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2012年地球滅亡(3)
2009.11.23 (Mon) | Category : プロジェクト・奇憚
さて、今回はポールシフトについて。
まず、ひとつ書いておかねばならないのは、
「ポールシフトは実際にある」
ということである。
ポールシフトには2種類ある、ということを理解していれば、の話であるが。
ポールシフトには「地磁気の移動」と「地軸(回転軸)の移動」の2種類があり、一般に自然科学で言われているのは前者の「地磁気の移動」であり、オカルトで言われるのが後者の「地軸の移動」である。
どちらも同じ「ポールシフト」という呼称であるため、(むしろ意図的に)混乱がおきるのであろう。
最初に、自然科学でいわれる「ポールシフト」について述べたい。
これは「地磁気の移動」と訳されるように、地磁気…S極とN極が反転(移動)する現象である。
地磁気の磁極は、頻繁に変化していることが観測されている。
また、海洋プレートに記録された古地磁気の研究によって、数万年~数十万年の頻度でN極とS極が反転していることも知られている。
地表で観測される磁場は、その大部分が、地球のコアに流れる電流に起因する。
その他の原因としては、地殻が磁化していること、電離層に流れる電流、地殻やマントル、海水などに流れる電流、などがあげられるが、これらの寄与は一般には小さい。
地磁気は、常に一定ではなく、絶え間なく変化している。
磁気嵐や、激しいオーロラが発生したときには、数秒から数日のスケールで激しく変化する。
磁気嵐やオーロラがない場合でも、一日周期で数 10 nT 程度の変化が見られる。このような一日周期の変化を「日変化」と呼ぶ。
以上は、地球外部の要因による変化であるが、地球の発生する磁場そのものがさまざまな時間スケールで変化していることも知られている。このうちもっとも劇的な変動は地磁気の逆転であろう。
これは地磁気極の N 極と S 極が反転する現象で、古い火山岩などがもつ磁化を測定することで、過去の地磁気の様子を推定するという古地磁気学によって明らかにされた。
地磁気は平均すると 100 万年に 1.5 回の割合で逆転を繰り返しているが、その割合はかなり不規則である。たとえば白亜紀には1千万年以上にわたり逆転のない期間があったと推定されている。
逆転よりももう少し変動の振幅が小さい、数年から数千年程度の時間スケールの磁場変動のことを「永年変化」と呼ぶ。地磁気は年々弱くなっており、ここ 100 年では約 6% 弱くなった。これはあと 1,000 年足らずで地磁気が消滅してしまうほどの減少率であるが、この程度の磁場変動は過去においてもそれほど珍しいものではない。
このように、地磁気の変化や磁場消滅に関してはすでにほぼ解明されており、仮に今後100年間で磁場が消滅した場合に起こると想定されること(磁石、コンパスなどが使えなくなることやヴァン・アレン帯の消滅による太陽風や宇宙線の直撃)も多々あるものの、今回言われる2012年に一気に消滅する、などということは起こりえない(地球の磁気が一瞬で消滅すれば別であるが)ので、今回はコレに関しては考えない。
次回では「地軸の移動」によるポールシフトについて述べたい。
実際小惑星の激突などによる地軸移動もあるにはあるので、こちらも絡めて話を進めていこうと思う。
まず、ひとつ書いておかねばならないのは、
「ポールシフトは実際にある」
ということである。
ポールシフトには2種類ある、ということを理解していれば、の話であるが。
ポールシフトには「地磁気の移動」と「地軸(回転軸)の移動」の2種類があり、一般に自然科学で言われているのは前者の「地磁気の移動」であり、オカルトで言われるのが後者の「地軸の移動」である。
どちらも同じ「ポールシフト」という呼称であるため、(むしろ意図的に)混乱がおきるのであろう。
最初に、自然科学でいわれる「ポールシフト」について述べたい。
これは「地磁気の移動」と訳されるように、地磁気…S極とN極が反転(移動)する現象である。
地磁気の磁極は、頻繁に変化していることが観測されている。
また、海洋プレートに記録された古地磁気の研究によって、数万年~数十万年の頻度でN極とS極が反転していることも知られている。
地表で観測される磁場は、その大部分が、地球のコアに流れる電流に起因する。
