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山での怖い話四題
2019.11.12 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
282:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:38:33ID:wREJPm340
ー雪山でー
オカルトでも何でもない話だが、一応怖かったという事で。
雪山で、まっ平らな平原のような所へ出た。
その日に泊る避難小屋が遠くに見えた。
近道をしようとルートを変え、平原を横切り始めしばらく進むと突然、身体が宙に浮き、視界が真っ白になり、足に強い衝撃。
大穴が開き、俺はその中に落ちこんでいた。
見上げると、上から落ちる雪が顔にかかり、青い空。
そして、足が踏んでいるのは地面ではなく、木の枝。
同じ位の高さの、枝を張った木が繁る林に雪が積もったんだが枝から枝に雪が積もり、張った枝の下は空洞になっている。
そこへ俺の体重がかかり、大穴が開いたようだった。
上からザイルを垂らしてもらうが、下の様子が分かった皆は1ヶ所に固まってザイルを引けば自分達も落ちるので危なっかしくて及び腰だ。
俺は俺で、穴の中でもがけば周りの雪がさらさらと下に落ち、いつ地面まで落下するかと、そればかりが気になっていた。
どうにかこうにか引き上げてもらったが、元のルートに引き返すにも、相当の距離を戻らなければならない。
戻るのも進むのも危険は同じと判断し、そのまま避難小屋に向かった。
いきなり腰までもぐる奴は続出したが、俺のように完全に落ち込む奴は出なかったので、無事、避難小屋までたどり着いた。
今では笑い話だが。
283:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:39:41ID:wREJPm340
ー梅雨の谷川岳ー
初日は土合駅から徒歩でマチガ沢出合の幕営地で一泊。
翌日は尾根伝いに谷川の双耳峰、一ノ倉岳も無事に越え、宿泊予定地の茂倉岳の避難小屋に着いたのは確か昼前でした。
梅雨時には珍しく天気もよく、爽やかな風が時折吹いてきます。
私はこの山が七百人近い人の命を呑み込んだ山と言うことさえすっかり忘れていました。
小屋の中は大人四人が寝て荷物を置くと、ほぼ一杯の広さです。
小屋に入る時に二枚の扉の内扉が壊れて、開きにくくなっていました。
しかし、雪の季節でもないし、雨風をしのぐには十分でした。
翌日は下山予定でした。
夜半過ぎに天気が崩れ、私の頭の上にある小さな窓が風に吹かれてバタバタと音を立てていました。昼の疲れが出たのか、
その音も気にならなくなり、私はすーっと眠りに引き込まれていきました。
私はいつも山に入ると大体一時間置きに目が覚め、このときもそうでした。
何度目かに目を覚ましたのは、起床予定の三時五分前でした。
この日は私が起床係でしたので、ちらちらと時計を眺めては時の経つのを待っていました。
相変わらず窓枠は雨風に叩かれ、大きな音を立てています。
しかし、重い扉はびくともせず、音一つしませんでした。
その時です。突然それまでシーンとしていた室内の静寂を破るように外の扉が
『ドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドン!』
と規則正しく二回叩かれたのです。
それは私が起床の声を掛けるのとほぼ同時でした。
284:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:41:16ID:wREJPm340
真っ先によぎったのは、
『遭難者が救助を求めているんだ』
ということでした。
それにしては誰も反応しないのです。明らかに他の三人は起床の声を待っていると言った様子でした。
風の音にしては......と考えながら時計を見ると、三時を一分ほどまわっています。
『やべっ』
と思い、起床の声と共にガバッと起き上がると食当の準備に取り掛かりました
が、何かいつもと様子が違いました。
普段ならうるさいほど指示を出す四年生がじっと黙っています。
手をとめる訳にも行かず、黙々と作業をしていると、しばらくしてS先輩が
『○島、今の聞いたか?』
と聞いてきたんです。
やっぱり他の人も全員が聞いたそうです。
明らかに人為的に叩いた音であると皆口々に言っています。
S先輩に
『お前、外見て来い』
と言われ、恐る恐る扉に手を掛けました。
本当にこのとき程怖かったことはありませんでした。
扉の向こうには誰一人おらず、ただ私の懐中電灯の明かりの中を雨と霧がサーッと流れていくだけでした。
結局なんだったか分からないまま、何も見えなかったと言うと一気に緊張が解け、皆急に饒舌に話し出しました。
その時先輩の一人が言った言葉に私は背筋がぞーっとしたことを今でも覚えています
