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ほんのりと怖い話(居酒屋の座敷童)
2022.07.05 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:33:24.84ID:U1H7mQpl0
スレ立てるの初めてだから不手際あったら申し訳ない
大した話ではないのかもしれないけど、実際に妙な体験をした事が殆どなくてノリノリで知り合いに話したんだが、いまいち上手く伝えられなくてな
今後のネタとして固めたくて、一度文章にしようと思ったんだ、良ければ聞いて欲しい
2:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:38:12.43ID:9Hs17/Sx0
うむ。見てるよ。
3:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:39:11.37ID:U1H7mQpl0
あざす、ちと書き溜めたの貼っていきます
俺は田舎の会社員なんだけどね
会社の帰りに、仲良い保険屋のにーちゃんと一杯やろうって誘われたんだ
まぁ最近飲みに行けてないし、たまには行こうかって
4:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:40:10.26ID:U1H7mQpl0
誘われた先は俺の自宅から数駅離れた、保険屋側の地元の駅近く
田舎だけど終点駅だからか、駅前だけはそれなりに飲み屋があって、何度か来た事がある
駅の規模に不釣り合いなビジネスホテルもあり、週末は終電を逃した酔っ払いで賑わうようだ
保険屋が選んだのは駅から徒歩すぐの古い小さな居酒屋で、どうも焼き鳥がうまいらしい
5:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:41:47.16ID:U1H7mQpl0
年季の入った木製の戸を引くと、大将の威勢の良い掛け声が響く
ごく狭い店内だ、右手に5席程のカウンター、奥に1段上がった座敷スペース2卓
煙草で黄色くくすんだ内装、知らないレスラーの写真と色紙
怪しい酒のビラ、レジ前の招き猫と添えられた小銭
なんとも小規模な、しかし何となく田舎の良い雰囲気の漂う居酒屋の趣だ
6:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:43:27.01ID:U1H7mQpl0
カウンター席に座り、聞いた通り旨い焼き鳥を啄みながら保険屋と色んな話をした
異業種間の他愛のない話ってのはやはり面白いもので
随分盛り上がってしまって、気付けば良い時間だ、そろそろ出ようかって話をしてたらさ
俺たちの後に奥の座敷に入った若い男女がいて、その子達も店を出ようと立ち上がってたのね
それじゃ、あっちの会計が済んでからにするかと視線を切ったんだがちょいと時間を置いても座敷から降りる気配がない
7:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:46:43.70ID:U1H7mQpl0
不審に思ってまた左に目線をやると、カップルはなにやら困り顔だ
すると男の方が申し訳なさそうに大将に向かって言う
男「すんませーん、なんか襖が開かないんですけど…」
和室の布団入れみたいな襖が座敷の奥に見えていて、そこに荷物を入れていたようだ
普段から荷物置きに使われてるのかな、狭いからな…
8:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:48:26.94ID:U1H7mQpl0
俺「建て付け悪いんだろうな、これだけ年季入ってりゃ仕方ねえや」
保険屋「ははぁ、直せますの?建築屋さんや」
俺「無理無理、建具屋、いや大工の仕事かなこりゃ」
そんな話をカウンターで保険屋としてたら、カウンター向かいの大将が襖側に向いて声をあげた
9:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:55:00.44ID:U1H7mQpl0
大将「おおぅい!いつまで遊んでんねーん!早よ寝え~っ!!」
でかい声ではあるのだけど、まさに子供を諭すような柔らかい大声
そうしたら、何事も無かったかのように襖は開いたようでカップル達は顔を見合わせ、終始不思議そうにしながらも会計を済ませて出て行った
10:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:59:28.93ID:U1H7mQpl0
俺たちは目の前の現象と、大将の余りに自然な対応とのギャップに混乱した
本当にお孫さんが遊びに来てて悪戯しているのかと疑う程だった
しかし、こんな狭い店内で、ただただ襖の中で息を潜めている子供って…現実的じゃない
俺「…大将、何ですか、今の?」
12:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:09:21.97ID:U1H7mQpl0
大将「いやね、うちねぇ…座敷童が、おるんですわ」
俺たち「…はっ???」
状況から若干の予感はあったものの、やはりとても驚いてしまって、返す言葉も出ない
ここから、大将のお話
13:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:10:05.54ID:ZAebxcvl0
とりま>>1のスペック出来たら書いて
16:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:19:15.57ID:U1H7mQpl0
>>13
あっごめんよ
俺は30代独男の建築系中肉中背パンピーリーマン
霊感はほぼ無かな?
