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ペットセメタリー 後日談
2012.05.01 (Tue) | Category : 人を信じすぎる人へ
本編はこちら【ペットセメタリー】
(※管理人注:ちょっと蛇足っぽいですが、一応。)
259 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:06 ID:/SRnuMhn
・ ・ ・その日、お店の裏に立つと嫌な雰囲気がします。なにか}
ここまで書き込んだ瞬間、いきなり画面が真っ暗になりパソコンが落ちました。
えっ何?なんだよ!残り半分消えちゃったよ。まだ保存してなかったのに。
まあこのパソコン古いしなあ、仕方がないもう1回立ち上げるか。
一応電源長押し終了させてから再び電源を入れました。すんなり立ちあがります。
さて急いで続きを書かなきゃ、とキーボードに手を置いた瞬間、携帯が鳴りました。
お店の先輩からでした。
先輩 「ひさしぶり。で、いきなりなんだけど明日店来れるかな?」
私 「ええっ!どうしてですか。私もう辞めてるし」
先輩 「店長亡くなってからしばらく奥さんが店開けてたんだけど、やっぱり閉店しちゃうんだって。それで片付けとかあるから手伝って欲しいんだよ」
私 「嫌ですよ。あんな事があったのに。絶対行きませんから」
先輩 「結局店長の死因は心臓麻痺らしいし、井戸の蓋を自分で持ち上げてその時無理したんだろうって。別に怖い事はなんにもないから。もちろん、給料も特別に出すよ」
お店を辞めてからプーだった私は「給料」に反応してしまいました。
「絶対一人では行動しませんよ。あと、昼間しか手伝いませんからね!!それでも良ければ!」
と強く言うと、先輩はわかったわかったと了解してくれました。
受話器を置いてパソコンに向かうとどこからか小さな声で
「ワン、ワン」
と犬の鳴く声が聞こえたような気がしました。
えっ、もしかして私とんでもないことしちゃったんじゃ・・・
その日はそれ以上書き込む気にはなれませんでした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
(※管理人注:ちょっと蛇足っぽいですが、一応。)
259 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:06 ID:/SRnuMhn
・ ・ ・その日、お店の裏に立つと嫌な雰囲気がします。なにか}
ここまで書き込んだ瞬間、いきなり画面が真っ暗になりパソコンが落ちました。
えっ何?なんだよ!残り半分消えちゃったよ。まだ保存してなかったのに。
まあこのパソコン古いしなあ、仕方がないもう1回立ち上げるか。
一応電源長押し終了させてから再び電源を入れました。すんなり立ちあがります。
さて急いで続きを書かなきゃ、とキーボードに手を置いた瞬間、携帯が鳴りました。
お店の先輩からでした。
先輩 「ひさしぶり。で、いきなりなんだけど明日店来れるかな?」
私 「ええっ!どうしてですか。私もう辞めてるし」
先輩 「店長亡くなってからしばらく奥さんが店開けてたんだけど、やっぱり閉店しちゃうんだって。それで片付けとかあるから手伝って欲しいんだよ」
私 「嫌ですよ。あんな事があったのに。絶対行きませんから」
先輩 「結局店長の死因は心臓麻痺らしいし、井戸の蓋を自分で持ち上げてその時無理したんだろうって。別に怖い事はなんにもないから。もちろん、給料も特別に出すよ」
お店を辞めてからプーだった私は「給料」に反応してしまいました。
「絶対一人では行動しませんよ。あと、昼間しか手伝いませんからね!!それでも良ければ!」
と強く言うと、先輩はわかったわかったと了解してくれました。
受話器を置いてパソコンに向かうとどこからか小さな声で
「ワン、ワン」
と犬の鳴く声が聞こえたような気がしました。
えっ、もしかして私とんでもないことしちゃったんじゃ・・・
その日はそれ以上書き込む気にはなれませんでした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
260 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:07 ID:/SRnuMhn
次の日、お店に入った私は真っ先に先輩とあの古井戸へ向かいました。
井戸の蓋はきっちり閉められていて、なにかのお札のようなものがビニール袋に入って脇に置いてあります。
