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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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連れて行くから

2013.08.13 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

135 雑民党員 ◆d.BtUq887g 04/10/25 06:59:29 ID:EdnBVv0b
曾祖母(母の祖母)の臨終の際の話。
(俺が生まれる前。昭和40年代の話)

当時、曾祖母は既に80代後半。老衰で病の床に伏せっていた。自分の死期が近いことを、既に悟っていたようだった。
曾祖母は、病の床から母(当時高校生)に語ったという。
「自分が死ぬのは天命だ。この歳まで生きれば十分。特に思い残すことはない。ただ、一つだけ、心残りがある」
と。

あの叔母のことだ、と察しのいい母は直感したようだった。
母の叔母(俺にとっては大叔母か)に、1人大酒呑みがおり(いわゆるアル中)、毎日酒ばかり呑んでは暴れ、家事放棄、子供への暴力、と家庭生活も破綻していた。親戚中で、問題になっていた。

「Eのことだ。でも心配するな、私が一緒に連れて行ってやるから。」
曾祖母は母にそう告げたという。母は、曾祖母が、残された自分達を気遣う気持ちのあまり、突拍子もないことを口走ったのだと思い、うんうん、ありがとうおばあちゃん、と頷き、特に本気にはしていなかった。

その数日後、祖母が他界した。・・・通夜・葬式の準備で家が慌しかったその日、母は親戚から飛び込んできた知らせに耳を疑った。
大叔母が、突然死したというのだ。死んだ時間は、曾祖母が死んだ数分後。

死因は心臓麻痺だとされているが、実際のところ、医者にもよくわからないのだという。

・・・おばあちゃんが連れて行ったんだ。本当に。

母はそう確信したという。



 








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Title : 無題

誰も信じない人へシリーズにしては珍しく怖い話

NONAME 2013.08.13 (Tue) 17:29 編集

Re:無題

カテゴリ的にはここが一番あってるかなぁ、と。

2013.08.14 15:28

Title : 無題

シロッコ様ですら、映画化されたら連れて行けなくなったというのに・・・。

NONAME 2013.08.13 (Tue) 19:59 編集

Re:無題

シロッコ様??

2013.08.14 15:37

Title : 無題

デスばあちゃん

ネッシー 2013.08.14 (Wed) 02:12 編集

Re:無題

怖いw

2013.08.14 16:02

Title : 無題

ばーちゃんすげえ!

ネフェルタリ 2013.08.14 (Wed) 12:02 編集

Re:無題

なんの力が働いたのかw

2013.08.14 16:08

Title : 無題


イイハナシかどうか微妙過ぎる…

ねこたま 2013.09.05 (Thu) 19:12 編集

Re:無題

いいはなしじゃないか!
こっち側にしてみれば!

2013.09.06 11:29

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