都市伝説・・・奇憚・・・blog
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元珍走さんの話
2014.07.21 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
377: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/24(火) 23:37:49 ID:vL79vBfWO
今から十年以上前の話なんだが、学生で車も単車も無かった俺は、仲間の家に22時過ぎに初詣の約束だったか?何かの約束で向かっていた。
仲間の家は、左右が林で覆われた細い山道の上だ。暗い街灯の無い道をチャリで急ぐ。
すると一台ミニバンが停まっていた。ハテ?ナゼコンナバショニ?夜景も星も見えない林の中で?
違和感はあったが、急いでいた俺は仲間の家に向かった。
仲間の家に着いて、再び街を目指して来た道を戻る。あの車は…?まだいる…
リアハッチを開けていたのが行きと違うところだ。
街に着いて他の仲間と遊んだ。
休みが明けて、そんな事があったのを忘れた頃に、あの日の夜の話をしていたら、迎えにいった仲間が話に入ってきていきなり
仲間「オマエあの時、ミニバンが停まってたの憶えてるか?」
俺「ああ、リアハッチ開けてたやつだろ?」
仲間「あの後、何日かして死体が出て、犯人逮捕されたんだけど…あの晩、二人で通った時に遺棄してたらしいぞ」
俺「マジ?あの車か?」
仲間「おう。一歩間違えば鉢合わせだったみたいだ。はははっ」
俺「いやいや、俺は登りで遭遇してるから…笑えねぇよ」
その後、何回か山道でも怖い思いを経験する俺の初めての体験だった
395: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/25(水) 22:49:21 ID:H5YGzawcO
連投スマソ
二十代前半は単車と車に命を燃やす珍走だった。
最初の車はユーノスロードスター。冬もオープンで走り回った
ある日、温泉地に住む仲間から遊びに来い!と半ば命令に近い電話で、深夜に向かう事になった
金がない俺は有料道路なんて使える訳もなく、おまけに地元じゃない俺は、その近辺の仲間に先導を頼んだ
地元でも滅多に通らない峠道…前を走る仲間に、一本道か?と聞くと一本道だ。と返ってきた
オープンのまま峠を走る、前を走る仲間を抜き去った
不意に後ろが気になり出した。真っ暗な峠道。振り返る勇気もない。…
気が付けば霧が出始めた。木と木の間からライトが見えた
再びS字コーナーでアクセルを踏みこみ引き離しに掛かる
左から右に曲がり始めた時、オイ!オイ!野太いオッサンの声が後からした。ビビって急停車
誰も居ない?車から降りて車載の強力なライトで照らすが、あまりの恐怖感に車に戻り携帯を探した
圏外…全力で峠を抜ける。広い退避所にハザードをつけて停まる。
電話をかけようとして、顔を上げると、すぅっと霧が晴れていた
遠くに街の灯りが見える。落ち着いて辺りを見回すと車の後に、真っ赤な鳥居と社があった
ビビって全力で温泉街に走った。呼び出した仲間に会い、経緯を話した
仲間「マジであんなとこ通ったのかよ!先週なオマエの話の場所の辺りで、車が崖下おちたんだわ。あの峠は死亡事故、多いから走り屋も近よんねぇんだ」
俺「マジで?」
仲間「勇気あるな。あとな…あの辺りには神社はねぇぞ?」
俺「…マジで?」
仲間「ついでだから言うけど赤い何かをみたら死ぬって言うのは地元じゃ有名な話なんだわ…今日は泊まってけ」
…俺は勿論、泊まる事にした
しかし、この軽い謎体験から数年間、珍走生活で更なる体験を重ねていった為に、溢れんばかりのチキンハートから、心臓に毛が生え、アフロの様に毛だらけのタフなハートになっていく
406: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 19:30:19 ID:rPPuELO9O
