都市伝説・・・奇憚・・・blog
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恩返し
2007.12.02 (Sun) | Category : 誰も信じない人へ
この話しは、耕平から聞いた不思議で悲しい体験談です・・・
俺は(ここからの俺とは、耕平の事です)
これでも昔は、恐い物知らずで心スポとか行きまくってたんや。
心スポとかで、時々見え隠れする人影とかを見て、よく喜んでたもんや・・・。
ある日の事やねんけど、いつものように、ドライブがちら霊スポまわってみる事にしたんや、連れと2人で。
当然その日も、いつものように稲川淳二の恐い話しのCDを、
ボリューム大にして走っててん。
ほんで、一部の間では走り屋墓場って呼ばれてた峠へと入って行ったんや。
その峠は、100km以上で攻めていると、そこで命を落とした走り屋達が後ろから、物凄いスピードで追いかけてくるって噂されてた所やねん。
霊とバトルしに行くって、走り屋墓場に行ったっきり帰って来んかった奴も、結構いるとか・・居ないとか・・・。
俺はその峠の中でも、一番危険やって言われてた、ギャラリー大量即死現場に行ってみたんや。
そこは、大勢のギャラリーが、無茶な突っ込みでコーナーをクリア出来ずに突っ込んで来たR-34にひき殺された現場でな・・
俺はその、自分が死んでる事に気づいてないギャラリーの霊が出るって噂のその場所へ何回も行ってるけど、霊の姿なんか噂されてる割には、ほとんど見た事はなかってん。
とりあえず現場に着いた俺達は、2人で煙草吸っとってんけど、何分か経ってから、連れが
「おい、車に誰か乗ってるぞ!」
って言いだしたんや。
俺は、すぐ車へと視線を移したけど、何も見えんかってん。
「誰も乗ってないやんけ」
俺は連れに言うたんや。そしたら連れは
「お前ほんまに見えへんのか?まさか、あいつらが噂のギャラリーの霊か? リヤシートに2人座ってるぞ!」
連れは声を震わせながらそう言うんや。
霊感のない本人が1番霊を見てびっくりしてたみたいやけどな。
結局、俺には全然見えへんからムカついてきて、車に乗り込んで誰も居ないリヤシートに向かって、
「俺に姿見せへんのやったら、降りろ!」
って叫んだってん。その後、連れが乗ってきて、
「後ろの2人消えたで」
って言うてきてん。
そんなに俺には姿見せたないんかって思ったら、めちゃx2ムカついてな、フル・スロットルの全開加速で、その場を後にしたんや。
イライラしながら峠ぶっとばしてたら、連れがいきなり
「おい、97km出とるぞ、スピード落とせ!」
って言うてきたんや。
それと同時に、後ろから(ピシューン)ロータリーサウンドが聞こえてきたんや。
(ピシューン・・・ピシューン)間違いなく1台のセブンが後ろから、どんどん追いあげて来てる・・・
「おい、まさか・・・」
って、連れは相当びびってたみたいやったけど、俺は前にもその峠で、100km以上で 走った事あってん。
でも、走り屋の霊なんか追いかけては来うへんかったんや。
そやから俺は連れに
「心配するな、どうせ物好きな走り屋やろう」
って、言うたんや。そしたら連れは
「・・・あれがか?・・・7ちゃうぞ!!」
俺は
「えっ!?」
って思って、バックミラーのぞいたんや。
そこに映ってたんは・・・ MR2?インプレッサー?イチサン?180?・・・ 俺には何の車か、全くわからんかった・・・。
まるで、いろんな車が合体したような、異様な形の車・・・。
その訳のわからん車はライトもつけずに音もなく、いつの間にか俺のすぐ後ろをつけて来てたんや。
「まさか・・・まさか!・・・まさか!!!」
俺は、物凄く焦った。
「ブレーキィ!!!」
突然連れが横で叫んで、とっさにブレーキ踏んだんや。でも、車は突然、加速し始めたんや。
「何してんねん!?こんな時に加速するバカが居るか!」
連れが横でギャーギャー喚くなか、俺は自分の足元を確かめた。
その時、俺は間違いなくブレーキを踏んでたんや・・・。
でも・・・(ヴォーン!!)車はどんどん加速して行く・・・
俺の意志とは裏腹に・・・。もうすぐS字の2連続ヘアピン・・・速度は110km・・・俺達は数分後・・・確実に死ぬ!!・・・・・
「あかんのか・・・このまま殺られるんか・・・俺達は・・・」
連れが力のない声でボソっと言うたんが聞こえてきた。
ヘアピンは、もうすぐそこまで迫って来てた。
俺は最後に
「悪かったな、こんな事になってしまって・・・」
って連れに言うたんや。
そしたら連れは人生最後の瞬間を前に、凄く穏やかな声で、
「またな・・・耕平・・・」
連れがそう言ったと、ほぼ同時に
『にゃあ~あ!!』
どこからともなく、猫のなき声が聞こえてきたんや!
