の光の中で、披露宴のことを思い出したりしてました。
何人かのいびき系のものが聞こえるほかは、何も聞こえない。
そんな時、いびき・寝息以外の何かがどこからか聞こえてきました。
遠くで、低い声っぽく聞こえました。
おじさん系のぶつぶつとつぶやく感じだけど、よくわからない。
外の声?
いや、遠く聞こえるけど、近いかも?
部屋のどこかからという感じがしました。
寝言だ。と、心の中で半笑いし、その声の主を探そうと辺りを見回しました。
けど、暗いのであまりわからない。
声に集中しました。
ぶつぶつとつぶやく声は、私の足元方面から聞こえてきます。
気のせいか少し声が大きく聞こえてきた。
声は遠くなく、かなり近いかも。足元方面。
その声の不気味さに、寝言とはいえちょっと怖い感じになってきた。
「?・・・あれ?」
そう思ったとたん、気持ち悪い圧迫感を感じ全身が痙攣したように動かなくなってしまった。
ああっ・・・金縛り・・・いやだ・・・
キーーーーーーーンと耳鳴り。
金縛りの経験は初めて、全身嫌な汗をかき痙攣したような・・・・
「た・・・す・・・・け・・・・て・・・・」
心の中で叫んだ。恐怖で総毛立った。
306:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:50:16ID:LEP1S62d0
押入れで寝ている足元に、何かぼうっと光ってるのが見えた。
不気味な声もすこしづつ大きくなっていき、声の大きさに合わせてひかりも青白く大きくなってきた。
「・・・で・・・・・・・・・・い・・・け・・」
不気味な声は私の耳元で聞こえる感じ。
青白い光はじわりじわりと大きくなってきた。
あっ・・と思った。
そのひかりは人の顔をしていた。
しわのある怒りの表情のおじいさんの顔。
リンゴくらいの大きさが、どんどん大きくなってくる。
そして声も大きくなる。
「でて・・いけ・・・でていけ・・・でていけ・・・」
バレーボールくらいに大きくなって、目の存在を確認してしまった。
一瞬、しっかりと私と目があった。
完全に私をターゲットにしてる!!!
「出て行け・・・出て行け・・・出て行け・・・」
もう、怖いとかそんな陳腐な言葉では言い表せない・・・恐怖。
「出て行け!出て行け!出て行け!」
もう、声も怒りの声になっていました。
307:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:51:23ID:LEP1S62d0
私は金縛りのまま、気を失えるでもなく、顔から目をそらせてお祈りした。
「出て行きます。今すぐ出て行きます。・・・」
何度も何度も繰り返しました。汗だくになってるのがわかる。
「出て行け・・・」
少し声が小さく聞こえたかと思うと、それが最後の言葉でした。
不意にガクンと金縛りが解けて、声も顔も消えて、何人かの軽いいびきと寝息のみの静寂になっていました。
耳鳴りも消えていました。
私の荒い息使いが、押し入れの中で広がるばかりでした。
その後、私は半泣きになりながら押入れから出て、M子さんの横に毛布を引きずっていていきました。
目が覚めたM子さんは
「どうしん?」
って聞いてきた。
「ちょっとだけ怖い夢見て・・・。」
といった後くすっと笑ってみました。
せっかくの結婚式の夜にこんな話も出来なかったですから。
M子さんは、私の頭をなでながら
「そうなんや、平気、平気、大丈夫。」
って添い寝してくれました。
実を言うとA氏が好きだったけど、M子さんのほうがもっと好きです。
でも、あのおじいさんの顔・・・目・・・声・・・いまだに忘れられません。
308:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:52:34ID:LEP1S62d0
翌朝、目が覚めたらM子さん他数人は既に仕事に出かけ(日曜なのに・・)
残りの人たちで、ファミレスでブランチをして解散。
あの押し入れのおじいさんの話は誰にもしませんでした。
A氏M子夫婦さんは私にとって尊敬する人で、その人たちの部屋で出たなんて言えません。
例えそれが夢だとしても、そんな気の悪いことは口が裂けても言えませんでした。
夢だと思いたかったですし・・・
後日、M子さんと二人で昼食する機会が出来ました。
おバカな雑談あとM子さんは笑顔をそっとしまって、変な話だけどと話題を変えて言い出しました。
「あそこ、ヤバイのがいるっぽい。」
「ヤバイ?」
「そう。いわゆる幽霊・・・・・」
M子さんもあの青白いおじいさんを見たことを話し始めました。
ほとんどあの夜のおじいさんと同じ!!!!
