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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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夜中やし怖い話語ろうや

2019.10.22 (Tue) Category : オカルト・雑談

1:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:38:26ID:fj3
コピペでも実体験でも
朝まで暇なんじゃ



2:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:41:22ID:io1
寝ないの?



10:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:45:21ID:fj3
>>2
寝ないんや



7:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:44:14ID:RDR
プチエンジェル



8:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:44:50ID:fj3
>>7
なぁにそれ



11:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:46:06ID:RDR
>>8
ググるんや!



14:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:50:49ID:fj3
プチエンジェル調べてたら当時の2ちゃんのが出て来て懐かしくなったンゴ



15:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:51:36ID:AYp
リゾートバイトぐうこわ



16:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:52:26ID:fj3
>>15
ああいうのって明らか創作ってわかるけど絶対無いって言いきれへんし怖いンゴねぇ
見るたびブルブルや




20:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:56:49ID:rnO
リアルは最後のひと文がほんま作品を台無しにしとる



26:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:58:48ID:AYp
>>20
ぐうわかる
とちうまで名作




18:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:53:35ID:rnO
怖い話作るのが趣味のワイ
純粋に怪談を楽しめなくなる



22:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:57:39ID:fj3
>>18
作れるのすごいと思うで



24:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:58:14ID:XPL
>>18
ワシらを愉しませるんやで



27:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:58:55ID:rnO
>>24
じゃあワイの最高傑作貼るわ



29:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)02:59:28ID:fj3
>>27
期待するで



46:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:04:09ID:rnO
一応ゆっくり貼ってくで

これは高校の時にお世話になった先輩から聞いた話なんやけど、その先輩は大学に入ってから一人暮らしを始めたらしんや。
んで、最初は結構いいとこ借りて住んどったらしいんやけど色々ゴタゴタがあって引っ越すことにした。



48:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:04:36ID:rnO
次に借りた部屋なんやけど、結構ボロボロなんやと。
風呂は付いてないし、日当たりも悪い。天井にはネズミかなんかがおるせいで物音がする。
しかも近くに街灯もあんまないから夜になったら外は真っ暗なんやて。

まぁ先輩自体は研究?とか外で遊ぶのでほとんど家におらんから気にしてなかったらしいんやけどな。

そんでそんな感じで過ごしてたある日、先輩が夜何となく外を見たらしいんやが、窓の外に女が立っとったらしい。



51:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:05:24ID:rnO
先輩の部屋は2階やし、そもそも部屋の電気も消しとった時やからその女の姿がはっきり見えてる時点で先輩は、これ幽霊やなって確信したんやと。

んで次の日に不動産屋と大家にその事を話したらしいんやけど別に部屋自体は曰く付きでもなんでもないし、初めてそんな相談が来てびっくりしとった様子やった。

普通やったらそこで引っ越すなりお祓いするなりすればええんやが先輩も変な人で曰く、そんなんしたら幽霊に負けた気がするけせんとか言って放置し出したんやと。



52:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:05:44ID:rnO
んである程度その状況に慣れてきたときに先輩は幽霊をじっくり観察したらしいんや。
ビジュアルはまあ幽霊を絵にかいたような感じで、ずっとなんかを繰り返し呟きようらしい。んでしばらくしてなんて言いようかわかった。

「でていけでていけ」
ってずっと繰り返してた。まぁようおるような幽霊やな。
んで、それに対して先輩は
「なんで俺が出ていかなあかんのや」
みたいな感じで逆にムキになっちゃった。
アホみたいやなぁってその話聞いた時は思ったわ。



54:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:06:07ID:rnO
んでまたある日、先輩のしてた研究が夜通しあったらしくて、帰ったのが昼頃になったことがあった。んで夏頃やから暑い暑い。
仕方ないから窓を開けっ放しにして寝とったんや。

そしたら気づいたら深夜に入っとった。そんで起きた瞬間、目を開ける前からきづいたんだと。
幽霊が自分の上におるって。

「でていけでていけでていけ」

今度は声が明瞭に聞き取れた。
んで、ずっと目を瞑っとくわけにもいかんから勇気をだして開けたら、案の定幽霊は寝とる先輩の上に立っとったって。



56:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:06:30ID:rnO
でも変なことに幽霊は先輩の方を見ないでずっと天井の方を見てる。
幽霊はずっと
「でていけでていけ」
って言いよる。

そしたら、天井のほうがいきなりガタガタってなんかが暴れ回りだしたんや。
んでその天井にいる何かが押入れに落ちた。(押入れと天井が繋がっとる構造やったらしい)そしたら幽霊はスゥーとおらんくなった。



60:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:05ID:rnO
んで、いみがわからんくなった先輩は意を決して押入れの中を見たんや。
そんなかにおったのは、今度は泡を吹いて気絶しとる人間の女やった。
実は先輩が引っ越したのはその女からのストーカー被害が原因やったんや。

でもどうやってかは知らんけどそのストーカー女は先輩の部屋を探り当ててずっと天井で生活しよったらしい。



62:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:25ID:rnO
その後すぐ先輩は警察を呼んで女は無事逮捕されたんやけど、天井裏を見たら色んなものが散乱しとって明らかに長期的に生活した跡があって、凶器らしきものもあった。そんなことがあって先輩は幽霊に対して好感情を抱くようになった。

自分を守ってくれたあの幽霊は守護霊かもしれん、ってな。
だから今ではその窓にお供え物とかして、幽霊に感謝の気持ちを表しとるらしい。ここまでが先輩から聞いた話。


64:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:41ID:rnO
これからは先輩の家族さんから聞いた話や。
その話をした一週間後、先輩は亡くなってしまったんや。

原因は部屋の中で窒息死。
何者かが首を強く絞めた跡があるらしいから他殺って思われてたんやがその後からは指紋もなんもでらんかった。

ドアの鍵はしまっとるし窓が開いとったから窓しか侵入経路がないんやけど、2階やし、地面にも足跡とかなんもないんや。結局、警察は変死として片付けておわったらしい。んで、これは俺の個人的な推察でしかないんやけど、あの幽霊は守護霊なんかやなかったんやいかなって。

ストーカー女を追い出したのも獲物に害をなそうとしよったから排除しただけで、最初から先輩を狙っとっただけやないんやろうか。
幽霊と良くないものには気を許すなってことなんかなぁ。



77:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:09:59ID:fj3
>>64
これおもろいな
すげえわ



82:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:11:03ID:rnO
>>77
サンガツ!



65:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:47ID:rnO
おわり



53:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:06:06ID:tOp
これは私が実際に体験した話で、当時私はホテルのプランナーをしていた。
10月に結婚する新郎のお父さんが亡くなり、お通夜に行った帰りのことだ。

もともと入院が長く危ない状態が続いていたらしく、家族は仕方がない状況と悲しいながら納得はしていた。
新郎から結婚式は続行しますとの意向をもらえたが、2週間後だ。いろいろ大変だろうと思いながら車にのり、家路へと急いだ。


57:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:06:31ID:tOp
お通夜の会場は、私の自宅から高速を通って1時間ほどかかる。帰りはもう10時をまわっていたので、そんなに混まないだろうとゆっくり運転をしていた。
田舎には珍しく高速の入口が2か所あり、ひとつは自宅に続く主要の高速と、もうひとつは別の目的地へ向かう山越えの高速だ。

そのことは知っていたが、うっかり乗りまちがってしまった。
バックはできないし、まぁ遠回りだけど帰れないことはないのでいいかと思い、そのまま高速を走った。


58:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:06:46ID:tOp
しばらくは対向車もほとんど見かけない高速道路を走り、一般道へ降りると漫画であれば「シーン…」と文字が出てきそうな静けさだ。
ナビに従い車を走らせる。山の中の1本道。ナビがくねくねしながら目的地を遠くに表している。
どんどん進んで行くうちに、道幅が狭くなり小さな私の車がやっと通るくらいまでになり、車の片側は山肌の雑草をこすり、がさがさいっている。
そして反対側は崖。絶壁という程ではないが深い草むらで、たぶん落ちたらひとたまりもないだろう。


61:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:09ID:tOp
あーいやな事になった。対向車がきたら私どうすることも出来ない。
そんな心配の中、景色はさらに漆黒へと変わる。ナビは表示するものの、携帯は既に圏外へ突入。対向車や人家といった明かりが何もない中、私は大きな声で歌を歌いながら早くこの状況から出ることだけを願う。

その時だった。
「あっ、人かな?」
きれいな水色のトレーナーを着た50歳くらいの男性が自転車に乗っていて、私とすれ違った。
こんな遅くに、しかも自転車で…?
思いもしない遭遇者とすれ違った後、サッと血のけが引いていった


63:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:40ID:tOp
そう、こんな山奥は自転車が通る道じゃない。通れるスペースもない。
しかも暗い夜道なのに、なぜ服装・体格をはっきりと覚えてるの。どうして目に焼き付いてるの。
もうどうしていいかわからない。誰か助けて。早くここから出して。

そんな時、犬の鳴き声が「ワン」と低い声で2度聞こえた。アクセルの下あたりから聞こえた。
車に犬なんかいない!
でも確かに犬の鳴き声が、何かを威圧するかのように聞こえてくる。右足の方からだ。しかし不思議と、あまり怖さがない。
それよりもあの水色の人を見た記憶で、頭の中は一杯だった。


67:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:07:58ID:tOp
しばらくすると町の明かりが見えてくる。そして道が下降して幅も広くなっていく。
あーやっと出れる、助かった。
通常の道になって携帯もつながり、私は3倍の時間をかけ自宅へ戻った。

ベッドに入り今日の事を考えたが、あんな場所に絶対人はいない。いるはずがない。
もしかしてあの人は、新郎のお父さん?私に挨拶しにきてくれたの?しかし姿ははっきり見たものの、顔だけがぼやけていて思い出せない。

そしてあの犬の鳴き声。全然恐怖がなかった。そしてその後すぐに町へ出れた。
私が幼いころから一緒にいた犬のトム。死んでしまったけど、もしかしてトムが守ってくれた?トムが励ましてくれた?だから怖くなかったのだろうか…。

今でもこの体験は怖くて不思議な記憶だが、自分で理由づけして新郎のお父さんの冥福を祈っている。

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73:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:09:39ID:tOp
自分で言うのも何だが、私は子供の頃から大人しい性格だ。
外でドッチボールをして遊ぶよりは図書室で本を読むことが好き。
将来の夢は特に無かったが、科学者になったら面白そうだな、とは思っていた。
小学校の時は同年代の友達から浮いているという自覚があったが、これが自分だから仕方がない。

そんな私には、幸いにも保育園から付き合いがある親友がいて、クラスでも中心的な存在だった。
私が小学校でなじめなくても意地悪されることがないのは、この親友のおかげがあったのだと今では思っている。


76:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:09:56ID:tOp
小学校も高学年になると、中学受験の話が出るようになってきた。
私達の学区内には私立の中高一貫校があり、親の方針でそこを目指す人も多い。
子供側としては、学校のブランドよりも仲の良い友達がどこへ行くか、で選んでいるのだが…。
私は単純に良い環境で勉強がしたかったのでブランド中学を選んだが、親友も偶然そちらを選択していた。

その頃、学校で変な噂が流れた。
それは
「受験に失敗する子供の机には、どこかに『不合格』という文字が書かれている」
というものだった。


79:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:10:26ID:tOp
それは過去に受験で失敗した子供の呪いだとか言われていたが、実際に誰も見た事はなかった。
しかし親の間でもずいぶん話題となっていたようで、たまに母親から
「今日は誰かの机に書かれてなかった?」
などと質問される程の有様だった。
学校でも、数日おきに皆の机をチェックするヤツが現れたりと、噂は加熱する一方だった。


80:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:10:44ID:tOp
「おい!お前の机にあったぞ!」
ある日、私の机をチェックした人が声をあげた。
確認してみると、私の机の裏側へ「不合格」とマジックで書かれていた。

正直そんな噂を全く信じていなかった私ではあったが、いざ自分に降りかかると気味が悪い。
とりあえず応急処置として、黒ペンで塗りつぶしておいた。

それから一週間後。
今度は私の机の表面にデカデカと「不合格」という文字が書かれていた


81:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:11:00ID:tOp
文字は親友がすぐに消してくれたものの、翌日にはその親友の机に不合格という文字が書かれていた。
そして不合格の文字は毎日誰かの机に書かれるようになり、大騒ぎとなった。

クラスの雰囲気はだんだんと悪くなり、その矛先は私へ向いているようだった。
それもそうだ。
私の机からスタートし、次は私と繋がりがある親友の机。親友は皆と仲良しだから、そこからは一気に広がるだろう。
元々私がクラスから浮いていたことも拍車をかけた。
私が悪い訳ではないが、居づらくなった私はしばらく登校を控えた。


83:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:11:18ID:tOp
そんな事態で親や先生は心配してくれたが、私としては家でも勉強出来るし、むしろ集中出来る環境だ。
結果的に噂の効果は無かったようで、私はブランド中学へ合格した。

中学は環境が私に合っていたのか、一番楽しい時代で友達も多く出来た。
そこで事実かは分からないが、こんな話を聞いた。

私の机へ不合格と書いたのは、保育園から仲良しだったあの親友だったそうだ。
噂を作ったのも親友で、皆の机に不合格と書いたのも親友。
全てその親友が仕組んだものだったのだ、という話。


88:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:11:56ID:tOp
その親友は成績が悪い訳ではなかったのだが、ブランド中学の受験に失敗して他の学校へ進学していた。
中学に行ってからは親達も疎遠になったようなので、彼がどういった気持ちでそんな嫌がらせをしていたのか。尋ねる機会も無い。



87:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:11:50ID:rnO
有名な話やけど裏拍子はほんと完璧な怪談やと思う



89:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:12:14ID:tOp
>>87
それなんやったっけ?



91:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:13:04ID:rnO
>>89
幽霊はこの世の人間と逆のことをするっていう話を彼女にしたら彼女が手の甲で感心したように拍手したっていう話



101:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:14:19ID:tOp
>>91
ああそれか~
心底ぞっとしたわ



102:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:14:51ID:rnO
>>101
あれは話し手の拍手が肝要やからな



97:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:13:42ID:rnO
>>93
この話は書かれたのを読むんやなくて動画とかで見た方がほんま面白いと思う
すぐ終わる話やし



116:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:19:39ID:ZTx
ワイが最近1番怖かったのは家の中に蛇がいた事やなぁ
なんとか外に追い出せたで
中国の尻から鰻が侵入されたニキ思い出して尻がキュッとしたわ



119:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:20:53ID:fj3
>>116
中国ヤバすぎでしょ



129:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:24:26ID:ZTx
>>119
中国では地方によっては鰻を自分で捌くのが一般的なところもあるんや
せやから生きた鰻を風呂場に入れてそこで処理したりもするんや
尻から侵入されたニキは鰻を風呂に入れてある事を忘れて風呂に入ったら尻の穴から侵入されたんや
何とか命は助かったけど最悪身体を食い破られたりもする危ない状態やったんや




145:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:28:04ID:jfU
今年の8月に父の実家の福島に帰った時に聞いた話なんやけど、例年よりも猪が多くでて桃や梨茄子が被害にあっていて対策に電気の流れる網を張ってたんや

叔父夫婦は高齢で電気網のスイッチをいれ忘れる日もあってそういう日は猪が家のすぐ側まできて山側にある従姉妹の姉ちゃんの部屋のまで来るらしいんや

8月初頭、姉ちゃんは東北でも厳しい熱帯夜で窓を閉めてエアコンつけてたんやが外から物音がして起きたんや、月明かりの逆行で照らされた黒いい影が行ったり来たり…
そのうち
「ガンガンガン」
と固いものが当たる衝撃音が聞こえフゴーフゴーと荒い息づかいが聞こえてな、姉ちゃんは
「ああ、また猪か」
とうんざりしてそのまま寝てしまったらしいんや

翌日電気網を見るとしっかりスイッチ入っていて窓の下には無数の手形が残ってたんやって




150:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:30:29ID:jfU
ちな実話やで足跡じゃなくて手形なの怖いなって思った猿の手形よりでかいってさ



154:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:32:19ID:rnO
>>150
はぇ
コピペやなくて実話かい



162:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:35:08ID:jfU
>>154
2019年8月の実話やで
その後姉ちゃんも家にも別に不幸も起きてないってさ



155:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:33:00ID:rnO
他に有志はおられるか!
おらんのならワイの弾うつで!



157:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:33:38ID:tOp
>>155
頼むで!



156:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:33:24ID:fj3
こわいなあ
どんどん話してどうぞ



159:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:34:08ID:rnO
ほないくで

これは僕が小学六年生の時の話です。
僕の父は車で旅行するのが好きでよく一人で他県まで行っていました。
しかしそういった旅行をするときには決まって父は家族を連れていこうとしませんでした。
というのも母が車で旅行することに対してあまり歓迎的ではなかったからです。
昔は父に付き合っていたそうなのですが、ある日をきっかけに旅行に行くことに激しい拒否反応を示すようになったそうです。

だから、その時父が
「家族全員で〇〇県まで行かない?」
と提案した時も母は断固として拒否しました。



161:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:34:46ID:rnO
母が同意してくれることに殆ど期待していなかった父はやっぱりと言うような表情をした後、
「今年も一人で行くかぁ」
と言ったので僕は慌てて
「僕もついて行きたい」
と言いました。

なぜ、父の車旅に付き合おうと思ったかと言うと、ある友人の影響が小学六年生の僕に大きく作用していました。
その友人は家がとても裕福で、夏休みはよくリゾート地に旅行していました。
彼はそのことを夏休み明けの教室でクラスメイト達に自慢し、クラスの話題をかっさらうのが風物詩となっていました。



163:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:35:08ID:rnO
対して、僕は夏休みはもっぱら地元で過ごすのみで遠出も、盆に隣町にある実家に訪れるぐらいでした。
父について行けばその友人のようにクラスメイトに自慢出来ると思った僕は父に同行を願い出たのです。

思いもよらない所から助け舟がでた父はガッカリしたような顔から一転、満面の笑みを浮かべ
「そうか!じゃあ二人で行こう」
と、その年の夏は二人で車旅になりました。



164:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:36:06ID:rnO
当日は朝の5時から家を出て、5時間ほど車内で景色を見るだけの時間を過ごしました。
正直、この時父について行ったことに後悔していました。
当時はスマホはおろか、携帯ゲームもなかった時代ですから、唯一の暇つぶしと言えばカーステレオから流れるローカルラジオのみでした。

しかし、そんな退屈な時間から一転し、午後はとても楽しい時間を過ごしました。
父と二人で釣りをしたのです。
父が連れてて言ってくれたのはそこそこ大きな釣り堀で、夏休みということもありかなり賑わっていました。

初めての川釣りで、わからないことも沢山あったのですが、優しい父は一つ一つ付き合ってくれ、僕は釣りが好きになりました。
これは今でもいい思い出で、釣りには今でも父とたまに行っています。



165:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:36:38ID:rnO
そのような感じで楽しい一時を終え、夜がやって来ました。
夜は車内泊です。
車内泊と言っても父の車はそこまで大きいものでは無いので、寝る場所も椅子を倒してそれをベッド代わりする形でした。

ただ、そういった不便も小学生男子からすればどこかワクワクする要素になりえるのか、すんなりと受け入れることができました。



166:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:37:09ID:rnO
「今日は楽しかったか?」
父が笑顔でそう問いかけます。
僕は笑顔で
「うん!楽しかった!また来たい!」
と言うと、父はとても満足そうな顔して目を瞑り眠りにつきました。
僕も疲れていたこともあり、直ぐに眠りにつくことができたのですが、

コンッコンッコンッコンッコンッ

そんな窓を叩くような音によって夜更けに目を覚まされたのです。
その音は父の方、つまり運転席側の窓から聞こえてきます。
目を覚ましたばかりの僕は霞んだ目で音のなる方へ目を向けました。



167:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:37:29ID:rnO
コンッコンッコンッコンッコンッ

変わらず鳴り続ける音を見てみると、窓の向こうに何かが立って窓を叩いているのが見えました。
目覚めたばかりで寝ぼけていたのもあって、ソレがなにかはまだわかっていませんでしたが、ソレが人型であることは確かでした。



168:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:37:44ID:rnO
コンッコンッコンッコンッコンッ

ずっと自分の隣で物音をたてられているのにも関わらず、父はぐっすりと熟睡しています。



169:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:38:05ID:rnO
コンッコンッコンッコンッコンッ

やがてだんだんと視界がはっきりしてきました。
目の前のぼんやりとした人影が少しずつ鮮明になって僕の視界に捉われていきます。
輪郭はどこか女性のようでした。
しかしソレの瞳孔はとても見開かれたており、顔の三分の一を閉めるほど目が大きく、ソレの口は酷く裂けており、歯が不揃いに並んでいて、
そのくせその髪は艶のある長く美しいものでした。



171:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:38:20ID:rnO
コンッコンッコンッコンッコンッ

ソレはずっと父を見ながら窓を叩いています。
まるで、欲しいおもちゃを一心不乱に見る子供のように。

コンッコンッコンッコンッコンッ

僕は息もすることを忘れその異様な光景を見ていました。
これは夢だ。
そう思い、僕は精一杯その光景から目を背けもう一度眠りにつこうと目を瞑りました。



172:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:38:46ID:rnO
・・・

すると、突如として音が止みました。
いなくなったのか?
僕はそう思い、運転席の方へと視線を向けました。
そこには気持ちよさそうに眠る父しか存在しませんでした。
僕は安心し、何となくフロントガラスの方を見



173:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:39:05ID:rnO
バンッッッ!!

