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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.19 (Wed) Category : 

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GETだ!GETだぜ!

2019.07.24 (Wed) Category : 人を信じすぎる人へ

651:1/2:2008/06/01(日)00:49:10ID:GQitR3Ob
一日で2件、犯罪に巻き込まれたyo…orz

1件目は甥が欲しがっていたゲームソフトを購入したとき。
レジに並ぶ列の外側からじーっと小学生くらいの子どもがこっちを見てた。
私の会計の順番になっても、のぞき込んでる。
私の後ろがそこそこ年輩の男性だったので、ああ、この人の子どもだなと。
そしたら会計が終わった瞬間、横からひったくられた!

ダダーっと走っていくので思わず
「ドロボー!」
と叫んだら数メートル先である女性に抱きついて
「おかーさん!GETだze!」

すわ泥ママ?と思ったら、母親はいきなりその子の頭をそれこそ1メートルくらい吹っ飛ぶくらい叩きのめした。
その後もボロボロ泣きながら、
「なんでこんなことするの」
「欲しかったら買ってるじゃない!」
と何だかもう、虐待?ねえこれ暴力事件?て思うくらいボコボコにして(店員さんが止めに入った)子どもが手にしっかり持って離さなかったソフトを子どもの手を踏みつけて(ゲシっ!って音がした)離させて、私のところに持ってきて
「申し訳ありません!」
と頭を下げられた。

いやもう正直、ドロボー子よりもお母さんの方が暴力怖かったよ。
結局、別室で話し合ったんだけど、その子は普段から
「GETだ!」
と言っては平気で人のものをくすねてくると言ってた。
本人に
「GETって、悪いことなんだよ、分かるよね?」
と言ったけど
「なんで?ポケモンではやってるよ?」
とニコニコ…

私はソフトが戻ってきたからモンクなしなんだが、母親の必死さから見ても躾けてないとは思えない。
多分一種の発達障碍だと思う。



652:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)00:53:00ID:sNinxY2g
>651
そのお母さん、随分まともじゃん。
泥棒したら痛い目に遭うって、教えてるんだからさ。
他人に殴られるよりよっぽどいいんじゃない?

で、続きは?



657:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:06:22ID:GQitR3Ob
>>652
>>651です。
ほんとにね…殴られてもその子ヘラヘラ笑ってるんですよ。
会話とかも普通っぽいんだけど、何かが違うカンジ。
普通なら
「イタイ,お母さんごめんなさい」
とか言うでしょ?

殴られながら
「やったな~、いけー!ピ◎チュー!」
とか言って遊んでるような…でも母親泣いてるし。
ソフトだって、お母さんが謝りながら私に返してるのを見て
「チクショー!絶対GETしてやるぜ!」
とか言ってるんですよ。

案内された別室にピ◎チューのぬいぐるみが置いてあったんですが、それを見て
「モンスターボールに戻れ!」
とか言いながら、今度は自分のリュックに詰めようとして、お母さんがまたキレかけるし…
見ててお母さんが本気でかわいそうだった。



660:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:08:49ID:sNinxY2g
>657
その子…本気で発達障害なのかもしれない。
お母さんが可哀想だ。
でも冷静に見て、貴女もいやな目にあったんだよね。
お疲れさまでした。



661:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:13:04ID:r5nY+Vt6
>「モンスターボールに戻れ!」とか言いながら、
>今度は自分のリュックに詰めようとして、

ごめん、ここでコーヒー噴いたw



662:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:24:12ID:IeSC1OIX
なんかもう爆笑



663:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:28:21ID:IixkRpvw
笑えないよ…



664:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:29:48ID:PgQR5gxC
うん、ぜんぜん笑えない
悲痛すぎる…657さんもお疲れだ



666:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)02:01:48ID:5xucAeYF
お母さん… 大変だ。
病院に行ってるのかな、とか心配になるね。



653:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)00:56:37ID:7X7WzBP8
なんか…そのお母さんの苦労を考えると切なくなるな…



669:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)03:40:45ID:rncOTuN+
>>657
そんなガキ社会に出すなよ……。



670:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)04:32:40ID:zvvMsuYf
そんな事、被害者の657に言ってどうなる?