あの夜私に起きたことをM子さんも気が付いたと思いました。
でも、気が付いてないみたいな感じでM子さん一人で話を進めて行きました。
309:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:54:21ID:LEP1S62d0
「もう、ダメあそこ・・・」
M子さんは、引越しをしたいらしい。
そりゃ、私もその気持ちわかります。
あれは怖い!!!
「Aになんて言えばいいのかなぁ・・・」
とM子さん。
A氏は霊なんて信じない。
「そのまま、言うしか・・・」
と私。
A氏はけっこう理解してくれやすいタイプ。
M子さんが悩んでるなら行動を起こすと思われます。
「だよね。籍入ったし、気分転換にもなるしね。出来るだけ早く引越し計画根回し始めようかな。w」
「お手伝いしま~~す。^^」
「でも引越しは来年かな・・・もう11月後半、12月はAもウチも鬼のようなスケジュールだし・・」
とM子さんはガックリ模様。
いくらA氏が理解してくれても、年内は不可能だと思われました。
310:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:55:07ID:LEP1S62d0
12月半ば、電話を切った兄がA氏の引越しを手伝いにいくと突然言い出しました。
そして私を誘いました。
二日後の日曜日A氏引越し。
私は期末テスト期間だったけど、OKの即答しました。
引越し当日、ほか4人の友人も加わって、引越し決行。
そして、無事終了。
新婚さんの新居は、高台の神戸の夜景の眺めが素敵なマンション。3LDK。
かなりグレードアップでした。
庶民的なA氏M子さんカップルが、ちょっぴりセレブチックに見えてうらやましいと同時に、若干の距離も感じました。
そして、そのときは、突然の引越し理由はA氏M子さんは話をしませんでした。
311:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:55:47ID:LEP1S62d0
年も明けて、新年の挨拶に1月4日新婚さん宅に兄と襲撃。
数時間、馬鹿話。
と、兄が切り出しました。
「あの時、聞いても答えなかったけど、あのタイミングの引越しは強引と思うのやけど。」
その言葉を聞いて、A氏とM子さんがお互い顔を見合わせたのを、私は見ました。
兄も霊とか鼻でせせら笑うタイプ。
でもA氏は意を決して、
「なぁ、霊なんか信じないと思うけど・・・」
12月に入った頃、A氏も寝てると金縛りになりあのおじいさんの
「出て行け」
の声を聞いたことを話し始めた。
押し入れの中ということ意外は、ほぼ私の体験と同じ感じのものでした。
夢だと思って、ネタのノリでM子さんに話したら、話が合致。
さすがのA氏もちょっと青ざめました。(ネタどころではなくなったらしい。)
怖い夢の話のつもりが、現実の怖い話に昇華してしまったのだから・・・
312:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:56:45ID:LEP1S62d0
M子さんは、A氏の腰の引けた機を利用して小出しにしていた引越計画しを強引に勧めたらしいです。
A氏も怖くて、即引越しを決意。
行動力のあるA氏なので、急な引越しになったということなのです。
引越し資金は、新婚旅行費を流用ってのは、かわいそうでした。
その時、私の『あの夜の』体験も同じことを話ししました。
話してる途中、なぜか半泣きになってきました。(怖いのもあったけど、別の感情。)
M子さんは私を抱いてくれました。
「もう平気。大丈夫。」
って。
A氏は改めて愕然としていました。→こんな感じ (+д+;)マジッスカ?
兄は、A氏がそんなことを言うのもだから、ムゲに笑い飛ばしはしなかったけど、信じてもいないという感じに見えました。
(兄はどっちでもいいけど。)
313:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:58:13ID:LEP1S62d0
後日・・・1月17日
『阪神・淡路大震災』・・・発生。
我が家は半壊(結局立て直し)、でも被害者はありませんでした。
A氏M子夫婦も、大丈夫でした。
1週間後、建物の残骸の中から、6歳の息子を抱えた父親が奇跡的に救出されたとニュースが流れました。
4階建ての建物の2階部分に、その上の階が全部崩れてきて・・・
その父親は、あの例のアパートの4階に住んでいた管理人さんです。
1週間・・・息子を抱えたまま救出を待っていました。
お父さんの腕の中で、息子さんがだんだんと冷たくなってゆくのを感じながら・・・
私も何度か遊んだことのあるあの坊や・・・
A氏M子の住んでいた部屋は2階で、引っ越した後すぐに、別の新婚さんが年始に入居して・・・・
314:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:00:11ID:G/cuF2BQ0
A氏M子夫妻の12月半ばの『恐怖の強行引越し』は、逆に夫妻にとって『奇跡の強行引越し』になりました。
あのおじいさんの霊は、そのことを伝えに出たのでしょうか?
