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事故の都市伝説

2010.09.13 (Mon) Category : トピックス

2010年9月2日のリアルライブの記事に、こんな見出しが。
『事故の都市伝説』【http://npn.co.jp/article/detail/69237157/

引用すると

- - - - -
 電車に轢かれて真っ二つになった若い女性が、野次馬に「見るな!」…。

 バイク事故の若者が「大丈夫さ」と立ち上がりヘルメットを取った瞬間、頭がボールの空気が抜けるようにしぼんで崩れ落ちた…。

 詳述は避けるが、こういうのを即死、というし、事故現場に駆けつけた大学の法医学教室の先生も、行政解剖で遺体が運ばれた先のかの監察医さんも、「末期の瞬間をみていないから医学のテキストに書いてないだけ」(某監察医)なのである。
 逆に、救急ドクターなどに聞くと、「首が切れかかっている方がしゃべっているのを見たことがある」という人もいるのだ。

 具体的な例もある。
 京○急行某駅の事故--若い女性が電車へ飛び込み腰から真っ二つになったが、奇声を発して、腕で上半身を起こした、という都市伝説だが、今事故地点の踏み切りがつぶされ高架になっているものの、噂と近い駅で起こった事実であり、駅関係者もそれを認める。(管轄駅に事故記録は残っていないようだが。)
 「キュルキュルと音がして立ち上がったというんですよ」(会社員)という近隣証言もあった。
- - - - - - -

といった感じである。
当ブログでも掲載したことのある、有名な都市伝説への見解であるが…。

なんだ、やっぱりありうるんだ!
と短絡的に納得できないのは仕方がない。

「首が切れかかっている方がしゃべる」

これなど、人体というか生物の発声原理を考えるとどうにも納得しづらい。

発声とは、肺から出る呼気によって声帯が振動し、音を出すことである。
さらに「話す」ということは顔面や喉の筋肉などが口、舌などを動かして行う。

一連のことを考えれば(どこまで切れているのか不明だが)、筋肉繊維が断裂し、肺からの呼気を伝えるはずの気管もちぎれた状態で話ができるとはとても思えない。

下半身がちぎれた人間が起き上がった、というのは、断裂した一瞬であれば可能なのではないか(ショック死しなければ)、とは考えられる。

実際医師でもなければ専門知識を持っているわけでもないので、あくまでも想像上の話ではあるが。

どこまで本当なのか、都市伝説が都市伝説を呼んだりすることもあるので注意が必要である。


 








拍手[11回]

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Title : 無題

未だ医学の知らぬ未知の領域がそこには存在するんですね……。

確かにそう言われてみれば、事故の瞬間から病院(或いは解剖)へ運ばれる間は未だ死角ですからね。
事故なんていつ起こるか分かるわけも無いし、被験者だって人道的にあり得ない。
今のところ推測でしかないわけです。

科学が進歩した今、我々が未だ認知してない空間で一つのドラマが起こるかと思うと、ちょっとロマン感じちゃいますね。

ネッシー 2010.09.13 (Mon) 20:47 編集

Re:無題

そうですね。
まだまだ推測の域を出ない、わからないことは身近に多いです。

2010.09.14 15:50

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