都市伝説・・・奇憚・・・blog
人のために
2008.07.01 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
スマソ
酔っぱらった勢いで書かせてもらう。
こういう事は本当に信じてないけど、俺の人生で一度だけ魂の存在を信じたくなった話し。
俺には、大好きな叔父さんがいた。
子供の時から、ものすごく可愛がってもらった。
だけど、俺が高校の時に亡くなってしまった。
「叔父さんが死んだ」
と聞いた時、顔の血の気が引くってのが、こういう事なんだと分かった。
通夜に行って、亡骸を見ると、なんか幸せそうな顔して布団の上に横になってた。
泣くんじゃなくて、涙がものすごい勢いで流れて、ずっと、叔父さんの手を握ってた。
線香を絶やしてはいけないって事で、叔母さんが徹夜してたんだけど、俺も一緒にいさせてもらった。
ぼーっとして、叔父さんの顔見たり、立ち上る線香の煙を見ていたような気がする。
俺がぼーっとしてると、なんか、肩をトントンって叩かれた。
「誰だ?」
と思って振り返っても誰もいない。
また、ぼーっとするとトントン。
それを何度か繰り返した時、コトッと隣の部屋から音がした。
理由は分からないけど、ものすごく気になって見に行ってみると、そこには叔父さんが愛用してた机があって、
その机に置かれてある本の一冊が手前に倒れていた。
その本を手にとって開くと、俺のアルバムだった。
叔父さんの子供はみんな女の子で、カレの身近で男の子は俺だけだったらしい。
その本は、俺のアルバムだった。
沢山の写真があって、一枚一枚に、丁寧に色々な事が書いてあった。 他愛もない事や、自分の夢。
そして、その時、俺は言葉では言い表せないけど、ものすごく温かな何かに抱きしめられているような気がした。
俺は魂や霊ってのは信じないけど、あれは、きっと叔父さんだったと思う。 叔父さんの香りがいた。
叔父さん、俺は色々な事をがんばってる。
それは、きっと仕事だったり、私生活だったり、もしかしたら趣味かもしれない。
だけど、叔父さんの口癖を決して忘れない。
「人のために生き、人を愛して死ね」
叔父さん、ありがとう。
マジでありがとう。
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