それを考えると、助けてくれたのでしょうか?
でも、代わりに入った新婚夫妻のことを考えるととても複雑です。
A氏M子夫妻は娘も授かって、幸せに暮らしています。
(完)
315:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:01:43ID:LEP1S62d0
長文、失礼しました。m(__)m
316:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:12:18ID:LOAsBD1xO
>>315
長文おつかれ。
その爺さんの幽霊、後に入居した新婚さんにも「出ていけ」って言ったのかなぁ。
317:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:17:50ID:G/cuF2BQ0
>>316
私は、後の新婚さんにも「出て行け」って言ったって・・・
そう信じたいです。
ツンデレ爺さん^^;
でも、2週間では引っ越すのも・・・orz
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?164
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1177090045/304-317
.
12年前。神戸・・・
A氏M子カップルは、市内の鉄筋4階建てではあるが築ウン十年の古びたアパートの2階に暮らしていました。
2人は、3年ほどそこで同棲していました。
A氏(広告系リーマン)は兄(輸入系リーマン)の親友(タメ)。
M子(カメラマン助手)は、私(写真部系高校生)にとても優しくしてくれました。
だから、近くに住んでいる私も兄と一緒にA氏M子のアパートによく遊びに行ってました。
そのうち、A氏M子カップルの結婚式の日取りが決まりました。
(私たち週末乱入族のおかげか、授かり結婚ではありませんでした。)
とある10月結婚式当日、式もとどこおりなく終了。
2次会も盛り上がり、友人各位13名は新婚さんの部屋に乱入。
仕事の都合により新婚旅行は延期になったとはいえ、新婚さんの初夜のその部屋に私も乱入していました。
二人の初夜のその部屋は、2部屋の普通の間取り。
そこに13人ほど・・・
遅くまでワイワイやってましたが、さすがに夜も更けごろ寝することになりました。
お酒も入っていて、13人全員が泊まることになりました。
ありったけの布団系のものを引っ張り出してごろ寝。(寝袋まで引っ張り出してた。)
13人が一気に泊まったので私の寝転ぶスペースが無い・・・
いちおう私は女子なので、布団の引っ張り出されたあとの押入れの下のスペースをもらいました。
夜中の3時頃だったと思います。
さすがに皆さん酔いつぶれたのかすっかり寝入ってる様子。
ちょっと興奮してる私はあまり寝つけ無くて、毛布に包まって目をつむっていました。
305:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:49:04ID:LEP1S62d0
常夜灯の光の中で、披露宴のことを思い出したりしてました。
何人かのいびき系のものが聞こえるほかは、何も聞こえない。
そんな時、いびき・寝息以外の何かがどこからか聞こえてきました。
遠くで、低い声っぽく聞こえました。
おじさん系のぶつぶつとつぶやく感じだけど、よくわからない。
外の声?
いや、遠く聞こえるけど、近いかも?
部屋のどこかからという感じがしました。
寝言だ。と、心の中で半笑いし、その声の主を探そうと辺りを見回しました。
けど、暗いのであまりわからない。
声に集中しました。
ぶつぶつとつぶやく声は、私の足元方面から聞こえてきます。
気のせいか少し声が大きく聞こえてきた。
声は遠くなく、かなり近いかも。足元方面。
その声の不気味さに、寝言とはいえちょっと怖い感じになってきた。
「?・・・あれ?」
そう思ったとたん、気持ち悪い圧迫感を感じ全身が痙攣したように動かなくなってしまった。
ああっ・・・金縛り・・・いやだ・・・
キーーーーーーーンと耳鳴り。
金縛りの経験は初めて、全身嫌な汗をかき痙攣したような・・・・
「た・・・す・・・・け・・・・て・・・・」
心の中で叫んだ。恐怖で総毛立った。
306:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:50:16ID:LEP1S62d0
押入れで寝ている足元に、何かぼうっと光ってるのが見えた。
不気味な声もすこしづつ大きくなっていき、声の大きさに合わせてひかりも青白く大きくなってきた。
「・・・で・・・・・・・・・・い・・・け・・」
不気味な声は私の耳元で聞こえる感じ。
青白い光はじわりじわりと大きくなってきた。
あっ・・と思った。
そのひかりは人の顔をしていた。
しわのある怒りの表情のおじいさんの顔。
リンゴくらいの大きさが、どんどん大きくなってくる。
そして声も大きくなる。
「でて・・いけ・・・でていけ・・・でていけ・・・」
バレーボールくらいに大きくなって、目の存在を確認してしまった。
一瞬、しっかりと私と目があった。
完全に私をターゲットにしてる!!!