「ミィ!?」
俺にはそのなき声が、当時可愛がってた猫のミィの様に思えて仕方なかったんや。
その時、ずっと踏んでたブレーキが効き始めたんや!
「よっしゃ!ブレーキ効くぞ!」
速度は115km・・・100km・・・90km序所に落ち始めたんやけど、俺の車はとうとう2連ヘアピンに突っ込んだんや!
(キキキィ~!!!ガァ~ン!!ガン!ガァ~ン!)・・・
どうなったのかは わからんけど、いつの間にか、俺の車は止まってた。
「助かった?・・・ようやな・・・」
俺達は少しの間、何もする気にはなれず、その場で10分程ボー然としてたんや。
その間に俺は連れに訪ねたんや。猫の声聞こえたかって。
そしたら連れは
「あれ、お前んとこのミィちゃうの?後ろの化け物車に突っ込んで行くのが見えたけど」
「マジで!?」
俺の車は何とか動いたから、まさかと思いながらも家帰ってん。
そしたら、玄関の前にボロボロになって虫の息のミィが横たわってたんや!
この時、俺はようやく気づいた事が、あったんや。
今まででも、スポット巡りした時に猫のなき声が
どこからともなく聞こえた事が、何回かあったんや。
大抵そうゆう時は、家に帰ったらミィが力尽きたように、ぐったりとしてるんや。
普段は、俺が帰ってきたら玄関に座ってて、ちゃんと出迎えてくれるんやで。
でも、俺がスポット巡りした時は・・・いつもミィが・・・・・その日俺は今までになく、ボロボロのミィを布団に入れて、一緒に寝たんや。
「ごめんな・・・ごめんな・・・お前はいつも俺を守ってくれてたんやな・・・ごめんな・・・もう、二度とスポット巡りなんかせえへんから、いつもみたいに元気になってくれよ・・・」
俺は遅くまでミィをなでて元気になるように、心の底から祈ったよ・・・一人暮しの俺には、唯一の家族やからな・・・。
でも、いつの間にか俺も寝てしもうたみたいで・・・その日俺は夢を見たんや。
ミィが最後の別れを言う夢やった・・・。
ミィは、俺にこう言うた・・・
『今まで、大事にしてくれてありがとう・・・とっても幸せでした。貴方の為に私が出来る事は、命にかえて貴方を守る事ぐらい・・・でも・・・私はもう、駄目みたいです・・・。でも、悲しまないで下さいね・・・。貴方に拾われて・・・本当によかった・・・さようなら・・・とても・・とても幸せでした・・・と・て・・も・・・』
気がつくと朝で、俺の横に・・・ミィの姿はなかったんや・・・
「夢や!そんなん信じられるか!散歩に行ってるだけやろ?ミィ・・・うっっっ・・・うわぁ~!!!!!!ミィ~!!!!」
自分のバカな行為でミィを死なせてしまった俺は、1日中 発狂状態で泣きまくった・・・・
それ以来、俺はスポット巡りとかは、一切やらんと決めたんや。
ミィに心配かけたくないからな!