皆様、レスありがとうございます。
予想外に好評で嬉しい限りです。
また一つ書いてみようと思います。昨日より長くなりますが、お付き合いください
ある日、弟がゴルフ場に続く一本道を発見して深夜、二台で向かった
リズムの良い道に上機嫌でタイムアタック
弟「兄貴の横乗っけて?」
俺「おう、良いぞ」
弟を乗せ非力なロードスターで下りを全開で降る
右コーナーを抜け、左に曲がりながら、次はキツイ左、右と考えていると、あれ?ストレート?間違えたか?と思いアクセルを踏みこむ
「兄貴!?」
と弟が叫んだ。ストレートに見えたのは左コーナー。そして正面の白い岩壁。
なんでだー!?ブレーキを踏みながら間に合わないと思い、急いで車をスピンモードに、岩壁に対し真横になりながら、ぶつけずに車を停めた。
ゆっくりと発進してチラッと岩壁を見ると壁に中年男の顔が映っているように見えた。
顔は、まるで事故にならないこと悔しがるように見えた
この日、俺達兄弟は、帰り道の最速記録を塗り替えたのは言うまでもない…
しかし数日後、この道に挑むハメになる。
408: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 20:05:30 ID:rPPuELO9O
数日後、弟、俺、弟の女友達2人の計4人で肝試しを行うことになった
弟が、じゃあ、あそこで良いじゃんと、セドリックを運転して行った
この間さぁ~と俺が切り出す、怖いね~なんて女の子と盛上っていた
しかし例の所を過ぎたら女の子が泣き出した。来た道を戻りたくない。
車の向きを変えた時に道が見えたので入っていった。ナビで見ると国道に出るようだ
ホッとしながら、開けた場所を抜けると泣いていた女の子が急に、首が痛い!と叫び出した
国道に出てコンビニに入った。落ち着いた女の子の首に斜めに赤く線が入っていた
嫌な感じがしたので、女の子を送った後、峠に戻った
弟「兄貴~あったわ!」
俺「マジでか?…線香焚いとくか」
何故か、そうしないと不味い気がした。その後、星を見ると言う口実で腰が抜けている事を誤魔化した
弟が見つけたのは石碑…そこには処刑場跡と刻まれていた
長文すみません、ありがとうございます
今から十年以上前の話なんだが、学生で車も単車も無かった俺は、仲間の家に22時過ぎに初詣の約束だったか?何かの約束で向かっていた。
仲間の家は、左右が林で覆われた細い山道の上だ。暗い街灯の無い道をチャリで急ぐ。
すると一台ミニバンが停まっていた。ハテ?ナゼコンナバショニ?夜景も星も見えない林の中で?
違和感はあったが、急いでいた俺は仲間の家に向かった。
仲間の家に着いて、再び街を目指して来た道を戻る。あの車は…?まだいる…
リアハッチを開けていたのが行きと違うところだ。
街に着いて他の仲間と遊んだ。
休みが明けて、そんな事があったのを忘れた頃に、あの日の夜の話をしていたら、迎えにいった仲間が話に入ってきていきなり
仲間「オマエあの時、ミニバンが停まってたの憶えてるか?」
俺「ああ、リアハッチ開けてたやつだろ?」
仲間「あの後、何日かして死体が出て、犯人逮捕されたんだけど…あの晩、二人で通った時に遺棄してたらしいぞ」
俺「マジ?あの車か?」
仲間「おう。一歩間違えば鉢合わせだったみたいだ。はははっ」
俺「いやいや、俺は登りで遭遇してるから…笑えねぇよ」
その後、何回か山道でも怖い思いを経験する俺の初めての体験だった
395: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/25(水) 22:49:21 ID:H5YGzawcO
連投スマソ
二十代前半は単車と車に命を燃やす珍走だった。
最初の車はユーノスロードスター。冬もオープンで走り回った
ある日、温泉地に住む仲間から遊びに来い!と半ば命令に近い電話で、深夜に向かう事になった
金がない俺は有料道路なんて使える訳もなく、おまけに地元じゃない俺は、その近辺の仲間に先導を頼んだ
