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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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いま、家の前におっさんがおった!おっさんがおって消えた!

2022.10.18 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

238:本当にあった怖い名無し:2022/07/21(木)21:26:34.37ID:1J/tI/KL0.net
僕が子供の頃の話、うちは母子家庭だった。
当時、僕は小さなアパートの三階の端部屋に住んでいた。
学校から帰宅した僕は布団に包まり、テレビを見ながら、母の帰りを待っていた。
すると、アパートの階段を登る音がした後にアパートの廊下を歩く音がした。

母が帰ってきたんだ!と思った僕が母を迎えようと布団から出ると、ドンドン!ドンドン!と家の扉を蹴破ろうとするかのような音が響いた。
僕は余りの音にビビってしまい、その場で立ち尽くしてしまう。

ドンドン!ドンドン!

叩く音がますます大きくなったかと思うと、今度は家の鍵からガチャガチャと音がして、家の扉が開いた。
ヤバい殺される!と思ったら、そこにいたのは母だった。

「いま、家の前におっさんがおった!おっさんがおって消えた!なんかあった?なんか変なことなかった?」
母は驚いた表情で僕を見ていた。

それからしばらくしてからの日曜日。夕方、家に戻った僕が家の扉をノックする。
「おかーさん、帰ったよー」
ガチャリと扉が開いた。
「どぅなったですかーーー?」

半開きの扉から頭を覗かせたのは間違いなく僕の母なのだが、様子がおかしい。
能面みたいに無表情、目は黒い碁石のよう、それになにより、抑揚のないその声は母の声ではなく、おっさんの声だった。

「僕だよ、僕!」
「どぅなったですかーーー?」
「僕!僕!」
「どっなったですかーーー?」

話がまるで通じない。
これはどういうことだ?わけがわからない、その場で立ち尽くしていると、急に母の目が正気に戻った。
「ああ、おかえり!今のはイタズラ、イタズラ!」
そういうと、いつもの笑顔で僕を迎え入れてくれた。

それからというもの、たまに母がおっさんになる時があった。
その後、色々とあって母が統合失調症になったのだが、それはまた。



240:本当にあった怖い名無し:2022/07/21(木)22:43:14.54ID:WEpf5KPN0.net
>>238
怖すぎる
自分は母子家庭の母の方だけど、離婚前後の記憶が数年ほぼない
それだけ大変だった
お母さんその後元気になってたらいいな




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?370
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1657119122/238-240





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