654:2/2:2008/06/01(日)00:59:24ID:GQitR3Ob
もう一件はその後。精神的に疲れたので喫茶店で休憩した。
隣に座ってた赤連れ母の赤ちゃんがすごく愛想の良い子で、にこにこしてこっちを見るので、「あばばばば」とか「ないないばあ」とか
あやしてたら、お母さんもにこにこしてた。

先にそのお母さんが席を立って会計,癒されたな~と思ってたら、レジの店員が怪訝な顔でこっちに来る。
見覚えの無いレシートを見せて
「すいません、先ほど隣席におられたお客様が、こちらのレシートとご一緒にしてくれと言われたのですが」

もうね、何言われたかまったくわかりませんでした!

「いや、赤ん坊に笑いかけられたからあやしたけど、私何の関係もないし、何より今の今まで見たことない人ですから!」

テンパッたけど、そんなことを言ったと思う。
慌てて店員が外へ親子連れを追いかけていったけど(私のところへ確認に来ている間にさっさと店を出たらしい)
「ちくしょー!やられた!!」
と戻ってきたよ。
バイトの女の子が
「あの人に払ってもらえばイイジャン!」
とかいってマスターらしき年輩の男性に
「関係ないお客様に迷惑かけられるか!」
と怒鳴られてるのもちょっとかわいそうだったけど。
ええ、もちろん払いませんでしたけどね。

姉の家で甥にソフトを渡して2件の話をしたら
「木の芽時は終わったのにねえ」
だってwww
実家の方が都会だけど、こんな目に会ったことは無い。
お寿司おごってくれたねーちゃんには悪いが、この県嫌いになりそーだ。



655:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:02:54ID:qHvcg4wd
つーかそのバイトの女、ありえん・・・。



656:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:06:07ID:sNinxY2g
>654
こっちは…それは気の毒だったね。
ただ単に赤ちゃんをあやしただけで、タカられるなんてね。

てか、それはママが手癖が悪いんじゃなくてセコケチなのでは?



659:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:07:40ID:GQitR3Ob
>>656
ありゃ、食い逃げだからドロボースレかと思ったら
スレ違いでしたかね、スマソ。



665:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)01:39:43ID:FkkZKIQ9
>>656さんの感覚、危ないですね。
結果的にタカリじゃなく食い逃げでしょ?
立派な詐欺罪、犯罪です。
だからこちらで正解。



667:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)02:05:49ID:2RDZKsxk
そういえば去年だったか、何度言いきかせても泥棒に入っちゃう息子(発達障害か知的障害か忘れた)を
「もう私には手に負えないから刑務所に入れてくれ」
って老いた父親が証言してた裁判があったな。
将来的にそんな感じになりそうだ。



668:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)02:26:03ID:C1eg5dVq
窃盗だけならまだしも、詐欺とか婦女暴行とか違う方面で開花しちゃったらと思うと、
けっこう怖いね。



671:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)05:18:31ID:sue1t8Vm
>>651>>654
とりあえず喫茶店のバイト女が一番腹立ったw



673:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)05:37:41ID:NLrB3s3S
>>657
テレビや漫画一切禁止の上で改善が見られるまで児童養護施設(教護院)に突っ込んでおいたほうがいいね。
>ひったくり小僧



674:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)05:59:00ID:3qV+aJZV
驚いた。そんな斜め上の発達(or知的)障害なんてあるんだ…



675:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)07:07:28ID:vs+g5A24
てか、ポケモンでも他人のポケモンをgetしたら駄目(アニメでもゲームでも)な仕様になってるんだけどね…



676:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)08:09:19ID:JlV8VulB
他人のポケモン取ろうとしても、取れない仕様になっている上に
「ひとのもの とったらドロボー!」
って言われるよ



677:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)08:43:24ID:6KzNMPFW
ロケット団のつもりかもね



679:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)08:59:23ID:Y0JDoyjX
全部がそうではないとおもうけど、発達障害の子は自分がされた事をまねするってこともあるんだよ。
幼稚園か学校で友達からそう言われて自分のものを取られている可能性もあるのかな?と思ってしまった。



680:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)09:26:26ID:b/GQd8vk
バイトの女の子のおばかさん加減に呆れる。
確認しますのでと言って、赤連れママと一緒にその相手に確認に行くよね。
普通。


大体、それで払ってもらえばって、ほんとゆとり乙だわ。

それにしても赤連れママ逃げ足は赤連れとは思えない。
セコケチがいって、体力も人並み以上なんだね。その体力でお金でも稼げばいいのに。

お疲れ様でした。



681:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)09:41:40ID:rtq8eqU/
でも、確認せずに支払わせる店員たまにいるよね。
スレチだけど、旦那の部下がそのタイプで飲食店で会ったりすると勝手に支払いまわして帰ってくヤツだった。
なんで店員も確認しないのかね?
逆に
「あちらの分も支払います」
とかなら事後確認も分かるけどさ。



685:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)14:34:08ID:YLQgWfuL
>>681
それでいつも払わざるを得なくなるの?
氏名連絡先を旦那に聞いておいて今度から店員に渡せばいいんじゃないかな。
あなたがケツ持つ必要はないし、ケツもたなければ犯罪者なんだから。
前科になるかどうかは店次第だけどさ。

上司家族にたかるなんてどういう神経してるんだか。



682:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)09:50:44ID:NLrB3s3S
食い逃げ防止のために必ず確認、と自営飲食店でママンに教わりました。



689:名無しの心子知らず:2008/06/01(日)18:19:33ID:9ns3GI22
ああ本当にゲッターのお母さんが可哀想だ。いっそ座敷牢にでも入れたかろうに。



引用元:【窃盗】発見!泥棒~手癖の悪いママ37【万引】
http://mimizun.com/log/2ch/baby/1211529001/651-689




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怖い話して

2019.07.24 (Wed) Category : ミステリー・不思議な話

1:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:11:28.445ID:cufhuijx0
トイレいけなくなっちった


2:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:15:25.021ID:UGt6fFow0
今後あらゆる業界でAI導入が進み人手不足が解消される。
AI化できない業種も移民で解決
30過ぎてたいした職歴の無い者は用無し



5:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:17:18.493ID:lQ3fS3/wd
>>2
30過ぎて大した職歴無いやつは今でも用無しだろ



4:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:16:55.498ID:WTEyK0kg0
今日の夜から親戚が泊まりに来る
将来は俺と結婚するんだーって言ってくれてた従姉妹も来る



6:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:19:17.975ID:UGt6fFow0
>>4はイヤだな



28:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:41:49.164ID:RKzTW33V0
生の豚肉を食べると体中に、、、



29:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:43:27.057ID:2XgRSZoya
朝起きると枕に大量の髪の毛が…



30:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:53:11.852ID:r/lBfsQm0
ストレス発散の為に気張って屁をこいたら実が



3:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:15:53.752ID:nl7Xyrn00
もうかなり昔のことになるので、思い出しながら書いていきたいと思います。
この歳になってあらためてそのことを考えますと、経験した自分自身でもとても現実と思えない内容なので、記憶だけでなくその後に見た悪夢などが入り混じっているのでしょう。

正直に申しますと悪夢にうなされた記憶など全く無いのですが、あれはそういうことだったのだと考えるようにしています。



7:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:19:33.569ID:nl7Xyrn00
あれは三十年くらい前、当時わたしは中学生で、まだ猟師を生業にする人たちも若干残っていた頃の話です。
わたしの祖父には狩猟の趣味があり、愛犬2頭を連れてよく狩りに行っていたものでした。 
一匹は雪のように白く、もう一匹は墨のように黒い犬で、犬達の名前は外見そのままシロとクロといいました。

