都市伝説・・・奇憚・・・blog
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鬼の伝承が残る土地
2019.07.01 (Mon) | Category : ミステリー・不思議な話
959:本当にあった怖い名無し:2008/10/29(水)23:40:05ID:yeF/lZiZ0
幼い頃の不思議な話を聞いて頂けるのはここですか(´・ω・`)
たぶん俺が小学1年生とかそこらの夏、一つ上の姉と一緒に近所に住む祖父母宅へ泊まりに行ってた時のこと。
当時の俺はじーちゃんっ子で、泊まりの日には1階の和室でじーちゃんと布団並べて寝んのがお決まりだったんだけど、その日は姉と寝床交換しようとかいう話になって、初めて2階のばーちゃんの自室で寝た。
深夜、ふと目が覚めた。
ばーちゃんの部屋には南側に窓がある。
その日はクーラーを付けるほどの暑さじゃなかったから、そこを網戸にして風を通しつつ寝てた。
窓のある壁から少し離れた所に壁と平行にばーちゃんの布団。そのまた奥に俺の布団。
枕は窓に向かって左、つまり東向きだった。
拙い文章で申し訳ない。伝わるかなこの位置関係。
とにかく目が覚めて、ぼんやりしながら左側にあるその窓に自然と目が行った。
真っ暗な部屋の中で月明かりを拾うそこだけが明るかったから。
そんで俺、ドキッというか、ヒヤッとした。
ばーちゃんが寝てる布団の向こう、窓際に誰か立ってんの。それも1人じゃなくて、何人も。
逆光で顔とかは全然見えなくてシルエットのみだったけど、最初に認識した人影は、窓の桟の高さから考えて140cm前後かな。
正確かどうかは置いといて、大人の体格ではなかったのは確か。
その他の影も、最初の…もう140で良いか、140より高かったり低かったりとバラつきはあったものの、やっぱり大人ではない。
一人抜きん出て高いのや、もっとちっこい幼児みたいな影を抱っこっていうかおんぶ?してた奴もいた。
俺はフリーズ状態のまま、咄嗟に鬼が来たんだって思った。角があるんだよね、皆。
角は1本だったり2本だったり。個々の詳細な記憶はないけど、140は2本、一番背の高い奴の角は一本だった。
顔は見えないし、何をしてくるでもないんだけど、揃ってじっとこっちを見ているようだった。
怖くなった俺は解凍後すぐさま布団に潜って目を瞑ってた。
960:本当にあった怖い名無し:2008/10/29(水)23:42:59ID:yeF/lZiZ0
その後、多分俺は寝てしまったんだと思う。気付いたら朝だった。
起きてばーちゃんに、家に帰って母親にその話をしたんだけど、当然ながら夢だって言われた。
俺の住む町…っていうかこの県全体かな?鬼の伝承が多い土地で、この辺りでも以前は毎年8月に鬼祭りってのをやってたんだ。
アンタきっとそれを楽しみにしてたからそんな夢を見たんだよって。
俺が見た鬼とその祭りや町の資料で見る仮装の鬼とは明らかに違ってたんだけど、子どもながらに信じて貰えないのは分かったし、夢だ夢だと言われれば自分でもそうだったような感じがしてきて、次第に気にしないようになった。
ただ、この町に住んでると駅とか公民館とか学校とか、それこそ祖父母の家でだって、鬼の面が飾られてるのを見かけるから、
その度にあの鬼たちのこと思い出して、忘れられないままなんだ。
余談だけど、そのことがあって暫くの間はばーちゃんの部屋に近づかなかった。
けどまたある日同じように寝床を交換することになって、渋々同じ場所で寝た。
その日の夢の中でまた同じように目が覚めて、隣にばーちゃんがいないことと、外がいやに明るいことに気付いた。
不思議に思って起き上がると、廊下にばーちゃんがいるのが見えた。じっと微動だにせず、窓の外を見てる。
鬼を見た窓にはカーテンがかかっていたため外の様子は見えず、ばーちゃんに近づいて目線を追った。
廊下から見える裏手には田んぼ、その向こうに姉の同級生で俺もたまに遊んで貰ってたRちゃんの家があるんだが、そのRちゃんの家が真っ黒な煙を上げて燃えてた。
朝目が覚めて、窓からRちゃん家の方を見てみたが異常はなく、今度はただの夢だったんだ、鬼の時もそうだったんかなって思った。
