都市伝説・・・奇憚・・・blog
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山坊主
2019.05.25 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
585:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)03:24:18ID:g0e+BAyv0
夜中にこっそり投下。(3レス)
【山坊主】
長野は茅野の友人を訪ねた帰り道。
夜11時近かったろうか。
甲府を抜け、雁坂道を走っていた。
助手席には同行した友達が寝ているのか、無言でシートにうずまっていた。
長い県境のトンネルを抜けて少し経ったころ。
山道の崖側のほうに人間らしき姿がヘッドライトに浮かんだ。
ちょっとびっくりしたものの、そのまま通り過ぎる。
「今の見た?」
友達は起きていたようで、いきなりそう切り出した。
「見たよ。人みたいだったよな」
「あれ、生きている人間じゃない気がする」
いきなり何を言い出すのか、こいつは。
「なんだよ…変なこというな」
鼻で笑ってみたものの、正直、夜の山道でそんなこと言われたら気持ちのいいもんじゃない。
少し走ったとき、助手席から
「おい、見てみ、あれ」
と声がした。
また、崖側に人間らしき影があった。ヘッドライトがあたると、それは確かにさきほど見た「人間らしきもの」と同じようである。
「おい、スピード落とすな」
慌てて、離しかけた右足をアクセルに置く。
「目を合わせるなよ。見えないふりをしろ」
「あれ…マジで…か?」
「たぶんな。また来るぞ」
586:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)03:25:16ID:g0e+BAyv0
さらに2,3分走ったところで、果たしてそれは現れた。
もう、疑いようがない。
ヘッドライトの明かりで見る限りでも今までのものと、同一人物であった。
「…三つ子が夜道のドライバーを脅かそうとしてるのかもな」
言ってはみたものの、自分でもそんなわけが無いと思う。
そしてまた現れた。
「四つ子じゃ、ないよな…」
「おまえ、なんかおかしいと思わないか?」
「おかしい?」
「ああ、たぶんまた出てくるからよく見てみな。よく見ちゃまずいと思うが」
また2,3分後、お約束のように現れる。
確かに違和感があった。同じ人物なのは間違いないのだが。
「奴、こっちが止まるまで出てくるつもりかな」
「じゃあ、止まれば終わるってこと…か…」
「止まったところでろくなことは起こらんだろうよ。まあ、見えないふりをしていたほうがいいだろう」
「だけど、たしかにおかしい、何か違和感があったよ」
「俺も自信がないけど、次きたらはっきりするだろ」
そして、それが現れたとき、はっきり違和感の正体がわかった。
「でかくなってるよな」
「なってるよな」
今いるそいつは、ざっと見ても身長が2mを軽く超えていた。確かに人間じゃない。
「ははは…狐や狸が化かす時代でもないよな…」
乾いた笑いで言う。それでも友達が隣にいるから、乾いていても笑いが出る。
ひとりだったら、笑いじゃなく小水が出ていたかもしれない。
「とにかく無視しろよな。関わってもいいことはないと思うから
587:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)03:26:13ID:g0e+BAyv0
次に出たときは、さらに大きくなり3メートルかそれに近いような気がした。
そんな調子でおよそ3分おきに現れる。徐々に大きくなりながら。
正直、恐怖で言葉も発せられなかった。ただ道にあわせてハンドルを動かすのが精一杯であった。
最初はほとんど人間の大きさであったと思う。
それが、このまま現れ続ければ、いったいどこまで大きくなるのだろうと考えると、とてつもない恐怖であった。