祖父自慢の賢い犬達で、私ともすぐ仲が良くなったことを覚えています。
雪の無い季節にはわたしを連れ立って行くこともありました。
狩りへついて行くことに対して、両親は余り良い顔をしていなかったようですが、わたしにとっては楽しみのひとつでした。

体力的に無理をした覚えも無いので、わたしがいるときはそれほど奥深くまで行かないようにしていたのだと思います。
誤射を避けるためでしょう、散弾は使わず、山に入る時には常に自分の傍にいるようわたしに厳しく言い聞かせていました。
傍にいないときには決して発砲しなかったとも記憶しています。



8:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:20:38.089ID:nl7Xyrn00
その日は祖父にしては珍しく、夕刻になってもまだ一匹の獲物も仕留めることが出来ずにいました。
帰る時間も近づき焦りが出てきたのか、そのときは
「どうもおかしい……」
とか
「どうなっているんだ」
といったことをしきりにつぶやいていたと思います。 
今思えば、祖父は長年の経験から山の様子などに、いつもと違うなにか変化のようなものを感じ取っていたのかも知れません。

あれを見たのはそんな時でした。



9:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:21:23.982ID:nl7Xyrn00
「なんだ? あれは」
怪訝そうな祖父の視線を追ってみると、岩場と木立の境界あたりに動物がいて、魚を食べているようでした。
「猿……か?」

言われてみると確かに猿にも似ているのですが、私には猿には見えませんでした。
大きさは猿と同じくらいですし、目の大きい『アイアイ』という猿に似た印象ではあるのですが、もっとなんというかヌメッとしているような嫌な質感をしていて、うまく説明できないのですが明らかに違う生き物でした。

この後に起きたことを思い出させるような動物は図鑑の写真を見るのも嫌なので、どの辺りが似ているとか似ていないとか細かく指摘することはしたくありません。
とにかくあれは得体の知れない生き物でした。



10:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:22:08.754ID:nl7Xyrn00
「見たことのないやつだが、とにかく仕留めてみるか」
祖父はわたしに耳を塞ぐよう合図すると、すばやく猟銃を構え発砲しました。
生き物は岩の向こうに倒れこみ、祖父も手ごたえを感じていたようです。
これは仕留めたと思った瞬間、茂みがガサガサと揺れ、取り逃がしたことが解りました。
追いかけた犬達もそれほど経たずに戻ってきてしまい、申し訳なさそうにしていました。

あの生き物がいた辺りに行くと、まだ食べられていなかったヤマメが数匹、岩の上に残っていました。 
「今夜のおかずだな」
祖父は魚を集めて喜んでいました。



11:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:23:27.053ID:nl7Xyrn00
そうこうしているうちに夕闇が迫って来たため、近くにあるという祖父の知り合いの狩猟小屋へと向かうことになりました。
そこは狩猟で泊り込む為に用意したもので、基本的に最低限の炊事と寝泊りをするだけの簡素な作りの小屋でした。

「美味いぞ?」
祖父からは焼き魚を食べるよう何度か薦められましたが、あの生き物が触れていたかと思うとどうにも気味が悪かったので、私は魚に手を付けませんでした。
それほど数があったわけでもないので、魚は祖父と犬とでペロリと平らげてしまいました。



12:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:23:57.368ID:nl7Xyrn00
その晩のことです



13:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:24:37.096ID:nl7Xyrn00
夜になり、なかなかわたしが寝付けずにいると
「……ナ」
外からなにか声がするのです。
最初は空耳だろうと思い、それほど気にも留めずにいました。
しかし片言というか、ボソボソと不鮮明で聞き取りにくいのですが
「オチャカナ、オチャカナ」
と言っているように聞こえます。
そのうち壁の向こうでカリカリと引っかくような物音がして、その音は次第に上へと、屋根まで移動したように思われました。

(なにかがいる)



14:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:25:16.484ID:nl7Xyrn00
そして気が付くと、窓の隅から丸く光る目が見下ろしていたのです。
暗くてよく見えなかったにも関わらず、直感的に(あ! あの生き物だ)と思った瞬間、

