都市伝説・・・奇憚・・・blog
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怖い話貼るぞwwwwwwwwwwwwww
2026.04.01 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:24:22.680ID: G4q1vizV0
これは十数年の秋、単独行で北アルプスの方へ登った時の話。
予定より少し遅れて、夕暮れ時にようやく目的の山小屋にたどり着いた。
そこはかなり古びた小屋で、主(あるじ)らしき無愛想な老人が一人で切り盛りしていた。
その夜、宿泊客は俺を含めて3人。
夕食のカレーを食べていると、主がボソッとこう言った。
「あんた、夜中に外で『お裾分けください』って声がしても、絶対に応えちゃいかんよ。ましてや食べ物を外に放ったりするな。一度やると、連中、山を下りるまでついてくるからな」
山の怪談なんてよくある話だ。俺は「野生動物への餌付け禁止」の比喩かなんかだと思って、適当に聞き流して寝袋に入った。
夜中の2時頃、ふと目が覚めた。
外は猛烈な風の音。ガタガタと山小屋が揺れている。
すると、その風の音に混じって、確かに聞こえたんだ。
「……おすそわけ……ください……」
子供のような、でも妙に掠れた声。
最初は聞き間違いだと思った。でも、声はだんだん近づいてくる。
俺が寝ている枕元の、すぐ外の壁の向こうでピチャピチャと水音がする。
「……ひもじい……おすそわけ……ください……」
あまりの気味悪さに、俺はリュックの中にあった行動食のナッツを、つい手に取ってしまった。
「これを外に投げれば、どっか行ってくれるんじゃないか」
そんな誘惑に駆られた瞬間、隣で寝ていた別の登山客が、ガシッと俺の腕を掴んだ。
暗闇の中で、その男は首を横に振っている。
俺はハッとして手を止めた。主の警告を思い出したんだ。
声はそれから一時間ほど、小屋の周りをぐるぐると回りながら続いていた。
やがて夜が明け、俺は逃げるように下山の準備を始めた。
出発際、主が俺のザックをじっと見てこう言った。
「……あんた、昨夜、袋を開けようとしたな」
「えっ、なんで……」
主は黙って、俺のザックのサイドポケットを指さした。
そこに入れていたナッツの袋。
未開封だったはずなのに、外側から「爪で引き裂いたような細い切り込み」が何本も入っていた。
俺は震えながら山を下りた。
でも、本当に怖かったのは帰り道のサービスエリアだ。
トイレの鏡で自分の姿を見た時、ザックの肩紐のところに、泥のついた「小さな子供の手形」がべったりとついていた。
あれは、食べ物をくれなかったからついてきたのか。
それとも、あの時もしナッツを投げていたら、俺自身が「お裾分け」になっていたのか。
今でも、夜中にパキッと何かが弾ける音がすると、あの掠れた声を思い出して体が強張る。
2:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:25:01.269ID:FBcN2OVj0
波ァ!!
3:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:25:01.918ID:1mAdgTF5a
俺の家に飛んできたら迎撃してやるから
4:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:26:59.944ID: G4q1vizV0
これは5年前、俺が単独で奥多摩の低山を登っていた時の実話。
その日は午後から急に濃い霧が出てきて、視界が数メートル先も見えない状態になった。
道を見失いかけて焦っていた時、少し離れた霧の向こうから「ヤッホー!」という若い女の声が聞こえた。
「あ、他にも登山客がいる」
そう安心した俺は、
「おーい!」
と声を張り上げながら声のする方へ向かった。
すると、また「ヤッホー!」と返ってくる。
少し距離が縮まった気がして、俺は何度も声を出しながら進んだ。
霧の奥に人影のようなものがぼんやり見えて、俺は
「すみません、道が分からなくて!」
と駆け寄ろうとした。
その時、背後からガシッと肩を掴まれた。
振り向くと、全身泥だらけのベテラン風の登山者が、血相を変えて俺を睨んでいた。
「バカ野郎、黙ってろ!」
低い声で一喝され、俺は言葉を失った。
その間も、霧の向こうからは「ヤッホー!」「おーい!」と、さっきの女の声がしきりに聞こえてくる。
でも、よく聞くと変なんだ。
声の主は、俺がさっき叫んだ
「すみません、道が分からなくて!」
というフレーズを、全く同じイントネーションで、何度も何度も繰り返している。
「いいか、絶対に返事をするな。目を合わせるな」
そのベテラン登山者に引きずられるようにして、俺たちはその場を離れ、なんとか下山ルートに戻ることができた。
麓の駐車場まで降りて、ようやく人心地がついた頃。
俺は助けてくれた男性に、あの一体何だったのかを聞いた。
男はタバコに火をつけながら、震える手でこう言った。
「山にはな、『オウム返し』ってのがいるんだ。あれに自分の声を覚えられたら最後、下山してもずっと自分の声で呼び続けられる。……あんた、最後の方、自分の名前を叫ばなかったか?」
俺は血の気が引いた。