『ここの避難小屋って結構やばいんじゃないの?だってさあ、この山なら冬に遭難した人の遺体とかってずっと安置されてるだろうし。』
そうです。夏こそ穏やかですか、冬の谷川岳といえば、豪雪地帯として有名で数多くの登山者の命を奪ってきた場所なのです。
あれから十五年近く経ちましたが、現在は避難小屋も改装され、今も多くの登山者を迎え入れています。
285:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:43:19ID:wREJPm340
ー富士山五合目ー
富士山、御殿場側の5合目にて。
ある家族が車で5合目まで遊びに来た。別に登山するつもりじゃなくて、単に遊びに来てみただけなんで準備もなにもなし。
その日は天気がすごく良くて、その場所から頂上がよく見えたそうだ。
頂上まですぐ行けそうなくらい。
そこで父親が
「ちょっと行ってみてくる」
と家族から離れて山を登りはじめた。
家族は止めたが
「大丈夫だから」
と行ってしまった。
すると、それから5分も経たないのにあれだけよかった天気が崩れ、山を登る父親の姿はみるみるうちに湧いてきた霧に呑まれて見えなくなっていった。
家族は慌てたが悪天候の為追いかける事もできず付近の山小屋で、父親の帰りを待っていたが…。
父親はそれっきり帰ってこなかった。天気が回復した後、捜索が行われたが遺体も見つからなかったそうだ。
286:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:44:59ID:wREJPm340
ースキーの帰り道ー
3泊4日4人でスキーに行った帰りの出来事です。
帰り道の山道を走っていると後ろの2人の様子が変らしいのです。
後ろの右側に座ってる人が
「早く行ってくれ!」
と急かすし、左側の人は
「早く!早く!」
と叫んでるそうなんです
前の2人は当然分けが分からないし、後ろの二人にむかついてきたらしいんですが、そうしてるうちに後ろの右側に座ってる人が
「うわーー!」
と叫んだ途端左側の人が
「おい!**」
とその人の名前を叫びだしました。
前の助手席に座ってた友達のお兄さんが振り返ると後ろの右側の人がスーっと消えていったらしいのです。
信じられない話です。
しかし実際にこの事は新聞にも載りましたし、8年たった今でもその人の消息は不明のままです。
一体何が起こったんでしょうか?
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?162
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1175230138/282-286
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ー雪山でー
オカルトでも何でもない話だが、一応怖かったという事で。
雪山で、まっ平らな平原のような所へ出た。
その日に泊る避難小屋が遠くに見えた。
近道をしようとルートを変え、平原を横切り始めしばらく進むと突然、身体が宙に浮き、視界が真っ白になり、足に強い衝撃。
大穴が開き、俺はその中に落ちこんでいた。
見上げると、上から落ちる雪が顔にかかり、青い空。
そして、足が踏んでいるのは地面ではなく、木の枝。
同じ位の高さの、枝を張った木が繁る林に雪が積もったんだが枝から枝に雪が積もり、張った枝の下は空洞になっている。
そこへ俺の体重がかかり、大穴が開いたようだった。
上からザイルを垂らしてもらうが、下の様子が分かった皆は1ヶ所に固まってザイルを引けば自分達も落ちるので危なっかしくて及び腰だ。
俺は俺で、穴の中でもがけば周りの雪がさらさらと下に落ち、いつ地面まで落下するかと、そればかりが気になっていた。
どうにかこうにか引き上げてもらったが、元のルートに引き返すにも、相当の距離を戻らなければならない。
戻るのも進むのも危険は同じと判断し、そのまま避難小屋に向かった。
いきなり腰までもぐる奴は続出したが、俺のように完全に落ち込む奴は出なかったので、無事、避難小屋までたどり着いた。
今では笑い話だが。
283:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:39:41ID:wREJPm340
ー梅雨の谷川岳ー
初日は土合駅から徒歩でマチガ沢出合の幕営地で一泊。
翌日は尾根伝いに谷川の双耳峰、一ノ倉岳も無事に越え、宿泊予定地の茂倉岳の避難小屋に着いたのは確か昼前でした。
梅雨時には珍しく天気もよく、爽やかな風が時折吹いてきます。
私はこの山が七百人近い人の命を呑み込んだ山と言うことさえすっかり忘れていました。
小屋の中は大人四人が寝て荷物を置くと、ほぼ一杯の広さです。
小屋に入る時に二枚の扉の内扉が壊れて、開きにくくなっていました。
しかし、雪の季節でもないし、雨風をしのぐには十分でした。
翌日は下山予定でした。
夜半過ぎに天気が崩れ、私の頭の上にある小さな窓が風に吹かれてバタバタと音を立てていました。昼の疲れが出たのか、