実は、今でも時々仕事から帰って玄関のドア開けたら、一瞬ミィが座って出迎えてくれてる姿がみえるんや・・・。
幻覚でもめちゃx2嬉しい瞬間やねん。
これ、ミィの写真。俺の命より大切なお守り・・・。俺達は耕平の差し出した写真を見ました。
不覚にも・・・俺はこの時泣いてしまった・・・
俺は(ここからの俺とは、耕平の事です)
これでも昔は、恐い物知らずで心スポとか行きまくってたんや。
心スポとかで、時々見え隠れする人影とかを見て、よく喜んでたもんや・・・。
ある日の事やねんけど、いつものように、ドライブがちら霊スポまわってみる事にしたんや、連れと2人で。
当然その日も、いつものように稲川淳二の恐い話しのCDを、
ボリューム大にして走っててん。
ほんで、一部の間では走り屋墓場って呼ばれてた峠へと入って行ったんや。
その峠は、100km以上で攻めていると、そこで命を落とした走り屋達が後ろから、物凄いスピードで追いかけてくるって噂されてた所やねん。
霊とバトルしに行くって、走り屋墓場に行ったっきり帰って来んかった奴も、結構いるとか・・居ないとか・・・。
俺はその峠の中でも、一番危険やって言われてた、ギャラリー大量即死現場に行ってみたんや。
そこは、大勢のギャラリーが、無茶な突っ込みでコーナーをクリア出来ずに突っ込んで来たR-34にひき殺された現場でな・・
俺はその、自分が死んでる事に気づいてないギャラリーの霊が出るって噂のその場所へ何回も行ってるけど、霊の姿なんか噂されてる割には、ほとんど見た事はなかってん。
とりあえず現場に着いた俺達は、2人で煙草吸っとってんけど、何分か経ってから、連れが
「おい、車に誰か乗ってるぞ!」
って言いだしたんや。
俺は、すぐ車へと視線を移したけど、何も見えんかってん。
「誰も乗ってないやんけ」
俺は連れに言うたんや。そしたら連れは
「お前ほんまに見えへんのか?まさか、あいつらが噂のギャラリーの霊か? リヤシートに2人座ってるぞ!」
連れは声を震わせながらそう言うんや。
霊感のない本人が1番霊を見てびっくりしてたみたいやけどな。
結局、俺には全然見えへんからムカついてきて、車に乗り込んで誰も居ないリヤシートに向かって、
「俺に姿見せへんのやったら、降りろ!」
って叫んだってん。その後、連れが乗ってきて、
「後ろの2人消えたで」
って言うてきてん。
そんなに俺には姿見せたないんかって思ったら、めちゃx2ムカついてな、フル・スロットルの全開加速で、その場を後にしたんや。
イライラしながら峠ぶっとばしてたら、連れがいきなり
「おい、97km出とるぞ、スピード落とせ!」
って言うてきたんや。
それと同時に、後ろから(ピシューン)ロータリーサウンドが聞こえてきたんや。
(ピシューン・・・ピシューン)間違いなく1台のセブンが後ろから、どんどん追いあげて来てる・・・
「おい、まさか・・・」
って、連れは相当びびってたみたいやったけど、俺は前にもその峠で、100km以上で 走った事あってん。
でも、走り屋の霊なんか追いかけては来うへんかったんや。
そやから俺は連れに
「心配するな、どうせ物好きな走り屋やろう」
って、言うたんや。そしたら連れは
「・・・あれがか?・・・7ちゃうぞ!!」
俺は
「えっ!?」
って思って、バックミラーのぞいたんや。
そこに映ってたんは・・・ MR2?インプレッサー?イチサン?180?・・・ 俺には何の車か、全くわからんかった・・・。
まるで、いろんな車が合体したような、異様な形の車・・・。
その訳のわからん車はライトもつけずに音もなく、いつの間にか俺のすぐ後ろをつけて来てたんや。
「まさか・・・まさか!・・・まさか!!!」
俺は、物凄く焦った。
「ブレーキィ!!!」
突然連れが横で叫んで、とっさにブレーキ踏んだんや。でも、車は突然、加速し始めたんや。
「何してんねん!?こんな時に加速するバカが居るか!」
連れが横でギャーギャー喚くなか、俺は自分の足元を確かめた。
その時、俺は間違いなくブレーキを踏んでたんや・・・。
でも・・・(ヴォーン!!)車はどんどん加速して行く・・・
俺の意志とは裏腹に・・・。もうすぐS字の2連続ヘアピン・・・速度は110km・・・俺達は数分後・・・確実に死ぬ!!・・・・・
「あかんのか・・・このまま殺られるんか・・・俺達は・・・」
連れが力のない声でボソっと言うたんが聞こえてきた。
ヘアピンは、もうすぐそこまで迫って来てた。
俺は最後に
「悪かったな、こんな事になってしまって・・・」
って連れに言うたんや。
そしたら連れは人生最後の瞬間を前に、凄く穏やかな声で、
「またな・・・耕平・・・」
連れがそう言ったと、ほぼ同時に
『にゃあ~あ!!』
どこからともなく、猫のなき声が聞こえてきたんや!