僕の方を見ながら満面の笑みを浮かべたソレが張り付いていました。

バンッ!!
バンッ!!
バンッ!!
バンッ!!
バンッ!!

さっきまでよりも強く叩いてるせいで車内は酷く揺れていましたが、それ以上に僕の震えが止まりませんでした。
ソレは狂喜するように笑みを浮かべながら絶えずフロントガラスを叩きつけています。



174:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:39:20ID:rnO
バンッ!!

父は変わらず寝ています。
そのことが僕を酷く絶望させました。
涙が止まりませんでした。

バンッ!!

僕は金縛りにあったかのように動けず、がたがたと震えながら目の前でガラスを割り入ってこようとするソレを見ていることしか出来ませんでした。



175:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:39:36ID:rnO
そこからは記憶がありません。
当然、ソレがフロントガラスを割って車内に入ってくることは無かったですし、別に朝起きたら車体が謎の手形だらけだった、なんて定番のオチもなかったです。
ただ無事に朝を迎えられたのは間違いありません。
気がついたら寝ていたのです。

あの状況でどうやったら眠りにつけるのか、今でも不思議です。
この話を父に話せませんでした。
話してしまうと父との思い出が全てソレによって厭なものへと塗り替えられる気がしたのです。
もしかしたら、母も似たような経験をしたのかもしれません。
まぁ母はもう他界してしまっているので、今更確かめられませんが。

この話を友人にしたとき、
「それは夢ではないか」
と言われたことがあります。
しかし、僕はそうは思えないのです。
だって、今でも夜起きていると窓からなにかが叩くような音が聞こえてくるのだらから



176:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:39:42ID:rnO
おしり



180:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:41:12ID:fj3
>>176
ぐうこわ


160:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:34:11ID:m6b
幽霊に物理干渉を行わせてはイケナイ
無から物質を生み出してはイケナイ
それはSFの領域だ



182:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:41:46ID:m6b
怖い話を作る時 幽霊にさせてはイケナイこと
・電化製品への干渉
・電波妨害
・何もない空間から物質を生成
・念動力で物を動かす
・生者への肉体的損害(怪我)
・発光現象
・過剰な温度干渉(物が凍り付くなど)
・発火現象

SFと怪談をごっちゃにしてはイケナイ



177:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:40:32ID:tOp
私はずっとある村に住んでいるんですが、小学校の頃、一度だけ不可解な体験をした事があります。

私は友達何人かとで川でザリガニを採っていました。捕まえたザリガニを決闘させるために一旦岸に上がったのですが、その時、山から出てきた赤っぽい犬が田んぼを横切ってこっちへ歩いてくるのが見えました。

ヨタヨタとふらつきながら近づいてくるにつれ、私はその犬がケガをしていることに気が付きました。もともと白い犬だったのが毛皮が血だらけで、だから遠目に赤っぽく見えたのです。頭や手足、口や目からも血がポタポタと滴り落ちて息も荒く苦しそうでした。

そいつは急に私達の方に頭を向け走り出しました。ケガのせいかスピードは遅いのですが、騒がしく吠え立てることもなく、ひたすらフッフッフッと荒い息を吐きながらジグザグにこっちに向かってくるのが逆に不気味な感じがしました。

「おい!山犬がこっちに来るぞ。逃げようぜ!」
友達もあわてて川から出て靴を履いて逃げ出しました。
犬は方向を変えて私達の後を追いかけてきます。
近づくにつれ、足が折れて白い骨がはみ出しているのが分かりました。



179:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:41:07ID:tOp
「ぉおい!何やっとんだ!逃げぇ!お前ら!」
怒鳴り声がしたので振り返ると、山犬の後ろを走るおじいさんの姿が見えました。
林業をやってる修さんが、鉈を持って凄い形相です。修さんは私らのすぐ後ろで犬に追いつくと、鉈を振り回しました。
「お前ら!村で大人呼んでこい!」

犬は、修さんに近くにあった棒きれで滅茶苦茶に叩かれていましたが、吠えも鳴きもせずに相変わらずフッフッフッと息を吐いてぐるぐる回っています。
よく見ると殴られる前から全身傷だらけだったみたいで、毛皮がいろんな所で破れて赤い肉と白い骨がはみ出ていました。腹から内蔵だかなんだか正体不明のものが何本かぶら下がっていて、口は血だらけで開いたまま、そこから黒っぽい小豆色の舌がブラブラ垂れ下がっています。

耳も破れて取れかかっているし、目は真っ黒で潰れているのかもしれない。そんなボロ切れみたいな状態なのに死んでなくて、声もなく暴れている山犬を見ていると小便ちびそうなくらい怖くなってきました。

「なにボーっとしてるんだ。早く逃げんかい!血がかかるぞ!」
修さんが鬼のような形相で怒鳴るのを見て、私は村の方へ走って逃げました。友達がゲエゲエ吐きながら少し遅れて走ってきます。



181:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:41:41ID:tOp
私と友達は村の集会所へ連れて行かれました。
窓から外を見ると、村の大人が犬の所に集まって大騒ぎになっていました。
しばらくして煙が上がったと思うと、あたりにも物凄い臭いが漂いはじめました。後で聞いたら、犬に油をかけて焼いたそうです。私と友達は臭いとさっき見たものの気色悪さに便所で吐きまくりました。

その日のうちに私達はお寺へ連れて行かされました。坊さんは警察みたいに犬を見た時間や場所やその時の状況なんかを詳しく聞いてきました。

腕に包帯を巻いた修さんも来ていて、私達の後でお堂の中に呼ばれました。
その後、修さんと一緒にお経を読まされたり、お札を焼いてその煙をかけられたりしてから、ようやく帰っていいと言われました。

帰り際、友達が坊さんに
「あの犬は何だったんですか?」
と聞くと、坊さんは
「化け物に憑かれたんだ」
と言いました。猿を捕まえて、中に入り込んでしまうそうです。
「本当は猿に化けるが、最近は猿が減ったので、犬に化ける」
とも言っていました。

後で修さんに聞くと「ヒサル」だと言っていました。
どんな字かは分かりませんが、たぶん「被猿」じゃないかと思っています



183:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:42:36ID:tOp
関連する話
村の年寄りから、キヒサル(キヒザル)という話を聞いたことがあります。
聞いただけなので字は分からないですが、話の内容からすると「忌避猿」となるのかもしれません。

キヒサルは群れからはぐれた猿を狙って体の中に入り込みます。乗り移られた猿(以下キヒサル)は獣を殺し、その肉を食うようになります。また、その外見を利用して猿の群れに近づき、手当たり次第に殺して食べます。

その食欲は尋常ではなく、キヒサルが現れた山では獣の数が一気に減るとまで言われています。結果、山には獣の死骸がゴロゴロ転がることとなり、それで猟師や杣はキヒサルの存在に気付くのです。

共食いをするキヒサルを、特に猟師は忌み嫌います。
ただ、トラバサミや柵で捕らえても、キヒサルの本体(ヌシ)は乗り移った体(グヨリ?)から逃げてしまいます。(そんな時、残されたクヨリは抜け殻のように、がらんどうになっているそうです。)また、鉄砲で撃ってもキヒサルは、なかなか死にません。


184:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:43:05ID:tOp
だから、キヒサルが現れると、猟師と杣は手分けして山狩りをします。
人と違って、キヒサルは道を通るとは限らず、その一方で火や金物の音を恐れるので、松明を持って銅鑼や半鐘、鍋などを叩いて、山裾から山頂へ追いやるようにします。

キヒサルが近くにいる気配は匂いで分かるそうです。(私が聞いた話では、キヒサルが近づくとサビのような匂いがするとなっていましたが、これは金気臭い匂いではないかと推測します。)キヒサルを見つけても、間違っても触れてはいけません。(ただ、その理由や触るとどうなるかは覚えてません。)山狩りに参加した人は、ひたすら山頂近くに設置した罠のところへキヒサルを追い込みます。

草を刈った平地に追い込んだら、木の上に渡してある油を染みこませた布をキヒサルの上に落として捕らえ、すぐさま焼き殺します。ヌシの姿を直接見ると目が潰れると言われているので、このような方法を使うのだそうです。

キヒサルの起源は分かりません。もしかしたら、何らかの伝染病(狂犬病みたいなもの)に対する恐怖がこのような怪物(妖怪?)を創造したのかもしれませんが、猿を媒介する伝染病が当時の日本に存在したのかは、私の知識ではなんとも言えません。



185:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:43:14ID:fj3
ヒサルキって怖い話あったよなあ
あれと関係は...ないか



187:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:43:49ID:tOp
>>185
あの話は一連のつながりがあるんやで



190:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:45:01ID:fj3
>>187
これマジ?どういうかんじのよ



193:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:46:44ID:tOp
>>190
ひさるもしくはひさるき
同じ名前か似たような名前の妖怪にかんする話しがあちこちにあるんや?
これはひょっとするとほんまにいるんかもな



200:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:49:32ID:fj3
>>193
確かになぁ
こういうことあるからやめられんのじゃ



188:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:44:17ID:rnO
田舎系の怖い話好きやわぁ



189:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:44:46ID:fj3
>>188
ぐうわかる



195:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:47:17ID:tOp
>>188
独特な怖さがあるよな



191:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:45:31ID:rnO
コトリバコとか大好き



192:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:45:57ID:m6b
日本の闇の民間伝承話の多くは横溝正史の創作物以降に流行したものが殆ど
ほぼ100年の歴史も無いものなので怪談で用いる際には留意するべし



194:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:47:03ID:rnO
>>192
きみやたら詳しいなぁ
ついでに自作の怖い話置いてってよ




207:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:55:48ID:jfU
これも今年の夏の福島なんだけど
天然の炭酸の涌き出る井戸に転落した爺さんが
「呼んでる」
って言って走り出したの不気味すぎる姪も道連れにしてるし

霊とか出てこない実話ばっかですまん



208:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:56:34ID:rnO
>>207
いや霊とか出らんほうがワイ的にはツボ



214:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:00:47ID:jfU
>>208
ほんま?郡山の親戚がこの爺さんの末の娘と職場同じで火葬した時に首の骨の数が異常に多かったらしいで



218:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:01:47ID:rnO
>>214
8月15日に起きた事件か?
調べたら記事あったが



221:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:03:23ID:jfU
>>218
それやね福島県金山町の事件や



222:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:04:24ID:rnO
>>221
「呼んどる」っていうのは探しても出らんやったんやけどニキが実際に聞いた話?



223:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:04:33ID:jfU
>>222
せやで



224:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:05:29ID:jfU
田舎ではあるけどそこそこの観光地だし暗い噂も無いところなのに怖くない?



226:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:06:30ID:rnO
>>224
不気味やな
何が待っとったんやか
首の骨の持ち主か?



229:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:10:28ID:jfU
>>226
何も分からんのやごめんな聞いた話で骨の写真見てないし

ただ爺さん別にそこまで酷くボケてたりもしてなかったんや人柄も穏やかだったそうだし何で急に井戸に飛び込んだのか意味不明すぎてただ怖いなって



213:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)03:59:09ID:tOp
京都には山科って町があってな
いわゆる京都の町との間に東山って山に隔てられてんねん

その間には山を通る坂道とトンネルを通る道とかなり遠回りする道しかないんや
でワイは自転車で山科までサイクリングするんやが遠回りは嫌やし坂道もきつい
だからワイはトンネルの道を通りたいねん

ところがトンネルの道だけは小さいころから親がどうしても許してくれへんかった
理由を聞いても要領を得えへん
せやから一度こっそりっ通ったことがあるんや



215:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:01:02ID:fj3
>>213
ワイの後輩もそこ住んどるんやが



217:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:01:18ID:tOp
その道は高速の横を走る道でトンネルは車用の大きなトンネルの陰にひっそりと通ってるんや



220:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:02:31ID:rnO
>>217
トンネルかぁ



225:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:05:53ID:tOp
ワイが通った時は夕方の薄暗い時間やった
山道やからか妙に湿っぽくてないつもどこからかぴちゃぴちゃ水が流れてるんや
そこに至るまでが思ったより過酷よりやったから平らなトンネルの部分は自転車を押して歩いてたんや
そしたらぴちゃぴちゃって音と車の音に交じってかすかに人の歩く音がすんねん
当然ワイの音やない
振り返ってもだれもおらんし前にもだれもおらん



227:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:07:26ID:rnO
トンネルって稲荷山トンネルっていうやつか?



230:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:11:32ID:tOp
>>227
花山トンネルやで
あそこは横に墓場があるわ近くに昔死体を放置してた鳥辺野って場所があるわ
結構ヤバそうな場所なんやが、後々分かったことやけど会談の題材になったりテレビも取材に来るスポットやったで



231:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:12:16ID:rnO
>>230
うわー
絶対おるやつやな



228:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:09:00ID:tOp
音の出る場所を探したら壁の向こうからやってん
車用のトンネルのほうこうからならともかく山に面したなにも無い場所や
そこを規則正しく歩いとる音がするねん
それが分かってぞっとしてな慌てて自転車に乗って走っていったんや
一応トンネル出た時にその方向をちらっと振り返ったけど人も人がいそうなスペースも無かってん



232:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:14:10ID:rnO
幽霊はおるか怪しいけど人間の思念的なあれは存在してそうな感じするわ



233:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:14:48ID:tOp
ちなこのトンネル

https://ja.wikipedia.org/wiki/花山トンネル



236:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:16:02ID:rnO
>>233
古いな
作ってる時も何人か死んでたりするんかな



239:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:17:27ID:tOp
>>236
おるかもな
なんせ京都市民の間でも怖がられてるスポットやからな



235:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:15:16ID:fj3
トイレの電気つけて、中が明るくなるまでの一瞬に闇が蠢くときがあるんや
不自然な動きで消えるんや
まるで何かがそこにいたかのように
電気を消したら、また暗闇に満たされる
それで寝床に帰るやろ
果たしてその暗い部屋に、自分一人やと言いきれるやろか



237:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:16:46ID:rnO
>>235
寝れなくなるやめて



241:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:19:46ID:tOp
ワイだけ何故かそのスポットが怪談のある場所やったって知らんかったんもちょっと怖いわ



255:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:36:22ID:jfU
>>241
それあるわ
除夜の鐘ならしに中二の時に友達5人と自転車乗って寺に向かったんやけどワイだけ途中でチェーンはずれて先にいってて言うて途中から一人で向かったんや、それでお寺着いたら真っ暗で砂利の感覚だけがタイヤから伝わって人誰もいないしワイを置いてもう帰ったんやと思って腹立って帰ったんや、明かりのある別れ道まで戻ったら友達戻っててな

「なんで寺にいないんや!」
ってワイが怒ったら
「は?○○(ワイの名前)が寺から急に居なくなって探しに来たんだろ!」
って逆に怒られたんや
どうやらあいつらの中ではずっと一緒にいてワイとガキ使の話もしてたらしい

あいつらはいったい誰と一緒にいたんや未だにわからん、ちな過疎で他に参拝客はおらん



257:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:39:14ID:fj3
>>255
こわ∋



258:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:39:26ID:rnO
>>255
不思議な話やなぁ



242:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:23:24ID:fj3
全然おばけと関係ないけどええか?



243:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:23:39ID:rnO
>>242
ええで



244:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:24:14ID:tOp
>>242
かまへんで
頼むわ



245:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:25:36ID:fj3
ワイこの前兵庫の上の方をバイクで走ってたんや
寒くなってきたし来月には走り納めかもな~って思って行きたかった道を色々行ってみることにしたんや
山だったり峠だったり絶景スポットだったりをぐるぐる回って、気付いたらもう日をまたいどってな



246:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:28:18ID:fj3
でも夜の道も乙なもんや、て思いながらちょっと自然のあるところ走ってたんや
そこら辺は野性動物もおるし、鹿とか猪なんかとぶつかったらヤバいからちょっと注意して走ってた
ほんなら暫く走って案の定、目の前に影が飛び出てきた
スピードは出てたけど事前に注意してたからしっかりブレーキかけれたんやが



247:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:30:28ID:fj3
いざ止まって見てみると、飛び出してきたのは鹿でも猪でもなくて人やったんや
驚きながらメット外して声掛けたら
泣きながらワイの顔見て
「なんで轢いてくれへんねん!!」
て大声で怒鳴り散らしてから走って逃げてった
ワイは非常に怖かった



248:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:30:44ID:fj3
おしまい
一歩間違えたら滅茶苦茶やったわ



249:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:31:03ID:rnO
ふざけんなって感じやな
バイクなんやから轢いた方も危ないやろ



253:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:32:55ID:fj3
>>249
ほんそれやで
ガチで怖かったわ



254:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:35:33ID:rnO
>>253
しかも山やからな
死ねるほどスピード出しとるのおらんやろ



256:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:37:09ID:fj3
>>254
さらに夜やで
峠高速で攻めるイキリライダーすらおらん
明らかこっち殺しにきとる



250:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:31:45ID:AYp
当たり屋じゃなくてガチで死にに来てるのが怖いわ



251:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:32:26ID:E9H
誰にも青春の甘酸っぱい思い出とかあるよな?
俺もそういうのあって、中学二年の時だ。
移動教室の授業、退屈な時間をどう過ごそうか思案していたら、机の片隅に落書きがあることに気付いた。落書き……いや、メッセージかな。

いわゆる伝言板みたいなもんだ。今時の学生は知らんかもしれないが、同じような経験をした奴ももしかしたらいると思う。青春の何気ない一ページだ。

些細なことだが暇つぶしにはなると思い、俺はその伝言に返信した。

数日後、同じ教室で同じ科目の授業があって、俺は机を確認した。
すると、俺のメッセージに対する返信が書かれていたのだ。

俺はメッセージの書き手が学年のマドンナだったらなぁとか妄想しながら、また返事を書いた。

時を経て、メッセージはどんどん増えていく。

そろそろメルアドでも聞こうかなぁなんて思って机を確認すると、
「○○日の放課後、中庭で会いませんか?」
のメッセージが。

俺はもう舞い上がっちゃって、うっかり親友にこのことを話しちゃったんだ。

そしたら親友は
「もしその通り中庭に行ったら3組のヤンキー軍団が待ち伏せしてて馬鹿にされるぞ。いたずらだ」
と忠告してきた。

親友にちょっとムカついたけど、確かにいたずらの可能性もあるよなぁと冷静になってきて、それに俺は放課後は部活があるしなぁと思い行かないことにした。

そうして何日か経って、その日もとうに過ぎた。

いたずらという可能性に気付いてから、俺はなんだかやる気なくなっちゃって、もう伝言板に返信するのはやめようと思った。

そう思って迎えた移動教室の授業。
ふと机を確認にした俺は驚いた。



252:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:32:38ID:E9H
ねえ、どうして来てくれなかったの?
どうしてどうしてどうしてどうしてどうして
どうしてどうしてどうしてどうしてどうして
どうしてどうしてどうしてどうしてどうして
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

こんな文字が太く荒くびっしりと書き殴られていたのだ。

俺は思わず声を上げてしまった。
それに気付いた友人が同じく机を見て、同じように驚く。
そうしてクラス中にこの話が知れ渡り、誰がこれを書いたのか調べることになった。

後になって分かったことだが、あの教室で授業を行っていたクラスの中で、あの机の席に座っていたのは俺だけだった。

ただのいたずらだと、俺はそういい聞かせた。
そう、ただのいたずらだ。

でも、今でもあの恐ろしい文字列の記憶はこびりついていて、もし俺があの日中庭に行っていたらどうなっていたのか、そう考えずにはいられないんだ。

全然青春の話じゃなかったな、ごめん。



261:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:43:41ID:LuT
怖いって程ではないちょっと不思議な話
昔、伊勢神宮に旅行に行ったときに泊まった宿の事、そこはかなり古いもので元々は遊郭であったらしい

そこらの前知識はなんもなく普通に古い建物で泊まると楽しいくらいで思ってた。
部屋に行くと自分1人で24畳というクッソ贅沢な状態、ただ棚とかタンスとかは古くて使えない(重要文化財っぽいから怖くて触れないw)
何もなく普通に寝たんだが夢を見た



262:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:43:47ID:LuT
吹雪いている合掌造りの家が立ち並ぶ村、イメージ的には白川郷のような感じ
特に何もないんだが妙にその情景だけは記憶に今も残ってる
その日は日の出前に起きてしまった、ただ早めに参拝すればいいやと思ってそのまま外に出た。
今でも思う、何かその情景は誰かが見てたものっぽい印象が凄く感じてた

根拠はないがその人は女性な感じがどうしてもする。(化粧台を前日よく見てた影響か?)
後になって、その宿はオーブ?とかいう玉の心霊写真がよく取れると知った。
でも、そこのサイトでも悪い霊ではないと言ってたし自分も不快感はなかった。
もしかしたらそこにいた遊郭の女性の故郷か何かの景色だったのかもしれん。



263:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:47:38ID:E9H
おとといの夜、外食してスーパーで買い物した帰り、確か10時とかそこらかな。
いつもの道を歩いていて、曲がり角にさしかかり右折したら、右折した角に爺さんが立っていた。

