都市伝説・・・奇憚・・・blog
偶然のなせる業
2008.01.23 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
心霊というより偶然のなせる技ですが・・
長男出産後のことです。
出産後、母子ともに健康とのことで、立ち会ってくれていた義母も家の用事をすませに一旦帰宅しました。
私は一人で嫁さんに付き添っていたのですが、義母が帰宅後しばらくして、嫁さんが”お腹が痛い”と訴え始めました。
経験者(義母)も不在で”どうしたものか?”と思案しながらひょいと部屋から外に顔を出すと、たまたま、当日の勤務が終わり帰りかける看護婦さんが通りかかりました。
自分:”お腹が痛いってるんですが”
看護婦さん:”あ、じゃみて見ます。”
看護婦さん:”すごい出血してる。大変”
結局、産院では手に負えなくなり、市民病院に移りました。
一晩生死の境をさまよいましたが、大量の輸血で 嫁さんは辛うじて助かりました。
翌日、翌々日とも子供は産院に預けたままでした。
そんなおり、嫁さんが入院している病院に見舞いにきていた実母が、知り合いの看護婦さんにばったり出会いました。
母が事情を話すと、知り合いの看護婦さんは”子供とはなれ離れはなんだから”ということで、院内の手配を進めてくれ、子供を産院から移すことになりました。
嫁さんの隣に子供を寝かせホッとしたのもつかの間、子供の様子を見にきた小児科のお医者さんが、”ちょっとレントゲンとりましょうか”といいだしました。
で、レントゲンをチェックしたお医者さんから肺が縮小してきているので緊急手術が必要と告げられました。
市民病院ではその手術が出来ないため、子供だけ大学病院に救急車で移送され、その日のうちに手術を行いました。
子供も何とか助かり、今でも元気です。
自分にとっては、一週間に満たない間に嫁、子供を危うく失いかけ、目が回るような状況でした。
今となって振り返ると、最初の産院で看護婦さんを捕まえたのも、市民病院で母が知り合いの看護婦さんに出会ったのも単なる”偶然”です。
でも、もし、偶然の歯車が少しでもズレていたら・・・
いまでも独身かもしれません。
やはり、誰かに助けてもらったのかな・・と思います。
この記事にコメントする