これ以外にもしょうもない出来事は少しだけ出くわしたけど
まぁ誰にでも1度2度はありそうな事だけだね
保険屋は細面のイケメソ、同年代妻子持ち
霊感はないけど経験は割とある方みたい
不動産屋とも絡みがあるんで、この一件以降そっちの話も聞くようになった
こんな感じです
14:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:12:14.48ID:U1H7mQpl0
「驚かせてしまって御免ねえ!」
「いやね、ここはもう30年店やらせて貰っておるんですがね」
「私は店を始めて早々に、一緒になった嫁に先逝かれて、以降一人で切り盛りしてきました」
「ことの始めはよう覚えております、嫁の葬式やらを終えて、途方に暮れておった時ですわ」
18:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:24:57.73ID:U1H7mQpl0
「それでも嫁の分も生きにゃならんと、何とか仕込みをしとったらですね。何やら外、ほらその引戸の前ね、コンコンッってね、戸を叩く音がしたんです」
「葬儀やらで暫く店閉めてたものだから、お客も戻ってこないかと思っておった矢先、嬉しくってねえ」
19:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:27:21.56ID:U1H7mQpl0
「でもまだ仕込み中だったんでね、精一杯元気な声で言うたんです」
『いらっしゃい!ありがとう!!でもまだ準備しとるから中でちょっと待ってえや!』
「それで戸を開けたらさ…誰もいねえんですわ、なんでえ悪戯かって、そん時はそれだけだったんですが」
20:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:30:07.75ID:U1H7mQpl0
「そっからさ、誰もいねえのに座敷走り回るような音がしたりあからさまに人の気配を感じたり、帰り際に靴があべこべになってたりよ
さっきもそうだ、しょうもねえ子供の悪戯みてえな事をされるようになったんです」
21:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:33:58.33ID:U1H7mQpl0
「始めはびっくりしたし怖い思いもしたけどな、あんまり長え付き合いだから慣れちまいました」
「しかし何だかんだで店も長えこと続けさせて貰っておるのでね、悪い神様やないと思てます」
「お客がいる時はやめえやって言ってるんだけどね、許してね」
22:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:45:36.28ID:U1H7mQpl0
大将の話を聞き終わって、俺は呆気にとられたまま店を出た
怖いと言うよりは、うわぁ座敷童みちゃったよ!ガチ怪異話じゃんこれ!!
でもまぁ神様ってえのも居るもんなんだなぁとかそんな感じ
23:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:48:02.35ID:siK5Hfyv0
大将は座敷童子の姿自体はみたことないんか?
28:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)19:02:43.93ID:U1H7mQpl0
>>23
見た事はないみたいです
ただ物音や気配以外にも、仕込み中に背中に何か当たった気がしたり
トイレに入ってたら外からノックされたり
逆に玄関の鍵開けて入る前に内側からノックされたり
好き放題されてるみたいですねw
24:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:49:33.55ID:UXH6r3J70
まあ、何事もなく経営しとるならええな
25:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:51:11.04ID:U1H7mQpl0
駅までの道すがら、歩いて少し頭が冷えて来ると他の考えも浮かぶ
本当にお孫さんとかが来てて怪異営業()してたとか…いや…そんな目立つ事してもな
嫌がる人の方が当然多いだろうし、意味ないよなぁ…
こんな感じに考えを巡らせていると隣でどうにも青い顔をしている保険屋に気付いて声をかけた
26:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:53:06.01ID:U1H7mQpl0
俺「妻も子もない寂しい大将を気遣う優しい神様って事かね」
保険屋「…逆かもしれん、もう行けんです」
俺「…どういうこと?」
保険屋「30年前でしょ?何で奥様、店始めたばかりで、そんな早うに亡くなられたんですかね?」
28:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)19:02:43.93ID:U1H7mQpl0
終わりです、ありがとうございました!
スレ立てる程の長さでもないなあとは思いつつ、ほん怖スレが見当たらない?ので立てさせて貰いました
因みに俺自身はその後一人でお邪魔しましたが、その日は何事も無くただただくそ旨いつくね貪ってました
嫁さん亡くなった理由はちょっと聞けなかったです
29:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)21:19:52.99ID:Am5ufj720
最後の保険屋さんの言葉でちょっと背筋がひんやりした!面白かったです!