「出て行け・・・出て行け・・・出て行け・・・」
もう、怖いとかそんな陳腐な言葉では言い表せない・・・恐怖。
「出て行け!出て行け!出て行け!」
もう、声も怒りの声になっていました。
307:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:51:23ID:LEP1S62d0
私は金縛りのまま、気を失えるでもなく、顔から目をそらせてお祈りした。
「出て行きます。今すぐ出て行きます。・・・」
何度も何度も繰り返しました。汗だくになってるのがわかる。
「出て行け・・・」
少し声が小さく聞こえたかと思うと、それが最後の言葉でした。
不意にガクンと金縛りが解けて、声も顔も消えて、何人かの軽いいびきと寝息のみの静寂になっていました。
耳鳴りも消えていました。
私の荒い息使いが、押し入れの中で広がるばかりでした。
その後、私は半泣きになりながら押入れから出て、M子さんの横に毛布を引きずっていていきました。
目が覚めたM子さんは
「どうしん?」
って聞いてきた。
「ちょっとだけ怖い夢見て・・・。」
といった後くすっと笑ってみました。
せっかくの結婚式の夜にこんな話も出来なかったですから。
M子さんは、私の頭をなでながら
「そうなんや、平気、平気、大丈夫。」
って添い寝してくれました。
実を言うとA氏が好きだったけど、M子さんのほうがもっと好きです。
でも、あのおじいさんの顔・・・目・・・声・・・いまだに忘れられません。
308:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:52:34ID:LEP1S62d0
翌朝、目が覚めたらM子さん他数人は既に仕事に出かけ(日曜なのに・・)
残りの人たちで、ファミレスでブランチをして解散。
あの押し入れのおじいさんの話は誰にもしませんでした。
A氏M子夫婦さんは私にとって尊敬する人で、その人たちの部屋で出たなんて言えません。
例えそれが夢だとしても、そんな気の悪いことは口が裂けても言えませんでした。
夢だと思いたかったですし・・・
後日、M子さんと二人で昼食する機会が出来ました。
おバカな雑談あとM子さんは笑顔をそっとしまって、変な話だけどと話題を変えて言い出しました。
「あそこ、ヤバイのがいるっぽい。」
「ヤバイ?」
「そう。いわゆる幽霊・・・・・」
M子さんもあの青白いおじいさんを見たことを話し始めました。
ほとんどあの夜のおじいさんと同じ!!!!
あの夜私に起きたことをM子さんも気が付いたと思いました。
でも、気が付いてないみたいな感じでM子さん一人で話を進めて行きました。
309:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:54:21ID:LEP1S62d0
「もう、ダメあそこ・・・」
M子さんは、引越しをしたいらしい。
そりゃ、私もその気持ちわかります。
あれは怖い!!!
