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雲
2010.06.10 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
63 名前:雲 投稿日:03/05/10 01:12
不可解な記憶がある。
僕は小学生のころ団地に住んでいて、すぐ近くにあった田んぼが休耕している季節にはそこでよく遊んでいた。
乾いてひび割れた地面からは雑草が顔を出していて、カエルをを踏んづけてしまうこともあった。
独特の生臭いような空気を吸いながら駆けまわった。
僕の原風景だ。
仲良しだったケンちゃんと2人で、夕暮れのなか田んぼでボールを蹴りあっていた時だった。
ケンちゃんがボールを蹴り返してこない。
おーい、ケンちゃん。
と呼んでもぼーとして突っ立っている。
「あれ」
ケンちゃんが僕の後ろを指差した。
ふり返ると真っ赤な夕焼けの向こうに巨大なキノコ曇が立っていた。
山のはるか彼方。けれど見上げるほど大きい。
僕は驚いてベソをかいた。ケンちゃんが言う。
「原爆がどこかに落ちたんだよ」
僕は逃げるように家に帰り、布団に頭を突っ込んで泣いた。
いま思い出すたび不思議な気持ちになる。
あれはなんだったのだろう。
不可解な記憶がある。
僕は小学生のころ団地に住んでいて、すぐ近くにあった田んぼが休耕している季節にはそこでよく遊んでいた。
乾いてひび割れた地面からは雑草が顔を出していて、カエルをを踏んづけてしまうこともあった。
独特の生臭いような空気を吸いながら駆けまわった。
僕の原風景だ。
仲良しだったケンちゃんと2人で、夕暮れのなか田んぼでボールを蹴りあっていた時だった。
ケンちゃんがボールを蹴り返してこない。
おーい、ケンちゃん。
と呼んでもぼーとして突っ立っている。
「あれ」
ケンちゃんが僕の後ろを指差した。
ふり返ると真っ赤な夕焼けの向こうに巨大なキノコ曇が立っていた。
山のはるか彼方。けれど見上げるほど大きい。
僕は驚いてベソをかいた。ケンちゃんが言う。
「原爆がどこかに落ちたんだよ」
僕は逃げるように家に帰り、布団に頭を突っ込んで泣いた。
いま思い出すたび不思議な気持ちになる。
あれはなんだったのだろう。
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Title : 無題
対流圏いっぱいに膨れ上がった積乱雲じゃないですか?
あれも稀にぶっといキノコみたいに見えますし。
やっぱり、違うかな…
火巳ヶ家 2010.06.11 (Fri) 11:55 編集
Re:無題
どうでしょうか。
雲だったらここまで驚かないと思いますけど、もしかしたらそうかもしれませんね。
2010.06.11 19:51
Title : 無題
きっと八月だったんだろう…
よし 2010.06.11 (Fri) 18:07 編集
Re:無題
時空を超えて見えちゃったんでしょうか。
2010.06.11 20:00
Title : 無題
ケンちゃん! 何があったんだ応答しろ! ケンちゃん……!?
ケンちゃーーん!!!
ネッシー 2010.06.12 (Sat) 18:34 編集
Re:無題
ちょw
それにしてもケンちゃん冷静ですね。
よく原爆なんて知ってたなぁ。
2010.06.12 20:23
Title : 無題
きのこ雲に酷似した雲の目撃例はけっこうあるようです。旅客機から目撃されて着陸後放射性物質の検査をしたが何も無かったとか。
原爆ならきのこ雲の前に閃光があるはずですので、たぶん単なる雲です。
NONAME 2014.07.27 (Sun) 02:38 編集
Re:無題
やっぱり積乱雲なのかなー
2014.07.29 15:39