そういえば、相手が安心するようにと、最後に
「俺、〇〇(本名)って言います!」
と叫んでしまっていた。
それから数日後。
夜、一人で寝ていると、窓の外から声がした。
「……俺、〇〇って言います!」
俺の声だ。間違いなく、俺の声。
そいつは今、俺の家の庭にいる。
昨日は玄関のすぐ外まで来ていた。
さっき、インターホンが鳴った。
モニターには誰も映っていない。
でも、スピーカーからは俺の声で、こう聞こえてきた。
「ヤッホー、開けて?」
5:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:31:04.766ID: G4q1vizV0
これ、あんまり詳しく書くと場所が特定されるからボカすけど、北関東の某所にある俺の母方の実家の話。
そこは代々続く農家で、敷地の隅にボロボロの古い蔵がある。
子供の頃、盆に帰省するたびに祖父から
「あの蔵にだけは近づくな」
と、それこそ殴られんばかりの勢いで言われてた。
数年前、その祖父が亡くなって、遺品整理のために俺と親父、叔父の3人で蔵を開けることになった。
「もう代替わりだし、中を片付けて壊そう」
って話になったんだ。
重い扉を開けると、中は埃っぽくて、古い農具や家具が雑然と置かれていた。
でも、一番奥の壁際に、そこだけ妙に綺麗な**「小さな木の箱」が積み上げられてる棚があった。
箱の数は全部で12個。
表面には、墨でびっしりと何かの経文みたいなのと、日付が書いてある。
一番古いのは明治時代、一番新しいのは去年の日付だった。
叔父が
「なんだこれ?」
って言って、一番新しい箱を手に取った。
止める間もなく、中を開けたんだ。
中に入っていたのは、古びた乳歯が数本と、誰のものか分からない爪、それと返却とだけ書かれた紙切れ。
「なんだ、ただの思い出の品か」
叔父が笑って次の箱を開けようとした時、親父が真っ青な顔で叔父の手を掴んだ。
「……おい、これを見ろ」
親父が指差したのは、棚の隅に置かれた未記入の箱だった。
そこには、まだ日付も名前も書いていない新しい箱が、あらかじめ3つ用意されていた。
その日の夜、親父は俺を呼んで、震える声でこう言った。
「明日、一番早い電車で帰れ。二度とここには来るな」
理由を聞いても絶対に教えてくれなかったけど、親父の首筋に、昼間にはなかったはずのどす黒い痣が、指の形のように浮き出ているのが見えた。
俺は言われた通り、翌朝すぐに逃げるように帰った。
それから一週間後、叔父が急死した。
死因は心不全らしいけど、葬式に出た親父からLINEが来た。
『箱が一つ、埋まった。』
それだけ。
その後、親父とは連絡が取れなくなってる。
実家に電話しても
「お父さんは今、お役目で忙しいから」
と、祖母が機械みたいな声で繰り返すだけだ。
一番怖いのは、今朝。
俺のマンションのポストに、あの蔵にあったのと同じ未記入の木の箱が届いてたこと。
中には、俺が子供の頃に抜けて失くしたはずの、下の前歯が入ってた。
6:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:35:28.160ID: G4q1vizV0
ひとこない
9:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:46.833ID:WCZJPVZ60
>>6
読んでるから黙ってもっと貼れ
7:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:12.856ID:fZxK8Al+0
三つ目の話は何も説明してない爺さんが悪いよ
8:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:27.802ID:ILYMnspk0
今北産業
10:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:37:41.738ID: G4q1vizV0
おけ
12:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:38:20.671ID:T+In+YCg0
止めてくれるベテランおじさん
13:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:44:19.167ID: G4q1vizV0
その村には、年に一度、山の神様に供物を捧げる「山入り」という行事がありました。
本来は村の年長者だけが行う儀式でしたが、ある年、好奇心旺盛な若者数人が、内緒でその後をつけたんです。
険しい獣道を抜けた先、深い霧の中にポツンと佇む小さな祠がありました。
若者たちは木の陰に隠れて、儀式の様子を覗き見ました。
村の老人たちは、祠の前で奇妙な踊りを踊り始めました。
音楽もなく、ただズルッ、トサッと、土を踏みしめる音だけが響きます。
そして、一際大きな長老が、祠の扉をゆっくりと開けました。
「……あれ、何だ?」
若者の一人が目を凝らしました。
祠の中には、立派な像や鏡があるわけではありません。
そこにあったのは、人間の皮を何枚も繋ぎ合わせたような、巨大な塊でした。
それは時折、生きているかのように「ピクッ、ピクッ」と脈動しています。