おそらく友達もそうだったのだろう。10回を過ぎたころから、一言もしゃべらなかったのだから。
14、5回は出たと思う。最後には10メートル近くになっていたはずだ。もう気づかないふりにも無理がある。
しかし、ちょっとした里の集落の灯りが見えると、そいつは姿を現さなくなった。
3分が過ぎ、5分が過ぎ、10分と過ぎても姿を見せない。
「もう出ないみたい…かな…」
「逃げ切れたか…」
まだ不安は残るものの、どことなくほっとした空気が包む。
大したことのない、行灯式の看板や自販機の灯りがこのときばかりは頼もしく思えた。
集落を抜けたはずれに、自販機が並べてある駐車可能なスペースがあった。
お互い喉がカラカラだったので缶コーヒーを買った。
そして、車を車道に戻して徐々にスピードを上げる。
ふとサイドウインドーを見ると、闇に浮かんだ山が、巨大に膨れ上がった物の怪のような気がした。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173196483/585-587
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夜中にこっそり投下。(3レス)
【山坊主】
長野は茅野の友人を訪ねた帰り道。
夜11時近かったろうか。
甲府を抜け、雁坂道を走っていた。
助手席には同行した友達が寝ているのか、無言でシートにうずまっていた。
長い県境のトンネルを抜けて少し経ったころ。
山道の崖側のほうに人間らしき姿がヘッドライトに浮かんだ。
ちょっとびっくりしたものの、そのまま通り過ぎる。
「今の見た?」
友達は起きていたようで、いきなりそう切り出した。
「見たよ。人みたいだったよな」
「あれ、生きている人間じゃない気がする」
いきなり何を言い出すのか、こいつは。
「なんだよ…変なこというな」
鼻で笑ってみたものの、正直、夜の山道でそんなこと言われたら気持ちのいいもんじゃない。
少し走ったとき、助手席から
「おい、見てみ、あれ」
と声がした。
また、崖側に人間らしき影があった。ヘッドライトがあたると、それは確かにさきほど見た「人間らしきもの」と同じようである。
「おい、スピード落とすな」
慌てて、離しかけた右足をアクセルに置く。
「目を合わせるなよ。見えないふりをしろ」
「あれ…マジで…か?」
「たぶんな。また来るぞ」
586:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)03:25:16ID:g0e+BAyv0
さらに2,3分走ったところで、果たしてそれは現れた。
もう、疑いようがない。
ヘッドライトの明かりで見る限りでも今までのものと、同一人物であった。
「…三つ子が夜道のドライバーを脅かそうとしてるのかもな」
言ってはみたものの、自分でもそんなわけが無いと思う。
そしてまた現れた。
「四つ子じゃ、ないよな…」
「おまえ、なんかおかしいと思わないか?」
「おかしい?」
「ああ、たぶんまた出てくるからよく見てみな。よく見ちゃまずいと思うが」
また2,3分後、お約束のように現れる。
確かに違和感があった。同じ人物なのは間違いないのだが。
「奴、こっちが止まるまで出てくるつもりかな」
「じゃあ、止まれば終わるってこと…か…」
「止まったところでろくなことは起こらんだろうよ。まあ、見えないふりをしていたほうがいいだろう」
「だけど、たしかにおかしい、何か違和感があったよ」
「俺も自信がないけど、次きたらはっきりするだろ」
そして、それが現れたとき、はっきり違和感の正体がわかった。
「でかくなってるよな」
「なってるよな」
今いるそいつは、ざっと見ても身長が2mを軽く超えていた。確かに人間じゃない。
「ははは…狐や狸が化かす時代でもないよな…」
乾いた笑いで言う。それでも友達が隣にいるから、乾いていても笑いが出る。
ひとりだったら、笑いじゃなく小水が出ていたかもしれない。
「とにかく無視しろよな。関わってもいいことはないと思うから
587:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)03:26:13ID:g0e+BAyv0
次に出たときは、さらに大きくなり3メートルかそれに近いような気がした。
そんな調子でおよそ3分おきに現れる。徐々に大きくなりながら。
正直、恐怖で言葉も発せられなかった。ただ道にあわせてハンドルを動かすのが精一杯であった。
最初はほとんど人間の大きさであったと思う。
それが、このまま現れ続ければ、いったいどこまで大きくなるのだろうと考えると、とてつもない恐怖であった。
おそらく友達もそうだったのだろう。10回を過ぎたころから、一言もしゃべらなかったのだから。
14、5回は出たと思う。最後には10メートル近くになっていたはずだ。もう気づかないふりにも無理がある。
しかし、ちょっとした里の集落の灯りが見えると、そいつは姿を現さなくなった。
3分が過ぎ、5分が過ぎ、10分と過ぎても姿を見せない。
「もう出ないみたい…かな…」
「逃げ切れたか…」
まだ不安は残るものの、どことなくほっとした空気が包む。
大したことのない、行灯式の看板や自販機の灯りがこのときばかりは頼もしく思えた。
集落を抜けたはずれに、自販機が並べてある駐車可能なスペースがあった。
お互い喉がカラカラだったので缶コーヒーを買った。
そして、車を車道に戻して徐々にスピードを上げる。
ふとサイドウインドーを見ると、闇に浮かんだ山が、巨大に膨れ上がった物の怪のような気がした。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173196483/585-587
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エジプトの壁画みたいな
2019.05.22 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
498:本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金)03:27:01ID:d00MzLPkO
俺も体験談書くよ。
一昨年実家に免許取りに行った時夜中普通に寝ようとしてベットで寝てた訳。
そんで夢現ぐらいになった時気付いたら金縛りになっててまぁ動けないし何も出来ないからボーっとして成り行きに任せたんだけど天井がなんか動いてんの
白い天井なんだけど黒い粒々が動いてて形造ってる感じかな??
みるみる内にそれは目の形エジプトの壁画みたいなパッチリした片目に
うわぁって思ったけど動けないしガン見状態。
そしたら視線の下の方(ドアの所)に人の気配がすんのね、
499:498続き:2006/08/11(金)03:37:54ID:d00MzLPkO
人の気配感じて目だけで下みると白いワンピース着た女の子が向こうのドアが透ける感じで見えるの。
いよいよヤバイと思って全力で暴れてみると天井の目が近付いて来て死ぬって思った瞬間体が動いてその瞬間に部屋全体がブレて目も女の子もいなくなった
テレビ点けたまま寝て朝その事皆に言ったら弟が全く同じを経験してた。
(昔俺が使ってた部屋を俺が引っ越した後使ってる)
その後も実家では色々ある
引用元:実話恐怖体験談 参談目
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153216800/498-499
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俺も体験談書くよ。
一昨年実家に免許取りに行った時夜中普通に寝ようとしてベットで寝てた訳。
そんで夢現ぐらいになった時気付いたら金縛りになっててまぁ動けないし何も出来ないからボーっとして成り行きに任せたんだけど天井がなんか動いてんの
白い天井なんだけど黒い粒々が動いてて形造ってる感じかな??
