都市伝説・・・奇憚・・・blog
呪いのリカちゃん人形
2008.01.23 (Wed) | Category : ホラー・自己責任
ある中学生の女の子が引越しをする際、昔から遊んでいたリカちゃん人形を、もう中学生という事と、汚れているという理由で捨ててしまいました。
その中学生の女の子をAさんとしておきましょう。
それから1ヶ月たったある日、新居で一人で留守番をしていたAさんのもとに電話がかかってきました。
「わたしリカちゃん、どうしていっしょに連れて行ってくれなかったの?私も新しいおうちでいっしょにあそびたいな~」
それだけ言うと電話は切れてしまいました。気味が悪かったのですが、それから何も無かったので次第に忘れていきました。ところが、それから2ヶ月くらいしたある日、また電話がかかってきました。
「もしもし?わたしリカちゃん。あなたのおうちにいこうと思ってたんだけど、途中でからだがばらばらになっちゃった・・・。しばらく遊びにいけないかもしれないわ。ごめんね・・・。」
と言って切れてしまいました。この電話がかかってきてからは1ヶ月おきに電話がかかってくるようになりました。
「もうすぐあなたのうちにいくよ・・・」
という内容でした。毎月この電話がかかってくるのでAさんはノイローゼになり、とうとう精神病院に入院してしまったそうです。
それから、以下の噂が流れるようになりました。
夕方ひとりで人気の無い道を歩いていると、何処からとも無く
「ねぇ、Aちゃんのおうち知らない?」
という声が聞こえてくるそうです。不思議と、声をかけられるのはAという名前とAという名前の友達がいる人だけらしいです。声をかけられた人が振り向くと、そこにはリカちゃん人形の頭だけが浮いていて話し掛けていて、
「ねぇ、知らない?」
ともう一度話し掛けてきます。怖くなって逃げ出してもすごい速さで追いかけてくるそうです。
そして、
「知ってるんでしょ?」
と聞かれて、もしも「知っている」と答えてしまうと
「そう、よかった~。でも、私、ここにくるまでにいたずらされちゃって頭以外どこかへなくしちゃったの。あなたの足をちょうだい?」
と言われて足をちぎられてします。同様に次の人も話し掛けられ、今度は体を、腕を・・・というようにどんどん体をとられてしまうそうです。
このリカちゃん人形はまだ、体を求めてさまよっているそうです。
そして、この話を知ってしまった人の所へ1週間以内に現れることがあるそうです。
もしも出会ってしまったときは何か呪文のようなものを唱えると助かると聞いたことがありますが、残念ながらその呪文が何だったかは忘れてしまいました。
ところで、この話をここまで呼んでしまったと言う事は、この話を知ってしまったことになります。
人気のない道を一人で歩くときは気をつけてください…
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