「おぉ、山の神様。今年も、足りない部分をお持ちしました」
長老がそう言うと、自分たちの指を一本、刃物で切り落とし、その塊に捧げました。
すると、塊の表面がヌチャリと蠢き、落ちた指を飲み込んだんです。
あまりの光景に、若者たちは声を上げそうになりました。
しかし、その瞬間。
「……見てるだろ」
祠の奥から、地鳴りのような、でもどこか聞き覚えのある複数の声が重なって聞こえてきました。
村で行方不明になった者、亡くなった者たちの声が混ざり合った、おぞましい音です。
塊の表面に、いくつもの目がブワッと開きました。
それは、捧げられた指や、かつて村から消えた人々のパーツで構成された、継ぎ接ぎの神様の姿でした。
若者たちは脱兎のごとく山を降りました。
なんとか村まで逃げ帰りましたが、翌朝、そのうちの一人が姿を消しました。
彼の部屋の布団には、彼自身の皮膚だけが綺麗に剥がされた状態で残っていたそうです。
まるで、神様に足りないパーツを「お裾分け」しに行ったかのように。
14:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:46:29.622ID:OAO/wnmJ0
長い長い
一気に貼るんな
16:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:38.203ID: G4q1vizV0
>>14
すまん
15:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:27.546ID: G4q1vizV0
去年の夏、地元の低山にソロで登った時の話。
標高500mもいかないような初心者向けの山なんだけど、夕方16時過ぎ、下山中にふと
「あれ、道間違えたか?」
って思う瞬間があった。
整備された登山道のはずなのに、急にシダ植物が腰の高さまで生い茂ってる場所に迷い込んだ。
「おかしいな」
と思ってスマホのGPS見ようとしたら、圏外。
で、その時、前方10mくらい先の藪がガサガサッ!って激しく揺れたんだ。
熊かと思って心臓止まりそうになったんだけど、出てきたのは作業服を着たおじさんだった。
泥だらけの古い作業服に、なぜか足元は地下足袋。
俺は安心して
「あ、お疲れ様です。下山道こっちで合ってますか?」
って声をかけた。
おじさんは無言で、俺の背後を指差した。
「ああ、あっちですか。ありがとうございます」
って言って振り返って歩き出そうとしたんだけど、ふと違和感に気づいた。
おじさんの指差した方向、崖なんだよ。
ゾッとして振り返ったら、もう誰もいない。
ただ、さっきまでおじさんが立ってた場所のシダが、上から押し潰されたんじゃなくて、下から引きずり込まれたみたいに不自然に丸く凹んでた。
パニックで元来た道を死ぬ気で駆け戻ったら、1分もしないうちに元の登山道に出た。
後で地元の詳しい奴に聞いたら、
「その山、昔から『案内人』が出るけど、指された方向に行くと絶対帰ってこれないよ」
って言われた。
今でも、山で作業服の人を見ると足元を確認してしまう。
17:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:48.717ID:V78S5a1s0
山ネタ多いな
最近読んだものだとスワリビトが好き
18:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:48.840ID:OAO/wnmJ0
ふーん、意外と面白いじゃん
19:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:51:36.442ID: G4q1vizV0
親父から聞いた、林業の現場での実話。
20年くらい前、県境の深い山で間伐作業してた時のこと。
昼飯時、作業員5人で林道の脇に座って弁当食ってたんだ。
そしたら、斜面の上の方から「カーン、カーン」って高い音が響いてきた。
最初は
「誰か先に戻って作業始めたか?」
って思ったらしい。
でも、メンバーは全員目の前でメシ食ってる。
親父が
「おい、誰か他に山入ってるんか?」
って聞いたら、班長が急に顔色変えて
「喋るな、箸置け」
って小声で言った。
そのまま全員でジッとしてると、音がだんだん近づいてくる。
「カーン、……カーン、……ガシャッ」
チェーンソーじゃなくて、斧で木を叩くような音。
でもおかしいのが、木が倒れる音が一切しない。
ただひたすら、乾いた金属音が近づいてくる。
斜面の藪がガサガサ揺れて、何かが出てくる直前。
班長が
「……目、閉じろ。何があっても開けるな」
って。
親父が目を閉じた瞬間、すぐ耳元を「ヒュンッ」って風が切る音がした。
冷たい鉄の匂いと、古い土の匂い。
で、すぐ近くの立木に
「ゴンッ!!」
って、凄まじい勢いで何かが突き刺さる振動が地面から伝わってきた。
1分くらい沈黙が続いて、班長が
「……もういいぞ」
って言ったから目を開けたら、誰もいない。
けど、親父のすぐ横にあった杉の幹に深さ10cmくらいの斧の痕が真横に刻まれてた。
「あれ、なんだったんですか」
って震えながら聞いたら、班長はタバコに火をつけてこう言った。
「あれは木を伐ってるんじゃねえ。俺らの『首の高さ』を測りに来たんだ」
