都市伝説・・・奇憚・・・blog
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鳥の弔い
2008.08.13 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
10年前、私が高校生の頃の話です。
学校の帰り道、自転車で走っていると道路の真ん中に何か落ちていました。
住宅街の道路で車の通りも少なく、私は何だろう?と近づいてみました。
それは死んだムクドリでした。
特に体に傷などは無く、くちばしの端から少し血が流れていました。
最初はスルーしようかと思ったのですが、ここに置いたままだとカラスや猫にいたずらされたり、車に潰されるかもしれないと思い、自転車の前かごにそのムクドリを入れ、持って帰りました。
家に帰ると母にそのことを話し、この数日前に死んでしまった飼い鳥のお墓の横に埋めることにしました。
お線香とまだ残っていた小鳥のえさ、スコップ、花を持って埋めにいきました。
ヒヨドリは以外に体が大きく、穴を掘るのが大変でしたが、なんとかお墓を作ることが出来ました。
土をかける前に、持ってきたエサを穴に入れました。
お線香とお花をお供えし、手を合わせて帰ってきました。
そして次の日の朝。
いつものように起きてカーテンを開けると、窓の外に見える電線に(部屋は2階なので目の前に電線がありました)今まで見たこともないくらいたくさんのヒヨドリが端から端まで、しかも3本の線全部にびっしりとまっていたのです。
何年も暮らしていてこんなことは初めてで、いつもスズメ、はと、カラスが2,3羽くらいなのでびっくりしました。
ヒヨドリたちは鳴きもせず、ただじっととまっていて、その間すごく静かで、多分1分もなかったかもしれないけど私には長い時間に感じられました。
その後ヒヨドリたちはぱらぱらと散って飛んでいってしまいました。
あれはなんだったんだろう・・・?
母に話すと
「仲間がお弔いのお礼言いにきてくれたんじゃない?」
と言いました。
私も情景が異様だった割に怖いという感情が一切なかったのでそうだと思いました。
学校の帰り道、自転車で走っていると道路の真ん中に何か落ちていました。
住宅街の道路で車の通りも少なく、私は何だろう?と近づいてみました。
それは死んだムクドリでした。
特に体に傷などは無く、くちばしの端から少し血が流れていました。
最初はスルーしようかと思ったのですが、ここに置いたままだとカラスや猫にいたずらされたり、車に潰されるかもしれないと思い、自転車の前かごにそのムクドリを入れ、持って帰りました。
家に帰ると母にそのことを話し、この数日前に死んでしまった飼い鳥のお墓の横に埋めることにしました。
お線香とまだ残っていた小鳥のえさ、スコップ、花を持って埋めにいきました。
ヒヨドリは以外に体が大きく、穴を掘るのが大変でしたが、なんとかお墓を作ることが出来ました。
土をかける前に、持ってきたエサを穴に入れました。
お線香とお花をお供えし、手を合わせて帰ってきました。
そして次の日の朝。
いつものように起きてカーテンを開けると、窓の外に見える電線に(部屋は2階なので目の前に電線がありました)今まで見たこともないくらいたくさんのヒヨドリが端から端まで、しかも3本の線全部にびっしりとまっていたのです。
何年も暮らしていてこんなことは初めてで、いつもスズメ、はと、カラスが2,3羽くらいなのでびっくりしました。
ヒヨドリたちは鳴きもせず、ただじっととまっていて、その間すごく静かで、多分1分もなかったかもしれないけど私には長い時間に感じられました。
その後ヒヨドリたちはぱらぱらと散って飛んでいってしまいました。
あれはなんだったんだろう・・・?
母に話すと
「仲間がお弔いのお礼言いにきてくれたんじゃない?」
と言いました。
私も情景が異様だった割に怖いという感情が一切なかったのでそうだと思いました。
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