「ミィ!?」
俺にはそのなき声が、当時可愛がってた猫のミィの様に思えて仕方なかったんや。
その時、ずっと踏んでたブレーキが効き始めたんや!
「よっしゃ!ブレーキ効くぞ!」
速度は115km・・・100km・・・90km序所に落ち始めたんやけど、俺の車はとうとう2連ヘアピンに突っ込んだんや!
(キキキィ~!!!ガァ~ン!!ガン!ガァ~ン!)・・・
どうなったのかは わからんけど、いつの間にか、俺の車は止まってた。
「助かった?・・・ようやな・・・」
俺達は少しの間、何もする気にはなれず、その場で10分程ボー然としてたんや。
その間に俺は連れに訪ねたんや。猫の声聞こえたかって。
そしたら連れは
「あれ、お前んとこのミィちゃうの?後ろの化け物車に突っ込んで行くのが見えたけど」
「マジで!?」
俺の車は何とか動いたから、まさかと思いながらも家帰ってん。
そしたら、玄関の前にボロボロになって虫の息のミィが横たわってたんや!
この時、俺はようやく気づいた事が、あったんや。
今まででも、スポット巡りした時に猫のなき声が
どこからともなく聞こえた事が、何回かあったんや。
大抵そうゆう時は、家に帰ったらミィが力尽きたように、ぐったりとしてるんや。
普段は、俺が帰ってきたら玄関に座ってて、ちゃんと出迎えてくれるんやで。
でも、俺がスポット巡りした時は・・・いつもミィが・・・・・その日俺は今までになく、ボロボロのミィを布団に入れて、一緒に寝たんや。
「ごめんな・・・ごめんな・・・お前はいつも俺を守ってくれてたんやな・・・ごめんな・・・もう、二度とスポット巡りなんかせえへんから、いつもみたいに元気になってくれよ・・・」
俺は遅くまでミィをなでて元気になるように、心の底から祈ったよ・・・一人暮しの俺には、唯一の家族やからな・・・。
でも、いつの間にか俺も寝てしもうたみたいで・・・その日俺は夢を見たんや。
ミィが最後の別れを言う夢やった・・・。
ミィは、俺にこう言うた・・・
『今まで、大事にしてくれてありがとう・・・とっても幸せでした。貴方の為に私が出来る事は、命にかえて貴方を守る事ぐらい・・・でも・・・私はもう、駄目みたいです・・・。でも、悲しまないで下さいね・・・。貴方に拾われて・・・本当によかった・・・さようなら・・・とても・・とても幸せでした・・・と・て・・も・・・』
気がつくと朝で、俺の横に・・・ミィの姿はなかったんや・・・
「夢や!そんなん信じられるか!散歩に行ってるだけやろ?ミィ・・・うっっっ・・・うわぁ~!!!!!!ミィ~!!!!」
自分のバカな行為でミィを死なせてしまった俺は、1日中 発狂状態で泣きまくった・・・・
それ以来、俺はスポット巡りとかは、一切やらんと決めたんや。
ミィに心配かけたくないからな!
実は、今でも時々仕事から帰って玄関のドア開けたら、一瞬ミィが座って出迎えてくれてる姿がみえるんや・・・。
幻覚でもめちゃx2嬉しい瞬間やねん。
これ、ミィの写真。俺の命より大切なお守り・・・。俺達は耕平の差し出した写真を見ました。
不覚にも・・・俺はこの時泣いてしまった・・・
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