その日は速攻で山を降りたらしい。
それ以来、親父は山で「規則正しい金属音」を聞くと、仕事放り出してでも逃げるようになった。
20:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:53:28.764ID: G4q1vizV0
俺が北関東の山中で林業のバイトしてた時の話。
あの日、現場の親方に
「忘れ物したからプレハブ(休憩所)戻って取ってこい」
って言われたんだ。
軽トラ走らせて山道を下ってたら、カーブの先に白い防護服?着た奴が立ってた。
林業で防護服なんて蜂駆除くらいしか使わないし、そもそもそいつ、頭の先から足先まで隙間なく真っ白なんだよ。
「何だありゃ?」
と思ってスピード落とした。
そいつ、道の真ん中でじっと突っ立ってて、俺の軽トラが近づいても微動だにしない。
窓開けて
「危ないですよ!」
って叫ぼうとした瞬間、心臓が跳ねた。
そいつ、防護服の中に「中身」が入ってないんだ。
首の付け根から上が、ぐにゃりと折れ曲がって服の中に吸い込まれてる。
服の袖も、中身がないから風でバタバタなびいてるのに、なぜか地面に直立してるんだよ。
怖くなってアクセル踏み込もうとしたら、そいつが急にパタパタパタッ!!って乾いた音立ててこっちに走ってきた。
人間じゃありえないスピード。まるで紙が風に舞うみたいな、不自然な軽さで。
バックミラー越しに見たら、そいつ、軽トラの荷台に飛び乗ろうとしてた。
必死で蛇行運転して振り払って、プレハブまで逃げ込んだ。
息切らして親方に報告したら、親方が真っ青になって俺の肩を掴んだ。
「……お前、そいつの『シワ』を見たか?」
「え、シワ……?」
「あの白いのは服じゃねえ。山に捨てられた『皮』だ。中身を欲しがって動いてるんだよ。もし荷台に乗られてたら、お前の皮と取り替えられてたぞ」
その日の夜、寝ようとしたら、プレハブの壁をサワサワ……サワサワ…って、布が擦れるような音が朝まで続いてた。
21:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:55:18.664ID: G4q1vizV0
山ネタすきなんよ
22:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:56:56.031ID: G4q1vizV0
俺のじいさんがまだ現役で炭焼きをやってた頃の話。
炭焼きってのは、一度火を入れたら数日間は窯につきっきりにならなきゃいけない。
夜中も火の番をするために、窯のすぐ横にある粗末な小屋に泊まり込むんだ。
ある秋の晩、じいさんが一人で火を見てたら、外から**「……おーい、……おーい」って、か細い声が聞こえてきた。
こんな夜更けに、しかも人里離れた山奥の炭焼き窯に誰かが来るはずがない。
「誰だ!」
って叫んでも返事はない。ただ、「……おーい」って声だけが、少しずつ近づいてくる。
不気味に思ったじいさんが、手元の鉈を握りしめて小屋の隙間から外を覗いた。
月明かりの下、窯の煙突から出ている煙の中に、「何か」がいた。
それは、真っ黒な影のような人影だったんだけど、形がおかしい。
膝から下がなくて、煙の中に溶け込むように浮いてるんだ。
そいつが、窯から出ている煙をまるで美味いもんでも食うみたいに、大きな口を開けて吸い込んでる。
じいさんは「山の神か何かが煙を食いに来たんだ」と思って、息を殺してやり過ごそうとした。
ところが、その黒い影が急にピタッと動きを止めて、小屋の方を向いた。
「……たりない、……たりない」
声が直接頭の中に響いたらしい。
影は煙を食うのをやめて、すーっと小屋の入り口まで這ってきた。
じいさんが慌てて「これ以上はねえ!帰れ!」って叫んだら、影がドアの隙間から真っ黒に焦げた指を差し込んできた。
その指が、じいさんの足元にあったこれから窯に入れる予定の生木に触れた瞬間。
生木が、一瞬でシュルシュルと縮んで、真っ黒な炭に変わったんだと。
じいさんは無我夢中で、窯の横に置いてあった清めの塩をその指にぶっかけた。
影は「ギィィィッ!」って、鳥の鳴き声みたいな悲鳴を上げて、煙の中に消えていった。
翌朝、窯の中を確認したら、まだ焼き上がっていないはずの炭が、骨みたいに白くスカスカになって、全部粉々になってたらしい。
じいさんは
「あれは『炭喰い』だ。山が腹を減らしてると、火の番の命まで炭にしに来る」
って言ってた。
それ以来、じいさんは炭焼きをやる時、必ず自分の周りにぐるっと円を描くように塩を撒くようになったよ。
23:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:56:57.186ID:OAO/wnmJ0
3つ読んだ
24:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:58:17.032ID: G4q1vizV0
このくらいにしとくわ
25:以下、以下、VIPがお送りします:【B:83W:70H:87(Acup)160cm/53kgage:18】2026/03/12(木)00:07:47.228ID:1J+HOucg0
面白かったわ
引用元:・怖い話貼るぞwwwwwwwwwwwwww
