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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.26 (Tue) Category : 

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軍服を着た男

2008.11.10 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

364 名前:エログライダー 投稿日:02/02/05 22:05

高校生の夏休み、悪友五人で肝試しをやることになった。
幽霊が見たいというより、誰が一番肝がすわっているかという感じでだった。
心霊スポットなどには行かず、俺らは近場の共同墓地へと赴いた。

 その共同墓地は役場が管理しているもので、夜間は無人だった。
入り口に一軒の花屋があったが、どうやら住宅ではないらしい。

 俺たちは人目がないことを幸いに、おおいに盛り上がった。
 悪友Aは墓石に登り、隠れて飛び掛ると言い出し、誰も止めようとはしなかった。
そして、最後のやつが墓地の奥から戻ってくる時、Aはそれを実行した。

 タイミングが悪かったのか、勢いあまってAは墓石を倒してしまった。
 結構すごい音がして、みんなパニックになって逃げ出した。
 墓地は見晴らしのよい高台にあったが、みんなはそこを下って集まった。

「誰かに見られたわけじゃないし、このことは黙っておこう」
 そんな感じで俺たちは家路についた。
 その後二学期が始まり、何事も起こらず一月ほど過ぎていった。

 仲間内で肝試しの話もあまりしなくなった頃、Aの自宅に一人の老婆が訪ねてきた。
      
つづく


366 名前:エログライダー 投稿日:02/02/05 22:36

その老婆はAの母親に奇妙なことを言ったそうだ。
「本家の長男が怒っている。墓石を修理して、ちゃんと供養をしてほしい」
 Aの母親は要領を得ず、その老婆に帰ってもらったそうだ。

その夜、Aの家族の食卓で老婆のことが話題になった。
「そのおばあさん、私と話ししながら、しきりに後ろを振り返るのよ。ぶつぶつ言いながら、まるで誰かと話してるみたいに」

 Aは内心焦りながら、話しを聞き流していた。
 そして夜もふけ、Aの妹が戸締りをしようと玄関に行った。
 突然妹は悲鳴をあげたそうだ。両親は驚いてリビングを出る。

 そこで三人が目撃したものは、軍服を着た男だった。
 男は滑るように移動しながら、Aのいる二階へと向かった。
 当然Aの耳にも階下の騒ぎは聞こえている。
 (ばあさんが死人を連れてきた)

Aは直感でそう思ったという。そして震えながら、目の前の男に手を合わせた。
 その男は無表情で、腰の軍刀に手をかけたそうだ。
 殺されると思った瞬間、気丈な父親が階段を駆け上がってきた。
「日を改める」
男はそうつぶやくと姿を消したそうだ。

つづく


369 名前:エログライダー 投稿日:02/02/05 23:00 

パソコン超初心者で書くのは遅いです。
 あと続きが長くなるので、今回はやめときます。
 エディタや連続アップを学習してから再開します。

371 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/02/06 00:43

>エログライダー
お前が日を改めてどうすんだ!








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