■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
引用元:ほんのりと怖い話(居酒屋の座敷童)
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1654504404/
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スレ立てるの初めてだから不手際あったら申し訳ない
大した話ではないのかもしれないけど、実際に妙な体験をした事が殆どなくてノリノリで知り合いに話したんだが、いまいち上手く伝えられなくてな
今後のネタとして固めたくて、一度文章にしようと思ったんだ、良ければ聞いて欲しい
2:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:38:12.43ID:9Hs17/Sx0
うむ。見てるよ。
3:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:39:11.37ID:U1H7mQpl0
あざす、ちと書き溜めたの貼っていきます
俺は田舎の会社員なんだけどね
会社の帰りに、仲良い保険屋のにーちゃんと一杯やろうって誘われたんだ
まぁ最近飲みに行けてないし、たまには行こうかって
4:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:40:10.26ID:U1H7mQpl0
誘われた先は俺の自宅から数駅離れた、保険屋側の地元の駅近く
田舎だけど終点駅だからか、駅前だけはそれなりに飲み屋があって、何度か来た事がある
駅の規模に不釣り合いなビジネスホテルもあり、週末は終電を逃した酔っ払いで賑わうようだ
保険屋が選んだのは駅から徒歩すぐの古い小さな居酒屋で、どうも焼き鳥がうまいらしい
5:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:41:47.16ID:U1H7mQpl0
年季の入った木製の戸を引くと、大将の威勢の良い掛け声が響く
ごく狭い店内だ、右手に5席程のカウンター、奥に1段上がった座敷スペース2卓
煙草で黄色くくすんだ内装、知らないレスラーの写真と色紙
怪しい酒のビラ、レジ前の招き猫と添えられた小銭
なんとも小規模な、しかし何となく田舎の良い雰囲気の漂う居酒屋の趣だ
6:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:43:27.01ID:U1H7mQpl0
カウンター席に座り、聞いた通り旨い焼き鳥を啄みながら保険屋と色んな話をした
異業種間の他愛のない話ってのはやはり面白いもので
随分盛り上がってしまって、気付けば良い時間だ、そろそろ出ようかって話をしてたらさ
俺たちの後に奥の座敷に入った若い男女がいて、その子達も店を出ようと立ち上がってたのね
それじゃ、あっちの会計が済んでからにするかと視線を切ったんだがちょいと時間を置いても座敷から降りる気配がない
7:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:46:43.70ID:U1H7mQpl0
不審に思ってまた左に目線をやると、カップルはなにやら困り顔だ
すると男の方が申し訳なさそうに大将に向かって言う
男「すんませーん、なんか襖が開かないんですけど…」
和室の布団入れみたいな襖が座敷の奥に見えていて、そこに荷物を入れていたようだ
普段から荷物置きに使われてるのかな、狭いからな…
8:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:48:26.94ID:U1H7mQpl0
俺「建て付け悪いんだろうな、これだけ年季入ってりゃ仕方ねえや」
保険屋「ははぁ、直せますの?建築屋さんや」
俺「無理無理、建具屋、いや大工の仕事かなこりゃ」
そんな話をカウンターで保険屋としてたら、カウンター向かいの大将が襖側に向いて声をあげた
9:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:55:00.44ID:U1H7mQpl0
大将「おおぅい!いつまで遊んでんねーん!早よ寝え~っ!!」
でかい声ではあるのだけど、まさに子供を諭すような柔らかい大声
そうしたら、何事も無かったかのように襖は開いたようでカップル達は顔を見合わせ、終始不思議そうにしながらも会計を済ませて出て行った
10:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)17:59:28.93ID:U1H7mQpl0
俺たちは目の前の現象と、大将の余りに自然な対応とのギャップに混乱した
本当にお孫さんが遊びに来てて悪戯しているのかと疑う程だった
しかし、こんな狭い店内で、ただただ襖の中で息を潜めている子供って…現実的じゃない
俺「…大将、何ですか、今の?」
12:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:09:21.97ID:U1H7mQpl0
大将「いやね、うちねぇ…座敷童が、おるんですわ」
俺たち「…はっ???」
状況から若干の予感はあったものの、やはりとても驚いてしまって、返す言葉も出ない
ここから、大将のお話
13:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:10:05.54ID:ZAebxcvl0
とりま>>1のスペック出来たら書いて
16:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:19:15.57ID:U1H7mQpl0
>>13
あっごめんよ
俺は30代独男の建築系中肉中背パンピーリーマン
霊感はほぼ無かな?