先輩 「お前があんまり煩いから一応お札もらって置いといたよ」
私は少し安心しました。
それから売れ残った犬や猫、ペット用品等を物によっては卸値の10分の一以下程の二束三文で知り合いのショップに引きとってもらい、掃除をして一段落したらもう夕方でした。
暗くなるのは絶対嫌だったので
「もう帰っても良いですか」
と先輩に聞くと、奥さんが見当たらないとのこと。
え~奥さんが居なきゃお金もらえないし、どうしようかなあ。先輩が探しに行くと言うので、
「もう少しだけ待ちます」
まだ明るかったしお金がどうしても欲しかったのでそう言ってしまいました。
椅子に座ってTVを見ながら待っていたのですが、久しぶりに働いた疲れからか、いつしか眠ってしまいました。
はっと気がつくと辺りは真っ暗でした。
誰も居ない真っ暗な店内で一人きりになってしまいました。
怖くてしょうがなかったのですが、しばらく動けずじっとしているとだんだん目が慣れてきてうっすら辺りの様子がわかるようになりました。
まずは電気を点けないとと壁を伝いながらじりじり歩いてスイッチを探しました。
261 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:08 ID:/SRnuMhn
「ぐにゃ」
嫌な感触が足の裏にありました。なにか柔らかいものを踏んでしまったようなのですが、うえ~と思って足元を見ても何も見えません。
それでしょうがなく歩き出すと、また
「ぐにゃ」
と何回か何かを踏んでしまった後、ようやくスイッチの感触が指に伝わり、電気を点けました。
で、部屋を見渡すと・・・
奥さんが壁際に倒れていました。私は倒れた奥さんの体を踏んでしまったようです。
とんでもない事しちゃったと駈け寄ると、なにか奥さんのお腹がもぞもぞ動いています。
次の瞬間、奥さんのお腹から血が滲み始め、みるみるうちに床が赤くなっていきました。
まるで赤い水溜りの中に倒れているかのようでした。
「誰か呼ばなきゃ!」
私は奥さんから離れ、がくがくする膝をなんとかごまかしながら入り口へのろのろ向かいました。そのとき、
「ワン、ワン」
小さな、それでいて少し甘えるような、そう私がかわいがっていたチワワの鳴き声が聞こえたような気がしました。
えっと振る返ると、砂糖に群がるアリのように、無数の”ぐちゃぐちゃになった子犬?子猫?のようなもの”が壁や床、至る所から這い出てきて奥さんに向かって集まっていきます・・・
顔が半分無かったり、内臓が出ていたり、体が半分しかなかったりする”なにか”がわらわら集まってくる光景は凄まじいものでした・・・
私は意識が遠くなり、かすかに何かが衝突する音を聞いた気もしましたが、気を失ってしまいました。
263 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:10 ID:/SRnuMhn
「おい!、どうしたんだ!」
先輩の大声で目が覚めました。
まだ意識が朦朧としているなか、
「奥さんが、奥さんが」
と繰り返す私。
「わたしがなにか?」
奥さんは私の前ににっこり笑って立っていました。
「はい、お給料。おかげで助かったわ。遅くなってごめんね」
あれ、じゃあさっきのは一体・・・良く見ると先輩は頭に包帯をしています。
たった今、店の入り口でガードレールに車をぶつけたらしいです。
もしあの時私が店の入り口から出ていたら・・・
なぜか手には井戸にあったお札を堅く握り締めていました。
わけがわからなかったのですが、お給料ももらった事だし、早く帰るに限るとお店を出ると、挨拶もそこそこに逃げるように帰りました。
もうあの事は夢だったんだと決め付けて忘れかけていた頃、店長のお墓参りに行く事になりました。
奥さんと先輩と私、あと親戚の方で集まりました。お墓に行く直前、お寺でお経のようなものを聞いている最中に奥さんの姿が見えなくなりました。
その時はトイレにでも行ってるのだろうと気にもしなかったのですが、お墓に行く時になっても戻りません。
しょうがないなあ先に行っちゃうか、後から来るでしょうと奥さん抜きで店長のお墓に向かいました。
線香をあげて柄杓で水をお墓にかけました。
「Mさん、裏に水がかかってないよ。」
裏に回って水をかけようとした私の目に、黒いものが映りました。
墓石の影に喪服姿のままお腹から血を流して倒れている奥さんが・・・
264 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:11 ID:/SRnuMhn