https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1773239062/
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これは十数年の秋、単独行で北アルプスの方へ登った時の話。
予定より少し遅れて、夕暮れ時にようやく目的の山小屋にたどり着いた。
そこはかなり古びた小屋で、主(あるじ)らしき無愛想な老人が一人で切り盛りしていた。
その夜、宿泊客は俺を含めて3人。
夕食のカレーを食べていると、主がボソッとこう言った。
「あんた、夜中に外で『お裾分けください』って声がしても、絶対に応えちゃいかんよ。ましてや食べ物を外に放ったりするな。一度やると、連中、山を下りるまでついてくるからな」
山の怪談なんてよくある話だ。俺は「野生動物への餌付け禁止」の比喩かなんかだと思って、適当に聞き流して寝袋に入った。
夜中の2時頃、ふと目が覚めた。
外は猛烈な風の音。ガタガタと山小屋が揺れている。
すると、その風の音に混じって、確かに聞こえたんだ。
「……おすそわけ……ください……」
子供のような、でも妙に掠れた声。
最初は聞き間違いだと思った。でも、声はだんだん近づいてくる。
俺が寝ている枕元の、すぐ外の壁の向こうでピチャピチャと水音がする。
「……ひもじい……おすそわけ……ください……」
あまりの気味悪さに、俺はリュックの中にあった行動食のナッツを、つい手に取ってしまった。
「これを外に投げれば、どっか行ってくれるんじゃないか」
そんな誘惑に駆られた瞬間、隣で寝ていた別の登山客が、ガシッと俺の腕を掴んだ。
暗闇の中で、その男は首を横に振っている。
俺はハッとして手を止めた。主の警告を思い出したんだ。
声はそれから一時間ほど、小屋の周りをぐるぐると回りながら続いていた。
やがて夜が明け、俺は逃げるように下山の準備を始めた。
出発際、主が俺のザックをじっと見てこう言った。
「……あんた、昨夜、袋を開けようとしたな」
「えっ、なんで……」
主は黙って、俺のザックのサイドポケットを指さした。
そこに入れていたナッツの袋。
未開封だったはずなのに、外側から「爪で引き裂いたような細い切り込み」が何本も入っていた。
俺は震えながら山を下りた。
でも、本当に怖かったのは帰り道のサービスエリアだ。
トイレの鏡で自分の姿を見た時、ザックの肩紐のところに、泥のついた「小さな子供の手形」がべったりとついていた。
あれは、食べ物をくれなかったからついてきたのか。
それとも、あの時もしナッツを投げていたら、俺自身が「お裾分け」になっていたのか。
今でも、夜中にパキッと何かが弾ける音がすると、あの掠れた声を思い出して体が強張る。
2:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:25:01.269ID:FBcN2OVj0
波ァ!!
3:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:25:01.918ID:1mAdgTF5a
俺の家に飛んできたら迎撃してやるから
4:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:26:59.944ID: G4q1vizV0
これは5年前、俺が単独で奥多摩の低山を登っていた時の実話。
その日は午後から急に濃い霧が出てきて、視界が数メートル先も見えない状態になった。
道を見失いかけて焦っていた時、少し離れた霧の向こうから「ヤッホー!」という若い女の声が聞こえた。
「あ、他にも登山客がいる」
そう安心した俺は、
「おーい!」
と声を張り上げながら声のする方へ向かった。
すると、また「ヤッホー!」と返ってくる。
少し距離が縮まった気がして、俺は何度も声を出しながら進んだ。
霧の奥に人影のようなものがぼんやり見えて、俺は
「すみません、道が分からなくて!」
と駆け寄ろうとした。
その時、背後からガシッと肩を掴まれた。
振り向くと、全身泥だらけのベテラン風の登山者が、血相を変えて俺を睨んでいた。
「バカ野郎、黙ってろ!」
低い声で一喝され、俺は言葉を失った。
その間も、霧の向こうからは「ヤッホー!」「おーい!」と、さっきの女の声がしきりに聞こえてくる。
でも、よく聞くと変なんだ。
声の主は、俺がさっき叫んだ
「すみません、道が分からなくて!」
というフレーズを、全く同じイントネーションで、何度も何度も繰り返している。
「いいか、絶対に返事をするな。目を合わせるな」
そのベテラン登山者に引きずられるようにして、俺たちはその場を離れ、なんとか下山ルートに戻ることができた。
麓の駐車場まで降りて、ようやく人心地がついた頃。
俺は助けてくれた男性に、あの一体何だったのかを聞いた。
男はタバコに火をつけながら、震える手でこう言った。
「山にはな、『オウム返し』ってのがいるんだ。あれに自分の声を覚えられたら最後、下山してもずっと自分の声で呼び続けられる。……あんた、最後の方、自分の名前を叫ばなかったか?」
俺は血の気が引いた。
そういえば、相手が安心するようにと、最後に
「俺、〇〇(本名)って言います!」
と叫んでしまっていた。
それから数日後。
夜、一人で寝ていると、窓の外から声がした。