みるみる内にそれは目の形エジプトの壁画みたいなパッチリした片目に
うわぁって思ったけど動けないしガン見状態。
そしたら視線の下の方(ドアの所)に人の気配がすんのね、
499:498続き:2006/08/11(金)03:37:54ID:d00MzLPkO
人の気配感じて目だけで下みると白いワンピース着た女の子が向こうのドアが透ける感じで見えるの。
いよいよヤバイと思って全力で暴れてみると天井の目が近付いて来て死ぬって思った瞬間体が動いてその瞬間に部屋全体がブレて目も女の子もいなくなった
テレビ点けたまま寝て朝その事皆に言ったら弟が全く同じを経験してた。
(昔俺が使ってた部屋を俺が引っ越した後使ってる)
その後も実家では色々ある
引用元:実話恐怖体験談 参談目
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153216800/498-499
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やられたクマー(・(ェ)・)
2019.05.22 (Wed) | Category : ミステリー・不思議な話
765:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/09/04(木)03:14:37ID:qOmQAWf+0
動物系の話ってこのスレに投下しても平気かな。
高校のときのことだけど、個人的にすごく不思議&怖かったんで。
昔、私が小学生のときに、育成会の花見に小さい白蛇が出たことがある。
女性陣が炊き出しの準備してるときに鍋の中に落ちてきて、私がそれを鍋から出して逃がした。
それ以来うちの庭にもときどき白い蛇が出てくるようになった。
それまで蛇なんて出たことない。
花見のときの蛇かは分からないけど、まあ
「お礼に来たのかなあ」
くらいに思ってた。
高校生のときに、祖母が亡くなった。
葬式には家族で行ったけど、両親はその後の手伝いもしなければいけなかったので、当時受験生だった私だけ先に飛行機で帰ってきた。
祖母の家から空港まではバスなんだが、家からバス停までが20分くらいかかる。
その20分の道中に、熊に遭遇した。
ツキノワグマで、4本の足の足首から先が全部白い。普通は黒だよね。
そいつと睨みあってたら軽トラックが通り、排気音に驚いたらしく熊は逃げていった。
そのトラックの運転手が良い人で、近くの駅まで送ってくれて、しかもタクシーまで呼んでくれた。
あとは普通に帰宅。
で、家に着いて寝て、翌日学校に行くときに家の戸締り確認してたら、庭から変な物音がする。
見てみたら足の先が白い熊がうろうろしてた。
前の日にばったり会った熊だと思う。
でも飛行機で海を越えなきゃいけない距離から一晩でうちに来れるはずがないし、私の家の場所をどうやって知ったのかと。
もうほんとパニックで、家からは出られないし、もし電話なんかかかってきたら音が聞こえて熊が家に侵入してくるかもしれないしで、私涙目。
766:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/09/04(木)03:17:20ID:qOmQAWf+0
熊は怖いけど、熊がどうしてるのか分からないのはもっと怖い。
ということで熊に気づかれないように息を殺して、玄関のドアスコープから庭を見てた。
もしも熊とタイマンしなければいけなくなったときのために、高枝切りバサミを持って。
しばらくしたら急に熊がうろうろするのをやめて、庭のすみを見てうなりはじめた。
そこはよく白い蛇が出てくるとこだから、あの蛇が見つけられたのかと思ったんだけど、よく見たら違うっぽい。
いつもの蛇は30センチくらいの細いチビなんだけど、かなりでかいのがいた。
男の人の腕くらいの太さがありそうな白い大蛇が鎌首もたげてるの。
そのまま何分そうしてたかは分からない。
隣のおばさんが息子を叩き起こす声にびびって、変な声あげちゃった瞬間、ドカンってドアにすごい衝撃がひびいて、熊にバレたんだと思った。
でも衝撃のあとは何もない。シザーマンみたくハサミを構えてる自分が馬鹿に思えるくらい静か。
そのうち普通に班で登校する子供の声とかも聞こえてきて、ようやく変だと気づいた。
うちの庭と道路の間にはブロック塀とかは何もないから、庭に熊なんかいたら絶対に近所のひとが見つけて、猟友会なり警察なりに通報するはずなんだ。
家の裏に回る通路は熊が通れる幅じゃない。無理すれば入れるだろうけど、方向転換はできないはず。
おそるおそるドアスコープをのぞいてみたらも熊も蛇もいなかった。
でも庭はものすごく荒らされてたし、熊がいたらしい形跡はあったんだよね。
まあその日は、恐怖疲れで結局学校をサボった。
親には、心痛と寂しさで泣けてしまってどうしても学校にいけなかったと言い訳した。
