都市伝説・・・奇憚・・・blog
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2020.08.10 (Mon) | Category : ミステリー・不思議な話
444:ぬるぽ:2012/06/11(月)16:56:10.93ID:9Z5PXnax0
今人いるかわからないけど投稿してみる。
これはつい最近体験した内容で、まぁ全然怖くないけど誰も信じてくれなくて悔しいから、2chに置いていく事にする。
445:ぬるぽ:2012/06/11(月)16:59:54.40ID:9Z5PXnax0
私は派遣で今有名所の窓冊子会社の工場で働いているんだが、実はここ
地元のオカルトブログとかに名前が出るくらい評判のスポットで、私も初出勤の時は正直ビビりまくっていた。
でも、幸か不幸か霊体験などは先日まで全くせず、
「まぁ所詮噂か」
程度に思っていた。
446:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:02:38.76ID:9Z5PXnax0
文字数制限キツ過ぎだろ…これ
雪が融け夏が近くなってきたせいか、窓冊子関係も今時期から最盛期を迎える。ので、今まさに凄まじい程忙しい。
私がいる部署(工場内では"ライン"と言うのだが)は新設部署なせいか不備も多く、余計に毎日忙しい。
私は派遣だが、1人でも欠けると厳しいので毎日23or1時過ぎまでの残業を余儀なくされていた。
447:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:05:01.31ID:9Z5PXnax0
あの日も1時過ぎ(確か半を回っていたかな)まで残って作業し、
「切りの良い所で終わらさせて下さい」
と上司にワガママを言ってサービス残業で30分程残った。
区切りの良いところまで出来たので、早速事務所で残務処理をする上司の所に足を向けた。
最後の休憩が22時だったせいもあり、小便を催したのでトイレに寄る事に・・・。
449:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:08:12.22ID:9Z5PXnax0
時間も時間なので、当然トイレは人っ子一人おらず真っ暗。
日中は作業機械が賑やかなせいで全然気にならなかったが、今は無音のせいで忘れかけていた不気味さが脳裏に噂を過ぎらせた。
451:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:10:52.83ID:9Z5PXnax0
トイレの構造は、入口入ったら両サイドに手洗い場が2つずつあり(この手洗い場の鏡が合わせ鏡でガクブル)、右手奥に小便器と左手奥に大の個室が並んでいるという感じ。
まぁぱっぱと済ませないと下半身のガクブルがヤバイなと思い小便のもとへ。
そこからは頭で考えなくても身体が勝手に動くくらい手馴れた動作。
一人っきりの空間で私が織り成す滝のアンサンブルだけがこだまする。
452:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:13:02.54ID:9Z5PXnax0
何事もなく小便を済ませた私は、手を洗おうと小便器側の手洗い場へ行き水を出し、そこに手をあてがう。
「残業かい?」
背筋が凍るって表現が如何に適切な言葉かというのを私は痛感した。
自分の正面の鏡を見ると、私の背中越しに同じように手を洗う作業着姿の人が見えた。
453:本当にあった怖い名無し:2012/06/11(月)17:15:24.91ID:dQs+4B10O
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
454:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:15:59.00ID:9Z5PXnax0
てっきり私は一人だと思っていたので、怖さ紛らわせに鼻歌なんぞ歌ってしまっていた。
故に素晴らしく気恥ずかしかったので、変に饒舌になっていたのを覚えてる。
私「いやーそうなんですよねーwそちらも残業ですか?」
相手「ええ、そうです」
妙に淡々と喋るというか、どこか情が無いというか、変わった喋り方をしていた。
455:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:18:57.43ID:9Z5PXnax0
私「まぁ会社としては嬉しい悲鳴ってやつですから、今が頑張りどきですよねw」
と、私はトイレから出ようとした。
相手「体に気を付けて下さいね」
酷く近い距離で言われた感覚、耳元くらいだろうか。吐息が耳にかかるレベルの距離だった。
はっ!と振り向いたらその人の姿は無く、その人が使っていた手洗い場は濡れた跡すらなかった。
456:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:21:07.20ID:9Z5PXnax0
不思議と怖いという感覚がなく、なんかキツネに化かされたような不思議な気持ちになった。
最初に書いたように上司や同僚に話すも信じて貰えず、ここに書き込んだ次第です。
拙い文書で長々と申し訳ありませんでした。
457:本当にあった怖い名無し:2012/06/11(月)17:21:08.61ID:dQs+4B10O
幽霊いいやつだな
458:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:24:35.32ID:9Z5PXnax0
まぁその忙しい時期のこんな時間に書き込んでるの?っていうと…腰を痛めて今日お休みをいただきました。
もしかしたらこの事を予見していたのかもなぁー
引用元:本当に体験した霊体験
https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1326665928/444-458
.