閑静な住宅街、角の家の玄関先に爺さんが立っていた。

白い上着で、下はジャージ。確か髪は白髪で少し猫背気味。
その老いた風貌に対し、目だけは異様にパッチリしていて、ギラギラと怪しい光を放っていた。

そんな爺さんはスーパーのレジ袋をしきりにガサガサと覗きこみ、次にワイをギョロっと凝視する。

ワイはギョッとしたが、すぐ目を逸らして通り過ぎる。明らかにその家の住人やない。

通り過ぎる最中、また爺さんはレジ袋をガサガサと漁る。

数メートル遠ざかって振り向くと、爺さんもワイを見ていた。

なんだか怖くなってワイは足早に家に帰った。

眼光が異様にギラギラしていたのが恐ろしかった。



266:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:56:59ID:E9H
中学だか高校の時に、うっかり居間で寝てしまって夜中に起きた。

食卓の小さい電球だけ点いていて、仄暗いリビング。

自分の部屋に行こうとしたら、食卓の壁に掛かっている時計の針がもの凄い勢いでグルグルグルグル回っている。

ビビって自分の部屋に逃げた。

なんでも電波時計は時刻を修正する際にグルグル回るらしい。

それを知らなかったワイは戦々恐々だった。



268:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:58:19ID:UWC
>>266
たしかにあれは知らんとビビる



269:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:58:54ID:fj3
>>266
ワイもこの前仕事中に見たわ



270:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)04:59:19ID:9e6
ワイの職場のバイトの子の話なんやけど
バイトの子含めた友人同士が心霊スポット行こうやってなって近くの有名なトンネル行ったらしいのよ、いつもシンナーとかやってる子達でちょっと、アホだったんやけど、まぁ普通に行ったけどその時はなんもなくて、帰ろうとしたらしいんよ、

そしたら急に1人のやつが震えだして、怖い怖い叫びだして、どうした?って聞いても何も答えなくて、そしたら急に叫びをやめてシンナー入ったビニール袋被って黙り込んだらしいのよ、
それで失神して、目覚めた時には、何も見えないって言い始めて失明したらしい



271:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:00:43ID:rnO
>>270
ラリっただけやないんか



273:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:01:33ID:fj3
>>270
IDからしてシンナーやってそうやし



274:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:02:03ID:rnO
>>273
おめめがクルクルしてて草



275:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:02:09ID:9e6
>>273
ワイは立派な社会人やからシンナーやってないで!



277:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:08:37ID:E9H
大学生のとき、夏休みで帰省した。
それで地元の友人とドライブしてたら、夏の夕暮れ、薄暗い道路の脇、ぼんやりとした街灯の下に老婆がぽつんと立ってた。

徘徊老人なのかもしれんが、身動き一つせず、街灯下にじっと立っている。

等間隔で並ぶ街灯、人通りのない田舎の田んぼ道、そこに一人立つ老婆その光景はただただ不気味そのものだった。



282:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:16:59ID:AYp

俺が小さい頃、住んでた所の近くで事故が起きた。
大人が騒然とする中、まだ小さかった俺は異様に興奮したのを覚えてる。
にこにことはしゃぎ回り、不謹慎の極みだがバカチョンを持って事故現場を取ろうとしにいった程だ。
流石に親に止められたがどうしても取りたくて、翌朝早くに、親が起きる前に家から抜け出した。



283:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:19:39ID:AYp
わくわくと胸を踊らせ事故があったと思われる踏切に着く。
勿論既に処理などは終わっており、そこにはいつもの風景が広がるだけだった。
かなり落胆した俺だったが、写真を撮るのをやめようとは思わなかった。
なんでもないその風景の写真を、カシャカシャと撮影していった。



284:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:22:30ID:AYp
途中、異変に気づく。
カメラ越しに見たときだけ、何かが見えるのだ。
ゴミでも張り付いているのかと思ったがそうではない。
明らかに、カメラ越しにその事故現場を見たときだけ視認できる何かがある。

明らかな異変に恐怖を抱きつつも、レンズを覗きこみ続ける。
するとその『見えているもの』の正体が解ってきた。

人間だ。



285:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:23:48ID:AYp
人間が、カメラ越しに見えるのだ。
確信を持つと同時に、それが段々と輪郭を帯びて視認しやすくなってゆく。

『ソレ』は、




286:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:24:25ID:AYp
線路の上から
俺を覗き込んでいた。



288:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:27:34ID:AYp

それ以来、俺はカメラが苦手になった。
レンズを覗くと、『アレ』がまだ見ていそうだからだ。

興味本意で何かに近付くのもやめた。
年にしては不自然なほどモノに興味を示さなくなった俺に親は不安を抱いていたが...



290:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:31:19ID:AYp
そんな俺だが、この前友人と旅行に行った時に写真を撮ることになった。
少し嫌な感じはしつつも、その時はカメラが苦手な理由すら忘れてた為、渋々ながら撮影を引き受けてしまった。

ずしりと来る一眼レフを持つ。
手に汗がにじむ。
言い様のない不安感を振り払い
そっとレンズを覗き込む。



291:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:33:26ID:AYp
そこには、カメラを持った俺の姿が大きく映っていた。
理解して、俺はカメラを投げ捨てた。






292:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:39:27ID:E9H
ワイの実家の近くにはボロ家があって、その家の前には朽ちた軽自動車がある。
そんな家には頭が狂ってしまった婆さんとその娘が住んでた。

キ○ガイ婆さんは割と周辺では有名で、ワイが小さい頃は雨も降っていないのにビニールを頭から被って嫌に響く声で訳の分からない歌を歌い徘徊してたり、独り言の会話をした後急に
「ヒャヒャヒャ」
と笑い出したり、そんな光景を目にした記憶がある。

まだ小学生の防犯とかは今と比べて緩い時代。婆さんが集団登校する小学生に一人一人人数分、「おはようこんちはおはようこんちは」
と訳の分からない挨拶をしたり歌い出したり叫び出しても特に警察が介入したりすることはなかった。

いわばキ○ガイ婆さんとして周辺では暗黙の了解というか、触れないようにしてたんや。

婆さんはそういった行動をしていて何をしでかすか分からない恐怖はあったが、人に直接的な危害を加えることはなかったのでスルーされていた。

対する婆さんの娘は、この人もちょっとおかしい人で、何に気が触れたのか周辺住民の一人をスコップ?で襲う事件を起こした記憶がある。

何故か逮捕されたり警察沙汰にはならなかった。

ワイは婆さんのボロ家の近くに実家があるから、夜中に婆さんの高らかな歌声を何度か聞いていたし、実家の前を婆さんが通る時も歌いながら去っていくので戦々恐々としていた。歌声が近付いて、そして去っていき段々と声が遠ざかるあの記憶。

狂った婆さんとその娘。ワイは幼い時こそネタにして友人たちと笑い合っていたが、成長する度に恐ろしくなっていった。

しかし、時は経ちいつのまに婆さんは消えた。
なんでも施設に入れられたらしいが、誰が入れたのか。

今でも婆さんの娘はひっそりとボロ家に住んでいる。

これマジの話。



296:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:56:43ID:tOp
起きたらまだ続いてて草
順番が来たらまた何か貼るわ



297:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:58:44ID:tOp
これは私が小学生5年生の頃の話です。
当時、私は山を切り崩して作られた新興住宅地に住んでいました。

塾に通っていまして、AちゃんとBちゃんと一緒に通っていました。
が、私たちは塾をさぼって近くの山に入って遊んでいたのです。
山を切り崩して作られた住宅地だったので、すぐそばが山の入り口でした。