だからその時はすぐに親に話をしたりもせず、少し後に何かの拍子でふと思い出し、母親に話してみた。
そしたら母親が、
「そんな大きな火事とかじゃないけどRちゃん家、ついこないだ小火騒ぎがあったんだよ」
って。
実際その小火を見たんじゃないから実感が沸かず、少し驚いた程度だったけど、気味は悪くて、以来あの部屋では寝なくなった。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part47
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1221405430/959-960
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幼い頃の不思議な話を聞いて頂けるのはここですか(´・ω・`)
たぶん俺が小学1年生とかそこらの夏、一つ上の姉と一緒に近所に住む祖父母宅へ泊まりに行ってた時のこと。
当時の俺はじーちゃんっ子で、泊まりの日には1階の和室でじーちゃんと布団並べて寝んのがお決まりだったんだけど、その日は姉と寝床交換しようとかいう話になって、初めて2階のばーちゃんの自室で寝た。
深夜、ふと目が覚めた。
ばーちゃんの部屋には南側に窓がある。
その日はクーラーを付けるほどの暑さじゃなかったから、そこを網戸にして風を通しつつ寝てた。
窓のある壁から少し離れた所に壁と平行にばーちゃんの布団。そのまた奥に俺の布団。
枕は窓に向かって左、つまり東向きだった。
拙い文章で申し訳ない。伝わるかなこの位置関係。
とにかく目が覚めて、ぼんやりしながら左側にあるその窓に自然と目が行った。
真っ暗な部屋の中で月明かりを拾うそこだけが明るかったから。
そんで俺、ドキッというか、ヒヤッとした。
ばーちゃんが寝てる布団の向こう、窓際に誰か立ってんの。それも1人じゃなくて、何人も。
逆光で顔とかは全然見えなくてシルエットのみだったけど、最初に認識した人影は、窓の桟の高さから考えて140cm前後かな。
正確かどうかは置いといて、大人の体格ではなかったのは確か。
その他の影も、最初の…もう140で良いか、140より高かったり低かったりとバラつきはあったものの、やっぱり大人ではない。
一人抜きん出て高いのや、もっとちっこい幼児みたいな影を抱っこっていうかおんぶ?してた奴もいた。
俺はフリーズ状態のまま、咄嗟に鬼が来たんだって思った。角があるんだよね、皆。
角は1本だったり2本だったり。個々の詳細な記憶はないけど、140は2本、一番背の高い奴の角は一本だった。
顔は見えないし、何をしてくるでもないんだけど、揃ってじっとこっちを見ているようだった。
怖くなった俺は解凍後すぐさま布団に潜って目を瞑ってた。
960:本当にあった怖い名無し:2008/10/29(水)23:42:59ID:yeF/lZiZ0
その後、多分俺は寝てしまったんだと思う。気付いたら朝だった。
起きてばーちゃんに、家に帰って母親にその話をしたんだけど、当然ながら夢だって言われた。
俺の住む町…っていうかこの県全体かな?鬼の伝承が多い土地で、この辺りでも以前は毎年8月に鬼祭りってのをやってたんだ。
アンタきっとそれを楽しみにしてたからそんな夢を見たんだよって。
俺が見た鬼とその祭りや町の資料で見る仮装の鬼とは明らかに違ってたんだけど、子どもながらに信じて貰えないのは分かったし、夢だ夢だと言われれば自分でもそうだったような感じがしてきて、次第に気にしないようになった。
ただ、この町に住んでると駅とか公民館とか学校とか、それこそ祖父母の家でだって、鬼の面が飾られてるのを見かけるから、
その度にあの鬼たちのこと思い出して、忘れられないままなんだ。
余談だけど、そのことがあって暫くの間はばーちゃんの部屋に近づかなかった。
けどまたある日同じように寝床を交換することになって、渋々同じ場所で寝た。
その日の夢の中でまた同じように目が覚めて、隣にばーちゃんがいないことと、外がいやに明るいことに気付いた。
不思議に思って起き上がると、廊下にばーちゃんがいるのが見えた。じっと微動だにせず、窓の外を見てる。
