忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.11.24 (Sun) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

おけらさま

2014.03.28 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 16:25:00.30 ID:vSvqDiwP0
怖い話じゃなくて不思議な話だよねここって?
怖くないんだけど不思議に思う話があるんだよ。
怖くは無いから怖い話スレとかで一回も話したことはない話。書いちゃってのいいかな



831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 16:38:31.47 ID:vsDdkvdA0
書くべき
俺も一応あるけど初めて見たはずの光景に一度見たような違和感が昔あったぐらいでつまんねーから



834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 16:49:27.84 ID:vSvqDiwP0
じゃあ書くぜ

「おけらさま」

俺の実家(岩手)の村にだけひっそりと言い伝えられてる山の神的な。
あまり触れてはいけないものみたいな。
おけらと言っても虫ではない。夕方から夜にかけてある山道を歩るくと、山奥からケラケラケラケラ笑う声が聞こえるという事かららしい。

俺も2回程聞いたことあるよ。
ケラケラケラというよりはケタケタケタ、ヘタヘタヘタって感じだった。声質はとても説明しずらいが、機械音声?みたいかなぁ…。

んで、声をたどって行ったら、山道を外れて険しい草木の中を進み、ぽっかり丸く開けた場所に出た。
直径3メートルくらい。凄く小さな墓石みたいなものと、その後ろに俺のフトモモくらいの太さの穴。
そして穴の前にはしめ縄?みたいなものがされてる。いかにも封印さえてますって感じで。
で、声の発信源はこのへんなはずなんだが、いつの間にか声が聞こえない。5分ほど待ったが穴からも全然聞こえてこない。

では何故そういわれるようになったのか、理由は俺のばあちゃんが小学生だった頃に遡る。

(続きは『続きを読む』をクリック)


 









拍手[1回]



838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 16:55:22.21 ID:vSvqDiwP0
話す機会なかったから今高速で書いてる 続き↓

今のように封印されてはいなかったが当時からこの穴はあったようで、でも蛇の巣かもしれないから危ないぞってことで誰も近づこうとはしなかった(たまに手をつっこんで度胸試しする男子はいたようだ)。

ある時、友達の女の子(Aちゃん)と二人でけんけんぱなどして遊んでたんだけど、途中で飽きちゃって二人して男子の鬼ごっこに混ざったんだって。
どこで鬼ごっこをするかと言うと当然山の中で。というより人が通れるようになってる山道ね。

鬼ごっことなると当然女の子は不利で、すぐにAちゃんは鬼になってしまった。ちなみにばあちゃんは足が速かった。
足が遅くあまり活発ではないAちゃんは、誰も捕まえられずずっと鬼をやっていて、しまいには男子が
「どこまでAに近づけるか」
という度胸試しを始めて、からかったりしたそうだ。

あんまり可哀そうなので、ばあちゃんが代わってやろうと言うと、
「大丈夫、大丈夫」
と言うんだって。
昔の女性は強いよね。



840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:04:40.71 ID:vSvqDiwP0
んで男子の度胸試しで、調子に乗って近づきすぎた奴が、Aちゃんに捕まりそうになって、卑怯にも山道を外れたところへ逃げた。Aちゃんはスカートだから当然険しいところへ入りたくない。
でも思い切って男子を追って険しい道へ入っていった。

初めは男子達もぎゃははははと笑ってみていたが、2人の姿が見えなくなると、おーいもどってこいよー、と叫び始めた。
もちろんばあちゃんも。

それからちょっと経ってみんなで探しに険しい山奥へ入ったが、2人は見つからない。
夕方になって各々家へ帰り、このことを話すと、村の大人で日が完全に暮れる前に探そうということになった。

ところでAちゃんが追っていった男子だが、こいつはなんと夕方前に家に帰っていたそうな。
逃げ切った後のことは知らないらしい。



841:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:11:03.72 ID:vSvqDiwP0
結局夜がふけてきても見つからず、大人たちはひとまず切り上げたが、Aちゃんの両親とばあちゃんの親だけは捜し続けていた。

ここから先は、ばあちゃんは家に居させられていたから、もちろん、後で親から聞いた話になる。

Aちゃんの両親とばあちゃんの父親で3人で固まって山を捜索していたら、暗闇の向こうからケタケタケタと聞こえてきた。

いつものことだから最初は気にしなかったが、その時だけは何故か関係ない気がして、声の方へ皆で急いだそうな。

すると、開けた場所に出て、地面のぽっかりした穴からケタケタケタ……と声が聞こえていたんだって。

Aちゃんは、その中に居た。水道管くらいの太さの穴に頭から入って。足先が少し地面に出かかる位の深さ。

そして、これは何か魔物が棲んでいるぞ、とその場所に誰も近づかないようにしたそうな。

この真相を聞いたのは大人になってからだけど、当時遺体はぐちゃぐちゃだったらしく野犬にやられたということになって酷く悲しんだ。

今もAちゃんに追われた男子の人は、責任を感じておけらさまのところへ毎年花を添えて謝りに行ってるらしい。 

おわり



844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:14:34.39 ID:eWiToqre0
怖くないって言ったじゃないですかあああああああああ



845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:20:17.41 ID:vSvqDiwP0
俺が今でも疑問に思うのは、なんで子供を食う魔物なのに「様」つけて呼ばなきゃ駄目なのかと…
神格化させるのどうかと思うよ

ちなみにこれ、あの場所で遊ぶ程若い子ももうあの地方には居ないんで(小学校もなくなり、若い子供を持つ家もない)、受け継がれてないと思うのよ多分。
なんか悲しいね



847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:24:22.10 ID:GUHPIv0A0
>>845
悪霊に対して「おまえ悪霊から神様にランクアップさせてやるからもう悪いことすんなよ」ってことで神格化されることはよくある。
代表的なのが太宰府天満宮で学問の神様として祀られている菅原道真。



856:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/27(木) 17:39:17.13 ID:vSvqDiwP0
>>847
そういうのもあるのか。勉強になるわ。
あと、なんか東北の方に妖怪っぽいの多くない?
俺、もう片方の実家が山形なんだけど、キツネのオバケ(笑)みたいなの見たし。影だけど。
PR

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[10/25 ukvartiraFum]
[10/04 NONAME]
[09/30 NONAME]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