山の入り口には立ち入り禁止の看板があるのみで、誰でも簡単に入ることができるようになっていました。
細い道をちょっと進むと広場のようなところがあり、そこで枯れ草や枯れ木、段ボールなどを組み合わせて秘密基地のようなものを作りました。
お菓子や漫画を持ち込んでは、塾に行く時間にそこへ集まって遊んでいたのです



298:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:59:01ID:tOp
あるとき、さらに少し山の中の道を進んだところにある丘のようなところに登ってみようということになりました。
丘といっても人工的に作られたもので、階段もあり貯水槽が設置してあるだけ。特に何かがありそうには見えませんでした。
当時はデジタルカメラというものはありませんでしたが、Aちゃんが家からインスタントカメラを持ってきていました。

「残り3枚くらいだから使っていいって。」
お母さんの許しを得たというので、私たちはその丘に上り、急斜になっているところの階段を登りました。
階段といっても15段くらいのものです。登り終えると広場の真ん中に貯水槽があり、金網で囲まれて入れないようになっていました。



299:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:59:21ID:tOp
Aちゃんは記念にと、貯水槽の写真を撮っていました。
何もないのは知っていたのですが、一応広場をぐるっと3人で探索してみました。

広場の端まで行くと、木の影に何かがあったので3人でのぞいてみると、そこには小さな手作りのお墓らしきものがありました。
まだ新しいもののようで、掘り返した土の跡も残っていました。供えられている花もしおれてはいるものの枯れてはおらず、木の枝で作った十字架が、盛られた土の上に刺さしてありました。

私たちが遊んでいる間に誰かがお墓を作りに来ていたかもしれないと思うと、ちょっと気持ちが悪いなぁとは思いました。
ですが遊んでいるときには私たちの他に人影を見たことはなかったので、特に深く考えませんでした。


300:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)05:59:55ID:tOp
Bちゃんは
「猫か犬のお墓なのかな~」
と言いながらポケットに持っていた飴を花の横において手を合わせていたので、私とAちゃんもなんとなく真似をして手を合わせました。
さすがにそのままそこで遊ぶ気にはなれなくて、丘を降りて秘密基地に戻り、しばらく遊んでからそれぞれ家に帰りました。

その数日後、私たちは塾をさぼっていることが親に見つかり、その秘密基地には行かなくなりました。
仕方なく真面目に塾へ通っていると、Aちゃんが現像した写真を持ってきました。

写真を見るなり、私とBちゃんは
「わあ!心霊写真だ!」
とおもしろがってしまいました。



301:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)06:00:17ID:tOp
写真には、誰もいるはずもない貯水槽の金網の中に白い人影が2人写っていたのです。

見た感じ、男の人と髪の長い女の人のようでした。下半身は写っておらず白いぼやっとした影で、顔の表情もよくわかりませんでした。
かろうじて目鼻口があるのがわかる程度でした。

それから1ヶ月後くらいに、近所の若い夫婦が心中したという話を聞きました。
その心中事件はローカルニュースでも流れたそうです。
その若い夫婦には2歳くらいの小さな子供もいたそうですが、山中に埋められているのが発見されたそうです。


302:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)06:00:32ID:tOp
私はなにしろ小学5年生と幼かったこともあり、その事件と自分たちの体験したことを結びつけることはなく、時が流れました。

大人になってから同窓会があり、久しぶりにAちゃんBちゃんと再開しました。
そこで3人で塾をさぼって遊んでいた話になった時、Aちゃんが
「そういえば心中事件があったでしょう?」
と話しはじめました。


303:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)06:00:49ID:tOp
Aちゃんの話によると、山中に埋められている幼児が発見された山は、私たちが遊んでいたあの山なのだそうです。
お墓がその子のお墓だったのかどうかまでは分かりませんが…心霊写真に写っていた2人の人影も、もしかしたらその夫婦だったのではないかということを話してくれました。
意図せずにその現場にいたのだと思い出してみると怖くて、しばらく夜の寝つきが悪かったです。
心中で亡くなられた家族には、どうか天国で幸せになっていて欲しいです。


306:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)21:00:32ID:k3d
大学時代の話

大学が実家から離れてたんで大学近くのアパートの1階の一部屋を借りて一人暮らししてた。
水路が多い街で、住んでたアパートも裏手が幅5mくらいの水路に面してて、窓の真下が水路という立地。
水路には鯉がたくさん泳いでて、窓からパンくずなんかを落とすだけで鯉にエサがやれた。

その部屋で寝ていたある夜、深夜にふと目が覚めた。
時計を見ると午前3時過ぎだった。
真夜中に目が覚めたのが初めてだったので、
なんでこんな時間に目が覚めたのか不思議に思っていたら、
窓の外からピチャッ、ピチャッと微かな水音がしているのに気付いた。



307:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)21:01:00ID:k3d
鯉が跳ねているのかと思って窓を見たら、
カーテン越しにヒトの形をしたなにかが窓に張り付いて少しずつ登ってきているのが見えた。
窓の外には人が立てる足場はない。
どういう原理かは知らないが、窓に張り付きながら登ってきていることでソイツが人間じゃないことがわかった。

ソイツの上半身がカーテン越しに見えるようになったとき、ソイツがゆっくりと窓枠に片手を伸ばした。
窓を開けようとして力を込めたのだろう。
鍵が掛かっているせいで動かない窓枠がギッと音を立てた途端、ソイツが動きを止めた。



308:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)21:01:37ID:k3d
今の物音で俺が起きたのか確かめる為、気配を窺っているのがわかる。
俺も布団の中で身動き一つせず、呼吸も限りなく浅くした。
お互い動きを止め、カーテン越しに互いの気配を窺う時間が過ぎていく。

実際には5分もかからなかっただろうが、当時の俺には永遠に感じられた時間が過ぎた後、ソイツが動き出した。
窓に張り付きながらゆっくりと2階へと登っていく。
しばらくしてソイツの足先だけが見えるくらいまで登った頃、2階の部屋の窓が開くカラカラという音が微かに聞こえ、それからしばらくしてカーテン越しにはソイツの足先も見えなくなった。



309:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)21:02:24ID:k3d
俺はソイツが2階の部屋、つまり天井を挟んだ真上にいることを確信した。
2階に住んでる人はどうなったとか、全く気にならなかった。
ただただ身動きせず、呼吸も限りなく浅くして上の部屋の気配を窺っていた。

それから朝が来るまで、俺は同じ体勢でひたすら気配を殺し、上の部屋の様子を窺っていた。
その間、上の部屋からは物音一つしなかった。



310:名無しさん@おーぷん19/10/16(水)21:02:50ID:k3d
7時過ぎに右隣の部屋のリーマンがドアを開ける音が聞こえたのでダッシュで玄関を開け、パジャマ姿のままリーマンの後ろをついていって大通りに出たところでツレに電話して迎えに来てもらった。

それからしばらくツレの家に泊めてもらって別のアパートに引っ越した。
薄情かもしれないが、上の部屋の住人はどうなったとか、あのとき水路からあがってきたモノはなんだったのかを一切確かめなかったから助かった気がしている。




引用元:夜中やし怖い話語ろうや
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1571161106/




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