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迷宮

2007.10.10 (Wed) Category : 都市伝説・考察・真相

この噂は地元朝鮮から発生したようだ。
朝鮮日報にも掲載されている。以下、引用してみる。

 『迷宮』を3回聞いたら命はない? 
 10代のネチズンの間で伽倻琴(カヤグム/韓国固有の楽器)の名人、黄秉冀(ファン・ビョンギ)氏の代表作のひとつ『迷宮』を3回聞くと、死んだり、倒れたりするという“猟奇的な噂”がインターネットを通じて広がっている。 
 黄秉冀氏のホームページ(http://bkh.bestmusic.co.kr)には、「『迷宮』を聞いて死んだ人がいると聞いたのですが本当ですか?」「なぜ、こんなに恐ろしい曲を作曲したのですか?」などの質問が続々と寄せられている。「世界ではすでに3000人が死んだ」「3度聞けば狂う」「作曲家が死んだ」「米国人男性と韓国人の恋人が自殺をした際に作曲されたのが『迷宮』だ」などの話も寄せられている。書き込みをしているのは主に中高校生で、中には9歳の小学生もいた。 
 『迷宮』は黄秉冀氏の1975年の作品。黄氏が伽倻琴と共にチェロの弦とスルテ(コムンゴ(琴に似た弦楽器)の演奏棒)で伽椰琴を演奏し、泣き笑いして絶叫する人声を挿入した独創的かつ破格的スタイルの曲だ。人声と口音は舞踊家のホン・シンジャ氏が務めた。 
 戸惑うような質問が多く寄せられると黄氏は最近ホームページに「質問と答え」のコーナーと、別に「『迷宮』についての詳細説明」のコーナーを新たに設けた。それぞれ2500回、 2000回の照会数を越えた。「すでに3回聞いたが死なないだろうか?」というある高校生の質問に黄氏は「間違いなく死ぬでしょう、80年後に」という滑稽な返事をした。 
 黄氏は「昨年5月に世宗(セジョン)文化会館でこの曲を演奏して以来、7月頃から少しずつ噂が広まって行き、最近になって戸惑うような質問や意見がホームページに殺到している」と話す。 
 また黄氏は「若い人たちがインターネット上で『迷宮』をダウンロードして聞いてその破格なスタイルに驚いたようだが、この曲を鑑賞するには、新たな音楽世界を探求しようとする芸術的な冒険心がまず必要だ」と説明した。 
 黄氏は「28年前に作った曲が、なぜ今ごろになって流行っているのか」と話しているが、逆に言えば『迷宮』の前衛性と実験性が再確認されたとも言える。 







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