こんどは、はっきりと
「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」



15:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:25:59.347ID:nl7Xyrn00
「わぁあああああああっ!」
思わずわたしは叫んでいました。

悲鳴に驚いた祖父が駆けつけましたがもうあの生き物の姿はありません。
流石に祖父もすぐには信じてはくれず、最初の内は怖い夢でも見たのだろうと笑っていたのですが、わたしの怯えかたが尋常でないことを察し真面目に聞いてくれるようになりました。 

祖父に話すだけ話すと、平常心を取り戻すことが出来ました。
落ち着きを取り戻してみると、他の生き物が人の言葉を話すなど考えられないことですし、やはり悪夢だったのだろうということでその場は納得しました。
それでもわたしの心細そうにしている様子を見て、祖父は添い寝してくれました。



16:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:26:49.308ID:nl7Xyrn00
祖父が寝付いた後もわたしは寝つくことができず、悶々としていました。
そうしているうちに、またあの気配を感じ祖父を揺り起こしました。

「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」

今度は祖父もあの声を聞いたようでした。
祖父はよほど肝が座っていたのか、孫の前で臆するわけにはいかないと思ったのか、

「もう無いわっ! わしと犬とで食ってしまったわい!」

と怒鳴りつけると銃に弾を込め始め、外へ出て撃ち殺そうとしました。
暗いこともあってか銃は当たらなかったようでしたが、追い払うことは出来ました。

「いけっ!」
森に逃げ込んだ生き物に向けて、祖父はシロとクロをけしかけました。
犬達は吠え立てながら木立の奥へ走りこんで行き、その鳴き声は次第に遠のいていきました。



17:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:28:13.816ID:nl7Xyrn00
「わしもこの山を歩いて何十年にもなるが、あんなのは初めてだ」
銃に弾を篭め直しながら、祖父は首を傾げていました。
「また戻ってくるようならこんどこそ仕留めてやる」
そう祖父が言った時です。

入り口の方でなにか物音がしたようでした。
祖父と共に様子を見に行くと、小屋の前に腹を割かれた犬が転がっていました。

正面の森の暗い闇の中では、ふたつの丸い目が光っていました。



19:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:28:56.886ID:nl7Xyrn00
「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」
「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」
「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」
「オチャカナ、オチャカナ。 ワタチノオチャカナヲカエチテオクレ……」



20:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:29:48.524ID:nl7Xyrn00
そのときの私は恐怖で頭が真っ白になり、声も出せずに震えていたと思います。
「おのれ」
大事な犬を殺された怒りが勝ったのでしょう。
祖父は猟銃を持って飛び出していきました。夜の森に2回ほど銃声が響き渡ったあと、しばらく何も音がしなくなりました。
そして唐突に、森の奥から今も忘れられないあの声が聞こえたのです。



21:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:30:52.896ID:nl7Xyrn00
「オチャカナ!!!!! オチャカナ!!!!!」

今までと違う、興奮して叫んでいるような響きでした。



22:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:31:36.155ID:nl7Xyrn00
その後のことはあまりはっきりとは覚えていません。
子供心にあの頼もしい祖父も犬達と同様に死んでしまったのだと悟りました。
恐怖のあまりわけが解らなくなって走り続け、いつしか山道を転落して気を失ってしまったようなのです。
運良く狩猟に来ていた猟師に助けられ、わたしが次に気が付いたときは病院のベッドの中でした。



23:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:32:11.534ID:nl7Xyrn00
あの出来事を必死で大人たちに説明しましたが、まともに取り合ってもらえるはずも無く、何かの恐怖がもとで現実と幻覚の区別が付かなくなったというような診断結果を受けました。

そのためしばらくは入院して過ごす羽目になりましたが、そのため祖父の葬式にも出ることが叶わなかったのはなによりも悲しいことでした。
祖父の死も、最終的はクマかなにかの獣に襲われたということで片付けられてしまいました。 
 
信じてもらえないことが解ったので、そのうち他人にはこのことを話さなくなり、自分でも夢だと思うようにしてきました。
ですが、あの恐ろしい出来事が夢だったとして、いったいどこからが夢なのか何度思い返しても未だに解らないのです。



24:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:32:43.139ID:nl7Xyrn00
母が祖父の葬式について聞かせてくれたことがあったのですが、祖父の知り合いの猟師さんが
「あれはクマの仕業なんかじゃねぇ」
と言っていたそうです。

わたしは川魚を一切食べることができません。
犬の無残な姿を思い出してしまい、今でも胃が受けつけないのです。



25:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:33:49.966ID:nl7Xyrn00
オチャカナ おわり



18:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:28:46.692ID:3R9JeVO40
結構好き



26:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:35:47.747ID:lQ3fS3/wd
オチャカナかわいい
あげたい



27:以下、VIPがお送りします 2018/11/02(金)05:39:09.892ID:O+lqLofB0
いやそれオチャカナ取られた猿のほうが被害者じゃね?



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引用元:怖い話して
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1541103088/




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尾が複数ある動物と会ったことがある

2019.07.24 (Wed) Category : とりあえず和みたい人へ

403:本当にあった怖い名無し:2019/07/14(日)01:01:55.58ID:wybOuM0a/
昔小学生の頃の話だ
コンビニが町内に一軒もない田舎に住んでる俺は夏休みにはよく外で遊んでいた
何所で何をするって目的を探すのも楽しみの一つにしていたんだ

未だ外が暗く親も爺婆も寝ている時間に目が覚めてしまったのでこっそり家の外に出た
家の傍には小さな橋がある
特定されると嫌なので詳細は書かないが秋には橋の周りでちょっとした祭があり、屋台も数十と出る
俺は橋の方へ向かって歩いていたんだ

そしたら前から何か小動物が向かってくる
普通は逃げるんだがそいつは逃げずに向かってきた
飼い主なしの1匹だけで散歩してる犬も居るようなところだったので人慣れしてるのかと思ってた



404:本当にあった怖い名無し:2019/07/14(日)01:02:58.74ID:wybOuM0a/
正直猫だったのか狐だったのか
記憶が曖昧なんだがそいつは尾が2本あった
驚いたが人懐っこいそいつを触ってたらもう1匹居たんだ

そいつは更に尾が多かった
これも曖昧なんだが3か4本だったと思う
暫くそいつらと戯れてから付いてくるもんだから一緒に橋へ行った
そこにはそいつらの親と思わしき奴がいた

そいつは更に尾が多かった
5か6だったと思うがもっと多かったかも知れない
ただよく聞く九尾のように9本ではなかったと覚えている
妖怪図鑑なんてのを持っていたからその辺りは印象に残っている

多分雌だ
母親だと直感で思ったのを覚えている
確証はない
そこで何かを話したんだ

動物と言葉が交わせる事にも俺は驚いたが子どもだったのですんなり受け入れていた
子どもが懐いているからか遊んだからかは判らないが敵意はなかったと思う
ただ話の内容は一切覚えていないし、気が付いたら家に居て朝になっていた
だが布団で寝ていたわけでもなく家の外で突っ立っていた
自宅と隣の家の間の細い通路の様な場所に居てなんでこんなところに居るんだと思った

昨日の記憶が殆ど欠落していて思い出せる、覚えていたのはこれくらいなんだ
寝ぼけていた訳ではなく実際にあった事だと俺は思っているが、親や親しい友達にも何故か話す気にはならなかった
小学生なんて何かあればすぐ周りに自慢したがるものなんだが何故だろうか

記憶の欠落、周りに話そうと思えないのはその猫だか狐だかの親に何かされたせいなのかと思っている
尾が複数あるが猫か狐か定かではないので猫又、九尾の類なのかもよくわからない
そういう経験や詳しい人が居たら教えて欲しいものだ
それから20年以上経っているが今のところ何もない

俺が何も関係がないと思っているだけなのかも知れないが
多分今初めてそいつを見たら俺はちびる自身がある(キリッ
子どもってすげーよな



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?355
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1561192635/403-404




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