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ドナドナ

2007.10.10 (Wed) Category : 都市伝説・考察・真相

さて、日本語訳では表現されていない歌詞があるという。

それを見てみよう。

「ドナドナ」
安井かずみ訳詞・ショロム セクンダ作曲

ある晴れた 昼さがり
市場(いちば)へ つづく道
荷馬車(にばしゃ)が ゴトゴト
子牛を 乗せてゆく
何も知らない 子牛さえ
売られてゆくのが
わかるのだろうか
ドナ ドナ ドナ ドナ
悲しみをたたえ
ドナ ドナ ドナ ドナ
はかない命(いのち)

青い空 そよぐ風
明るく とびかう
つばめよ それをみて
おまえは 何おもう
もしもつばさが あったならば
楽しい牧場(まきば)に
帰れるものを
ドナ ドナ ドナ ドナ
悲しみをたたえ
ドナ ドナ ドナ ドナ
はかない命

また、ドイツ語のものをみると、次のような歌詞があることもわかります。

哀れな仔牛をひとは縛ることができる
そして連れてゆき屠殺(とさつ)することが
翼をもつものなら空高く飛んでゆく
そして誰の奴隷にもなりはしない

…重い。重すぎる。

ここで『離散するユダヤ人』(小岸 昭著/岩波新書)からですが、最終章(第5章)の後半(p203~)ほどのひとくだりに、作者が現地の人々に「ドナドナ」の歌の「ドナ」の意味を聞いてまわっている箇所があります。実は作者は、このイスラエルの旅に出る前から、「ドナ」は「アドナイ(ドイツ語で『わが主』を意味する)」の短縮形であるという考えをもっており、この旅はその確認の意味もこめられていたとのことでした。その作者が拠り所としていた情報源は、あるドイツのフォークグループが出しているCDの解説書で、それによると「ドナドナ」はワルシャワ・ゲットーの詩人イツハク・カツェネルソンが作詞者で、彼の妻と二人の息子が1942年絶滅収容所に連れられた時の印象に基づいて書かれた歌であるとのことです。今回の旅はそんな彼の考えを裏付けるはずだったのですが、実際にイスラエルの人々に意見を伺ってみると、「あれは水だ。」とか「あれは、ロシアから伝わってきた歌だからドナとは川、もっと厳密に言えばドン川」などと言った答えが返ってきて、作者はかなりショックを受けたようです。エルサレム・ヘブライ大学でイディッシュ文学を専攻している学生からは、「アドナイ」の短縮形が「ドナ」になることは絶対にない、と明確に否定までされてしまったのです。

となると、『主よ、というリフレインである』説はその根拠を失ってしまいます。しかも、現存する自筆譜では『Dana』であるらしいのです。
『Dana』はポーランド語で「ラララ…」と意味、トルコ語で「牛」、ユダヤ語で「女性名」といった意味があるようです。

結局、調べても最終的な結論には至りませんでした。
ただ、アウシュビッツの頃のユダヤ人と深い関わりがある、とうことは間違いなさそうです。
機会があったら、もう少し調べてみたいと思います。







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