その他の原因としては、地殻が磁化していること、電離層に流れる電流、地殻やマントル、海水などに流れる電流、などがあげられるが、これらの寄与は一般には小さい。
地磁気は、常に一定ではなく、絶え間なく変化している。
磁気嵐や、激しいオーロラが発生したときには、数秒から数日のスケールで激しく変化する。
磁気嵐やオーロラがない場合でも、一日周期で数 10 nT 程度の変化が見られる。このような一日周期の変化を「日変化」と呼ぶ。
以上は、地球外部の要因による変化であるが、地球の発生する磁場そのものがさまざまな時間スケールで変化していることも知られている。このうちもっとも劇的な変動は地磁気の逆転であろう。
これは地磁気極の N 極と S 極が反転する現象で、古い火山岩などがもつ磁化を測定することで、過去の地磁気の様子を推定するという古地磁気学によって明らかにされた。
地磁気は平均すると 100 万年に 1.5 回の割合で逆転を繰り返しているが、その割合はかなり不規則である。たとえば白亜紀には1千万年以上にわたり逆転のない期間があったと推定されている。
逆転よりももう少し変動の振幅が小さい、数年から数千年程度の時間スケールの磁場変動のことを「永年変化」と呼ぶ。地磁気は年々弱くなっており、ここ 100 年では約 6% 弱くなった。これはあと 1,000 年足らずで地磁気が消滅してしまうほどの減少率であるが、この程度の磁場変動は過去においてもそれほど珍しいものではない。
このように、地磁気の変化や磁場消滅に関してはすでにほぼ解明されており、仮に今後100年間で磁場が消滅した場合に起こると想定されること(磁石、コンパスなどが使えなくなることやヴァン・アレン帯の消滅による太陽風や宇宙線の直撃)も多々あるものの、今回言われる2012年に一気に消滅する、などということは起こりえない(地球の磁気が一瞬で消滅すれば別であるが)ので、今回はコレに関しては考えない。
次回では「地軸の移動」によるポールシフトについて述べたい。
実際小惑星の激突などによる地軸移動もあるにはあるので、こちらも絡めて話を進めていこうと思う。
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Title : 無題
なにこれこわい・・・
地下シェルターでも間に合わないと気がします。
挽き肉 2009.11.23 (Mon) 21:13 編集
Re:無題
シェルター…
そうとう深く掘って、鉛とかで壁を作らないとダメでしょうねぇ。
2009.11.24 19:10
Title : 無題
ポールシフトまで読んだんだが…
ロト 2009.11.23 (Mon) 21:55 編集
Re:無題
テラ最初www
2009.11.24 19:12
Title : 無題
なるほど。
デスゲイズ 2009.11.23 (Mon) 23:47 編集
Re:無題
みんな難しいって読んでくれない(TωT)
2009.11.24 19:14
Title : 無題
読む飢餓しない
コーン 2009.11.24 (Tue) 02:08 編集
Re:無題
ええー( ´Д`)
2009.11.24 19:14
Title : 無題
さーて来週のサザエさんは☆
NONAME 2009.11.24 (Tue) 02:16 編集
Re:無題
よしぞーです☆
朝晩めっきり寒くなりましたね☆
風邪など引かぬようにお気をつけください☆
さて、来週のサザエさんは
よしぞー腹を壊す
よしぞー悶絶
よしぞー涙の一人寝
の3本です(´;ω;`)
2009.11.24 19:19
Title : 無題
そっか
NONAME 2009.11.24 (Tue) 15:34 編集
Re:無題
うん。
2009.11.24 19:21
Title : 無題
最近、2012の記事を読んでいるせいか、脳内BGMにカルミナ・ブラーナの冒頭が頻繁に流れるようになった。
火巳ヶ家 2009.11.25 (Wed) 09:37 編集
Re:無題
酒と女の楽しさを描く楽曲…でしたっけ?
2009.11.25 14:11
Title : 無題
すごーい、ヨッシーって頭いいんだなー。
地磁気はたまに入れ替わるってことしか頭に入らなかったw
ネフェルタリ 2013.09.24 (Tue) 23:46 編集
Re:無題
大丈夫!
知ってても役に立たない話だから(´;ω;`)
2013.09.26 17:44