今人いるかわからないけど投稿してみる。
これはつい最近体験した内容で、まぁ全然怖くないけど誰も信じてくれなくて悔しいから、2chに置いていく事にする。
445:ぬるぽ:2012/06/11(月)16:59:54.40ID:9Z5PXnax0
私は派遣で今有名所の窓冊子会社の工場で働いているんだが、実はここ
地元のオカルトブログとかに名前が出るくらい評判のスポットで、私も初出勤の時は正直ビビりまくっていた。
でも、幸か不幸か霊体験などは先日まで全くせず、
「まぁ所詮噂か」
程度に思っていた。
446:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:02:38.76ID:9Z5PXnax0
文字数制限キツ過ぎだろ…これ
雪が融け夏が近くなってきたせいか、窓冊子関係も今時期から最盛期を迎える。ので、今まさに凄まじい程忙しい。
私がいる部署(工場内では"ライン"と言うのだが)は新設部署なせいか不備も多く、余計に毎日忙しい。
私は派遣だが、1人でも欠けると厳しいので毎日23or1時過ぎまでの残業を余儀なくされていた。
447:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:05:01.31ID:9Z5PXnax0
あの日も1時過ぎ(確か半を回っていたかな)まで残って作業し、
「切りの良い所で終わらさせて下さい」
と上司にワガママを言ってサービス残業で30分程残った。
区切りの良いところまで出来たので、早速事務所で残務処理をする上司の所に足を向けた。
最後の休憩が22時だったせいもあり、小便を催したのでトイレに寄る事に・・・。
449:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:08:12.22ID:9Z5PXnax0
時間も時間なので、当然トイレは人っ子一人おらず真っ暗。
日中は作業機械が賑やかなせいで全然気にならなかったが、今は無音のせいで忘れかけていた不気味さが脳裏に噂を過ぎらせた。
451:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:10:52.83ID:9Z5PXnax0
トイレの構造は、入口入ったら両サイドに手洗い場が2つずつあり(この手洗い場の鏡が合わせ鏡でガクブル)、右手奥に小便器と左手奥に大の個室が並んでいるという感じ。
まぁぱっぱと済ませないと下半身のガクブルがヤバイなと思い小便のもとへ。
そこからは頭で考えなくても身体が勝手に動くくらい手馴れた動作。
一人っきりの空間で私が織り成す滝のアンサンブルだけがこだまする。
452:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:13:02.54ID:9Z5PXnax0
何事もなく小便を済ませた私は、手を洗おうと小便器側の手洗い場へ行き水を出し、そこに手をあてがう。
「残業かい?」
背筋が凍るって表現が如何に適切な言葉かというのを私は痛感した。
自分の正面の鏡を見ると、私の背中越しに同じように手を洗う作業着姿の人が見えた。
453:本当にあった怖い名無し:2012/06/11(月)17:15:24.91ID:dQs+4B10O
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
454:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:15:59.00ID:9Z5PXnax0
てっきり私は一人だと思っていたので、怖さ紛らわせに鼻歌なんぞ歌ってしまっていた。
故に素晴らしく気恥ずかしかったので、変に饒舌になっていたのを覚えてる。
私「いやーそうなんですよねーwそちらも残業ですか?」
相手「ええ、そうです」
妙に淡々と喋るというか、どこか情が無いというか、変わった喋り方をしていた。
455:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:18:57.43ID:9Z5PXnax0
私「まぁ会社としては嬉しい悲鳴ってやつですから、今が頑張りどきですよねw」
と、私はトイレから出ようとした。
相手「体に気を付けて下さいね」
酷く近い距離で言われた感覚、耳元くらいだろうか。吐息が耳にかかるレベルの距離だった。