その音も気にならなくなり、私はすーっと眠りに引き込まれていきました。
私はいつも山に入ると大体一時間置きに目が覚め、このときもそうでした。
何度目かに目を覚ましたのは、起床予定の三時五分前でした。
この日は私が起床係でしたので、ちらちらと時計を眺めては時の経つのを待っていました。
相変わらず窓枠は雨風に叩かれ、大きな音を立てています。
しかし、重い扉はびくともせず、音一つしませんでした。
その時です。突然それまでシーンとしていた室内の静寂を破るように外の扉が
『ドンドンドンドンドン!ドンドンドンドンドン!』
と規則正しく二回叩かれたのです。
それは私が起床の声を掛けるのとほぼ同時でした。
284:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:41:16ID:wREJPm340
真っ先によぎったのは、
『遭難者が救助を求めているんだ』
ということでした。
それにしては誰も反応しないのです。明らかに他の三人は起床の声を待っていると言った様子でした。
風の音にしては......と考えながら時計を見ると、三時を一分ほどまわっています。
『やべっ』
と思い、起床の声と共にガバッと起き上がると食当の準備に取り掛かりました
が、何かいつもと様子が違いました。
普段ならうるさいほど指示を出す四年生がじっと黙っています。
手をとめる訳にも行かず、黙々と作業をしていると、しばらくしてS先輩が
『○島、今の聞いたか?』
と聞いてきたんです。
やっぱり他の人も全員が聞いたそうです。
明らかに人為的に叩いた音であると皆口々に言っています。
S先輩に
『お前、外見て来い』
と言われ、恐る恐る扉に手を掛けました。
本当にこのとき程怖かったことはありませんでした。
扉の向こうには誰一人おらず、ただ私の懐中電灯の明かりの中を雨と霧がサーッと流れていくだけでした。
結局なんだったか分からないまま、何も見えなかったと言うと一気に緊張が解け、皆急に饒舌に話し出しました。
その時先輩の一人が言った言葉に私は背筋がぞーっとしたことを今でも覚えています
『ここの避難小屋って結構やばいんじゃないの?だってさあ、この山なら冬に遭難した人の遺体とかってずっと安置されてるだろうし。』
そうです。夏こそ穏やかですか、冬の谷川岳といえば、豪雪地帯として有名で数多くの登山者の命を奪ってきた場所なのです。
あれから十五年近く経ちましたが、現在は避難小屋も改装され、今も多くの登山者を迎え入れています。
285:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:43:19ID:wREJPm340
ー富士山五合目ー
富士山、御殿場側の5合目にて。
ある家族が車で5合目まで遊びに来た。別に登山するつもりじゃなくて、単に遊びに来てみただけなんで準備もなにもなし。
その日は天気がすごく良くて、その場所から頂上がよく見えたそうだ。
頂上まですぐ行けそうなくらい。
そこで父親が
「ちょっと行ってみてくる」
と家族から離れて山を登りはじめた。
家族は止めたが
「大丈夫だから」
と行ってしまった。
すると、それから5分も経たないのにあれだけよかった天気が崩れ、山を登る父親の姿はみるみるうちに湧いてきた霧に呑まれて見えなくなっていった。
家族は慌てたが悪天候の為追いかける事もできず付近の山小屋で、父親の帰りを待っていたが…。
父親はそれっきり帰ってこなかった。天気が回復した後、捜索が行われたが遺体も見つからなかったそうだ。
286:本当にあった怖い名無し:2007/05/12(土)03:44:59ID:wREJPm340
ースキーの帰り道ー
3泊4日4人でスキーに行った帰りの出来事です。
帰り道の山道を走っていると後ろの2人の様子が変らしいのです。
後ろの右側に座ってる人が
「早く行ってくれ!」
と急かすし、左側の人は
「早く!早く!」
と叫んでるそうなんです
前の2人は当然分けが分からないし、後ろの二人にむかついてきたらしいんですが、そうしてるうちに後ろの右側に座ってる人が
「うわーー!」
と叫んだ途端左側の人が
「おい!**」
とその人の名前を叫びだしました。
前の助手席に座ってた友達のお兄さんが振り返ると後ろの右側の人がスーっと消えていったらしいのです。
信じられない話です。
しかし実際にこの事は新聞にも載りましたし、8年たった今でもその人の消息は不明のままです。
一体何が起こったんでしょうか?
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?162
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1175230138/282-286
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