となりのトトロ（３）

過去に

【となりのトトロ（１）】
【となりのトトロ（２）】

で紹介したように、他のジブリ作品と同じくとなりのトトロにも多数の都市伝説が存在する。
それを集約したのが、以下。

となりのトトロ『狭山事件』オマージュ説
1963年5月1日に埼玉県・狭山市に暮らす女子高生が誘拐され、レイプされ殺された。
間もなく容疑者は逮捕されたが、この事件には部落差別問題、警察の初動捜査ミス、被害者をとりまく人達の謎の自殺など、様々な問題点を含んでおり、現在にも続く冤罪事件となっているという。

１）となりのトトロの舞台は埼玉県所沢だが、事件のあった狭山市と隣接している。

２）さつき(＝皐月)とメイ(＝May)は、どちらも5月を表す名前であり、物語も事件が起きた時と同じ5月を描いている。

３）劇中の景色は事件当時の狭山市そのもので、狭山丘陵には母親が入院している七国山病院のモデルになった病院もある。

４）被害者となった女子高生の母親は病死

５）唯一、事件の犯人と会ったという姉がいた。事件後に姉が行方不明になった妹を必死に探している姿が目撃されており、劇中でさつきがメイを探し回るシーンを連想させる。

６）妹の酷い殺され方をした遺体が見つかった時、姉は錯乱状態に陥り「猫のお化けを見た」「大きな狸に会った」などの謎の言葉を発したと言われている。（猫のお化け＝猫バス、大きな狸のお化け＝トトロ）

これらを含め、おおくのブログやサイトなどで関連性をささやかれているトトロと狭山事件。
真相ははたして…。