「Aになんて言えばいいのかなぁ・・・」
とM子さん。
A氏は霊なんて信じない。
「そのまま、言うしか・・・」
と私。
A氏はけっこう理解してくれやすいタイプ。
M子さんが悩んでるなら行動を起こすと思われます。
「だよね。籍入ったし、気分転換にもなるしね。出来るだけ早く引越し計画根回し始めようかな。w」
「お手伝いしま~~す。^^」
「でも引越しは来年かな・・・もう11月後半、12月はAもウチも鬼のようなスケジュールだし・・」
とM子さんはガックリ模様。
いくらA氏が理解してくれても、年内は不可能だと思われました。
310:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:55:07ID:LEP1S62d0
12月半ば、電話を切った兄がA氏の引越しを手伝いにいくと突然言い出しました。
そして私を誘いました。
二日後の日曜日A氏引越し。
私は期末テスト期間だったけど、OKの即答しました。
引越し当日、ほか4人の友人も加わって、引越し決行。
そして、無事終了。
新婚さんの新居は、高台の神戸の夜景の眺めが素敵なマンション。3LDK。
かなりグレードアップでした。
庶民的なA氏M子さんカップルが、ちょっぴりセレブチックに見えてうらやましいと同時に、若干の距離も感じました。
そして、そのときは、突然の引越し理由はA氏M子さんは話をしませんでした。
311:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:55:47ID:LEP1S62d0
年も明けて、新年の挨拶に1月4日新婚さん宅に兄と襲撃。
数時間、馬鹿話。
と、兄が切り出しました。
「あの時、聞いても答えなかったけど、あのタイミングの引越しは強引と思うのやけど。」
その言葉を聞いて、A氏とM子さんがお互い顔を見合わせたのを、私は見ました。
兄も霊とか鼻でせせら笑うタイプ。
でもA氏は意を決して、
「なぁ、霊なんか信じないと思うけど・・・」
12月に入った頃、A氏も寝てると金縛りになりあのおじいさんの
「出て行け」
の声を聞いたことを話し始めた。
押し入れの中ということ意外は、ほぼ私の体験と同じ感じのものでした。
夢だと思って、ネタのノリでM子さんに話したら、話が合致。
さすがのA氏もちょっと青ざめました。(ネタどころではなくなったらしい。)
怖い夢の話のつもりが、現実の怖い話に昇華してしまったのだから・・・
312:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:56:45ID:LEP1S62d0
M子さんは、A氏の腰の引けた機を利用して小出しにしていた引越計画しを強引に勧めたらしいです。
A氏も怖くて、即引越しを決意。
行動力のあるA氏なので、急な引越しになったということなのです。
引越し資金は、新婚旅行費を流用ってのは、かわいそうでした。
その時、私の『あの夜の』体験も同じことを話ししました。
話してる途中、なぜか半泣きになってきました。(怖いのもあったけど、別の感情。)
M子さんは私を抱いてくれました。
「もう平気。大丈夫。」
って。
A氏は改めて愕然としていました。→こんな感じ (+д+;)マジッスカ?
兄は、A氏がそんなことを言うのもだから、ムゲに笑い飛ばしはしなかったけど、信じてもいないという感じに見えました。
(兄はどっちでもいいけど。)
313:本当にあった怖い名無し:2007/04/23(月)23:58:13ID:LEP1S62d0
後日・・・1月17日
『阪神・淡路大震災』・・・発生。
我が家は半壊(結局立て直し)、でも被害者はありませんでした。
A氏M子夫婦も、大丈夫でした。
1週間後、建物の残骸の中から、6歳の息子を抱えた父親が奇跡的に救出されたとニュースが流れました。
4階建ての建物の2階部分に、その上の階が全部崩れてきて・・・
その父親は、あの例のアパートの4階に住んでいた管理人さんです。
1週間・・・息子を抱えたまま救出を待っていました。
お父さんの腕の中で、息子さんがだんだんと冷たくなってゆくのを感じながら・・・
私も何度か遊んだことのあるあの坊や・・・
A氏M子の住んでいた部屋は2階で、引っ越した後すぐに、別の新婚さんが年始に入居して・・・・
314:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:00:11ID:G/cuF2BQ0
A氏M子夫妻の12月半ばの『恐怖の強行引越し』は、逆に夫妻にとって『奇跡の強行引越し』になりました。
あのおじいさんの霊は、そのことを伝えに出たのでしょうか?
それを考えると、助けてくれたのでしょうか?
でも、代わりに入った新婚夫妻のことを考えるととても複雑です。
A氏M子夫妻は娘も授かって、幸せに暮らしています。
(完)
315:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:01:43ID:LEP1S62d0
長文、失礼しました。m(__)m
316:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:12:18ID:LOAsBD1xO
>>315
長文おつかれ。
その爺さんの幽霊、後に入居した新婚さんにも「出ていけ」って言ったのかなぁ。
317:本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火)00:17:50ID:G/cuF2BQ0
>>316
私は、後の新婚さんにも「出て行け」って言ったって・・・
そう信じたいです。
ツンデレ爺さん^^;
でも、2週間では引っ越すのも・・・orz
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?164
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1177090045/304-317
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