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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.22 (Fri) Category : 

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応援更新No017 ―サンシャイン60―

2012.09.26 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

Aの所属する劇団が、サンシャイン劇場で公演をする事になった。

劇団の作家は、サンシャイン60が建つ場所にあった、巣鴨プリズンの事を調べていた。
アメリカ人捕虜に木の根っこや腐った豆を食わせた、と訴えられた男がいた。彼に悪意はなく、自分達の食べていたゴボウや納豆を与えていたに過ぎなかった。
次の劇は、その話をテーマに置く事に決まった。そこにアメリカ兵と日本兵の友情も絡めていく。

公演当日。Aはいつになく役に集中出来た。牢屋から取り調べ室、十三階段の死刑場へと場面は移っていった。
最後の場面が終わり、幕が閉じられると同時に、静まり返っていた観客達から惜しみない拍手が送られた。第一日目の公演は成功だった。

拍手が鳴り止まない。A達役者はカーテンコールに応えるため、横に並んで手を繋いだ。
緞帳が上がる。一枚目のグリーンが上がり、二枚目の赤い緞帳の裾から客席が見えた。

Aは目を疑った。サンシャイン劇場の全ての席を埋め、拍手を送っているのは、カーキ色の軍服を纏った兵隊達だったのだ。

だが、そう見えたのは一瞬に過ぎなかった。よく見れば、中年のカップル、女性だけのグループと、いつも通りの観客だった。
他の団員に動揺はなく、どうやら見えたのはAだけだったらしい。しかしAは確かに見たのだ。気のせいだったとは考えられない。

Aは幽霊などを信じた事はなかったが、実際に目撃してしまったのだ。実際に起こった現実として認識した。

その後、兵の霊を慰めるため、一人で靖国神社にお参りに行ったAは、その出来事を誰にも話さないでいようと思った。どうせ信じてもらえないだろう。

しかし、劇団の連中と飲んでいる時、つい堪え切れずに、日本兵を目撃した事を語ってしまった。すると、

「それ……俺も見た」

一人が言い出した。それから間を置かずに、俺も、私もと続く。
皆、怖くて誰も言い出せなかったのだ。


(※暗さんからの投稿です。ありがとうございました)




 








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Title : 無題

どこかの捕虜収容所の跡地に建ってる学校の食堂では、8月15日になると、手首だけの万歳三唱が見れるらしいよ

ボンコ 2012.09.26 (Wed) 21:00 編集

Re:無題

どこだろ。
万歳三唱する霊ってことは日本軍の霊ですよね?

それが捕虜ってことは海外?

2012.09.27 22:43

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