庭の荒れようについては、野良犬の喧嘩か何かだろうということに。
基本的に信心ゼロの人たちだから、熊モンスターと大蛇のことは言ってない。
ちなみにチビ蛇は未だにうちに出てくる。
手を出しても、噛むどころかめっちゃ大人しくしてて超かわいいよ。
あと、もう二度と熊は見たくないです。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/765-766
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動物系の話ってこのスレに投下しても平気かな。
高校のときのことだけど、個人的にすごく不思議&怖かったんで。
昔、私が小学生のときに、育成会の花見に小さい白蛇が出たことがある。
女性陣が炊き出しの準備してるときに鍋の中に落ちてきて、私がそれを鍋から出して逃がした。
それ以来うちの庭にもときどき白い蛇が出てくるようになった。
それまで蛇なんて出たことない。
花見のときの蛇かは分からないけど、まあ
「お礼に来たのかなあ」
くらいに思ってた。
高校生のときに、祖母が亡くなった。
葬式には家族で行ったけど、両親はその後の手伝いもしなければいけなかったので、当時受験生だった私だけ先に飛行機で帰ってきた。
祖母の家から空港まではバスなんだが、家からバス停までが20分くらいかかる。
その20分の道中に、熊に遭遇した。
ツキノワグマで、4本の足の足首から先が全部白い。普通は黒だよね。
そいつと睨みあってたら軽トラックが通り、排気音に驚いたらしく熊は逃げていった。
そのトラックの運転手が良い人で、近くの駅まで送ってくれて、しかもタクシーまで呼んでくれた。
あとは普通に帰宅。
で、家に着いて寝て、翌日学校に行くときに家の戸締り確認してたら、庭から変な物音がする。
見てみたら足の先が白い熊がうろうろしてた。
前の日にばったり会った熊だと思う。
でも飛行機で海を越えなきゃいけない距離から一晩でうちに来れるはずがないし、私の家の場所をどうやって知ったのかと。
もうほんとパニックで、家からは出られないし、もし電話なんかかかってきたら音が聞こえて熊が家に侵入してくるかもしれないしで、私涙目。
766:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2008/09/04(木)03:17:20ID:qOmQAWf+0
熊は怖いけど、熊がどうしてるのか分からないのはもっと怖い。
ということで熊に気づかれないように息を殺して、玄関のドアスコープから庭を見てた。
もしも熊とタイマンしなければいけなくなったときのために、高枝切りバサミを持って。
しばらくしたら急に熊がうろうろするのをやめて、庭のすみを見てうなりはじめた。
そこはよく白い蛇が出てくるとこだから、あの蛇が見つけられたのかと思ったんだけど、よく見たら違うっぽい。
いつもの蛇は30センチくらいの細いチビなんだけど、かなりでかいのがいた。
男の人の腕くらいの太さがありそうな白い大蛇が鎌首もたげてるの。
そのまま何分そうしてたかは分からない。
隣のおばさんが息子を叩き起こす声にびびって、変な声あげちゃった瞬間、ドカンってドアにすごい衝撃がひびいて、熊にバレたんだと思った。
でも衝撃のあとは何もない。シザーマンみたくハサミを構えてる自分が馬鹿に思えるくらい静か。
そのうち普通に班で登校する子供の声とかも聞こえてきて、ようやく変だと気づいた。
うちの庭と道路の間にはブロック塀とかは何もないから、庭に熊なんかいたら絶対に近所のひとが見つけて、猟友会なり警察なりに通報するはずなんだ。
家の裏に回る通路は熊が通れる幅じゃない。無理すれば入れるだろうけど、方向転換はできないはず。
おそるおそるドアスコープをのぞいてみたらも熊も蛇もいなかった。
でも庭はものすごく荒らされてたし、熊がいたらしい形跡はあったんだよね。
まあその日は、恐怖疲れで結局学校をサボった。
親には、心痛と寂しさで泣けてしまってどうしても学校にいけなかったと言い訳した。
庭の荒れようについては、野良犬の喧嘩か何かだろうということに。
基本的に信心ゼロの人たちだから、熊モンスターと大蛇のことは言ってない。
ちなみにチビ蛇は未だにうちに出てくる。
手を出しても、噛むどころかめっちゃ大人しくしてて超かわいいよ。
あと、もう二度と熊は見たくないです。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part46
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1216822187/765-766
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