「……俺、〇〇って言います!」
俺の声だ。間違いなく、俺の声。
そいつは今、俺の家の庭にいる。
昨日は玄関のすぐ外まで来ていた。
さっき、インターホンが鳴った。
モニターには誰も映っていない。
でも、スピーカーからは俺の声で、こう聞こえてきた。
「ヤッホー、開けて?」
5:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:31:04.766ID: G4q1vizV0
これ、あんまり詳しく書くと場所が特定されるからボカすけど、北関東の某所にある俺の母方の実家の話。
そこは代々続く農家で、敷地の隅にボロボロの古い蔵がある。
子供の頃、盆に帰省するたびに祖父から
「あの蔵にだけは近づくな」
と、それこそ殴られんばかりの勢いで言われてた。
数年前、その祖父が亡くなって、遺品整理のために俺と親父、叔父の3人で蔵を開けることになった。
「もう代替わりだし、中を片付けて壊そう」
って話になったんだ。
重い扉を開けると、中は埃っぽくて、古い農具や家具が雑然と置かれていた。
でも、一番奥の壁際に、そこだけ妙に綺麗な**「小さな木の箱」が積み上げられてる棚があった。
箱の数は全部で12個。
表面には、墨でびっしりと何かの経文みたいなのと、日付が書いてある。
一番古いのは明治時代、一番新しいのは去年の日付だった。
叔父が
「なんだこれ?」
って言って、一番新しい箱を手に取った。
止める間もなく、中を開けたんだ。
中に入っていたのは、古びた乳歯が数本と、誰のものか分からない爪、それと返却とだけ書かれた紙切れ。
「なんだ、ただの思い出の品か」
叔父が笑って次の箱を開けようとした時、親父が真っ青な顔で叔父の手を掴んだ。
「……おい、これを見ろ」
親父が指差したのは、棚の隅に置かれた未記入の箱だった。
そこには、まだ日付も名前も書いていない新しい箱が、あらかじめ3つ用意されていた。
その日の夜、親父は俺を呼んで、震える声でこう言った。
「明日、一番早い電車で帰れ。二度とここには来るな」
理由を聞いても絶対に教えてくれなかったけど、親父の首筋に、昼間にはなかったはずのどす黒い痣が、指の形のように浮き出ているのが見えた。
俺は言われた通り、翌朝すぐに逃げるように帰った。
それから一週間後、叔父が急死した。
死因は心不全らしいけど、葬式に出た親父からLINEが来た。
『箱が一つ、埋まった。』
それだけ。
その後、親父とは連絡が取れなくなってる。
実家に電話しても
「お父さんは今、お役目で忙しいから」
と、祖母が機械みたいな声で繰り返すだけだ。
一番怖いのは、今朝。
俺のマンションのポストに、あの蔵にあったのと同じ未記入の木の箱が届いてたこと。
中には、俺が子供の頃に抜けて失くしたはずの、下の前歯が入ってた。
6:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:35:28.160ID: G4q1vizV0
ひとこない
9:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:46.833ID:WCZJPVZ60
>>6
読んでるから黙ってもっと貼れ
7:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:12.856ID:fZxK8Al+0
三つ目の話は何も説明してない爺さんが悪いよ
8:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:36:27.802ID:ILYMnspk0
今北産業
10:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:37:41.738ID: G4q1vizV0
おけ
12:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:38:20.671ID:T+In+YCg0
止めてくれるベテランおじさん
13:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:44:19.167ID: G4q1vizV0
その村には、年に一度、山の神様に供物を捧げる「山入り」という行事がありました。
本来は村の年長者だけが行う儀式でしたが、ある年、好奇心旺盛な若者数人が、内緒でその後をつけたんです。
険しい獣道を抜けた先、深い霧の中にポツンと佇む小さな祠がありました。
若者たちは木の陰に隠れて、儀式の様子を覗き見ました。
村の老人たちは、祠の前で奇妙な踊りを踊り始めました。
音楽もなく、ただズルッ、トサッと、土を踏みしめる音だけが響きます。
そして、一際大きな長老が、祠の扉をゆっくりと開けました。
「……あれ、何だ?」
若者の一人が目を凝らしました。
祠の中には、立派な像や鏡があるわけではありません。
そこにあったのは、人間の皮を何枚も繋ぎ合わせたような、巨大な塊でした。
それは時折、生きているかのように「ピクッ、ピクッ」と脈動しています。
「おぉ、山の神様。今年も、足りない部分をお持ちしました」
長老がそう言うと、自分たちの指を一本、刃物で切り落とし、その塊に捧げました。
すると、塊の表面がヌチャリと蠢き、落ちた指を飲み込んだんです。