はっ!と振り向いたらその人の姿は無く、その人が使っていた手洗い場は濡れた跡すらなかった。
456:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:21:07.20ID:9Z5PXnax0
不思議と怖いという感覚がなく、なんかキツネに化かされたような不思議な気持ちになった。
最初に書いたように上司や同僚に話すも信じて貰えず、ここに書き込んだ次第です。
拙い文書で長々と申し訳ありませんでした。
457:本当にあった怖い名無し:2012/06/11(月)17:21:08.61ID:dQs+4B10O
幽霊いいやつだな
458:ぬるぽ:2012/06/11(月)17:24:35.32ID:9Z5PXnax0
まぁその忙しい時期のこんな時間に書き込んでるの?っていうと…腰を痛めて今日お休みをいただきました。
もしかしたらこの事を予見していたのかもなぁー
引用元:本当に体験した霊体験
https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1326665928/444-458
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慣れってこわい
2020.08.10 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
390:本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月)15:47:55ID:1QmXS/V/0
友達の実家は幽霊屋敷らしい。
誰もいないはずの二階でバタバタ走る音がしたり、ドアの隙間から白い手が伸びてきたり……という怪奇現象が日常茶飯事だとか。昼間でさえ。
友達の家族でそれを怖がるのはお父さんだけで、お母さんは慣れているので平気、小さい妹なんか、そういう現象が起きるのが普通だと思っているらしい(友達も小さい頃はそう思っていたとか)。
その友達とは大学で知り合い仲良くなったのだが、初めてそいつのアパートに泊まりに行った時のこと。
詳しく書くと長いので箇条書きにすると
・窓がバシーン!と鳴る(その日は風も無かった
・カバーがかかっている姿見のカバーを取ろうとしたら、友達に「あ、それ夜外したら流石にうるさいから駄目」と言われる。(何がうるさいのかは謎
・壁を爪で引っかくような音が一晩中続く。
・無理やり寝ようとしたら、耳元で「ふふっ……ふふ」という笑い声が。
・その後も冷たいものに足を捕まれ手を触られ結局寝付けず。
朝になってから友達に
「あんたよくこんな部屋に住めるね」
と文句を言うと、友達は
「部屋っていうか、私が実家から少し連れてきたみたいなんだよね」
とヘラヘラ笑いながら言っていた。
友達の実家のモノも、そもそもお母さんが友達の祖父母宅から連れてきたモノらしい。
さらに
「うちの親戚の女連中は、みんなこうみたいよ」
とまで言っていた。
そういう血筋もあるんだろうか。害は無いみたいだから良いんですが。
391:本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月)17:07:45ID:KhDFgt7JO
憑かれたらその友達に会いに行けばいいわけだ
392:本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月)18:13:48ID:MwLkwA6k0
知り合いにも
「家で寝てると壁から手が出て来て壁に引っ張られる」
って言ってる奴いるな
でもどーせ引っ張られたとしても、自分の体は壁で止まるだろうから問題なし
生きてる人間が壁に吸い込まれる訳ないもんな。
引用元:実話恐怖体験談 七談目
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1178169154/390-392
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友達の実家は幽霊屋敷らしい。
誰もいないはずの二階でバタバタ走る音がしたり、ドアの隙間から白い手が伸びてきたり……という怪奇現象が日常茶飯事だとか。昼間でさえ。