鬼を見た窓にはカーテンがかかっていたため外の様子は見えず、ばーちゃんに近づいて目線を追った。
廊下から見える裏手には田んぼ、その向こうに姉の同級生で俺もたまに遊んで貰ってたRちゃんの家があるんだが、そのRちゃんの家が真っ黒な煙を上げて燃えてた。
朝目が覚めて、窓からRちゃん家の方を見てみたが異常はなく、今度はただの夢だったんだ、鬼の時もそうだったんかなって思った。
だからその時はすぐに親に話をしたりもせず、少し後に何かの拍子でふと思い出し、母親に話してみた。
そしたら母親が、
「そんな大きな火事とかじゃないけどRちゃん家、ついこないだ小火騒ぎがあったんだよ」
って。
実際その小火を見たんじゃないから実感が沸かず、少し驚いた程度だったけど、気味は悪くて、以来あの部屋では寝なくなった。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part47
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1221405430/959-960
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自転車で無灯火の男の子
2019.07.01 (Mon) | Category : とりあえず和みたい人へ
585:本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日)09:55:26ID:b3A1HteO0
お彼岸の終わりの日に、友達と真夜中に歩いてコンビニに買い出しに行ったところ、無灯火の自転車に轢かれそうになった。
友人が襟首を引っ張ってくれたから轢かれないで済んだんだが、相手も驚いてよろけてる。
(俺、黒の上下だったから、相手も気付かなかったんだろうね。)
良く見ると、高校生位の人のよさそうな男の子。
でもさすがに無灯火走行は危ないので注意しようとしたところ、友人が俺を制しながら相手に話掛けた。
友人「無灯火は道路交通法で、5万以下の罰金刑だぞ。」
相手「え!?」
友人「ただの無灯火なら注意で済むが…歩行者を轢いて怪我させたら、自動車と違って保険がおりないからな。自分を守る為にも、気を付けた方がいい。」
相手「あ、はい。すいませんでした。」
俺 「いいよ、ぶつかった訳じゃないし…でも今度からは気を付けてね~」
友人「道に迷わず、気を付けて逝けよ。」
相手「…はい、気をつけます~。ホントにすいませんでした~」
友人の言葉に、相手の男の子は一瞬面食らった顔をしたものの、すぐに笑顔で答えるとお互い手を振りながらほのぼのと別れた。
別れた後、
「素直な子だったね~」
とのん気に友人に話掛けると、友人は5秒ほど考えた後に、
「…あぁ…お前、区別が付かないんだっけな。アレ、死んでる子供だぞ?」
とのたまった。
友人は
「お彼岸だったから、家族の元に還って来てたのかもな」
と珍しく笑っていたけれど、俺は1人でパニック。
…そういえば、自転車の音全然聞えなかった…ブレーキ音も点灯の時の音も。
そう、俺はリアルに見えすぎて、死者と生きてる人間の区別がつきません。
さすがに足だけとかパーツの人(?)なら分かりますが、脱衣所のお婆ちゃんのように全身見えると判別出来ん。
(脱衣所のお婆ちゃんには、後日冷たい麦茶入れておきました。飲んでくれたかな~?)
お蔭で幽霊さんにナチュラルに挨拶して、周囲の人の視線が痛い時も…
ここの皆さんは、どう見えてるんだろう?
しかし、幽霊と分かっていながら道路交通法を持ち出す友人も友人だが、自転車であの世って逝けるのかぁ…
とりあえず、あの子が迷わずに愛車で戻れてたらいいな。
586:本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日)10:00:25ID:kAjgo2lN0
>>585
何か良い話(´ω`)
俺なんか全く霊感無いから分からないけど万が一生きてる人とぶつかると良くない事が起こるんじゃないか?
それで友人は相手にも分かりやすいように教えたとかか?