あまりの光景に、若者たちは声を上げそうになりました。
しかし、その瞬間。
「……見てるだろ」
祠の奥から、地鳴りのような、でもどこか聞き覚えのある複数の声が重なって聞こえてきました。
村で行方不明になった者、亡くなった者たちの声が混ざり合った、おぞましい音です。
塊の表面に、いくつもの目がブワッと開きました。
それは、捧げられた指や、かつて村から消えた人々のパーツで構成された、継ぎ接ぎの神様の姿でした。
若者たちは脱兎のごとく山を降りました。
なんとか村まで逃げ帰りましたが、翌朝、そのうちの一人が姿を消しました。
彼の部屋の布団には、彼自身の皮膚だけが綺麗に剥がされた状態で残っていたそうです。
まるで、神様に足りないパーツを「お裾分け」しに行ったかのように。
14:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:46:29.622ID:OAO/wnmJ0
長い長い
一気に貼るんな
16:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:38.203ID: G4q1vizV0
>>14
すまん
15:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:27.546ID: G4q1vizV0
去年の夏、地元の低山にソロで登った時の話。
標高500mもいかないような初心者向けの山なんだけど、夕方16時過ぎ、下山中にふと
「あれ、道間違えたか?」
って思う瞬間があった。
整備された登山道のはずなのに、急にシダ植物が腰の高さまで生い茂ってる場所に迷い込んだ。
「おかしいな」
と思ってスマホのGPS見ようとしたら、圏外。
で、その時、前方10mくらい先の藪がガサガサッ!って激しく揺れたんだ。
熊かと思って心臓止まりそうになったんだけど、出てきたのは作業服を着たおじさんだった。
泥だらけの古い作業服に、なぜか足元は地下足袋。
俺は安心して
「あ、お疲れ様です。下山道こっちで合ってますか?」
って声をかけた。
おじさんは無言で、俺の背後を指差した。
「ああ、あっちですか。ありがとうございます」
って言って振り返って歩き出そうとしたんだけど、ふと違和感に気づいた。
おじさんの指差した方向、崖なんだよ。
ゾッとして振り返ったら、もう誰もいない。
ただ、さっきまでおじさんが立ってた場所のシダが、上から押し潰されたんじゃなくて、下から引きずり込まれたみたいに不自然に丸く凹んでた。
パニックで元来た道を死ぬ気で駆け戻ったら、1分もしないうちに元の登山道に出た。
後で地元の詳しい奴に聞いたら、
「その山、昔から『案内人』が出るけど、指された方向に行くと絶対帰ってこれないよ」
って言われた。
今でも、山で作業服の人を見ると足元を確認してしまう。
17:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:48.717ID:V78S5a1s0
山ネタ多いな
最近読んだものだとスワリビトが好き
18:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:48:48.840ID:OAO/wnmJ0
ふーん、意外と面白いじゃん
19:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:51:36.442ID: G4q1vizV0
親父から聞いた、林業の現場での実話。
20年くらい前、県境の深い山で間伐作業してた時のこと。
昼飯時、作業員5人で林道の脇に座って弁当食ってたんだ。
そしたら、斜面の上の方から「カーン、カーン」って高い音が響いてきた。
最初は
「誰か先に戻って作業始めたか?」
って思ったらしい。
でも、メンバーは全員目の前でメシ食ってる。
親父が
「おい、誰か他に山入ってるんか?」
って聞いたら、班長が急に顔色変えて
「喋るな、箸置け」
って小声で言った。
そのまま全員でジッとしてると、音がだんだん近づいてくる。
「カーン、……カーン、……ガシャッ」
チェーンソーじゃなくて、斧で木を叩くような音。
でもおかしいのが、木が倒れる音が一切しない。
ただひたすら、乾いた金属音が近づいてくる。
斜面の藪がガサガサ揺れて、何かが出てくる直前。
班長が
「……目、閉じろ。何があっても開けるな」
って。
親父が目を閉じた瞬間、すぐ耳元を「ヒュンッ」って風が切る音がした。
冷たい鉄の匂いと、古い土の匂い。
で、すぐ近くの立木に
「ゴンッ!!」
って、凄まじい勢いで何かが突き刺さる振動が地面から伝わってきた。
1分くらい沈黙が続いて、班長が
「……もういいぞ」
って言ったから目を開けたら、誰もいない。
けど、親父のすぐ横にあった杉の幹に深さ10cmくらいの斧の痕が真横に刻まれてた。
「あれ、なんだったんですか」
って震えながら聞いたら、班長はタバコに火をつけてこう言った。
「あれは木を伐ってるんじゃねえ。俺らの『首の高さ』を測りに来たんだ」
その日は速攻で山を降りたらしい。
それ以来、親父は山で「規則正しい金属音」を聞くと、仕事放り出してでも逃げるようになった。
20:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:53:28.764ID: G4q1vizV0
俺が北関東の山中で林業のバイトしてた時の話。
あの日、現場の親方に
「忘れ物したからプレハブ(休憩所)戻って取ってこい」
って言われたんだ。
軽トラ走らせて山道を下ってたら、カーブの先に白い防護服?着た奴が立ってた。
林業で防護服なんて蜂駆除くらいしか使わないし、そもそもそいつ、頭の先から足先まで隙間なく真っ白なんだよ。
「何だありゃ?」
と思ってスピード落とした。
そいつ、道の真ん中でじっと突っ立ってて、俺の軽トラが近づいても微動だにしない。
窓開けて
「危ないですよ!」
って叫ぼうとした瞬間、心臓が跳ねた。
そいつ、防護服の中に「中身」が入ってないんだ。
首の付け根から上が、ぐにゃりと折れ曲がって服の中に吸い込まれてる。
服の袖も、中身がないから風でバタバタなびいてるのに、なぜか地面に直立してるんだよ。
怖くなってアクセル踏み込もうとしたら、そいつが急にパタパタパタッ!!って乾いた音立ててこっちに走ってきた。
人間じゃありえないスピード。まるで紙が風に舞うみたいな、不自然な軽さで。
バックミラー越しに見たら、そいつ、軽トラの荷台に飛び乗ろうとしてた。
必死で蛇行運転して振り払って、プレハブまで逃げ込んだ。
息切らして親方に報告したら、親方が真っ青になって俺の肩を掴んだ。
「……お前、そいつの『シワ』を見たか?」
「え、シワ……?」
「あの白いのは服じゃねえ。山に捨てられた『皮』だ。中身を欲しがって動いてるんだよ。もし荷台に乗られてたら、お前の皮と取り替えられてたぞ」
その日の夜、寝ようとしたら、プレハブの壁をサワサワ……サワサワ…って、布が擦れるような音が朝まで続いてた。
21:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:55:18.664ID: G4q1vizV0
山ネタすきなんよ
22:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:56:56.031ID: G4q1vizV0
俺のじいさんがまだ現役で炭焼きをやってた頃の話。
炭焼きってのは、一度火を入れたら数日間は窯につきっきりにならなきゃいけない。
夜中も火の番をするために、窯のすぐ横にある粗末な小屋に泊まり込むんだ。
ある秋の晩、じいさんが一人で火を見てたら、外から**「……おーい、……おーい」って、か細い声が聞こえてきた。
こんな夜更けに、しかも人里離れた山奥の炭焼き窯に誰かが来るはずがない。
「誰だ!」
って叫んでも返事はない。ただ、「……おーい」って声だけが、少しずつ近づいてくる。
不気味に思ったじいさんが、手元の鉈を握りしめて小屋の隙間から外を覗いた。
月明かりの下、窯の煙突から出ている煙の中に、「何か」がいた。
それは、真っ黒な影のような人影だったんだけど、形がおかしい。
膝から下がなくて、煙の中に溶け込むように浮いてるんだ。
そいつが、窯から出ている煙をまるで美味いもんでも食うみたいに、大きな口を開けて吸い込んでる。
じいさんは「山の神か何かが煙を食いに来たんだ」と思って、息を殺してやり過ごそうとした。
ところが、その黒い影が急にピタッと動きを止めて、小屋の方を向いた。
「……たりない、……たりない」
声が直接頭の中に響いたらしい。
影は煙を食うのをやめて、すーっと小屋の入り口まで這ってきた。
じいさんが慌てて「これ以上はねえ!帰れ!」って叫んだら、影がドアの隙間から真っ黒に焦げた指を差し込んできた。
その指が、じいさんの足元にあったこれから窯に入れる予定の生木に触れた瞬間。
生木が、一瞬でシュルシュルと縮んで、真っ黒な炭に変わったんだと。
じいさんは無我夢中で、窯の横に置いてあった清めの塩をその指にぶっかけた。
影は「ギィィィッ!」って、鳥の鳴き声みたいな悲鳴を上げて、煙の中に消えていった。
翌朝、窯の中を確認したら、まだ焼き上がっていないはずの炭が、骨みたいに白くスカスカになって、全部粉々になってたらしい。
じいさんは
「あれは『炭喰い』だ。山が腹を減らしてると、火の番の命まで炭にしに来る」
って言ってた。
それ以来、じいさんは炭焼きをやる時、必ず自分の周りにぐるっと円を描くように塩を撒くようになったよ。
23:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:56:57.186ID:OAO/wnmJ0
3つ読んだ
24:以下、以下、VIPがお送りします:2026/03/11(水)23:58:17.032ID: G4q1vizV0
このくらいにしとくわ
25:以下、以下、VIPがお送りします:【B:83W:70H:87(Acup)160cm/53kgage:18】2026/03/12(木)00:07:47.228ID:1J+HOucg0
面白かったわ
引用元:・怖い話貼るぞwwwwwwwwwwwwww
https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1773239062/
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