地元でも滅多に通らない峠道…前を走る仲間に、一本道か?と聞くと一本道だ。と返ってきた
オープンのまま峠を走る、前を走る仲間を抜き去った
不意に後ろが気になり出した。真っ暗な峠道。振り返る勇気もない。…
気が付けば霧が出始めた。木と木の間からライトが見えた
再びS字コーナーでアクセルを踏みこみ引き離しに掛かる
左から右に曲がり始めた時、オイ!オイ!野太いオッサンの声が後からした。ビビって急停車
誰も居ない?車から降りて車載の強力なライトで照らすが、あまりの恐怖感に車に戻り携帯を探した
圏外…全力で峠を抜ける。広い退避所にハザードをつけて停まる。
電話をかけようとして、顔を上げると、すぅっと霧が晴れていた
遠くに街の灯りが見える。落ち着いて辺りを見回すと車の後に、真っ赤な鳥居と社があった
ビビって全力で温泉街に走った。呼び出した仲間に会い、経緯を話した
仲間「マジであんなとこ通ったのかよ!先週なオマエの話の場所の辺りで、車が崖下おちたんだわ。あの峠は死亡事故、多いから走り屋も近よんねぇんだ」
俺「マジで?」
仲間「勇気あるな。あとな…あの辺りには神社はねぇぞ?」
俺「…マジで?」
仲間「ついでだから言うけど赤い何かをみたら死ぬって言うのは地元じゃ有名な話なんだわ…今日は泊まってけ」
…俺は勿論、泊まる事にした
しかし、この軽い謎体験から数年間、珍走生活で更なる体験を重ねていった為に、溢れんばかりのチキンハートから、心臓に毛が生え、アフロの様に毛だらけのタフなハートになっていく
406: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 19:30:19 ID:rPPuELO9O
皆様、レスありがとうございます。
予想外に好評で嬉しい限りです。
また一つ書いてみようと思います。昨日より長くなりますが、お付き合いください
ある日、弟がゴルフ場に続く一本道を発見して深夜、二台で向かった
リズムの良い道に上機嫌でタイムアタック
弟「兄貴の横乗っけて?」
俺「おう、良いぞ」
弟を乗せ非力なロードスターで下りを全開で降る
右コーナーを抜け、左に曲がりながら、次はキツイ左、右と考えていると、あれ?ストレート?間違えたか?と思いアクセルを踏みこむ
「兄貴!?」
と弟が叫んだ。ストレートに見えたのは左コーナー。そして正面の白い岩壁。
なんでだー!?ブレーキを踏みながら間に合わないと思い、急いで車をスピンモードに、岩壁に対し真横になりながら、ぶつけずに車を停めた。
ゆっくりと発進してチラッと岩壁を見ると壁に中年男の顔が映っているように見えた。
顔は、まるで事故にならないこと悔しがるように見えた
この日、俺達兄弟は、帰り道の最速記録を塗り替えたのは言うまでもない…
しかし数日後、この道に挑むハメになる。
408: ◆U/io.ErRieAf :2009/11/26(木) 20:05:30 ID:rPPuELO9O
数日後、弟、俺、弟の女友達2人の計4人で肝試しを行うことになった
弟が、じゃあ、あそこで良いじゃんと、セドリックを運転して行った
この間さぁ~と俺が切り出す、怖いね~なんて女の子と盛上っていた
しかし例の所を過ぎたら女の子が泣き出した。来た道を戻りたくない。
車の向きを変えた時に道が見えたので入っていった。ナビで見ると国道に出るようだ
ホッとしながら、開けた場所を抜けると泣いていた女の子が急に、首が痛い!と叫び出した
国道に出てコンビニに入った。落ち着いた女の子の首に斜めに赤く線が入っていた
嫌な感じがしたので、女の子を送った後、峠に戻った
弟「兄貴~あったわ!」
俺「マジでか?…線香焚いとくか」
何故か、そうしないと不味い気がした。その後、星を見ると言う口実で腰が抜けている事を誤魔化した
弟が見つけたのは石碑…そこには処刑場跡と刻まれていた
長文すみません、ありがとうございます
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