友達の家族でそれを怖がるのはお父さんだけで、お母さんは慣れているので平気、小さい妹なんか、そういう現象が起きるのが普通だと思っているらしい(友達も小さい頃はそう思っていたとか)。
その友達とは大学で知り合い仲良くなったのだが、初めてそいつのアパートに泊まりに行った時のこと。
詳しく書くと長いので箇条書きにすると
・窓がバシーン!と鳴る(その日は風も無かった
・カバーがかかっている姿見のカバーを取ろうとしたら、友達に「あ、それ夜外したら流石にうるさいから駄目」と言われる。(何がうるさいのかは謎
・壁を爪で引っかくような音が一晩中続く。
・無理やり寝ようとしたら、耳元で「ふふっ……ふふ」という笑い声が。
・その後も冷たいものに足を捕まれ手を触られ結局寝付けず。
朝になってから友達に
「あんたよくこんな部屋に住めるね」
と文句を言うと、友達は
「部屋っていうか、私が実家から少し連れてきたみたいなんだよね」
とヘラヘラ笑いながら言っていた。
友達の実家のモノも、そもそもお母さんが友達の祖父母宅から連れてきたモノらしい。
さらに
「うちの親戚の女連中は、みんなこうみたいよ」
とまで言っていた。
そういう血筋もあるんだろうか。害は無いみたいだから良いんですが。
391:本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月)17:07:45ID:KhDFgt7JO
憑かれたらその友達に会いに行けばいいわけだ
392:本当にあった怖い名無し:2007/06/18(月)18:13:48ID:MwLkwA6k0
知り合いにも
「家で寝てると壁から手が出て来て壁に引っ張られる」
って言ってる奴いるな
でもどーせ引っ張られたとしても、自分の体は壁で止まるだろうから問題なし
生きてる人間が壁に吸い込まれる訳ないもんな。
引用元:実話恐怖体験談 七談目
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1178169154/390-392
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私は昔から祖父が大好きだった。
2020.08.10 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
442:祖父:2009/06/30(火)01:42:09ID:1BOc4NXmO
長いけど祖父の事書きます。
私は昔から祖父が大好きだった。
恰幅が良く無口な人だか、情に厚く優しい人だった。
その祖父が、脳梗塞で倒れ、3年間の闘病の末亡くなった。
亡くなる間際の祖父は、痩せこけていて、言葉も話せない状態だった。
ただ…お見舞いに来た私を見ては嬉し涙を流し、帰る時は覚束ない言葉で
『ありがとう』
と言って涙を流してくれた。
そして祖父が亡くなる一週間前。ちょうど私はアパートを引っ越して、運悪く携帯も停まっていた。
慌ただしかった為、親にも新住所を伝えておらず、私は祖父の死に目にも会えず葬儀にも出れなかった。
祖父の死を知った時、号泣し心の中で何度も祖父に謝った。すごく自分を悔いていた。
祖父を思い出しては泣く日々だった。
それから一年後位だった。
その日は祖父の写真を見ながら泣き疲れて寝てしまった。
寝ていると、ドアを誰かがノックした。
『どちら様?』
と聞いても返事はない。用心深い私なのに、その時に限って確認せずにドアを開けた。
そこには若い男性と祖母がいた。
その若い男性は真っ白な帽子に真っ白なスーツを着ていた。
スーツは今風の物ではなく、昭和初期のようなレトロな物だった。
年齢は20代くらい。
『おじいちゃん!』
私は何故かその男性が祖父だと気づいた。
若い頃の祖父の顔なんて写真でも見た事ないのに。
本当、不思議だけど…。
私は号泣しながら、その男性に
『おじいちゃん、ごめんなさい!お葬式行けなくてごめんなさい』
と何度も謝った。
443:祖父:2009/06/30(火)01:44:08ID:1BOc4NXmO
すると男性は
『もう気にしてない。大丈夫だ。泣くな。おじいちゃんは、そろそろ逝くから、元気でな』
と言って、私の頭をポンポンとして、すーっと歩いて消えていった。
ドアがバタンと閉まる音と共に私は目が覚めた。
夢か…と思ったがドアの閉まる音が余りにもリアルで、いつもドア鍵を閉めているのに、その時だけ鍵が開いていた。
ちなみにその時一緒にいた祖母は今も健在だからか、姿は現在の姿で私に目も合わさず、言葉も発していなかった。