587:本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日)11:24:54ID:b3A1HteO0
>>586
どうなんだろ?アイツのことだから、何も考えてないような気がする。
手だけの幽霊を、『通行の邪魔』って外に蹴飛ばす奴だし。
引用元:【全米が】なんか笑える霊体験16【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1280281311/585-587
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お彼岸の終わりの日に、友達と真夜中に歩いてコンビニに買い出しに行ったところ、無灯火の自転車に轢かれそうになった。
友人が襟首を引っ張ってくれたから轢かれないで済んだんだが、相手も驚いてよろけてる。
(俺、黒の上下だったから、相手も気付かなかったんだろうね。)
良く見ると、高校生位の人のよさそうな男の子。
でもさすがに無灯火走行は危ないので注意しようとしたところ、友人が俺を制しながら相手に話掛けた。
友人「無灯火は道路交通法で、5万以下の罰金刑だぞ。」
相手「え!?」
友人「ただの無灯火なら注意で済むが…歩行者を轢いて怪我させたら、自動車と違って保険がおりないからな。自分を守る為にも、気を付けた方がいい。」
相手「あ、はい。すいませんでした。」
俺 「いいよ、ぶつかった訳じゃないし…でも今度からは気を付けてね~」
友人「道に迷わず、気を付けて逝けよ。」
相手「…はい、気をつけます~。ホントにすいませんでした~」
友人の言葉に、相手の男の子は一瞬面食らった顔をしたものの、すぐに笑顔で答えるとお互い手を振りながらほのぼのと別れた。
別れた後、
「素直な子だったね~」
とのん気に友人に話掛けると、友人は5秒ほど考えた後に、
「…あぁ…お前、区別が付かないんだっけな。アレ、死んでる子供だぞ?」
とのたまった。
友人は
「お彼岸だったから、家族の元に還って来てたのかもな」
と珍しく笑っていたけれど、俺は1人でパニック。
…そういえば、自転車の音全然聞えなかった…ブレーキ音も点灯の時の音も。
そう、俺はリアルに見えすぎて、死者と生きてる人間の区別がつきません。
さすがに足だけとかパーツの人(?)なら分かりますが、脱衣所のお婆ちゃんのように全身見えると判別出来ん。
(脱衣所のお婆ちゃんには、後日冷たい麦茶入れておきました。飲んでくれたかな~?)
お蔭で幽霊さんにナチュラルに挨拶して、周囲の人の視線が痛い時も…
ここの皆さんは、どう見えてるんだろう?
しかし、幽霊と分かっていながら道路交通法を持ち出す友人も友人だが、自転車であの世って逝けるのかぁ…
とりあえず、あの子が迷わずに愛車で戻れてたらいいな。
586:本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日)10:00:25ID:kAjgo2lN0
>>585
何か良い話(´ω`)
俺なんか全く霊感無いから分からないけど万が一生きてる人とぶつかると良くない事が起こるんじゃないか?
それで友人は相手にも分かりやすいように教えたとかか?
587:本当にあった怖い名無し:2010/10/03(日)11:24:54ID:b3A1HteO0
>>586
どうなんだろ?アイツのことだから、何も考えてないような気がする。
手だけの幽霊を、『通行の邪魔』って外に蹴飛ばす奴だし。
引用元:【全米が】なんか笑える霊体験16【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1280281311/585-587
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こっくりさん(26)
2019.07.01 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
172:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:52:07ID:X/8u3WM+0
173:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:53:00ID:X/8u3WM+0
174:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:53:39ID:X/8u3WM+0
175:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:54:34ID:X/8u3WM+0
引用元:引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173293652/172-175
56:名前:こっくりさん1投稿日:2007/02/26(月)16:08:24
漢字で『狐狗狸さん』と書くそうです。
『狐(きつね)狗(いぬ)狸(たぬき)さん』ですから動物霊を呼ぶのだとか、様々な説がありますが何やら、こっくりさんを信じなかったり冒涜したりすると祟るとの説もあるそうですから、あまり変な事は言わないでおきましょう
実際に、私がこの話を聞いたのは、前回の話を聞いたときよりも古く、私が高校に通っていた頃ですから、今からもう十三~四年前の話です。
同い年の女の子が中学生の頃に体験した話ですから、実際に事が起こったのは今からもう十五年以上も前になりますね。
放課後の教室に女の子が四人、机の周りを囲んでいました。『こっくりさん』をやる為です。