これ以外にもしょうもない出来事は少しだけ出くわしたけど
まぁ誰にでも1度2度はありそうな事だけだね
保険屋は細面のイケメソ、同年代妻子持ち
霊感はないけど経験は割とある方みたい
不動産屋とも絡みがあるんで、この一件以降そっちの話も聞くようになった
こんな感じです
14:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:12:14.48ID:U1H7mQpl0
「驚かせてしまって御免ねえ!」
「いやね、ここはもう30年店やらせて貰っておるんですがね」
「私は店を始めて早々に、一緒になった嫁に先逝かれて、以降一人で切り盛りしてきました」
「ことの始めはよう覚えております、嫁の葬式やらを終えて、途方に暮れておった時ですわ」
18:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:24:57.73ID:U1H7mQpl0
「それでも嫁の分も生きにゃならんと、何とか仕込みをしとったらですね。何やら外、ほらその引戸の前ね、コンコンッってね、戸を叩く音がしたんです」
「葬儀やらで暫く店閉めてたものだから、お客も戻ってこないかと思っておった矢先、嬉しくってねえ」
19:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:27:21.56ID:U1H7mQpl0
「でもまだ仕込み中だったんでね、精一杯元気な声で言うたんです」
『いらっしゃい!ありがとう!!でもまだ準備しとるから中でちょっと待ってえや!』
「それで戸を開けたらさ…誰もいねえんですわ、なんでえ悪戯かって、そん時はそれだけだったんですが」
20:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:30:07.75ID:U1H7mQpl0
「そっからさ、誰もいねえのに座敷走り回るような音がしたりあからさまに人の気配を感じたり、帰り際に靴があべこべになってたりよ
さっきもそうだ、しょうもねえ子供の悪戯みてえな事をされるようになったんです」
21:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:33:58.33ID:U1H7mQpl0
「始めはびっくりしたし怖い思いもしたけどな、あんまり長え付き合いだから慣れちまいました」
「しかし何だかんだで店も長えこと続けさせて貰っておるのでね、悪い神様やないと思てます」
「お客がいる時はやめえやって言ってるんだけどね、許してね」
22:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:45:36.28ID:U1H7mQpl0
大将の話を聞き終わって、俺は呆気にとられたまま店を出た
怖いと言うよりは、うわぁ座敷童みちゃったよ!ガチ怪異話じゃんこれ!!
でもまぁ神様ってえのも居るもんなんだなぁとかそんな感じ
23:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:48:02.35ID:siK5Hfyv0
大将は座敷童子の姿自体はみたことないんか?
28:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)19:02:43.93ID:U1H7mQpl0
>>23
見た事はないみたいです
ただ物音や気配以外にも、仕込み中に背中に何か当たった気がしたり
トイレに入ってたら外からノックされたり
逆に玄関の鍵開けて入る前に内側からノックされたり
好き放題されてるみたいですねw
24:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:49:33.55ID:UXH6r3J70
まあ、何事もなく経営しとるならええな
25:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:51:11.04ID:U1H7mQpl0
駅までの道すがら、歩いて少し頭が冷えて来ると他の考えも浮かぶ
本当にお孫さんとかが来てて怪異営業()してたとか…いや…そんな目立つ事してもな
嫌がる人の方が当然多いだろうし、意味ないよなぁ…
こんな感じに考えを巡らせていると隣でどうにも青い顔をしている保険屋に気付いて声をかけた
26:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)18:53:06.01ID:U1H7mQpl0
俺「妻も子もない寂しい大将を気遣う優しい神様って事かね」
保険屋「…逆かもしれん、もう行けんです」
俺「…どういうこと?」
保険屋「30年前でしょ?何で奥様、店始めたばかりで、そんな早うに亡くなられたんですかね?」
28:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)19:02:43.93ID:U1H7mQpl0
終わりです、ありがとうございました!
スレ立てる程の長さでもないなあとは思いつつ、ほん怖スレが見当たらない?ので立てさせて貰いました
因みに俺自身はその後一人でお邪魔しましたが、その日は何事も無くただただくそ旨いつくね貪ってました
嫁さん亡くなった理由はちょっと聞けなかったです
29:本当にあった怖い名無し:2022/06/06(月)21:19:52.99ID:Am5ufj720
最後の保険屋さんの言葉でちょっと背筋がひんやりした!面白かったです!
■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
引用元:ほんのりと怖い話(居酒屋の座敷童)
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1654504404/
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Title : 無題
保険屋の邪推が真実とは限らんと思うけど。
怪異ってノックして招かれたらその家屋に入れるっていう。
『いらっしゃい!ありがとう!!でもまだ準備しとるから中でちょっと待ってえや!』
この台詞で、初めて入ってきた様に思うけどね。まあこれも私の憶測だけど。
NONAME子 2022.07.08 (Fri) 17:12 編集
Re:無題
> 怪異ってノックして招かれたらその家屋に入れるっていう。
ああ、よく言うよね。
ジャパニーズホラーだとすでに中にいたりするけれど。
2022.07.15 15:37