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2008.02.10 (Sun) | Category : 誰も信じない人へ
死んだ母方のおじいちゃんの話。
私の妹、一時荒れてた頃があって、母と毎日ぶつかってて…
私は独り暮らしをしていて、この話は後で聞かされたんですが…
精神的にボロボロだった母が、ある日眠る前に、もう亡くなって随分経つ祖父に
「おじいちゃん、どうしたらいい?助けて…」
と泣きながら眠ったらしくて。
そしたらその夜、おじいちゃんが夢に出てきたらしいんだ。
いつも着ていたスーツを着て、暗闇の向こうからゆっくり現れて
「○○(私の妹)はしょうがない子だ、連れて行こうか?」
と聞いて来たらしい。母は
「あんな子でも私の子だから…気持ちだけもらっとくね、ありがとう」
と答えたら、
「そうか」
と寂しそうにまた暗闇に消えて行ったそうです。
次の朝、起きて来た妹が
「夕べ生まれて初めて『金縛り』にあった。暗闇に引っ張って行かれそうになって息も出来ずに…怖かった」
と言ったそうです。
いまだに母は
「あの時冗談でも『連れてって』と言ってたら…と思うとゾッとする」
と言ってます。
妹と母はそれがキッカケで仲良く暮らすようになりました。
おじいちゃん、ありがとう…かな。
私の妹、一時荒れてた頃があって、母と毎日ぶつかってて…
私は独り暮らしをしていて、この話は後で聞かされたんですが…
精神的にボロボロだった母が、ある日眠る前に、もう亡くなって随分経つ祖父に
「おじいちゃん、どうしたらいい?助けて…」
と泣きながら眠ったらしくて。
そしたらその夜、おじいちゃんが夢に出てきたらしいんだ。
いつも着ていたスーツを着て、暗闇の向こうからゆっくり現れて
「○○(私の妹)はしょうがない子だ、連れて行こうか?」
と聞いて来たらしい。母は
「あんな子でも私の子だから…気持ちだけもらっとくね、ありがとう」
と答えたら、
「そうか」
と寂しそうにまた暗闇に消えて行ったそうです。
次の朝、起きて来た妹が
「夕べ生まれて初めて『金縛り』にあった。暗闇に引っ張って行かれそうになって息も出来ずに…怖かった」
と言ったそうです。
いまだに母は
「あの時冗談でも『連れてって』と言ってたら…と思うとゾッとする」
と言ってます。
妹と母はそれがキッカケで仲良く暮らすようになりました。
おじいちゃん、ありがとう…かな。
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