学校では『エンジェル様』が流行っていたそうですが、『昔ながらのこっくりさんの方が危ないけれども当たる確立が高いから』との理由で、彼女たちはこっくりさんをやっていたそうです。
それまで何度もやっていたので手馴れたもの。
『危険はあるけど、私たちはプロだから大丈夫』と・・・
彼女も後に、『何考えてたんだろう…』と苦笑してしまうような理屈と共に盛り上がっていたそうです。
手際よく準備を済ませ、皆で十円玉の上に手を乗せこっくりさんを始めました。
『あの男の子が好きな女の子は?』
『○×ちゃんが好きな男の子は?』
他愛も無い質問が続きます。
私の想像では、厳粛に物事が進められているものと思っていたのですが・・・
実際に、厳粛にやっている方が殆どなのかも知れませんが、彼女たちは、「きゃあきゃあ」と大騒ぎをしながら盛り上がっていたとか。
そうして散々大騒ぎした挙句、こっくりさんにお帰りいただく事に。
173:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:53:00ID:X/8u3WM+0
57:名前:こっくりさん2投稿日:2007/02/26(月)16:09:45
ところがいつもはすんなりと鳥居の場所へ行ってくれるはずのこっくりさん(最後は、紙の上に書かれた鳥居の場所から帰るのだそうです。)が、何故か『いいえ』の方へ。
初めての事に、先ほどまではおおはしゃぎだった彼女たちを緊張が包みます。
何度やっても帰ってくれません。
本来ならば、決して十円玉に力を込めてはいけないのですが、このままでは祟られると思った彼女は、渾身の力を込めて、十円玉を鳥居の方へ運びました。
たどたどしく動く十円玉。
結果、紙は破れ、机に大きな傷が残ってしまいましたが、何とか鳥居の方へ行ってくれました。
皆でほっとしながら帰路へ着きました。
一抹の不安を残しながらも勿論、彼女は自力で帰したとは言えなかったそうです。
そして、その夜どうしても、その事を考えてしまいます
『コックリさんはヤバイ』
それは彼女も十分承知していました。
『もしも、また誰かがやろうと言い出したらどうしよう・・・』
そんな事を考えていた時です。
不意に電話のベルが鳴りました。
電話に出て見ると、一緒にコックリさんをやったお友達の中でも一番仲の良い友達でした。
泣いています
彼女は、『何かあったんだ・・・』と直感的に察しました。
怖いです。
自分も当事者のひとり
しかも、無理矢理こっくりさんを追い返したのは自分なのですから。
でも、怖いながらも親友です。
何とかなだめておそるおそる話を聞いてみました。
174:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:53:39ID:X/8u3WM+0
58:名前:こっくりさん3投稿日:2007/02/26(月)16:11:04
最初に驚いたのは、その娘も自分がこっくりさんを追い返したと思っていた事。
そう。
電話を掛けて来た、その娘も渾身の力を込めて十円玉を動かしていたのだそうです。
「だから私、こっくりさんに呪われちゃったのかも知れない!!」
その娘は、かなり思い悩んで居た様子です。
「大丈夫だよ・・・実はあたしも・・・」
彼女は、自分も十円玉を動かしていた事を正直に告白しました。
「じゃあ、あなたの所にもこっくりさん来た?」
その台詞を電話の向こうから聞いた瞬間、彼女の胸はぎゅっと締め付けられ、頭は真っ白になりました。
『こっくりさん来た?』
彼女は、激しく動く心臓の鼓動を聞きながら必死に自分を落ち着かせ、
「まだ来てないけど・・・」
と答えました。
頭の中で何とか状況を整理しようにもどうにもうまく行きません。
『こっくりさんが来る?』
どうしても、その意味が解りません。
「私の所には来たよ。突然、私の部屋のドアが・・・」
コンコン・・・・
「コンコンって・・・」
その娘のセリフと、ほぼ同時に電話のある部屋の扉をノックする音が
その扉の先にはキッチンしかなく、その時間、そこには誰も居ないはずなのに・・・
175:本当にあった怖い名無し2007/03/11(日)23:54:34ID:X/8u3WM+0
59:名前:こっくりさん4投稿日:2007/02/26(月)16:12:31
彼女は思わず、悲鳴を上げました。
受話器に指が食い込む程強く握り締めながら、状況を訴えると、電話の相手は出ちゃダメだと必死に訴えていました。
「私、出て見たの。そしたら、誰も居なくて・・・」
自分の場合、出て見なくても誰も居ないのは解っています。
「誰も居ないから、ドアを閉めたら・・・」
ドンドンドンドン!!!!
凄い音で扉が鳴ります。
もうパニックでした。
その声を聞きつけた家族が大慌てで駆けつけてくれて、ほっとした彼女は電話の相手にも家族と一緒にいる事を勧め、電話を切ったそうです。
その後、他の二人からも交互に電話が掛かって来て、全員が同じように自分の力で十円玉を動かし、全員の所で同じ現象が起きたことを知ったのだそうです。
結果的に、四家族が集まり大騒ぎになってしまったとか。
結局、その夜は友人の家に皆で泊まる事になり、朝まで眠れぬ夜を過ごしたそうです。
その後は何事も無く、平和に暮らしていたそうですが・・・
彼女はそれ以来、ノックの音に過敏になってしまい、彼女の部屋をノックする事は、彼女の家では禁忌となったそうです
引用元:引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173293652/172-175
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