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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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究極のアロマテラピー

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

小さい頃から、寂しかったり、悲しかったり、困ったりすると
なんだかいい香りに包まれるような気がしていた。
場所や季節が違っても、大勢の中にいても一人っきりでもいつも同じ香りだから花や香水などではないことは確かだった。

私が20才になった時、母の実家が改築することになった。
母の実家の庭には小さな蔵があり、お盆のお墓参りで寄った時に、伯母からもうほとんど整理して何も大した物は残っていないけど、何かいいものがあれば自由に持っていっていいと言われて久しぶりに蔵に入った。

中に入ると祖母がお嫁にきた時に持ってきた長持ちがまだあって、よく従兄たちとかくれんぼして中に入り込んでいた事を思い出した。
懐かしく思い出しながらその長持ちを開けた。あの頃、まだ洋服
などが詰まっていた長持ちの中もすでに整理されたのか、中はもう空だった。長持ちは四つあって一番奥に桐のかなり立派なものがあり小さい頃、その長持ちだけは触ってはいけないと言われていた事を思い出した。さすがに今はいいだろうと、その長持ちを開けた途端に私はいい香りにつつまれた。

伯母と母に聞くと、その長持ちは私が3歳の時に亡くなった私の祖母にあたる人が嫁入り道具に持ってきた長持ちで、その中にはいい香りのお香を焚き込んだ着物が沢山いれられていたという事だった。
祖母にとって孫は男の子ばかりだったので、私が生まれた時この着物は大きくなったこの子にあげようと、嬉しそうに母や伯母に話していたとその時はじめて私は聞いた。

おばあちゃんだったんだね……。







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