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得体の知れないモノにまつわる話(9)
2010.12.07 (Tue) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2009/07/11(土) 20:21:14.05 ID:BdNJ/+NY0
先輩の話。
ある山歩き大会に参加した時のこと。
開会式の開かれたキャンプ場で、彼は嫌なものを見かけた。
上顎から上が失くなっている男性が、参加者の間をふらふらと歩いていた。
チェックのシャツとニッカズボンを身につけているが、明らかに生者ではなかった。
誰も気がついていない様子で、見ていて鳥肌が立ったという。
式が終わる頃、それは先輩に気がついたらしく、じっと顔?を向けてきた。
やがて下顎を揺らしながら、先輩の方に向けて歩き始めたそうだ。
彼は慌てて、大会のコースを足早に歩き出した。
しばらく先頭を歩き、小高い丘に上がって後ろを振り返った。
なだらかな丘陵になっており、スタート地点の人間が芥子粒のように小さく見える。
やがて参加者に混じって、よたよたとちっぽけな、しかし不気味な姿が現れた。
もう大会などそっちのけで、即行で家に帰ったのだという。
先輩と一緒にいると、頻繁にあたりを見回す癖があることに気がつく。
今でも彼が自分の後をついて来ていないか、怖くなることがあるそうだ。
先輩の話。
ある山歩き大会に参加した時のこと。
開会式の開かれたキャンプ場で、彼は嫌なものを見かけた。
上顎から上が失くなっている男性が、参加者の間をふらふらと歩いていた。
チェックのシャツとニッカズボンを身につけているが、明らかに生者ではなかった。
誰も気がついていない様子で、見ていて鳥肌が立ったという。
式が終わる頃、それは先輩に気がついたらしく、じっと顔?を向けてきた。
やがて下顎を揺らしながら、先輩の方に向けて歩き始めたそうだ。
彼は慌てて、大会のコースを足早に歩き出した。
しばらく先頭を歩き、小高い丘に上がって後ろを振り返った。
なだらかな丘陵になっており、スタート地点の人間が芥子粒のように小さく見える。
やがて参加者に混じって、よたよたとちっぽけな、しかし不気味な姿が現れた。
もう大会などそっちのけで、即行で家に帰ったのだという。
先輩と一緒にいると、頻繁にあたりを見回す癖があることに気がつく。
今でも彼が自分の後をついて来ていないか、怖くなることがあるそうだ。
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Title : 無題
こんなの読むと、見えない方が幸せかな、と思う。
だけど、ぬーべーみたいに徐霊したい気持ちもある
NONAME 2010.12.07 (Tue) 20:54 編集
Re:無題
いやー
見えないほうがいいと思う…
2010.12.08 19:14
Title : 無題
これ思い出した
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/2794/
NONAME 2010.12.07 (Tue) 21:18 編集
Re:無題
ああ、なんとなく同じ雰囲気を感じますね。
2010.12.08 19:15
Title : 無題
怖いです…下顎ブラブラ…
火巳ヶ家 2010.12.08 (Wed) 05:37 編集
Re:無題
一回気がついちゃうと、ついてくるもんなのでしょうか。
2010.12.08 19:07