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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2008.02.13 (Wed) Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

戦争を体験したあるおばあさんTさんの話

彼女がまだ若かった戦時中の話である。その頃近くの小学校の校庭には防空壕があった。空襲があるとそこに逃げ込んでいた。

ある日のことである。突如サイレンが鳴り響き、空襲を知らせた。そしてTさんやその近所人達はその小学校の防空壕に急いで逃げ込んだという。

防空壕の中で恐怖に震えながら空襲が終わるのを待った。それからしばらくして、息苦しい防空壕から外に出てみると、隣の防空壕から炎が上がっているではないか。

隣の防空壕には焼夷弾が投げ込まれていたのだ。中の人は焼死、しかも全員近所の知り合いの人たちであった。

一歩間違えば命は無かった。そう思うと寒気がしたという。

その夜、Tさんは小学校の近くの天理教の教団施設に葬儀に参加するために出向いた。Tさんも含め、この付近の住民・今日隣の防空壕で亡くなった方もその教団の信者だったのだ。

そして施設に着き中に入ろうとしたとき、白装束を着た人達の行列が教団施設の中に入って行くのが見える。
Tさんはそれを黙って見ていたのだが、施設に入って行く人々の顔を見たとき恐怖を感じた。
よく見たらその集団は今日死んだ近所の人達ではないか!隣の防空壕に入っていて、焼死した人たちだ。
しかし全員が亡くなった知り合いの方々ではない。教団施設の入口には見知らぬ人がいた。

その人がどのような人だったかは記憶に無いが、先導役のようなことをしていたという。
「さあ、こちらにどうぞ」
と言って白装束の集団を教団施設の中に導いている。
「さあ、こちらです」

そしてぞろぞろとその教団施設に入っていった。
Tさんはそれを呆然と見ていたという。







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