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窓の外の風景
2008.04.04 (Fri) | Category : 誰も信じない人へ
私の友達の話。
友達はある病室に末期ガン患者として入院していた。
その病室は二人部屋で、もう一人の末期がん患者が入院していた。
私の友達はドア側のベッド、もう一人は窓側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、窓際のベッドの男はドア側のベッドに寝る私の友達に窓の外の様子を話してあげていた。
「今日は雲一つない青空だ。」
「桜の花がさいたよ。」
「ツバメが巣を作ったんだ。」
そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側に寝る私の友達はナースコールに手を伸ばして、ボタンを押した。
看護士さんや先生が来て、窓側のベッドの男を急いで連れて行った。
でも看護の甲斐なく窓側のベッドの男は亡くなってしまった。
その後、窓側のベッドに移動した私の友達が窓の外に見たのは、打ちっ放しのコンクリートの壁だった。
友達はある病室に末期ガン患者として入院していた。
その病室は二人部屋で、もう一人の末期がん患者が入院していた。
私の友達はドア側のベッド、もう一人は窓側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、窓際のベッドの男はドア側のベッドに寝る私の友達に窓の外の様子を話してあげていた。
「今日は雲一つない青空だ。」
「桜の花がさいたよ。」
「ツバメが巣を作ったんだ。」
そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側に寝る私の友達はナースコールに手を伸ばして、ボタンを押した。
看護士さんや先生が来て、窓側のベッドの男を急いで連れて行った。
でも看護の甲斐なく窓側のベッドの男は亡くなってしまった。
その後、窓側のベッドに移動した私の友達が窓の外に見たのは、打ちっ放しのコンクリートの壁だった。
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Title : 無題
その時、自分に出来る最大の配慮だったんでしょうね。
そして今度はその友達が次にドア側に入ってくる患者に同じ話しをしてあげるのでしょうね。
少しでも苦しみを紛らわせられる様にと…
NONAME 2011.04.20 (Wed) 23:40 編集
Re:無題
そうですね。
これの類話で、ちょっと悪質な話もありますが、やはりこちらの方が気分的にはいいですね。
2011.04.22 16:08