その後は警察とか来て大騒ぎになってしまい、私は軽い事情聴取のあと家へ帰されたので詳しくは分かりませんが、すでに亡くなっていたようです。
私はすぐにアパートを引き払いました。実家に帰ることにしたのです。
引越しの車に乗って帰る途中、ペットショップの前を通りました。
ペットショップの向かい側が店長の自宅だったのですが、見てしまいました。
あの時の”なにか”がお店から出てきて店長の自宅へ群れをなして向かっているのを。
後の事は分かりません。
ただあの時のお札は今も一応取って置いてあります。
次の日、お店に入った私は真っ先に先輩とあの古井戸へ向かいました。
井戸の蓋はきっちり閉められていて、なにかのお札のようなものがビニール袋に入って脇に置いてあります。
先輩 「お前があんまり煩いから一応お札もらって置いといたよ」
私は少し安心しました。
それから売れ残った犬や猫、ペット用品等を物によっては卸値の10分の一以下程の二束三文で知り合いのショップに引きとってもらい、掃除をして一段落したらもう夕方でした。
暗くなるのは絶対嫌だったので
「もう帰っても良いですか」
と先輩に聞くと、奥さんが見当たらないとのこと。
え~奥さんが居なきゃお金もらえないし、どうしようかなあ。先輩が探しに行くと言うので、
「もう少しだけ待ちます」
まだ明るかったしお金がどうしても欲しかったのでそう言ってしまいました。
椅子に座ってTVを見ながら待っていたのですが、久しぶりに働いた疲れからか、いつしか眠ってしまいました。
はっと気がつくと辺りは真っ暗でした。
誰も居ない真っ暗な店内で一人きりになってしまいました。
怖くてしょうがなかったのですが、しばらく動けずじっとしているとだんだん目が慣れてきてうっすら辺りの様子がわかるようになりました。
まずは電気を点けないとと壁を伝いながらじりじり歩いてスイッチを探しました。
261 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:08 ID:/SRnuMhn
「ぐにゃ」
嫌な感触が足の裏にありました。なにか柔らかいものを踏んでしまったようなのですが、うえ~と思って足元を見ても何も見えません。
それでしょうがなく歩き出すと、また
「ぐにゃ」
と何回か何かを踏んでしまった後、ようやくスイッチの感触が指に伝わり、電気を点けました。
で、部屋を見渡すと・・・
奥さんが壁際に倒れていました。私は倒れた奥さんの体を踏んでしまったようです。
とんでもない事しちゃったと駈け寄ると、なにか奥さんのお腹がもぞもぞ動いています。
次の瞬間、奥さんのお腹から血が滲み始め、みるみるうちに床が赤くなっていきました。
まるで赤い水溜りの中に倒れているかのようでした。
「誰か呼ばなきゃ!」
私は奥さんから離れ、がくがくする膝をなんとかごまかしながら入り口へのろのろ向かいました。そのとき、
「ワン、ワン」
小さな、それでいて少し甘えるような、そう私がかわいがっていたチワワの鳴き声が聞こえたような気がしました。
えっと振る返ると、砂糖に群がるアリのように、無数の”ぐちゃぐちゃになった子犬?子猫?のようなもの”が壁や床、至る所から這い出てきて奥さんに向かって集まっていきます・・・
顔が半分無かったり、内臓が出ていたり、体が半分しかなかったりする”なにか”がわらわら集まってくる光景は凄まじいものでした・・・
私は意識が遠くなり、かすかに何かが衝突する音を聞いた気もしましたが、気を失ってしまいました。
263 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:10 ID:/SRnuMhn
「おい!、どうしたんだ!」
先輩の大声で目が覚めました。
まだ意識が朦朧としているなか、
「奥さんが、奥さんが」
と繰り返す私。
「わたしがなにか?」
奥さんは私の前ににっこり笑って立っていました。
「はい、お給料。おかげで助かったわ。遅くなってごめんね」
あれ、じゃあさっきのは一体・・・良く見ると先輩は頭に包帯をしています。
たった今、店の入り口でガードレールに車をぶつけたらしいです。
もしあの時私が店の入り口から出ていたら・・・
なぜか手には井戸にあったお札を堅く握り締めていました。
わけがわからなかったのですが、お給料ももらった事だし、早く帰るに限るとお店を出ると、挨拶もそこそこに逃げるように帰りました。
もうあの事は夢だったんだと決め付けて忘れかけていた頃、店長のお墓参りに行く事になりました。
奥さんと先輩と私、あと親戚の方で集まりました。お墓に行く直前、お寺でお経のようなものを聞いている最中に奥さんの姿が見えなくなりました。
