都市伝説・・・奇憚・・・blog
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人間の足の親指
2026.03.13 (Fri) | Category : 都市伝説・定番
これは昔々、ヨーロッパの村でのこと。
ある男の子が庭の隅っこで土を掘っていると、人間の足の親指が出てきました。とても大きな親指です。
引っ張ってみましたが、中々抜けません。そこで、両手に力を込めて、思いっきり踏ん張りながら引っ張ったところ、根本からちぎれて抜けました。
その時です。辺りの土が蠢き、地中から呻き声が聞こえました。
男の子は怖くなりましたが、やっとの思いで引っこ抜いた親指を離しません。
そのまま家まで、あわてて逃げ帰りました。
男の子は親指を、台所で人参を切っていたお母さんに見せました。
お母さんは目を丸くしながら、
「まぁ、大きな親指ね。スープに入れて、みんなで夕食にいただきましょう」
と、頭を撫でて褒めてくれました。
貧しい時代、お肉はなによりのご馳走です。
事実、この頃には縛り首になった泥棒の死体から、肉をいただく人もいたそうです。
その夜、スープで茹でた大きな親指を、お父さんが三つに切り分け、家族三人でそれぞれ一つずつ食べました。
久し振りのお肉の味に満足した一家は床につき、男の子もベッドに入るなり、すぐに眠りに落ちました。
しかし、真夜中。なにか妙な音に、男の子は目が覚めました。
表の通りから、誰かの声が聞こえてきます。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
男の子は震え上がりました。
けれども自分にこう言い聞かせます。
「大丈夫。あいつは僕がここにいることを知らない。見つかるわけがない」
すると、また声が聞こえてきました。
さっきよりも近くから。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
毛布を頭からかぶり、男の子は目をつぶりました。
「眠ればいいんだ。朝になれば、あいつはいなくなるはずだ」
そう思った時、
ギィイイイッ。
裏口のドアが開く音とともに、また声が聞こえました。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
ギシッ…。ギシッ…。
足音が家の中を歩きます。
台所、食堂、居間、廊下。そして階段を、ゆっくりと上ってきます。
ギシッ…。
一歩。
ギシッ…。
また一歩と、足音が部屋に近づいてきます。
そうして、二階の廊下にやって来た足音は、とうとう、男の子の部屋の前まで来てしまいました。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
ガチャッ。
ドアノブが回ります。
ギィイイイッ……。
扉が開きました。
男の子はぶるぶると震えながら、毛布の中で丸くなりました。
もう逃げることは出来ません。
暗闇の中、近づいてきた足音は、ついにベッドのそばで止まります。
そして、
「俺の……親指は……、
お前が食べたなあああ!!」
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
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ある男の子が庭の隅っこで土を掘っていると、人間の足の親指が出てきました。とても大きな親指です。
引っ張ってみましたが、中々抜けません。そこで、両手に力を込めて、思いっきり踏ん張りながら引っ張ったところ、根本からちぎれて抜けました。
その時です。辺りの土が蠢き、地中から呻き声が聞こえました。
男の子は怖くなりましたが、やっとの思いで引っこ抜いた親指を離しません。
そのまま家まで、あわてて逃げ帰りました。
男の子は親指を、台所で人参を切っていたお母さんに見せました。
お母さんは目を丸くしながら、
「まぁ、大きな親指ね。スープに入れて、みんなで夕食にいただきましょう」
と、頭を撫でて褒めてくれました。
貧しい時代、お肉はなによりのご馳走です。
事実、この頃には縛り首になった泥棒の死体から、肉をいただく人もいたそうです。
その夜、スープで茹でた大きな親指を、お父さんが三つに切り分け、家族三人でそれぞれ一つずつ食べました。
久し振りのお肉の味に満足した一家は床につき、男の子もベッドに入るなり、すぐに眠りに落ちました。
しかし、真夜中。なにか妙な音に、男の子は目が覚めました。
表の通りから、誰かの声が聞こえてきます。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
男の子は震え上がりました。
けれども自分にこう言い聞かせます。
「大丈夫。あいつは僕がここにいることを知らない。見つかるわけがない」
すると、また声が聞こえてきました。
さっきよりも近くから。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
毛布を頭からかぶり、男の子は目をつぶりました。
「眠ればいいんだ。朝になれば、あいつはいなくなるはずだ」
そう思った時、
ギィイイイッ。
裏口のドアが開く音とともに、また声が聞こえました。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
ギシッ…。ギシッ…。
足音が家の中を歩きます。
台所、食堂、居間、廊下。そして階段を、ゆっくりと上ってきます。
ギシッ…。
一歩。
ギシッ…。
また一歩と、足音が部屋に近づいてきます。
そうして、二階の廊下にやって来た足音は、とうとう、男の子の部屋の前まで来てしまいました。
「俺の……親指は……どこだあああ……」
ガチャッ。
ドアノブが回ります。
ギィイイイッ……。
扉が開きました。
男の子はぶるぶると震えながら、毛布の中で丸くなりました。
もう逃げることは出来ません。
暗闇の中、近づいてきた足音は、ついにベッドのそばで止まります。
そして、
「俺の……親指は……、
お前が食べたなあああ!!」
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
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