後日、祖母にその事を話し祖父の若い頃の写真を見せてもらった。
30代の頃の写真だったが、あの若い男性と一緒の顔だった。
祖母は
『死んだ人の魂は一番幸せだった頃の姿に戻るって聞いた事あるからね。あんたが泣いてばかりだから来たんだよ』
と言っていた。
夢オチかよって言われるかもだけど、今でも鮮明に覚えている出来事です。
445:本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火)02:19:43ID:Wei9QUCAO
>>443
いい話だね
俺は夢だったけど、亡くなって初めて出てきてくれた日が四十九日だったよ
これで成仏できたんだと思った
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part54
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1244957518/442-445
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長いけど祖父の事書きます。
私は昔から祖父が大好きだった。
恰幅が良く無口な人だか、情に厚く優しい人だった。
その祖父が、脳梗塞で倒れ、3年間の闘病の末亡くなった。
亡くなる間際の祖父は、痩せこけていて、言葉も話せない状態だった。
ただ…お見舞いに来た私を見ては嬉し涙を流し、帰る時は覚束ない言葉で
『ありがとう』
と言って涙を流してくれた。
そして祖父が亡くなる一週間前。ちょうど私はアパートを引っ越して、運悪く携帯も停まっていた。
慌ただしかった為、親にも新住所を伝えておらず、私は祖父の死に目にも会えず葬儀にも出れなかった。
祖父の死を知った時、号泣し心の中で何度も祖父に謝った。すごく自分を悔いていた。
祖父を思い出しては泣く日々だった。
それから一年後位だった。
その日は祖父の写真を見ながら泣き疲れて寝てしまった。
寝ていると、ドアを誰かがノックした。
『どちら様?』
と聞いても返事はない。用心深い私なのに、その時に限って確認せずにドアを開けた。
そこには若い男性と祖母がいた。
その若い男性は真っ白な帽子に真っ白なスーツを着ていた。
スーツは今風の物ではなく、昭和初期のようなレトロな物だった。
年齢は20代くらい。
『おじいちゃん!』
私は何故かその男性が祖父だと気づいた。
若い頃の祖父の顔なんて写真でも見た事ないのに。
本当、不思議だけど…。
私は号泣しながら、その男性に
『おじいちゃん、ごめんなさい!お葬式行けなくてごめんなさい』
と何度も謝った。
443:祖父:2009/06/30(火)01:44:08ID:1BOc4NXmO
すると男性は
『もう気にしてない。大丈夫だ。泣くな。おじいちゃんは、そろそろ逝くから、元気でな』
と言って、私の頭をポンポンとして、すーっと歩いて消えていった。
ドアがバタンと閉まる音と共に私は目が覚めた。
夢か…と思ったがドアの閉まる音が余りにもリアルで、いつもドア鍵を閉めているのに、その時だけ鍵が開いていた。
ちなみにその時一緒にいた祖母は今も健在だからか、姿は現在の姿で私に目も合わさず、言葉も発していなかった。
後日、祖母にその事を話し祖父の若い頃の写真を見せてもらった。
30代の頃の写真だったが、あの若い男性と一緒の顔だった。
祖母は
『死んだ人の魂は一番幸せだった頃の姿に戻るって聞いた事あるからね。あんたが泣いてばかりだから来たんだよ』
と言っていた。
夢オチかよって言われるかもだけど、今でも鮮明に覚えている出来事です。
445:本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火)02:19:43ID:Wei9QUCAO
>>443
いい話だね
俺は夢だったけど、亡くなって初めて出てきてくれた日が四十九日だったよ
これで成仏できたんだと思った
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part54
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1244957518/442-445
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