その時はトイレにでも行ってるのだろうと気にもしなかったのですが、お墓に行く時になっても戻りません。
しょうがないなあ先に行っちゃうか、後から来るでしょうと奥さん抜きで店長のお墓に向かいました。
線香をあげて柄杓で水をお墓にかけました。
「Mさん、裏に水がかかってないよ。」
裏に回って水をかけようとした私の目に、黒いものが映りました。
墓石の影に喪服姿のままお腹から血を流して倒れている奥さんが・・・
264 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/09 00:11 ID:/SRnuMhn
その後は警察とか来て大騒ぎになってしまい、私は軽い事情聴取のあと家へ帰されたので詳しくは分かりませんが、すでに亡くなっていたようです。
私はすぐにアパートを引き払いました。実家に帰ることにしたのです。
引越しの車に乗って帰る途中、ペットショップの前を通りました。
ペットショップの向かい側が店長の自宅だったのですが、見てしまいました。
あの時の”なにか”がお店から出てきて店長の自宅へ群れをなして向かっているのを。
後の事は分かりません。
ただあの時のお札は今も一応取って置いてあります。
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どこじゃ?ww
鼬の仔 2012.05.01 (Tue) 15:50 編集
Re:無題
直したwwww
2012.05.10 15:30
Title : 無題
とりあえず「comment」をクリックしたら、続きが読めたw
キョン 2012.05.01 (Tue) 16:56 編集
Re:無題
もうやめて!><
2012.05.10 17:54
Title : 無題
次は先輩か
わっふるわっふる
>続きを読む
直ってるw
さっきは「短評」だったのにw
名無しの幽霊さん 2012.05.01 (Tue) 20:02 編集
Re:無題
直したってば><
2012.05.10 18:00
Title : 無題
後日談てアンタwww
春月 2012.05.02 (Wed) 02:32 編集
Re:無題
見つけたものでww
2012.05.10 18:01
Title : 無題
御札持ってきたから、奥さん亡くなったり店長んちに[なにか]が移動したんじゃ…(;-ω-)
NONAME 2012.05.02 (Wed) 12:41 編集
Re:無題
どちらにしても、引っ越せればよかったんですがねぇ…
2012.05.10 18:08
Title : 無題
救い様の無いオチだろ
ボンコ 2012.05.02 (Wed) 13:54 編集
Re:無題
ないねw
2012.05.10 18:08
Title : 無題
怖いっつうか気持ち悪いっつうか(;´Д`A
よっちゃん 2012.05.02 (Wed) 13:55 編集
Re:無題
まだまだ続くよ!(多分)
2012.05.10 18:09
Title : 無題
さらに後日談がありそうな後日談だな
ミクニン 2012.05.04 (Fri) 01:15 編集
Re:無題
アメリカのホラー映画ばりのヒキ
2012.05.12 14:43
Title : 無題
まだ続いてるんですね…
怖いものです…
火巳ヶ家 2012.05.04 (Fri) 01:34 編集
Re:無題
多分これが都市伝説の始まり
2012.05.12 14:43
Title : 無題
全国のペットショップで同じ事が起これば良いんだ!
↓前のコメの返答です
①ペットショップで真っ先にするのは餌の準備です。(月齢に合わせてふやかしたりします)
②そんなに毎日売り物の動物が死んでたら損害多くて店が潰れます。
③死骸は新聞にくるんで燃えるゴミで出されます(業者なので、ゴミは一般ゴミと一緒に出せません収集業者に直接お金を払って出してる)
普通、繁殖もやってる店なら、出産間際から産まれて最初の予防注射までは親と一緒に隔離されていて、1回~2回注射が済んでから販売します
※ねこたまが働いてた店は下の下くらい酷い店だけど、最低限これくらいはしますよ(^ω^;)
因に流行りのピークが来た品種は大量にブリーダーが繁殖させてブリーダーから店が買う時は1頭2~3千円位に単価が下がる事もあるので、ブリーダーさんが見た目の良いのだけ残して殺処分する事があるとか…
ねこたま 2012.05.16 (Wed) 02:32 編集
Re:無題
ペットショップ規制法案とか出ればいいのにね
2012.06.01 15:01